私のカケラ...me☆

 

 

意地悪なのは。 - 2013年09月25日(水)

「meを抱いている時さ。いじわるって言われるとすごく興奮する」

そんな事を抱き合った次の日に彼が言っていた。

でも実際ほんとうの意地悪は私の方だと思う。

週末、彼からメールが一通も来なかった。

頭に来たので、連休明けの火曜日、適当に理由をつけて夜skypeをするのを辞めた。

「すごく残念だけど仕方ないね・・たまにはmeもゆっくり休んでください」

そうメールが来たのに、それから数時間して、

「本当はmeと話したかったな・・・会いたいな・・」

そんなメールが来た。

いい加減許してやるかと、今日は彼の言っていた帰宅時間にskypeに入ったけれど、一向に彼が入ってこない。

skype入っていますとメールしたけれど、また返事もなく。

「いないみたいだね。落ちます」

そう書き残して落ちると、すぐに彼からメールが来た。

結局仕事が終わらず入れないとのこと。

謝っていたけれど、なんだかもうどうでもよくなった。

パソコンの方のアドレスに、仕方ないね。おつかれさまとだけ返事を書いた。

9時過ぎにやっと仕事が終ったらしく、

「ダメもとでskype入っているね」

とメールが来て、無視してると電話がかかってきた。

・・・これにも出なかった。

私は大事にしてくれる人には尽くすし、いい女でいられる。

でも手を抜かれるとすぐに冷たくなる。

私を必要としている男性は他にもいるし。

手放さない努力が無くなった時、私はすぐに離れていく。


意地悪な私は、明日はまた普通に彼からのメールに返信をし、夜はまた冷たくあしらうだろう。




...

会った後は。 - 2013年09月21日(土)

『me 愛してるよ 最後にぎゅっとしたのが忘れられません いつもしていたいな・・』

『私もhiを愛してるよ。ほんとはいつも、あんな風に甘えたいよ・・毎晩今日のように裸で抱き合って、疲れたら腕の中でお話しして、眠って・・・そんな生活できたらなって、会っている間考えていたよ』

会った次の日は、彼はskypeで会った時の事を鮮明に話す。

嬉しい反面、思い出して恥ずかしくなってしまったり。

「meが上に乗って動いてさ。ほんとに気持ち良かった。meのお尻も柔らかくてずっと触っていたくて。」

私のお尻は確かに男性に評判がいいかも。肉付きがいいから。

「meはきれいな体のラインしてるよね。少しの明かりで体がぼんやり浮かんで見えて、きれいだった」

確かに太ってはいないけれど、昔に比べると重力に勝てなくなっていて・・それでもくびれだけは維持したいと思ってる。

「昨日、久しぶりに会ったでしょ。なんかすごく・・よかったんだよね。抱き合ったことだけじゃなく、なんていうか一緒にいて心地いいというかさ」

「うん・・・私ももっと一緒にいたいと思ったよ」

「ずっと一緒にいたいね・・」

「うん。毎日会いたいね」

「meのその、ねって言うのがかわいくて好きなんだよな」

「何それ・・・(笑)」

こんな風に甘えた声で話すのは、あなたにだけだよ。


...

月見の夜 - 2013年09月20日(金)

久しぶりに彼と会うことができた。

以前よりもずっと日の入りが早まり、会う時間はすっかり真っ暗になった。

彼の仕事は今とても大変な時期で、疲れているのも感じていたけれど、時間を作ってくれた。

この日はすぐに抱きあわないつもりでいたけれど。

結局彼は次々と私の服を脱がせて、私の中に入ってきた。

外はだいぶ涼しくなったとはいえ、車内は窓も開けられずすぐに二人汗だくになった。

「上になって」

「見えちゃうよ・・・」

そう言いながらも彼の上に乗せられ、下から突き上げられると気持ちがよくて。

「もっと胸をこすって・・・」

彼にしがみつくように体を密着させ、お互いの胸をすり合わせるようにするのが彼は好きなようだ。

お互いの汗が潤滑剤になって、腰を動かしながら胸をこすりつける。

「すげー気持ちいい・・・」

私のお尻をわしづかみにして上下させ、彼は逝った。

逝った後、彼の腕の中でまったりとする時間が好きだ。

「meと結婚したら、毎晩こんな風にしてたよな・・・」

「そうかもね・・」

もう一度いつものように手で逝ってから、服に着替えた。

まだ少しだけ時間があったから、彼の膝の上にまたがるように座って、彼を胸に抱きしめた。

「大好き」

「俺も大好きだよ」

何度もキスをしたり、彼は私の胸や太ももを撫でたり・・・

「これがしたかったの?」

「うん。」

そう、私は抱き合うよりこうして甘えたかったんだ。



...

検査 - 2013年09月09日(月)

今日、HIVの検査に行った。

彼に言われたことが、思いの外心にキツくのしかかって、急に不安になった。

一番疑わしいのはまーさん。

私と出会う前は、ずいぶんいろんな女性としてきていたようだから。

でも4年以上付き合って、お互い何の症状もないのだから問題ないとは思うけれど・・・彼がきちんと検査を受けているか聞いていないし、何より今の彼に何かあってはいけないと思った。

思い立って保健所の即日診断日を調べると、丁度自分の休みと重なり翌日にいけることがわかり、電車で1時間ほどかかるけれど足を運んだ。

行ってみるとどこでしてるのかよくわからないほど受診者は少なく、それでもすぐに声をかけてもらい検査を受けた。

待っている間、ほんとに胃が痛くなるほど心配だったけれど、結果は陰性だった。

無料で、即日30分でわかるというのはほんとに心強いと思った。

ただ・・

私の前に検査結果を聞いていた女性が、泣き崩れていた。

小さな子どもと、旦那さんらしきひとと来ていたけれど・・・どんな状況でそうなったのかわからないが、陽性だったようだ。

私よりもはるかに若そうだし、小さな子どもがいるのに、今後彼女はどう生きるのだろうと、胸が痛くなった。

この日は携帯を家に置いてきてしまって、急いで帰宅すると彼から電話の着信があった。

ちょうどskypeできるというので、少しだけ話をして・・・でも今日のことは言い出せなかった。

ただ次に会った時に、病気の心配はないと伝えようと思う。


...

変化 - 2013年09月07日(土)

昨日私が送ったメールに対して、彼の言い分が書かれたメールが朝早く届いた。

まぁ、結局のところ私がどんな女でも愛していると言いたかったらしいけれど、それがあんな風に傷つける言い方になってしまってごめんなさいという感じだった。

そのメールに対して、夕方まで返事ができず、『わかりました』と返すのが精いっぱいだった。

「ありがとう。来週会えるかな?」

そう書かれていたけど、再来週にしましょうと返信した。
彼はきっと、会って私の気持ちを確かめたいのだろうけれど、私は抱かれたいと思えなかったから。

その日の午後は試合で、私は顔を出さねばならなかった。
はっきり言って彼にあまり会いたくはなかったけれど、避けることもできなかった。

試合の合間、彼が私を見ているのもわかったし、小さなことでそばにやってきてるのも感じていた。

二人になる時間が少しでも持ちたかったようだけど、主人もそばにいたし叶わなかった。

曇り空が試合の終わり際土砂降りの雨になり、急いでみんなで片付けを始めた。

この日はこんな天気で、ほかの父兄は少なく、私も片付ける場所がわからないものがあったりで、戸惑っていると、そばに彼が来た。

それでも私からなかなか話しかけることができず、困っていると彼がこっちだよと教えてくれた。

彼自身も倉庫の中に入れるものがあり、雨脚がすごくて彼も傘を差していたから、「傘を持とうか?」と言うと彼がうなずいた。

ほんの一瞬、二人の世界が流れた。

「ごめんね」

周りにそれなりに人がいたけれど、彼は私にそう言わずにはいられなかったのだろう。

「うん。いいよ」

私は彼に傘を返して、振り返らずに歩きだした。

本当は。

きつく抱きしめたかっただろうと思う。

私も腕を引き寄せてそうしてほしかった。


帰宅してすぐに、彼からメールが届いた。


『今日meに会えてよかったよ。可愛かったし。風邪引かないようにね』

私が怒っていないことがわかって、安心したのだろう。

確かに怒ってはいない。

でも何かが変わってしまったと思う。



...

哀しい日 - 2013年09月06日(金)

ここ数日、ラブラブ過ぎだと思うくらいべったりだった私たちだったのに。

skypeで話している時、彼にひどく傷つけられて、言葉を失くした。


以前から彼は私を、遊んでいる女だと思っているのを感じていた。

確かに結婚後に数人と関係を持ったし、そう思われても仕方がないのかもしれない。

でも。

病気をうつされるかもしれないなんて思われているとは、考えてもみなかった。

たとえばそう思っていたとしても、私に言わなくてはいけないことだろうか。

「それは、私を信じてないってことだよね」

「そんなことないよ。信じてるよ。でも不特定多数とつきあってるわけでしょう?そういうリスクがあるかもしれないよね。俺だってそうだし」

「まぁ・・・そういう女だって思われても仕方ないよね」

「変なこと言ってごめんなさい・・・思っていないよ・・」

「・・・傷ついたかも」

「ごめん・・・」

私の心は凍りついて、また閉ざされてしまった。

そのあと彼はいつもどおり普通の会話をしようとしていたけれど、私は上の空だった。

終り際もまた謝っていたし、好きだよと、すぐに会いたいと言っていたけれど、言葉はもう届かなかった。

あまりに気持ちの整理がつかず、素直な気持ちを書いたメールを送った。

もしかしたらもうこれで終わりになるのかもしれない。

それならそれで、それが私たちの結末なのだろう。


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