読書の話

伊坂幸太郎ブーム。
というのも、世間でのブームが落ち着いたのか
図書館で在架状態になっているからだ。
昨日と今日は『終末のフール』に『チルドレン』読了。
3年後には小惑星がぶつかって滅んでしまう世界を描いた前者は
予期された終末までの温かな一時にどこかほろり。
ある突飛な男をめぐる短編集の後者は読後の爽快感がたまらない。
どちらも面白かった。
『重力ピエロ』は全然好きになれなかったのに
どうしてかそれ以外の作品はとても楽しめるのだ。
最初に出会ったものが良くなかったのか
これまで読まないでいて勿体無かった気がしている。
予約中の『モダンタイムス』が楽しみ。

あと、いよいよ予約の途切れた『私の男』読了。
桜庭一樹の直木賞受賞作品だ。
時間の逆流とともに華やいで描かれる二人の関係。
その描かれ方に「花」を咲かせていく女と
「腐」っていく男の姿が悲しく見える。
読ませる力が多分にある。
なかなか。

読書強化週間という気分。
2009年07月18日(土)


最近よく村上のことを考える。
友達のように書いたが、村上というのは春樹のことだ。
去年1年間どこかしら頭の片隅に常駐していて、
論文を書き終えてからは意識的に排除してきていたのだが、
最近になってまたぼんやりと考えるようになった。
多くは『ノルウェイの森』についてもっと考えられるのではとか
短編集についてまた書いたらどうかとかそういうことだ。

ただ、今日思ったのは『ノルウェイの森』の
「緑」というのは私にとって理想だなあということ。
大学生の時も思ったんだよね、これ。
あの天真爛漫さと彼氏を試す心の病み方が好き。
でも、最近思うのは彼女の期待に応えられる人間はいないということ。
そして、「緑」自身もそのことに気がついているのではないか。
その不可能性に挑むことが彼女のアイデンティティを
確立する方法なんだと思う。
実在する人じゃないからわかんないけど。

一度でいいから思い切り甘やかされてみたい。
それでもって、それを思い切りはねつけてみたい。
そして、それでも甘やかしてほしい。
私がすごくかわいい人間だったら可能かもしれないけど
まあ現状考えると一生無理だろうなー。

『アヒルと鴨のコインロッカー』読了。
村上の『パン屋再襲撃』と似ている気がしたから読んでみた。
過去と現在の交差する物語構造で読み進めるうちに
それらがドキリとつながるところが魅力。
読み終えてから「正義」ってなんだろうなと思った。
面白いね。
2009年07月16日(木)


学校の先生から具合が悪いのなら然るべきところへ、
つまりは医者へお行きなさいと言われた。
極めて適切なアドバイス。
でも、敷居高いのと、予約制のところが多いから
電話が苦手な自分にはそこからきつい。
自分から電話する前向きさがあるんなら行かないっての。

独り言が増えてきた。
というのは、もう言わないと限界だからで
これは良くない兆候。
というのは最も鬱気味の若かりし頃もまた
独り言がものすごく多かったからである。

何が大変なのか分析をしてみても
別にたいしたことをしていないことがわかって
すると、単なる能力の無さによるものなのかと思い
それはそれでさらに落ち込むということを繰り返している。
共通の仕事の大半をこなしていると思うのだが、
もはや客観的に自分を見つめることができないので
どうにもわかりかねる。
ただ単にサボタージュ気味なんだろうかとも思う。

機械の身体だったら、もっと働けて勉強できて遊べるのかな。
銀河鉄道でも探すか?
2009年07月10日(金)



変だ。
調子がおかしい。
感情が調整できない。
鈍さは取り柄だと思っていたが
ここにきて仇となっているのかもしれない。
本当に良くないところまできてしまったような気がする。
今から引き返せるだろうか。
どうしたらいいんだろう。
思考の反復によって具合が悪い気になっているのか
本当に具合が悪いのかその区別もつかない。
思い込みだとしたらその弱さはどうなんだろうか。
うまく考えがまとまらない。
頭がおかしくなってきているのか。
わからない。
どうしたらいいどうしたらいい?
2009年07月05日(日)


朝。
昔から4時44分のデジタル表示をよく見る。
偶然にしては驚くくらいよく見る。

まもなく訪れる研究発表会のレジュメを作っている。
日々の苦しみのせいで研究とかどうでもいい。
仕事ですらマトモにやっていられないのだから
この不健康な精神に何をしろというのだろう。

これが終われば、少しは落ち着くのだろうか。
だが、修士論文がひしひしと近づく。
八方塞とはこのような状態なのだろうか。
健やかさが欲しい。
2009年07月04日(土)


7月。
あっというまに今年も後半戦。
未だになにひとつ満足いく結果を生み出せていない。
積み重ねてしまう不満が山になって自分にふりかかる。
悪は悪でしかない。
どんなに不満を吐き出してもそれは悪い循環を生むだけ。
わかってる。
それはわかってるけど、どうにもならない。
びっくりするくらい落下していて自分に自信を持てない。
そもそも、自信を持っている方ではないだけに
今の状態はすこぶる良くないことがわかる。
ぎりぎりだ。
仕事も勉強も進んでいない。
自分がどこに行きたいのかもうわからない。
しんじゃえ、ばーか、と聞こえる声を懸命に無視するけど
頭のどっかにその言葉は残っていて嫌な瞬間に思い出す。
限界か?
今背負うあらゆるものを投げ捨ててしまいたい。
苛々しているのも鬱々しているのも嫌だ。
なんと生産性の無い生き様。
2009年07月03日(金)

そらいろのねこ / コギト