鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2005年06月29日(水) 週刊女性

マンガ掲示板へも書きましたが、今週火曜日(6/28)発売の「週刊女性」の特集『みんながNANAにハマるワケ』の中の「いま”少女マンガ”が熱いワケ」で、オススメマンガを挙げさせてもらってます。

その中のひとつ、清水玲子の『秘密−トップシークレット−』は、先月号の「メロディ」で最新シリーズがスタート!
「5年前の死神がおまえをむかえにいく」……こんな不気味なメッセージに追い詰められ、そして惨殺されたひとりの少年。しかし、これは事件の幕開けにすぎなかったのだ……。
5年前の幼児行方不明事件とのつながりが浮かび上がり、さあここから!というところなのだけれど……。なぁんとなんと、作者の清水玲子さんがご出産のため、当分連載はお休みに!!!こーんなにいいところで保留になってしまって、この先しばらくはおあずけ状態というのはなんともツライ。清水さん、無事ご出産されて、1日も早く復帰してくださいね〜。待ってます〜〜(切実に!)!!

ところで、マンガ掲示板にもちょこっと書きましたが、この記事の取材で見えた編集のOさんは、私と同じ「集英社っ子」ということで、おおいに盛り上がったのでした。マンガ愛にあふれるお方だけあって、この「NANA」記事を読めば、思わず「NANA」を読みたく(読み返したく)なることウケアイなのです。そのOさんに、『ハチクロ』の羽海野さんの話題から、『星のオペラ』という作品を教えてもらったのですが、これがまたいいんだぁっ!(感涙)……長くなりそうなので、この話はまた次回に。


うれし恥ずかしなつかしの少女マンガ
鈴木 めぐみ著
ソニー・マガジンズ (2005.4)
通常24時間以内に発送します。


秘密 トップシークレット
清水 玲子著
白泉社 (2003.6)
通常24時間以内に発送します。


秘密 トップシークレット
清水 玲子著
白泉社 (2002.3)
通常24時間以内に発送します。


2005年06月18日(土) 日本マンガ学会

今日は日本マンガ学会へ出席するべく、京都まで行ってきました。
「駅前案内」で調べたので、新幹線おりてから1時間以上かかっちゃいましたが、実は地下鉄からシャトルバスにのれば半分くらいの時間で来られたんですね〜。知らなかった。

今日は全部で5組の発表があったんですが、私の順番はラスト。緊張する時間が長い〜!と、他の方たちの発表を聞きつつ、内心はジタバタしてました。
OHCで絵を示しつつ、発表をすすめるんですが、何しろ大勢の人の前で話すのは初めて。もう発表だけでいっぱいいっぱい!って気分だったんですが、京都精華大のマット・ソーンさんがOHC係を買って出てくださったので、お言葉に甘えることに。お隣に知っている人が座っている、というだけで、気持ち的にはかなり心強かったです(マットさん、ありがとう!)。長谷さんの紹介を受けて話し始めたものの、時間が押してたこともあって、相当早口で話したので、自分でもも〜お何が何やら!って感じでした。
今日の会場には、編集歴50年(!)、集英社を経て白泉社の社長を務められていた小長井さんが見えていたので、最後にコメントをいただくことができたのが嬉しかったです。それから、日帰り予定だったので、最後まではいられなかったんですが、その後の懇親会では、「あの部分はこうなのでは?」という意見などもいただいくことができました。

発表前の数日は、「8月31日の小学生」状態で作業してたのに加え、「立ち往生したらどうしよ〜」とか考えて眠れなくなったりしてたので(小心者なのです……(笑))、終わってホッとしました。色々な方ともお知り合いになってマンガ談義もできたし、終わってみれば、参加してよかったなぁなどと思ってます。そんなこんなで、懇親会で飲んだビールはことのほか美味しかった♪

貴重な体験をすることができました。長谷さん、今回はお誘いいただいてありがとうございました!人前でしゃべるのは(特に質問受けるのは)全然得意分野じゃない私ですが、参加できてよかったです。

今回調べたり、掲示板で教えていただいた戦争もの情報は、「教えて!このジャンル」に挙げますね!


2005年06月02日(木) 椿姫

ミユは今、『ガラスの仮面』に夢中です。
身支度や宿題をキチンとやったら、土曜日に3冊ずつ出す、という方式。ただ今「舞台あらし」のあたりを読んでるらしく、中のセリフをブツブツ言っては「ねぇうまかった!?」(笑)と聞かれるほどのハマリよう。
もっと出して〜とも言われるんだけど、私たちなんか、1話読んだら次までには2週間待たなきゃならなかったんだよ!と言って、このペースをキープさせてます。確かにヒキが強いから、あるなら続きを出して〜!!って気持ちもわかるんですが。

で、先日いきなり『椿姫』を借りてきて、「寝る前の本、これにして」ですと。どうやら、マヤが横浜港から飛び込んでまで観たかった芝居って……???と思ったらしいのです。私もそうか〜こんな話だったのね〜と思いながら、毎晩2〜3章ずつ読んでます。「マルグリットはお金持ちの人たちと楽しく遊んで暮らしていました」となってたりするのも、高級娼婦とは書けない子供向けバージョンゆえ。どんな風に表現されてるのか、こっちも段々読むのが楽しみになってきてます。そうそう、この話、椿姫ことマルグリットが死んで……ってところから始まってるので、いきなり「えっ!マルグリットって死んじゃったの!?」とショックを受けてました。

そう言えば、『ガラス』ではビオレッタとアルフレッドになってますが、本の方では、マルグリット、アルマンなのです。それもけっこう気になってるらしくて私が”アルマン”で読んでると、「アルフレッドなのに……」と横でプチプチ言ってたりします。

私はと言えば、「椿姫」と言うと思い出すのは、『あーらわが殿!』でみちると摩利が演じてたシーン。摩利が麗しくてステキなのです。この作品、「好きな殿方ができたら、想いをこめてまず告げて、それから待って……」を筆頭に、とっても心に残るセリフがつまってるのが魅力なんですよね〜。木原作品はこの頃のが一番好きですね(『王子さまがいいの!』あたりまでが、マイベスト、かな)。

あとちょっとで『椿姫』は読了。そしたら次のリクエストは『王子とこじき』か『たけくらべ』かな?寝しなに読むには長くて重そうなので、『嵐が丘』じゃないといいな〜。


うれし恥ずかしなつかしの少女マンガ
鈴木 めぐみ著
ソニー・マガジンズ (2005.4)
通常24時間以内に発送します。


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