読書記録

怠けていた読書記録を再開しております。
これからは積極的に本を読んで
抜けた部分も含めて埋めていきたいな、と。

古文は一段落ついたので、教育で頭一杯。
今は論旨を固めている。
適当に借り漁った本は大きな的外れは少なく
たっぷり参考になった。

今日は友人の祝い事。
2007年08月31日(金)

虎の絵

東京藝術大学大学美術館へ。
場所は上野である。
「金刀比羅宮 書院の美」展を見に行ったのだ。
丸山応挙の遊虎図が非常に好み。
哀しい時には図録を眺めよう。
2007年08月30日(木)

八月の終わりに

古文の分析ほぼ終了。
まとめに入る。
明日は高僧伝に目を通す。
念には念を。
実は大切な部分がスカスカだった。
うーん…。
仮説を交えながらも報告という形にして終わらせよう!
そのための論理も考えて。。
そんなこんなでレジュメは完成間近。

次は教育問題。
時事ネタなので文献は少ない。
合致するものはないかもしれない。
テーマを絞る必要がある。
今のところは「学力」と「管理」かな。

葛西くんは中途半端に放置。
寝かしておいしくなるといいけれど。

上記以外に課題は二つ。
論文12000文字(テーマ自由)と評論について。
いずれも後期の課題である。
早め早めが大切なのと、どちらも時間がかかる。

夏休みは残り一ヶ月。
2007年08月26日(日)

真っ当

真っ当に生きたいと思っていた。

小さな頃から大人は私を「変わっている」と言い、
私もまた自分が少しずれているとわかっていた。
思うにそれは誤差の範囲内だったのだ。
人が過剰に受け取らずにいれば
私はそんなに気にせず生きただろう。

現実はちがう。

女の子が好きなのは、
赤やピンク、フリルのついたブラウスにスカート。
そんなもの大嫌いだった。
なぜか当たり前とされる物事があり、
少しでも外れると波風がたつ。

普通にならなくちゃ。
それは強迫観念となってやってくる。
でも、幼い私は不器用に素直に自分の感情を出した。
身をもって知る。
集合の中にいても気持ち悪い。
過剰な感情が人を傷付ける。
 …自分は生きるに値しない。
同時に思い知らされる。
 …人を信じれば裏切られる。

大人になれば真っ当になれると思っていた。

頑丈な殻を作った。
傷付かないように、傷付けないように。
外ではそれなりに生きやすくなった。
内はぐちゃぐちゃだった。
自分がわからなかった。
人と外れないこと、それが大切だった。
沈黙すれば、全ては問題なく流れる。

結局、真っ当にはなれなかった。

なんとなく真っ当なふりをしてみたけれど
何一つ自分に真っ当ではなかった。
このことに気がついた時には
私は別に変わり者でもなんでもなく
ただのコミュニケーション不全の人間だった。

それが今の私だ。
2007年08月25日(土)


『蛇にピアス』読了。
スプリットタン(蛇の舌)の話と聞き
勝手にエログロな物語と思っていたのだが
予想とは違ってそうでもなかった。
人体改造(ピアスや刺青)、性交渉、殺人。
出来事は確かに重い。
しかし、語りのスタンスはきわめて軽く、
主人公は何事からも一歩遠くにいて
風にただ吹かれるようにして過ごす。
彼女は纏う。
ギャルである自分。
蛇の舌を持つ自分。
麒麟と龍の刺青を施された自分。
何かになろうとして何者にもなれないまま物語は終わる。
語りと語られることがバランスを欠いていて
「これが現代だ」と言われればそうかもしれないが
作者の力不足に思えて仕方がない。
2007年08月24日(金)

にゃくにゃくなんにょ

過去の私が暇であろう今日の私のために
予定を入れてくれていた。
というわけで、おでかけの日。
せっかくの都心。
たまには張り切るわけでまず早起き。
早くから出かける必要はないので午前は課題。

渋谷東急文化村「ルドンの黒」展へ。
今週末で終わりなので慌てて行ってきた。
ゆっくり見るなら平日じゃないとね。
昔、雪舟を最終日に見に行ってひどいめにあったのだ。
黒で構成される世界で人々はなぜか静か。
色彩には何かしらの力があるのだろう。
現実と虚構が入り混じるルドンの絵を見ていると
美しい詩を読んだような心地よい気持ちがした。

今日はとても品揃えの良い古書店をみつけた。

本当の予定は夜から。
新木場でライブ。
オープニングアクトはよくわからん人。
関東以外の会場ならシェフだったのにな。
メインは3バンド。
そのうち2つ好きなので、満足な面子であった。
広い空間で酒を飲んで音楽聴いてっていうのが
ふやふやーっとしていて楽しいんだ。
2007年08月23日(木)

映画「シュレック3」

水曜日である。
多くの映画は千円で観る事ができる。
しかし、最も観たい映画はめがねこさんと
一緒に行く約束になっているので我慢。
今日はなにしようと思うだけで時が過ぎる。
結局、高校野球決勝に興味があり外出せず
古文の課題を黙々とすることに。
と、ここでメール・電話。
映画の誘い。

「シュレック3」を観た。
シニカルな笑いは程よくそのままに
本作品は女性の力が前面に出ていた。
シュレックももちろん活躍するのだが
どちらかといえば脇役になっていて
フィオナと姫たちが事件の中心にいる。
宣伝でよく聞く子供のエピソードは少ない。
しかし、子供という伏線が張ってあることで
女性は前面に押し出され、強く表される。
ここで男性は惑う存在である。
王位継承者のアーサーとの旅路は
アーサーだけでなくシュレックにとっても
自分を見つめ成長させるものだったのかもしれない。

シリーズも3までくるとだらだらする。
決して悪い作品ではないが(むしろ好きだが)
次回作はできれば遠慮してほしい。
物語は閉じ始めている。
ドリームワークスの映像はすごい。
どきどきした。
2007年08月22日(水)

ふらり

ちょっとおでかけと思って
電車にがたんごとんと揺られていたら
突如として気分が悪くなってきた。
貧血か、まいったなと思う。
出かけ早々にどこかで茶を飲むのも
なんとなくいやだったので
街をぶらぶらと歩いて盆休みにたじろいで
それからマックでコーヒーを飲んだ。
なぜマックなのかというと姉さまから
コーヒーの無料券を大量にもらったからだ。
買ったまま読まずに放っておいた
「シアターアーツ」を読んだ。
芝居を観に行く前に演劇評論の雑誌を
読むのもどうかと思う、我ながら。

何のために生きるのか。
生きるために生きていくの、と歌手は歌う。
それじゃあ答えにならない。
大切なのは生きてどうするかだ。
2007年08月19日(日)


本日は古書市。
初日ということもあってかわりと人がいた。
まだ本を並べている所もあったので
もう一回は行ってみるつもり。
草野心平特集の雑誌は気まぐれ買い。
小説だけでなく詩も興味があるので
読んでみようと思ったわけだ。
草野心平はわりと好きなんよ。
東浩紀の評論集は今年出たものなのに
半額以下だったので喜んで購入。
本に囲まれるのは楽しい。

今日からコンタクトにした。
髪を切った。
カメラのフィルムを買った。

やりたいけどやらないままになっていたことを
始めていこうと思ったんだ。

古文の課題(前期発表補足)は終わりそう。
2007年08月18日(土)

あつい

すべきこといろいろとあったが
暑さと体調不良により断念。
葛西くんの本を取りにいかにゃならぬ。
暑いのに。
葛西君の本、十箇所以上コピーせにゃならぬ。
厚いのに。
古文の分析を始めることにした。
夏休みも残り一ヶ月程度。
課題をざくざくと終わらせないとまずい。
2007年08月16日(木)

品格

『国家の品格』読了。
開始二ページで読んだことを悔やむ。
これは読書における後悔の最短記録だろう。
覚えている限りの後悔は
『世界の中心で、愛をさけぶ』の八ページと
『蟹工船』の途中挫折くらいか。
何が世間に受けたのだろう。
ネーミングか?
率直な物言いか?
今こそ日本だ武士道だということか?
講演の記録を丁寧な言葉遣いになおしたと
最初に書いてあったがなおしてあの文章。
講演ではどんな言葉で話をしたのだろうか。

わかりやすい言葉にひっかかるな。
劇場型で見られるようなワンフレーズの持つ力。
2007年08月14日(火)

また葛西くん

葛西くんの先行研究まとめは終わり。
会った人に葛西くんのことを尋ねてみても
誰一人知らないという現実が示すように
彼は非常に人気がない。
だから、最近の論文もそんなにない。
私は何を言えばいいのやら。
資料をまとめて先行研究で気になったのは
葛西くんによる現実の歪曲。
彼の現実の捻じ曲げは面白いと思ったけれど、
作家論から抜け切れていないので
この方向だけで終わらせることはできず。
虚構性を示すのには役立つか。
「私小説=現実」という考え方は
古ぼけて色あせているにも関わらず
いまだに人々の頭にこびりついている。
私小説こそ現実に寄り添いながら
(寄り添ったふりをしながら)
うそを吐き続ける虚構の塊だと思うんだけどな。
葛西くん、厄介。

コンタクトレンズを買いに行った。
瞳が大きいそうで本日現品受け取れず。
在庫がなく特注になったからだ。
しかし、水曜のデートに間に合わない…。
2007年08月13日(月)

葛西くん

恒例の一人期間に突入。
父と母は実家、姉は別宅にいる。
私は葛西くんにかかりきり。
2007年08月12日(日)

ピクトくん

ピクトくんが好きだ。
彼(彼女)のいない標識も好きだ。
どうして看板に惹かれるのかわからない。
ただ、ずっと前から興味がある。
青信号と赤信号も気になる。
たぶん、これはシニフィエ・シニフィアンの問題が
無性に気になってしまうことと
標識自体のデザインが好きなことによる。
教習所の標識の時間は愉快であった。
標識の本はないものか。
ピクトくんの本ならば見つけたのに。

葛西くんに関する本を読んでいる。
ある人は「天才!」みたいなことを言い
ある人は「ろくでもない!」みたいなことを言う。
読み手によって意見が異なるのは当たり前。
でも、葛西くんの時代の文壇はどんなだったのだろう。
同時代評と関係論文には印をつけた。
明日は打ち込み。
考察をどうしようか。
2007年08月11日(土)

しやくしょ

市役所に行ってきた。
耐震構造に不安がある市庁舎は
どんなに広い心で見てもおんぼろで
冷房もほとんど効いていない。
ただ扇風機が四台カラカラと回っている。
役所も大変だ。
対応してくだすったおじさんは
とても丁寧な仕事で好感がもてた。
基本的に銀行と役所はひどい所だからな(苦笑)

炎天下の昼下がり、
三十分ほど歩いたら、ふと目の前がかすんできた。
たぶん限界だったのだ。
猛暑日にてけてけと歩くとどうなるか。

倒れる。
2007年08月10日(金)

イモリ

イモリだかヤモリだかが
いつからか窓にへばりついていて
動くたびにかさかさと音がする。
腹を眺めるのは飽きたし、正直気味悪い。

それで思い出すのは中学校の同級生だ。
中学三年生の時に転入してきた彼女は
誰とも仲良くなろうとはしなかった。
かといって、嫌われているわけでもなく
人が嫌いなわけでなく、一人が良いというような
単にそういう人だったのだ。
みんなはどうしてよいのやらという態度だったが
私はほのかに面白い匂いを感じ、ひそかに注目していた。
ある日の英語の時間。
どうしてそんな話になったのかわからないが
英語で自分の家のペットを紹介することになった。
その時彼女は外国人教師に小さな声で尋ねた。
(彼女はいつも小さな声で話していた)

「イモリは(英語で)なんていうんですか?」

隣に座っていた私はこの耳で聞いた。
彼女はイモリを飼っている!
ほのかな面白さは確信に変わった。
「なんて名前なの?」
彼女に私は尋ねた。

「フランソワーズ」

イモリの名前がフランソワーズ…。
凄いセンスだ。
ちなみにあと二匹もそんな名前だった。
それまで自分は変わり者と思って生きていたが
この世にはまだまだいろんな人がいることを
思い知った十四歳の出来事だ。
他の誰も彼女の面白さを知らぬまま卒業を迎えた。
私だけが垣間見た。

だから、イモリを邪険にはできない。
2007年08月09日(木)

ひとりきり

だらんだらんと課題しております。
進んではいません。
母上様が帰郷なされたのでお家でひとり。
さわやかな気持ちがします。
本を読み家事などをして楽しんでおります。
悠々自適というのはこういうことか。
2007年08月07日(火)

課題始め!!

課題に取り掛かる気になった。
というのも、他の図書館から取り寄せた図書は
二週間で必ず返却しなければならないからだ。
いや、他の図書も勿論なんだけど…。
いつも期限をぶっちぎるけども…。
まあ、特に取り扱い注意というわけ。
本日は該当テクストを読んで
以前に控えておいた論文のコピーを読んで
課題に関係ありそうな図書をピックアップ。
結構な量になった。
せっかくの夏休みに二週間もかけたくないので
とにかく頑張りたい。
作家論で進めても先が無い。
かといって、テクストを深めたくもない。
先に倣って外部コンテクストで論じるか。
私小説を現実からべりべりっと切り離すには
根本の理解が必要で時間かかるだろうなあ。
でも、それが勉強だよなあ。
どうしようかなあ。
2007年08月03日(金)

クレームなんてできない!

図書館に行ってきた。
去年1年間クレームを受けた身としては
やっぱり怒ることなんてできなくて
どれだけ必要な本なのかを切々と訴えてきた。
今度こそくるだろう。
対応してくれた図書館の職員が
(パートも多い中でどうして職員かわかるかと言うと)
小学校の時の友人の母で
私に夢を与えてくれた人だったので
強く言えなかったということもある。

二日連続で図書館に行って
同じ道を何度も通るのは嫌だったので
少し遠回りしてぼんやりと歩いて帰った。
が、暑い!!
梅雨明けとはおそろしい。

古本屋で『国歌の品格』(読んでみたくなった)と
SPIと一般常識の問題集を買った。
今度こそ就職することができるだろうか。
2007年08月02日(木)

公共図書館め!

公共図書館の対応に腹が立った。

物珍しい本をリクエストしてしまったが
思っていたより迅速に用意してくれたと思い
図書館サービスに感謝していたところ
家に帰って本を開いて致命的なミスに気がついた。

本がちがう…。

タイトルは一言一句間違っていない。
それはそうだ、全て同じ人の「全集」なのだから。
問題は出版元。
図書館員め、どれでもよいと思ったか。
出版元が違えば、内容も異なる(こともある)
これでは課題ができない。

滅多に利用しないサービスで痛い目をみた。
2007年08月01日(水)

そらいろのねこ / コギト