大学教員の日記

2003年03月25日(火)  年度末

 昨日の引き続き学年末事務。合間にもいろいろな仕事。近隣の学校から転任者の挨拶回りが続々と。年度末の一風景である。合間に5月に岩手で開かれる研修会のお誘いをする。若い先生方が次々と希望。皆熱心だ。

家に帰ってからもひたすら学年末事務。



2003年03月24日(月)  時間がほしい

 朝、授業本の原稿を2本。学校の仕事が一段落するまでは小休止。学校では春休みの事務的な仕事。次々と別の仕事が入ってきて、思うように進まず。「時間がほしい」とつくづく思う。

 夜、分会送別会。転勤するお二人のスピーチが印象的。いい経験をしたのだとつくづく思う。



2003年03月23日(日)  野口先生の講座

 仙台で「野口芳宏先生から学ぶ会」。先週までは参加する予定はなかったが、新年度国語関係で公的に頼まれている仕事があり、やはり貴重な機会と考え参加。一人の参加ということで今回はバス利用。安さが魅力で快適であった(しかも仕事ができる。今日は授業本原稿2本)。

 野口先生の講座は午前中は国語、午後道徳がテーマ。午前の模擬授業は詩である。「素材研究」「教材研究」「指導研究」を踏まえた授業は、「さすが野口先生!」という感じである。午後の最初は南部煎餅で有名な巌手屋の社長さんのご講演。一般の方の講演を聴く機会は少ないものである。「邂逅」と「情熱」を学ぶ。

野口先生の道徳模擬授業は圧巻。題材のプリントはない。問いと発言から「人生」を考えさせる。1時間以上の模擬授業であったが、その時間中フルに思考を促す授業の組み立てであった。「授業」であったが自分の人生についても考えさせられた。全てに「観」を持つこと。なるほどだなあ。

 それにしてもいつ聞いても野口先生の主張は明快。一流のすばらしさである。



2003年03月22日(土)  くつろぎ半分・仕事半分

 朝HP更新。このごろアクセス数が増えておらず、更新を早めることに。すぐにゆったりした気分で佐藤学級の2年目を打ち込む。これは明日更新。仕事に追われない休みでなければ、このようなサイトは作ることができない。ゆっくりと愛宕小時代を思い出しながら作成をした。

 天気がいいので、遠出と思ったが子どもたちのリクエストで久々にふれあいセンタープールへ。いい運動。

 帰ってきてから、ネットワークの新しい企画に立候補。その時にふと今週の総合MMを発行していないことに気づく。多忙の中の単純ミス。すぐに発行。学校の事務的な仕事をいくつか行い今日は終了。



2003年03月21日(金)  ゆっくり

 昨日の虚脱感から、ゆっくりと過ごす。斜め読みだった4月号雑誌を改めて読む。夜から学校の事務的な仕事に取り掛かる。短期集中で片付けねば。

 墓参。結婚記念日、満15年(あと10年で銀婚式だ・・・)。



2003年03月20日(木)  卒業式

 卒業式。4年生も参加ということで指導にあたる。待ち時間を含めて2時間20分程度の長丁場。子どもたちはいい「演出」をしてくれたと思う。所変われば卒業式も違い、男子はネクタイ・女子はブレザー姿が多く「凛々しい」という言葉がぴったりの卒業生だった。午後は「卒業を祝う会」。大規模なパーティー。

 人事異動も新聞発表。夜学年でご苦労会。楽しかった学年も終わりである。感謝。



2003年03月19日(水)  教師冥利

 修了式。同時に子どもたちにも通知表配布。今回は初めてセレモニー風に配布した。方法は次の通り。

1 別室で一人ずつ個別に話をする。
2 一人1分程度。その子の励ましとなる言葉をかける。
3 話のあと修了証書を両手で手渡す。その後握手。
4 待っている間は作文。今回は最後ということで「先生へ」。

 これは私にとっては至福な時間であった。わずか1分といえども、落ち着いて子どものよさを伝えられたことは嬉しいことであった。あの場で言われたことは子どもたちも覚えているであろう。3学期だけではなく、できれば学期に一度ぐらいはしてみたいと感じた。心配事を確認できるのもメリットである。

 さて、先の作文「先生へ」を読み、改めて教師になってよかったと感じた。子どもたちは4年1組がもう存在しなくなることはわかっている。先生と学習をするのも最後ということもあって、作文には感謝の言葉がぎっしり。しかも「よく見ているな・・・」というのもたくさん。

・「いじめがあった時に、こわい先生になり初めておこった顔をみたから、びっくりしました。でも、そのあとはニコニコ笑顔で授業を始めました。ぼくはついホッとします。
・一緒に勉強したときにはとても勉強ができてよかったので、僕は先生がまるで魔法を使ったみたいなので、すごいなあと思いました。
・先生はとっても優しい時ときびしい時に気持ちを分けられるから、僕もそういう人になりたいです。
・そういう先生を見て、わたしも見習って何かの先生になりたいなと思いました。
・私が一番楽しかったのは授業です。先生に教えてもらっているとおもしろくないことでも、楽しくなっていきました。先生は、おもしろくないことでも、おもしろいことに変えるまほうつかいみたいな人ですね。
・先生がいてとてもよかったことは、私がいやだと思っていることを、全部聞いてくれて、私はすっきりしました。
・すごいと思った点は、一言でみんなをひやりとさせてしまうことです。ぼくもあんなにみんなをまとめることができたらなあと思ってしまいました。
・ぼくが休んでいる間に家に電話をかけて励ましてくれたのが、すごくうれしかったです。先生の電話のおかげで、早く病気をなおして、学校に行くぞという気持ちになれて勇気がわいてきました。
・先生はいつもどんな時でも、はげましてくれました。喜ばせてくれました。楽しませてくれました。ほめて下さいました。私はそういうことを忘れることができません・・・・等。

 この一年間のことを思うと子どもたちの言葉は有難い。もちろんこれらの言葉ほど、自分が実践できたかと言えば疑問符がつく。それでも、あえてここに記したのは、子どもたちのこの思いをこれからの自分に生かしたいからである(「魔法使いのように子どもたちをできるようにする」「子どもの声をきく」「勇気のわく言葉をかける」等)
 
 改めて教師という仕事のすばらしさを感じさせてくれた4年1組のみんな、ありがとう。


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SATOMASA