ダイドの毎日


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2004年10月21日(木) 人事じゃありません

超大型台風23号も無事通りすぎ…
ダイドが思っていた以上に大きな爪痕を残した台風だったみたいだね


ダイドさん、彼女と月曜から2泊3日(18日〜20日)で大阪に旅行に行ってきました

彼女と大阪旅行はこれで2回目
実は新しい人が入ってようやく休みもとれるようになったので
彼女と旅行へ行こう!と思い立ち計画を立てました
九州方面もいいし、大阪も行きたいし…
旅行へ行こうと思い立っても、『行くならここ!』と言う場所が
特に思い当たらないお馬鹿なダイド…
んで、まだ行ったこともないUSJに行こうという事で大阪に決定
ま、新幹線使っても往復割引切符で1万3千円でおつりがくるという安価な部分も
突発的思いつきで決まった極貧旅行には最適でして…(爆


1日目
朝7時半駅に到着
空は快晴で暑いくらい
二人ともこれから巻き込まれるであろう災難など知る由もなく
ワクワクしながら出発進行!!

昼頃大阪に到着しその辺をブラブラし、夜になり予約を入れたUSJシティのお隣の安治川口駅の近くのホテルにチェックイン
何気にテレビをつけるとそこには接近中の台風情報放送中…
Σ( ̄ロ ̄lll)!?
マジッスか?台風こっちに来るの!?
おまけに明日大阪上陸!!??
疑心暗鬼のまま近くのファミマで夕食を買ってホテルで食べ就寝

2日目
朝起きると雨がシトシト…
…やっぱり
チェックアウトしてまさか雨が降るなんて思わなかったダイドたちは
傘など持っているはずもなく大きな荷物を抱え駅までダッシュ!
荷物を駅のコインロッカーに入れ駅の売店で傘を買いいざUSJへ
さすがに雨降りだからなのか平日だからなのか汽車の中の乗客も疎らで…
傘を差し、USJのゲートを潜り…
人は少ないものの肌寒いし濡れるし中止のアトラクションもあるし…
でもジュラシックパークとジョーズ、バックドラフト、ウォータースライダーなど体験し晴れてたらもっと面白いのになぁと思いつつそこそこに楽しめました
(ジュラシックパーク・ザ・ライドはどっちみち濡れるけどね)
ちょうど10月でハロウィンのイベントもやっていてショップもハロウィンのものがいっぱい
期間限定だと思ってちょっと得した気分で夕方早めに帰りました

3日目
この日14時半の新幹線で帰る予定だったので天気も悪いし早々と駅の中でブラブラ
(ベンチに空きがなかったので)床に座りこみ案内板とにらめっこ
昼くらいになり、広島から博多方面の運転が見合わせになり
(オイオイ、なんとなーくやばくない?)
でもまだわりと人事というか『帰れない』と言う実感がわかず
まだ大丈夫だろうと安易に考えておりました
新幹線の改札口には数台のテレビカメラ(NHK含)がいたので
映らないかなぁとその辺を無意味にうろちょろする余裕さえあったり…

それからしばらくしたらついに恐れていた事が!
大阪から博多方面の下り線が前線見合わせになり
案内板も下りのトコはただ一言
『調整中』
うおぉぉぉぉ!!(焦)
そして更に追い討ちをかけるアナウンスが繰り返される
『博多方面への旅行は中止してください』
そこで彼女がぽつり
『旅行じゃなくって帰りたいし…』
(同感です)

それから待つ事数時間…
例え新幹線が最終辺りで運転再開したとしても
岡山で足止め食っても仕方ないという事で
さすがに帰るのを諦め
会社のマネージャーにTEL
『今、大阪にいて今日帰ろうと思ってたんですけど台風で新幹線止まっちゃっていつ帰れるかわかんないので明日休んでいいですか?』
『え?大阪って…台風そっちに向かってんじゃん。…まぁ、そういう事なら仕方ないからイイよ』

これでダイドは一安心
でも彼女の方は人数ギリギリで休めないらしいのでとりあえず遅れるかもしれないと連絡を入れてました

さて、ここからが問題でした
帰るのは次の日にしても今夜はドコに泊まるの?
駅に溢れ返っているビジネスマンたちは既にあちこちホテルの予約どりに大忙し
ダイド達も半分無理だろうと思いつつホテルを探し始めたものの
案の定ドコも満室、満室、満室
駅で泊まるなんて絶対無理!!!!

そこで彼女からナイスアイデアが!
『京都の親戚んちに泊まらせてもらう?』
つーワケで、それから連絡をとってもらって京都まで汽車を乗り継ぎ
(この時点でこの辺りの在来線は動いていた)
親戚のお宅に到着し、暖かくて広いお風呂と眺めのいい3階の部屋と、真新しいベッドをいただき無事就寝

4日目
彼女は昼から仕事なので朝7時半の新幹線に乗らないと間に合わない
という事で朝5時に起床し、再び汽車を乗り継ぎ新大阪へ
朝食もとってなかったので駅で弁当を買って乗り場へ…
まだ10分前だねぇなんて余裕ブチかましていたのが大きな大間違い
ホームへ行くとそこには新幹線待ちの長ーーーーーい行列が…
とにかく並んで新幹線に乗り込もうとしたけど…
後数人の所で新幹線はいっぱいに…
ダイド達の目の前で座席の真中の通路まで人の溢れた新幹線のドアは無情にも閉まり
…仕方なく次のを待つ事に
のちのち幸いだったのがこの時乗れなかった事
次のを待つ間にダイド達は冷たい朝食を食べ再び列に戻りました
次のが到着した時点でダイド達の前には4人しか並んでなくて
ダイド達はスムーズに乗れ、おまけに余裕で座れた
そして幸運はまだまだ続く
岡山についてやくもに乗ろうとしたら途中土砂崩れかなんかでやくもは備中高梁からの運行だと知り
臨時の汽車に乗り何駅か行き、そこからこれまた臨時バスに乗り備中高梁へ…
ダイドの前に数人残してバスはいっぱいになった
…と思ったら『後5人乗れるよ』と聞いてダイド達を含む5人がギリギリでバスに乗って駅まで行けました
そしてそのバスに乗ったのが幸してやくももスムーズに座れ出雲まで無事到着
駅についたのが14時くらいで、本日所用時間約8時間でようやく帰れました

最後にダイド達を待ちうけていたのは4日間使用した駐車料金と
足らなかったお土産と疲労に塗れた体でした


やっぱ旅行は天気がいい時に限る
今回は台風と新幹線及び汽車等のダイヤの大幅な乱れと猛烈な疲労に苦戦しましたが
やっぱりたまには遠出してのんびり(できなかったけど)旅行もいいね
今回はいろんな意味でいろんな経験をした4日間でした



2004年10月03日(日) 同級生…

数ヶ月ぶりの日記になりました…(苦笑)

2ヶ月半の一人っきりの仕事に終止符を打ち、
ようやく、無事に新人さんが入ってきました
待ちに待ってやっとこさ…ってカンジで…
前任が辞めて以来、数人の面接はしたもののなかなか条件の合う人に巡り会えず…
んで、ようやく入ってくれた(上に入れられた?)のは
年齢35歳(もちろん既婚者で幼稚園児の母)
今回の面接官はうちの会社のマネージャーでした

不採用の条件
・子持ち(保育園等の行事や子供の体調によって欠勤される恐れ有)
・かけ持ち(急なシフト変更に対応できない為)
・面接に遅刻(会社とは時間厳守徹底主義)
を常々言われてたものの…
今回採用になった人はこの全ての条件を満たしておりました(黙)

採用に際してダイドは強く反対したものの
その意見は却下され
会社的に大きな妥協を強いられました(誰でもいいからとにかく入れろ!みたいな)

そしてダイドの予想通り初っ端から幼稚園の行事の為シフト変更を余儀なくされた
まぁ、その分ダイドも貯まりに貯まった有給を使いまくってやろうという事で
仕事さえしてくれりゃいっか、という結論に達したわけです

ま、今のトコ大きな問題もなく(小さな問題は山積み)続きそうなので一安心です



今日、仕事が終わって帰ろうという時、
『ダイド』
と、後ろから声がしました
振り返ると中学の同級生(♀)の姿…

『ずっとダイドじゃないかなぁって思ってたんだ。(私の事)覚えてる?』
『…うん』


もちろん覚えてました
ダイドさん、基本的にどんな場合においても人の顔は良く見てるもので
車ですれ違ったり、うちのパチ屋に遊びに来たりしても
どっちかっていうと知り合いの顔はしっかり分かる方なんです

『声かけようかなーって思ってたんだ』
『うちは(相手が)お客さんだからこっちから声かける事はないんだよねぇ』
一刻も早く帰りたかったので軽く世間話をして帰りました
(実際、どこの高校に進学したかも知らないくらいでそこまで仲が良かったわけではない人だったので)


今の仕事をし始めて、結構うちの店に知り合いの顔を見止める機会が多くなりました
中学、高校の同級生だったり先生だったり、近所のおばさんや元彼だったり…
街中でも結構知り合いに遭遇する事は多いと思いますが
基本的にダイドは自分から声をかける事はしません

それはなぜかというと…ちょっとしたトラウマがありまして

アレは…○年前の成人式の時でありました
数年振りに顔を合わせる同級生
中学では仲が良くて同じ部活で、3年の時には同じクラスでおまけに出席番号がダイドの直後だったNちゃん…
『あー、久しぶり!!』
『…ゴメン、誰だっけ?』
Σ( ̄ロ ̄lll)

この一言にダイドがどれほど傷付いた事か…
その時までダイドさん、自分はわりと存在感のある方だと自負しておりました
しかしながらたった5年で名前すら忘れられる程度の存在だったのです
そりゃね、ダイドだって同級生とかに会って
(あー、顔は覚えてるんだけど名前が出てこねぇ)ってことはあります
どんなに仲が良くてもどんなに存在感があっても
それは人間の記憶力の欠落速度には勝てません

実際、自分の高校のクラスメートの名前を挙げてみると…
3年間も同じクラスで机を並べていても(ダイドの高校はクラス替えが無かった)
一人や二人忘れているものです

つい1、2ヶ月前の事でした
某軽食屋さんで中学で仲の良かった同級生Hさんが働いていました
幼馴染の友達E(学区の関係で小学は別だったけど中学、高校一緒だった)が何気に声をかけました
『あー、久しぶり』
HさんはEに向かってそう言いました
E『(ダイドの方を指差して)覚えてる?』
H『…ゴメン、誰だっけ?』
どちらかと言うとEよりもダイドの方が仲良かったはずなのに
Hさんはダイドの事を覚えていませんでした
正確には覚えていないのではなく、ダイドという人間の存在は覚えていたけれど顔が変わっていてわからなかったらしいです

ダイドは中学時代はメガネをかけていたのですが
今はコンタクトにしているので分からなかったそうです
メガネをかけていない事以外に、特に髪型や体型が変わったわけでもなければ
顔だって自分では中学の時と何一つ変わっていないと思っていたのですが…


自分だって同級生の顔と名前が一致しないほど記憶力の欠落度が激しいくせに
いざ自分が忘れられる側に立つと本当にショックが大きいものです

まさに
自分って一体…
(某アニメの顔に縦線入りでショックを受ける時の心境)

まぁ、ダイドの顔と名前が一致しないけれども
ダイドの事を記憶の片隅にでもちゃんと残してくれている人がいるだけで
存在自体を忘れられるよりはマシか…と自分を慰めてみたり


しかしながら月日の経つのも早いもので
中学や高校を卒業して早数年
たまに見かける同級生があの頃よりもずっとずっと大人に見えて
知能指数も精神年齢も中学校の頃と何ら変わりない自分が
少し生き遅れているような気がしてちょっぴり寂しくなるようになって来ました
中学を卒業して10年近くが経ち、
高校や大学への進学、就職等を経験しつつ
ダイドが歩んできた道のり以上に険しい道を歩いてきた人もいれば
何も考えず、流されるままになってきた人もいるんだなぁと
改めて思い
“人生いろいろ”
という言葉が頭に過ったのでした


マンションや家を外から見たら隣同士の部屋でも壁を1枚挿んだだけで
全くの別世界がそこにある
それと同じように同じ時の流れの中で全く違う人生がある
全く同じように進んでいるように思える時間も
実は一人一人進み方が違うのかもしれないと思う今日この頃のダイドでした


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