† 真 夜 中 の ア ン ド ロ イ ド †




  其レヲ、恋ト言フ  

2003年10月22日(水)

この衝撃を何と呼ぼう。
この鼓動の速さ。
この胸の痛み。

嬉しくて、
苦しくて、
哭きたくて、
最後には、嗤うしかなかった。




どれだけ考えても、
この衝撃の名を、一つしか知らない。



  愛が欲しい  

2003年10月19日(日)

君は僕にいつだって、
綺麗な優しさばかりを与えてくれる。

それが僕には堪らない。

だって、ほら、そんなものは、
跡形もなく消えてしまうだろ?

僕が君から欲しいものは、
一生癒えない、酷く醜い傷跡なんだ。



  白旗  

2003年10月15日(水)

運命、だとか
奇跡、だとか
そんなもの、信じた事はなかった。
ましてや、一目惚れなんて論外だ。

幼い頃に思ってた、そんな他愛もない意地も矜持も
結局のところ、粉々に打ち砕かれたと全面降伏。

だから、そろそろ
永遠、だって信じてもイイんじゃない?



  可愛い人  

2003年10月13日(月)

可愛い、と言うと貴方は怒る。
そんな可愛くない唇は塞いでしまおう。

可愛くない、と言うと貴方は拗ねる。
そんな可愛い唇は塞いでしまおう。

貴方にメロメロ。



  さよならの日  

2003年10月12日(日)

ねぇ、だからお願い。
この腕を離す時は、付け根からもぎ取って。
この手は貴方を離す事はできないから。

優しさはいらない。
痛みだけでも残して欲しい。

滴り落ちる血を踏み越えて、
真っ赤な足跡を残して、
振り返らずに、
背を向けて。

そうしたら、
そんな貴方のくれた痛みを抱き締め、
これからも生きていけるから。



  それでも、偽物ではないんだ。  

2003年10月11日(土)

幸せな夢を視た。

とても、とても幸せで、
夢みたいだと思って目が覚めた。

ほら、こんなに幸せなのに、
涙は流れるんだ。



  不安  

2003年10月10日(金)

どうか傍に居てくれますように。
指を絡め、
腰を抱き、
その肩に顔を埋め、必死に願った。

こんなにも、傍に居るのに。
こんなにも、触れているのに。

怖くて、
恐くて、
仕方がない。



  昨日より幸せ  

2003年10月05日(日)

毎日、貴方を好きになる。
少しずつ、少しずつ。
この想いを自覚した日からずっと。
だから、今日は昨日より幸せ。

明日は、今日より幸せだろう。



  根底  

2003年10月01日(水)

立ち上がれ

膝を着いて
泥に塗みれ
這い蹲っても

拳握り
唇噛んで
地面踏み締め

立ち上がれ
立ち上がれ


 < OLD  INDEX  NEW >


ハル [MAIL]

My追加