サミー前田 ●心の窓に灯火を●

2004年11月27日(土) ハプニングス・フォーの34年ぶりのアルバム

 なんと!遂に!まさしく待望の新作が出るのです。
本日、エンジニアの前川秀樹君とマスタリングしてきました。
このアルバムはすごいですよ。感動の音楽です!
未公開?の情報を少し漏らすと、12曲中、6曲がゴージャス&グルーヴィーなスタジオ録音、6曲がライブ録音です。新曲、旧曲、ともに素晴らしい完成度です。40年経っても色褪せない艶やかなハプニング・サウンド。とてもスタンダードな楽曲ばかりです。
再結成している懐メロな人達はたくさんいるけれど、それとは別次元に君臨する音楽集団なんだと改めて痛感しました。
1月発売ですが、12月のライブ会場にて入手可能な予定です!



2004年11月15日(月) ザ・サイクロンズ東京公演

 京都が誇る最高のグループサウンド=ザ・サイクロンズの東京3公演2デイズは「偉大なるライブ!」であった。
 13日は秋葉原グッドマンにて、突然段ボール、ウルトラビデとゼニゲバのユニット、パニックスマイルらと共演。その日の深夜は下北沢CLUB Queにて、前述の「真夜中のムード歌謡」秘密博士とエンペラーズ、渚ようこ他と。14日は新宿レッドクロスにて、「ロックンロールファンクラブ」プライベーツ、夜のストレンジャーズ他と。3公演、それぞれ毛色の異なるイベントにもかかわらず圧倒的なステージを魅せてくれた。
 集客的にも満員の14日が一番盛り上がり、ファズギターのトラブルが惜しかったが、そんなことは関係なくロックンロールなピープルにアピール、CDが売れまくった。
 CLUB Queでは、この日マヒナスターズの最年少ボーカリストだった田渕純のライブハウスデビュー(それも深夜!)とともに、歌謡ファンにそうとうな衝撃をあたえたようだった。特別に2曲のカバー、ゴールデンカップス「銀色のグラス」、カーナビーツ「サンディ」も披露。サイクロンズは、5人で演奏するべき曲を難無く3人でやってしまうバンドである。
 
 彼等のライブは中毒性が高い。年内は、多くのライブが決定しているが、事情により、来年前半はライブがあまりできないそうなので、今にうちにみておくべきでしょう。東京は12月26日にクロコダイルにて、なんとハプニングス・フォーと共演だ!

 



2004年11月12日(金) 11月13日深夜の下北沢

 CLUB Queにて、DJやります。ここのところ忙しさのあまり、イベントにも出ることができず、なんと半年ぶりの東京でのDJとなります。酔って踊って暴れるDJキングジョー君と一緒なので、ノリノリの皿オンリーで長時間やる予定です。
 イベントのタイトルは<真夜中のムード歌謡〜ノーチェデ下北>。ライブは、渚ようこ、秘密博士とエンペラーズ、サイクロンズ、そして和田弘とマヒナスターズの最年少メンバーだった田渕純。田渕氏の超絶歌唱はヤバいです。この濃すぎる組み合わせ、すっかりおしゃれな街になった下北沢には似合わないのでは(笑)。楽しみです。タイトルがムード歌謡なのにダンシングオールナイトなイベントになることでしょう。以上、宣伝およびお勧めでした!



2004年11月02日(火) 7吋盤

 現在ライブ会場でのみ入手可能(全国発売は12月18日)のサイクロンズのCDが「BQGS-1」という商品番号で、これはVOLT-AGE records第一弾というわけである。えーと一応「B級GS」とひっかけて考えた品番なのだが、次の「BQGS-2」は何かというと、福岡のガールズガレージバンドthee 50's highteensのドーナツ盤シングルなのである。

 「バラをあの娘に」「レッツゴージャンジャン!」という2曲のカルトGSナンバーが収録された7吋盤。今回ほんとうによい出来。彼女たちの音源の中でも、最高の完成度を誇ると言ってもまちがいない!。これははっきり言ってアナログオンリーで出すのがもったいないのだ。臨場感もバッチリ、ライブ以上にスリリングなギターとオルガンの音色やカラミもききどころ。ジャケットは少女趣味なイラスト面とGSっぽい写真面の豪華見開きデザインだ。
 10月末に盤のプレスがあがってすぐ、31日の下北シェルターでのライブ(豪華なハロウィンイベントだった)から販売している。重いレコードと楽器をかついで4人のハイティーンズは今日の昼、ドイツ〜ベルギー10日間連続ライブツアーに旅立った。

この7吋盤を日本から世界中のガレージR&Rファンにおくりたい気持ちでいっぱいである。

しかし極めて少量しかプレスしていないので、流通に流すかどうかは未定で
ある。とりあえずライブで買ってね。なくならないうちに・・・。


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