幽霊のような

なんか予約が入ってるみたいだし
読みたくて心がわさわさするので
四季シリーズを一日で読んでしまった。

しかし、高校生のときほど夢中になれないのは
どうしてなんだろうとずっと考えている。
うーむ。。
たくさんの作品を読んできたけれど
結局一番好きなのは犀川・萌絵シリーズで
他のものにはそれほどのめりこむことができない。
それがどういうことか考えてみると
要するに、キャラクター消費をしていたということ。

森氏の文体というのはいささか特徴的で
近からず遠からずの距離をもって
語り手を存在させているように思える。
何にでも距離を保ちながら
同時に、誰にでもすっと入っていける
まるで幽霊のような語り手。
これは魅力であるかもしれないが
今の私はあまり好きではない。

この語り手の距離感覚。
以前(6年ほど前)は珍しい気がしたが
今ではありふれたようなもののような気がする。
語りの流行があるのだろうか??
2008年05月29日(木)

四季とか詩学とか

森博嗣の四季シリーズをセットで借りてきた。
さすがにブームは過ぎ去ったのか
春夏秋冬がまるごと図書館にあったのだ。
それぞれノベルスでゲット!!
すんごい前にも読んだのだが
どうしても『冬』だけが手に入らなくて
予約をするのも面倒で結末がわからないまま。
いよいよ核心に迫りますよー。
とはいえ、明日が発表なので読むのはもう少ししてから。

アリストテレスの『詩学』はやはりすぐに閉じたくなる。
読んでタメになるとは思うんだけど
初っ端から身体が拒否してしまうんだよね。
さっぱりわからぬカタカナや語彙のせいかな。
2008年05月28日(水)

「まどろみ」

久々の発表が近づいている。
実に悠長に構えてしまっていて
語釈(しかも中途半端)な状態である。
これはいかん、誠に遺憾、というわけで
先行研究などもまとめてみた。
しかし、語釈は相変わらず中途半端である。
とりあえず、自分の意見をまとめにゃいけんのだ。

明日も仕事だってのに夜更かし……。
午前1時、もう寝ないと明日がつらくなるよー。

雨がざぶざぶと降っている。
もう梅雨になってしまうのだろうか。
今年はまだ寺山な気分になっていないのに。
新緑を味わいそびれたんだな。

昨日は池袋のあうるすぽっとで「まどろみ」というお芝居を観た。
PPPPの作・演出である倉持氏の作品である。
予備知識ゼロでキャストもわからない状態で、
客席に座って初めて高鹿さんが出ないことを知る。

危険を承知ですごく簡単にまとめてしまえば
人間の二面性もしくはドッペルゲンガーのお話。
だが、解釈の多様性を備えた作品である。
公演パンフレット(800円)を読んでしまうと
その多様性を奪われて、一つの読みに帰結される恐れもあるが
それでもなお、多様な読みのできる作品であると思う。
というより、私はそうしたいのだ。

とはいえ、読みの問題は無視して(笑)
率直に近藤公園さんがとても素敵だった。
前々から素敵さを感じてはいたのだが。
本当に格好良くて、私はこの人が好きだとわかった。
そのうち大人計画も観に行ってみようかな。

六角さんは丸々とパンチが効いており
村岡さんもしっとりと狂気。
玉置さんの静かだけどじわじわとした気配と
ともさかさんのかわいらしさ(裏腹の影)が
合わさって厚みのある物語だったと思う。
ちなみに、その中心にいるのが近藤さんである。

パルコプロデュース(だと思う)
「SISTERS」のチケットを手に入れた。
プレオーダーが当たったのである。
お松さんを生で見たことがないので今からとても楽しみだ。
2008年05月24日(土)

とりあえず

とりあえず、いきなりの大きな野望は置いておき
今できることを果たすことにした。
詩論そのものに立ち向かうには時間が必要なのだ。

レジュメのための文献はあらかた揃えたので
きちっと読み込んで自分の意見をしっかりさせよう。
ヴィジュアル的なものも用意しないとね。

良い目標を見つけたので
そっちに向かっていくつもり。
2008年05月22日(木)

糸に例えて

もつれた糸をほぐすのは
苛々して、結果が見えないような気がして
その行為自体を好きになることはないけれど
一直線になった糸を見ることができた時の喜びは
何者にも劣らない達成感があると思う。
この、もつれた糸、というのが
勉強(研究)している時の頭の中に似ている気がしている。
ぐっちゃぐちゃの糸が頭の中にポンとあるような感じだ。
今はどこからほぐすか、どのようにほぐすか
手をつけるポイントを探しているところである。

ドイツ語の勉強をしている。
と言っても、NHKのテレビでなのだが
もう少し真面目に取り組みたいと思い始めた。
第二外国語として胸を張って言えるような
そんなものにできるように頑張りたい。
2008年05月17日(土)

大容量か!

「図書館戦争」の日である。
(厳密には木曜深夜の範疇なのだが)
たいてい次の日に仕事があることが多いので
眠かったり寝ていたりと見逃すこともあり
初回ほどのめり込んで見られない状況が続いている。

でも、やっぱり堂上教官は素敵だし
柴崎には心を撃ち抜かれる。
今回のラスト、着信履歴にはきゅんとした。
原作を読んでいても柴崎の心の葛藤の部分には
感動してしまうことが多く、思い入れがすごくある。
まあ、なんにせよ、かわいい。
眼鏡屋のゾフで柴崎コラボをしているらしいのだが
取り扱い店舗が限定されているので未だに出会えていない。
どんななんでしょうか。

レジュメ。
テクストと語釈だけで9ページ。
これから研究史をまとめるんですが……。
そして、その後に持論を展開していくんですが……。
ああ、大容量レジュメになってしまうのが目に見える。

一晩明けて。
東京都現代美術館へ。
ここ、区内にしては少し辺鄙な場所にあって
私としては行くのに決心が必要なんだけど
せっかくの休みなので行ってみた。
大岩オスカールの「夢みる世界」という展示。
リアルでいてファンタジーのような世界観が広がっていて
その独特さが非常に好みだった。
大岩の世界には光と闇が共存し、
都市的なものの中に動物的なものが存在する。
そのアンビヴァレントさが魅力なのかもしれない。
とても良かったので図録を買ってきた。
2008年05月16日(金)

詩を扱うこと

詩を扱う術がわからないので
思い切って先生(非常勤講師)に聞いてみた。
日本文学研究史の後に詩のことを聞かれるとは
その先生は思いもしなかっただろう。
でも、一番気楽に質問できる気がしたのだ。
専任ではないという点で、やはりフラットである。

「詩と作者の関係をどう扱えばよいか」

根本的であるがゆえに聞きにくく
しかし、わからないことには前に進めない問題だ。
先生の答えは至極明快。
「切り離してみたらいい」とのこと。
それでいいんだ、と勇気が出た。

学部時代のその昔。
キリスト教の影響を強く受けた詩人を扱ったことがあって
宗教事情に踏み込むのが嫌でテクスト論をいいように解釈して
作者の背景を完全に切ったことがあった。
若さとは実に思い切ったことをさせてくれる。
でも、その時に(後から知ったことだが)落研の上級生が
「キリスト教のかかわりは大事だと思う」と
珍しく発言したのが心に残っていて
作者とテクストの切断にはためらいがあったのだ。

よし、やってみよう!
2008年05月15日(木)

失われた時間を求めて

阿佐ヶ谷スパイダースの「失われた時間を求めて」を観に
仕事帰りに森下にあるベニサンピットという劇場へ。
チラシの地図も駅の地図もうまく読むことができず
なんとなくの方向で歩いていったら迷う。
見知らぬ住宅街でほとほと困り果てることになる。
だが、意外と奇跡は起きてしまうもので
困り果てて携帯に頼ろうとした途端に
ベニサンピットにたどり着く。
地図の向きもわかっていないというのに……。

開場まで時間があるのでお茶でも飲もうと
最寄り駅に向かうが……見つからない。
そう、ベニサンピットに着いたのは奇跡なのであって
自分の位置が全く把握できていないのである。
劇場の周りをぐるっぐる歩き回る。
今日の東京は肌寒かった。

その辺は墨田区なのだが、
景色はまるで宮部みゆき世界。
本所だし『理由』だし。
近くには芥川の碑もあるようなので
今度は地図を読み込んで歩いてみたいと思う。
2008年05月14日(水)

ドリル

朝、どきりと目が覚めた。
ドリルが壁をぶち抜く音が聞こえたからだ。
飛び起きて時計を見ると午前10時。
健全な朝の目覚めにはやや程遠く
学生ならではの怠惰に気恥ずかしさを感じる時間帯。
そこに、ドリルである。
夢はガッガッガと、響き、裂け、壊れた。
二度寝を試みたものの崩れた夢を取り戻すことができず
気持ちの良い眠りを奪還することは不可能と判断。
結局、起床。
飛行機もゴォーッと空を飛んでいる。

近所のリフォーム音に寛容な気持ちにはなれそうにない。
ゆえに、今日は公共図書館にでも行くとしよう。
ちょうど良く返却日でもあることだ。
東京は薄暗く寒い。
せっかくの休みなのに遠出をしたい気持ちにもなれない。

中国の地震。
非常に大きなものだったようだが
中国全体でどの程度だったのかわからず
友人がどうなのかよくわからない。
震源地の近くにいるわけではないので、
おそらく大丈夫だろうとは思うのだが……。
イギリスでテロとかオーストラリアで邦人誘拐とか
もしや、と思うことがたまにあって怖いなと思う。
もちろん、日本とて必ずしも安全なわけではない。
いつ何が起こるかわからないんだから。
2008年05月13日(火)

油断の顔とパソコン

今日は学校。
教授と一対一で授業の日である。
人と会うこともなかろうと油断の顔で行ったら
もう一つ授業があったことを思い出す。
その油断の顔で何人かの同級生と会ってしまう。
しかも、お茶までしてしまう。
なんてことだ……。

すごすごと帰る。

久しぶりにコンピュータ室に行ったら
噂通り、PCが新しいものに替わっていた。
起動が早く、感動した。
(前のPCは起動に10分かかっていた)
最近は登校日には精一杯のことをやるようにしている。
特に有料データベースは学校以外では
なかなか使えないので重宝している。
今日は日国オンラインをフル活用。
レジュメ作成にすごい使える!!

そんなふうに学校で過ごした一日。
2008年05月12日(月)

今後の予定

レジュメを作り始めることにした。
詩を扱うのは学部二年の時以来なので
要領がわからないのだがまずやってみようと思う。
スタンダードな流れは以下のようになる。

・本文異同
・語釈
・研究史
・(以上をふまえての)意見

詩を論じる難しさは作者の存在にある。
バルトによって死を宣告された作者の存在が
詩を論じる中では堂々たる位置を占めているからだ。
小説を論じるのとは勝手が違う。

「詩って何だ?」

根本の問題が私の前に立ちはだかる。
その答えは正直わからない。
この問いは高校生の頃から持ち続けていて
その答えを出すことを一度はあきらめたのだが
避けてばかりもいられないような気がしてきた。

とりあえず、やってみる。
無我夢中で打開できることもあるだろうから。


(超私的)やりたいことメモ
詩論(大正期、童謡を中心に)
 ↓
現代詩における言語選択について(言語記号論?)
 :
パフォーマンス研究
ジェンダー
 ↓
その総体として、安部公房?
あるいは、村上春樹?
 :
また、別の問題として、視点の問題
『アフター・ダーク』
『わたしたちに許された特別な時間の終わり』


絡み合っているようで、どこか繋がっていない。
結局、何をしたいのか自分でもうまくつかめていない。
ただ、大きな括りとしては
「大正」と「パフォーマンス」がテーマとなるだろう。
現時点ではその二つがどう結びつくのかは不明。
ただ、自分の中の興味が一つに結びつかないことはなかったので
今回もどうにかまとまっていくだろうとは思っている。
その鍵となるのが森鴎外でありイプセンだ。
たぶん。
2008年05月11日(日)

手荒れのこと

曜日の判別がつかない。
今の私にとって重要なのは
学校がある日か仕事がある日かの区別のみである。
東京は冷えている。
北海道でも真夏日から真冬日となったらしいが
今日の東京もなかなかのものであった。

近頃、手の指が荒れに荒れていて
右手の指の第一関節の辺りが湿疹にまみれている。
このような症状は初めてではないけれど
痒みと違和感にはどうも慣れることができない。
以前にもネットで調べたことがあるのだが
この症状は主婦湿疹だと思われる。
主婦でもないのに主婦湿疹ってどうなんだろう。
しばらく様子をみることにする。

ところで、図書館のネット予約は非常に便利。
小学生の頃、カード目録をぺらぺら見ていたのが嘘みたい。
明日の11時には私の手元に今予約した本が来る。
技術の発展は恐るべきものがある。

メジャーな文学者を調べたことがほとんどないので
宮沢賢治の豊富な論文・著作物量に困っている。
あらゆる角度から論じられていて
研究が進んでいると言えば聞こえは良いが
トンデモがはびこっているとも言えるだろう。
しかも、賢治宇宙とも称される世界観は難解で
誰しもが様々な意見を言えてしまうのだ。
玉石をいかに見分けるか。
もちろん、何が玉なのかを考えなくてはならないのだが……。
2008年05月10日(土)

春めいて…

すごいつかれた。
パソコンを触るのも実は久々。
帰ってきてパタンという感じだったもので。
明日と明後日は休み。
リフレッシュしたいけど、まさかの学校なんだな。

部屋にまとめておいた雑誌・雑紙を捨てたし、
最近読んでいた本を日記にやっと書けた。
ついつい放置してしまってて心残りだったのだ。
でも、読んですぐに日記につけないと
読みながら思ったことは忘れてしまうことがわかった。
記憶力が随分と弱っている……。

春めいてきて上着いらずの天気だけど
一枚で出歩くのもなんとなく嫌なので
かといって、いつも同じ上着も嫌なので
明日はうすでのカーデを買いに行こうと思っている。
やっぱり、クオドロかなあ。

なにげに発表があるのでそろそろ準備しないと。
今度は宮沢賢治について。
2008年05月06日(火)

さんれんきん

本日仕事。
休みの日こそ仕事なのです。
明日は休みと思っていたらそれは思い込みで
早番でごく普通の出勤日でした。
明後日も仕事(遅番)なので三連勤のようです。
なんとめずらしい。

『女が女を演じる』(新曜社、2008)を読んだ。
これは「女性」がキーワード。
消費や上演という観点から文学を論じる柔軟性。
非常に刺激を受ける一冊だ。
一つ一つの論考がボリュームを持っているので
連なりとして読んでいったときに消化不良の可能性あり。
だが、読んで損はないだろう。
なお、基本的概念はバトラーを援用しているようだ。

2008年05月04日(日)

お芝居に関わってみたりする

知り合いの劇団の手伝いへ。
芝居の受付ってものすごい久しぶりなんですけど。
学部生の時以来かな?
今日は20代の人と仕事ができてうれしかった。
いいなー。
もっと顔を出してみたいなー。
ついついと飲みにも参加。
思いがけずサークルの先輩方がいらしていて
アウェイ感がぐっとなくなった。
なので、終電間際までみんなと一緒にいてしまった。

今晩から親が留守。

明日は仕事。

がんばるぞー。

そして、一緒にご飯を食べる人募集中(笑)
2008年05月03日(土)

観劇予定メモ

呪縛(論文)から解放され
目前の課題(授業発表を除く)がなくなったので
お芝居をいくつか観に行く予定。
とりあえずのメモ。

○予約済み
東京デスロック
阿佐ヶ谷スパイダース

○購入予定
M&Oプロデュース
唐組
ペンギンプルペイルパイルズ(DMがきた)

○興味あり
水族館劇場
虚構の劇団

他にも何かオススメがあったら教えてください。
2008年05月02日(金)

文筆家…

現実味を帯びていた文筆家デビュー。
断念!!
先生の推薦で雑誌に文章が掲載されそうだったのに
出版社の意向でダメになったのだ。
文筆家なんて恐れ多いけれど
これからにつながると思っていただけに残念。
チャンスだったんだけどなー。

その出版社が依頼したくなるような人間になってやる!!!
2008年05月01日(木)

そらいろのねこ / コギト