サミー前田 ●心の窓に灯火を●

2005年05月22日(日) ムッシュかまやつ

 大阪の堺市のFUZZでおこなわれた「ニューロックの夜明け〜スパイダース・デビュー40周年記念祭」。日本語のロックの幕開けを飾ったクラウンレコードからのシングル「フリフリ」から丁度40年、というわけで開催されたオールナイトイベント。

 第一部の最初は、ザ・サイクロンズが「ホワイベイビーホワイ」(ビーバーズ曲)、「なればいい」(スパイダース映画バージョン)、「エンドオブラヴ」(スパイダース)のムッシュ作品3曲を演奏。
 続いて二番目のザ・ヤングも3曲のムッシュ作品、「メラメラ」(スパイダース)、「人生はきまぐれ」(ゴールデンカップス)、「ハートブレイクドール」(和田アキコ)を演奏した。
 そして、ははの気まぐれをバックにしたムッシュかまやつが「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」のイントロに乗って登場。開口一番「堺正章、死んだ〜」。ヤバイ!さすがムッシュ。齢60代後半になっても精気が溢れている。3月の東京よりもリラックスしたグルーヴィーなライブだった。
 順不同で演奏曲は「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」「ヘイボーイ」「なればいい」「フリフリ」「ノーノーボーイ」「恋のドクター」「お若いの」「どうにかなるさ」「のんびりいくさ」「ハートはダンダン」「やつらの足音のバラード」「あの時君は若かった」「バンバンバン」などなど、そして即興の弾き語りで「我がよき友よ」というサービスぶり。
 第二部は、騒音寺、ザ50回転ズなどのバンドも加わり、いつものように朝までライブ&DJではしゃぎまくった。
 開演前にムッシュに「あいかわらずコアな選曲?」ってきかれ、答えに困ってしまいました。ムッシュイベント、東京でもやりたいな。



2005年05月13日(金) クレイジーミッドナイト69 

というタイトルのイベント第一回がロフトプラスワンにて5月4日に行われた。
 条例のせいで、歌舞伎町で深夜のイベントがやりずらくなっていたのだが、新宿オールナイトの灯を消さない為にもやや強引に始まったライブ&DJイベントである。レギュラーDJは、ワタナベマモル君にキングジョー君、そして俺。バンドは毎回いろんな連中を迎える。
 
 先日はサイクロンズにでてもらって、クレイジーミッドナイツというバンド名でセッションも敢行。ストーンズナンバーを3曲、即興でやりました。
ストーンズを聴き倒しているギタリスト豊岡君がいるので「じゃあタイムイズオンマイサイドはスティルライフのヴァージョンで!」と言えばすぐ弾けるという、まるでアルフィー坂崎状態(笑)。ポテトチップスのもりくんが歌う「サティスファクション」では客のマイク奪いあいになってしまった。みんなストーンズ好きだよね。俺もストーンズはLP時代からブート集めてて、CD時代になってもうわけわからんくらいたくさん。だからビルワイマン脱退以降は購入しないって決めている。
 イベント「クレイジーミッドナイト69」まさしくみんな狂っている!最近オールナイトはきついです〜という声もよくきくが、無茶を承知で深夜に狂いたい。しばらく、このタイトルで続けていこうと思っている。次回は、7月29日。9月からは毎月の予定。いつまでつづくことやら。



2005年05月03日(火) 春の京都は暑かった

 5月1日、京都ミューズ15周年記念イベントというわけでDJで参加してきたのだ。
 出演バンドは、シーナ&ロケッツ、夜のストレンジャーズ、ウルフルケイスケとザ・キャバレー、キングブラザーズ、イグワナズ、マネースパイダー。
 シナロケを見るのはけっこう久しぶりで、あいかわらずの新旧オリジナル、カバー混ぜての選曲。鮎川さんには、フィフティーズハイティーンズを気に入っているという噂もきいてたので、7吋アナログを差し上げる。さらに同郷ということもあり、ハプニングス・フォーのCDも贈呈した。
 ジョー君とのDJも一部の観客相手にヤケクソぎみな盛り上がりで楽しかった。多くのケイヤンファンが前列を陣取っていては、ほとんど動かずDJのことなんぞ完全に無視していたが、クールスの「ワンダフルワールド」(サムクックの日本語カバー)を廻したとたんに、最前列の人達がどっと振り向いたのは驚いた。この謎はすぐとけた、確かこの曲はトータス松本がカバーしてたのではないだろうか。陣取っていたので、踊りだしたとか問合せがあったとかではなく、ただ「どっと振り向いただけ」なんだけどね(笑)。
 そして、気まぐれでまわしたフールズの「いつだってそうさ」が予想外に盛り上がった。一部で大合唱! 東京ではない光景だ。打ち上げで、夜スト三浦君がフールズファンだったというので、これまた盛り上がる。カッコよくておもしろいバンドマン三浦君。夜スト最高!
 鮎川さんがMCで、高田渡のことを話して、少しだけ「コーヒーブルース」を唄った。俺もこのイベント終了後のお帰りナンバーは「コーヒーブルース」だと決めていた。けれど観客の反応は薄かったな〜。ロックンロールやブルースが好きなら絶対、高田渡を好きになるとおもうんだけど・・・違うかな〜。 
 


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