2007まとめ

退職という区切りがあった。
そして同時に入学と言う区切り。
自然なことのように過ごしていたけれど
少しずつ安定の道を脱線することの怖さを知った。
自分のことを肯定したり否定したりの繰り返し、
ほとんどは否定の気持ちで自分を追い込んでばかりいた。

そんな時に思い出すのは同僚の谷川さんのことだ。
谷川さんは定年間近の庶務のお婆さんだ。
細々としたことで私はなにかと面倒を見てもらっていた。
谷川さんが私の退職の時に話してくれたこと。

「人と違う道は苦しいことが多いけれど、
自分で選んだ道なんだから一所懸命やりなさい」

これは原文そのままじゃないだろうが、
このような意味のことを言っていたはずだ。
辛い時には谷川さんを思い出す。
乗り越えていく強さを放棄したらダメなのだ。
2007年12月31日(月)

老い?

ずっと家にいた。
星新一についての本がとても分厚く
読み終えることができなかったからだ。
最近は集中力が鈍ってきてしまっていて
前以上に何をするにも時間がかかるし
何をしてもやりきれないところがある。
これが老いなのか。

2007年12月29日(土)

恵比寿

誕生日にはお気に入りの服を着て
好きな音楽を聴いて行きたい所に行こう、
先週頃からそんな風に思っていたので
恵比寿にある東京都写真美術館に行ってきた。
2007年12月28日(金)

頭痛

衝撃的な頭痛が発生。
ううぅぅと苦しまざるをえない痛み。
驚いた、今までに経験したことの無い衝撃だ。
これまでにも疲れた時に後頭部がずきずきすることや
その痛みに伴って眩暈を起こすことはあった。
結果、起き上がれなくなることもあった。
今回はその頭痛にも負けない。
やっぱり医者に行った方がよいかしら?

もうわけがわかりません。
出所のわからない落ち目な気持ちと
どうにもならない孤独をがりがりと噛みしめて
ただ年の瀬が迫ります。
2007年12月27日(木)

トリツカレ男

演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー
「トリツカレ男」の千秋楽に行ってきた。
原作はいしいしんじの新潮社の同名の作品。
キャラメル好きな後輩に連れられるようになってから
千秋楽を観に行くようになったのだが
最後の日と言うのはとかく熱い!
役者もスタッフも客も一つなのである。
皆からひしひしひしと熱さが伝わるのが楽日の良いところ。

ジュゼッペはいつも何かに「トリツカレ」てしまう。
仮面を作ることや三段跳び、
そして今度は街で出会った少女のペチカに。
ジュゼッペの恋はペチカを幸せにするために
思いがけない方向に「トリツカレ」ていく。

ところで、人が何かを好きになることは
「トリツカレ」ることなのだろうか。
きわめて受動的なこの表現は「好き」の気持ちが
主体と客体のどちらにあるのかに問いをたてる。
何かを好きになるのは私の気持ちだ。
しかし、好きになるという感情そのものが
どこかからやってきてそれにトリツカレているとしたら…。
私が好きにとりつくのか。
私が好きにトリツカレるのか。
それが問題だ。
2007年12月25日(火)

台場へ

お台場にある未来科学館へ行く。
東京テレポートに13時集合。
相手は先日のもやしの後輩である。
全く久しぶりでない。

女二人というマイノリティ感。
場の雰囲気がじわじわと迫ってくる。
と、ほんの少し後輩が気にする。
思うに、そんなのはどうでもよいことだ。
今日は単なる三連休の中日。
クリスマスだからといって特別感を演じる世間がおかしい。

科学未来館、ずっと行きたかった所だ。
ここにはメガスター2がある。
最新鋭のプラネタリウムを見てみたいではないか。
しかし、夢は一瞬で砕け散る。
科学未来館に着いたときには整理券配布終了。
ここまできたのに!!
でも、展示だけでも十分に楽しめたからよし。
偶然アシモにも出会えたので喜び倍増。
企画展示の「地下展」は雰囲気が非常に好み。
今度は空いている平日に行きたい。

何しよっかーとだらだら歩き
勢いで門前仲町行きのバスに乗る。
最初に見た牛角に行く。
食べ終わって近くのドトールに行く。

そんな感じの1日。
悪くない、むしろ、良い。
2007年12月23日(日)

もやし

後輩と会う。
渋谷の「もやし」という店は
ぐるなびのおかげでたどり着いたのだが
ご飯はおいしく、お酒の種類も豊富で
しかも、店員さんの雰囲気が良いといったとても良いお店でした。
(また行きたい!)
しかし、都会は人が多く疲れてしまう。

帰りの電車には吊り革につかまって眠るおじさんがいて
ぐらんぐらんと前後左右に揺れながら
左足はタッタッタといらんリズムを刻んでいた。
俗に言う、貧乏ゆすりというやつだ。
どうか静かにお眠りください。
寝ながら器用にリズムを刻むのはおよしよ。
2007年12月20日(木)

風邪だと思う、そう思いたい

最近具合が良くない。
眠りが浅いのが一番苦しく
立ちくらみや焦点のぶれは珍しくない。
食欲もあまりなく吐き気がする。
これはお医者に診てもらった方がいいと思うが
何の医者に行くのが正解なのかわからず困っている。
年だからなのかな。
精神的にも不安定でいやな気持ちがする。

咳が出る。
2007年12月17日(月)

文芸誌を読む話

この世にある文芸誌を読んでいる。
今日は早川書房の「ミステリマガジン」と「S-Fマガジン」。
どちらも愛好家のための雑誌という印象が強く
中に入り込めない自分がもどかしかった。
SFはなにげなく好きなのでこれから読んでみたいと思った。

銀座に行く用事があったので
八重洲ブックセンターに立ち寄ってみた。
入り口のそばには二宮金次郎。
彼は大都心で薪を背負っていた。

銀座には人が多くいた。
ショーウインドーは豊かに満ちていた。

地続きに別世界があった。
2007年12月16日(日)

人の好きなものを取り込んでみる

好きな人が好きなものならば私も気に入るのではないかと
論理の無い安易な考えのもとにCDを借りてきた。

Jazztronik「GrandBlue」
YUKI「FIVE STAR」
FPM「FPMB」
capsule「Sugarless Girl」
くるり「ワルツを踊れ」

たぶん大丈夫。
好きになれると思う。

発表資料も佳境。
必要と思った資料は揃えた(引用し終えた)ので
あとは自分の意見をまとめて書くだけ。
土日に確実にできあがるでしょう。
2007年12月15日(土)

モップ

「モップガール」が終わってしまった。
北川景子のかわいらしさに負けて
ほぼ毎回見続けてしまった。
しかし、物足りない結末であった。
2007年12月14日(金)

12月の図書館は

卒論や修論の締め切りが近いからだが、
大学の図書館はいつもより人が多い。
これまで会ったことがないような
サークルの後輩を見かけることも多い。
学部は何を書いても卒業できると思うけれど
悔いの無いように勉強をして論文を書いてほしい。
私は最後の最後に勉強が面白くなってしまったから
大学院に行きたいと思った。
人生を変えてしまうくらいの何かに出会ってほしい。

ここに学部生へメッセージを書いても
論文を書くような人は見に来ないけどね。

「小説トリッパー」を読んでみた。
これがまた本当に良い雑誌。
難解な言葉に頼ることなく真っ当に
文学を語る姿勢に非常に好感を持った。
2007年12月13日(木)

このミス

今年を表す漢字は「偽」ということで、
この一年がたいそう生臭いものになりました。
現象があっての言葉なのだけれど
言葉になったことによって強化されることもある。
以前に雑誌「現代思想」でも偽装の特集していました。
悲しいことに「偽装」は流行りなのでしょうか。
発想を転換して、隠蔽の暴露という意味で
今年の漢字「露(あらわ)」でもいいんじゃないでしょうか。
露(つゆ)と間違えるからダメですかね。

「このミステリーがすごい!」を買いました。
最近はミステリー自体読まなくなったのですが
雑誌が20周年記念ということもあり
500円(ワンコイン)だったということもあり
思わず大学の生協で買ってしまったのです。
正直、わからない作家ばかり!!
春休みはこれを片手に本を読んでみようと思います。

文学研究の雑誌で村上春樹特集が出ました。
お値段も張っていて中身も硬いのですが
村上春樹研究の豪華な布陣で論じられているので
興味のある人には非常におすすめです。
(多くの人にはどうでもいいことと思いますが)

教育問題と村上春樹と私小説の三本立てが
私に論じろ論じろーと迫ってきています。
さらに、空也上人までが論じろーと迫ります。
年末になって課題だらけになるとは。
私小説は今日やっつけます。
2007年12月12日(水)

眠い

眠気がひどい。
具合が悪いのか怠惰だからか
集中力が欠けて何をしようともできない。
それでもやるべきことはやる。
だが、それにしてもひどい。

人と話す、というのがよくわからなくなってきた。
というのも、あまりにも会話の機会が無いのである。
メールさえも頻繁なやり取りは誰ともしていない。
外には出るものの軽いひきこもりである。

孤独にもそのうち慣れるのだろうか。
2007年12月09日(日)

さよなら、ブックファースト

青山学院大学の短大に行ってきた。
ふらりと構内に立ち入ることはあったけど
目的をもって中に入るのは高校の時以来だ。
現代文学会の大会があったのだ。
村上春樹研究の第一人者による講演会。
貴重な時間であった。

帰りには青山ブックセンターに寄る。
さらに、ブックファーストに行くことにする。
移転してから初めてで場所も知らないが
駅から直結のはずと思ってむりやり目指す。
しかし、なかなか見つけることができずいらいらする。
やっと見つけたブックファーストは
以前の姿とは全く違うものであって失望する。
ゆとりが無いのだ。

なぜか集中力が欠けている。
課題が煮詰まってもやもやしている。
ちょっと耐えられないな。
2007年12月08日(土)

金融の話

今日の新聞記事。
金融機関の一般職廃止。
その路線は数年前から見えていたけれど、
ここまではっきりとやめるとは思っていなかった。
とはいえ、事務をする者は確実に存在する。
結局は名を変えた営業職と事務職の区分けでしかない。

しかし、企業の目的は別のところにあるのだろう。
今回新設される職種は正社員ではあろうが、
おそらく「〜スタッフサービス」と言う名の
金融機関の関連会社に所属することになる。
企業が全体を為して営業に移行せんがための作戦である。

中にいる人はどう思うのだろうか。
現在勤める四年目くらいまでは事務職の気で
金融機関に就職をしている。
そして、企業も事務の対象として扱ってきた。

変化が訪れたのはそれより後の一般職。
戦略の転換からか営業の戦力として採用されている。
だが、内実はそうでもなかった。
営業と事務の区分けはきっちり行われたわけではない。
数年が経ち、おそらくは区分けの目処が立ったのだろう。
それが今回のことにつながる。

事務を主としてきた者はどうなるのか。
さっき述べた関連会社への出向となるのであれば、
(注、あくまでも仮説)
ちょっとしたリストラになってしまう。

うわべだけでなく、中を見ないと真実はわからない。
2007年12月07日(金)

三四郎

奥二重である。
それはきれいな奥二重になっているのではなく
途中で途切れてしまうような半端な奥二重である。
今日は三重である。
それも奥三重になっている。
まばたきをする時の違和感があって仕方が無い。

ドラマの「姿三四郎」を最初から最後まで見てしまった。
主演は加藤成亮(NEWS)で、脇を中越典子などが固める。
明治なのに今風な主人公。
文明開化しすぎだろ。

格闘シーンは昔のドラマの「聖龍伝説」と似ており
久しぶりに笑いの衝撃を受けた。
柔道で投げ飛ばした相手が壁まで吹っ飛んで
さらには死ぬっておいうのはありなの?
あと、特別出演と銘打たれている本仮屋ユイカが
重要な役(主人公の恋人)で最初から最後まで出ており
なぜに特別出演なのかずっと疑問だった(今もある)

一番「おおっ」と思ったのは
三四郎の心が自分に無いことを知ったお嬢様が
恋に破れてお見合いすることを決意する場面。
失恋の涙をこらえ、なんとも強気に
「(お見合いが)本当に楽しみ」と言うのだ。
中越典子すごい。
思わずドラマに見入った。

このドラマは姿三四郎が主人公ではあるけれども
彼を取り巻く女たちが主軸となっていた。
女たちとは中越典子と本仮屋ユイカである。
しかし、光っていたのは中越典子。
本当の主役は彼女だったのではないかとも思う。
純粋に三四郎を愛する心。
愛していたがゆえに失恋して「殺したい」ほどの憎しみを抱く心。
色々な顔が魅力的に表れていた。

で、ドラマが面白かったのかと言うと
悪い笑いの意味ではまあまあ楽しめたかな。
ラストの呆気無さにはポカーン。
何がしたかったのか全くわからない。
見せ場はいったいどこだったのだろうか。
雑なわけでもないだろうがところどころがポップで
なんかよくわからなかったというのが本音。
明日から柔道の大会のテレビ放映をするみたいなので
若者に興味を持ってもらいたいのだろう、おそらくは。

課題の話。
今抱えている課題のテクストを「狂気」というテーマで
論じることができるかと資料を読み漁った。
が、どれもこれもピンとこない。
狂気とは何か、というのが頭の中をぐるぐるするからだ。
何が正気で何が狂気かなんて恣意的なものだ。
もしくは多数の論理による「空気」なのではないか。
考えれば考えるほどわからなくなってしまい
狂気を語ることなど自分にはできないことがわかった。
おこがましくも私が感じたのは
それは蓮實が「虚構」について感じているのと
似ているのかもしれないということだった。

 (蓮實は、何者かが虚構を語ろうとする時、
  虚構を語る主体(何者)が揺らぐのだと論じている)

しかし、課題は発表しなければならない。
こういう時に論じる切り口が見つからないのは
日ごろからの不勉強のせいである。
最終手段は比較しかない。
似たような系譜を持つテクストと比較し
テクストの持つ特性をあぶりだすのだ。
そこでのテーマは自虐、狂気を装うこと。
これでなんとかするしかないのだ。
2007年12月06日(木)

恋空を読んだ話

アルバイトの後に学校に行くも、良い論文・資料は見つからず。
ゆえに今あるものでまとめることに決定。
不安。
同時に、教育の課題にも着手。
夏には結果の出ていなかった学力調査。
それにOECDの結果発表。
また、新しいネタが出てきたわけです。

本日は雑誌を3つ購入。
「日経エンタテインメント」
「編集会議」
「DESIGNING」
いずれも面白そうな特集なので読むのが楽しみ。

買った雑誌はまだ読んでないのですが、
なんで読んでないのかというと

……「恋空」を読んでたから。

「恋空」
読みたいと思うもきっかけがなく
本を買うのも何となくためらわれていたところ
M2の先輩がケータイ小説で発表を行うことが判明。
これだ!と思い、読むことにする。
感想は…なんというか、長いですよ。
何度も何度も「次へ」をクリックして
やっと終わったーと思ったら、後編があるというね。
へとへとです。

明日は映画の「恋空」を観るので
頭の中でうまいこと整理してこようと思います。
2007年12月04日(火)

図書館にて

学校の図書館に籠ってきた。
必要な資料を探す冒険である。
図書館の資料はあらかた見たので
明日は研究室の資料を見に行くことにする。
とはいえ、明日はアルバイト。
前向きにいかんとなー。
2007年12月03日(月)

師走

月初。

朝から佐伯彰一『物語文学論』読了。
「語り」についてさわやかに論じていた。
テレビもラジオも面白くなく
ネット片手に読書を続ける午前中。

数学の参考書にやっと目を通すことができた。
普通の本よりも恐ろしく時間がかかってしまった。
解き方をさらりと復習しただけなのに…
先が思いやられる。

説明会。
話を聞いて具体的にはなった。
が、望んでいたものと違ったので練り直しが必要。
曖昧なまま進んでいったらまずい。
やはりOB・OG訪問は必要なのかもしれない。

でも、今はとにかく葛西くんを終わらせよう。
2007年12月01日(土)

そらいろのねこ / コギト