私のカケラ...me☆

 

 

右手と左手と。 - 2008年08月11日(月)

久しぶりに会ったTは、黒く日焼けしてて、トレードマークの眼鏡も外していて。
はじめ待ち合わせでどこにいるのかわからなかった。
メールを打とうとすると、目の前にふいっとやってきた。

「どこかわからなかった」
「すぐわかったよ」

相変わらずの猫背で、ひょいひょい歩く感じが、とても懐かしかった。

連れて行ってくれたお店はとても落ち着いていて、食事もおいしく、すごくいいお店だった。
お会計、かなり高かったはず。

4時間かけ、食べて飲んで、近況や4年前の日々を話したり。
少しずつ空白の時間を埋めていった。

「少し散歩するか」

今回会ったのは、最後に会った街。
散歩には似つかわしくない賑やかなネオンの街を1時間くらい歩いたり、写真撮ったり。

あぁ、Tのこの感じだなぁと、しみじみ感じながら。


改札で見送ってくれた。
確か見送られるのは嫌いだったような。

「ご馳走様でした。」
「はい。また近いうち」
「うん。また誘って」
「え?また襲って?」
「言うわけないでしょ!」
「聞こえたんだけどな。(笑)んじゃ」

別れ際、右手で私の左腕を掴んだ。

握手をしたいのかと思って、右手を差し出した。

「違うでしょ」
「え?違うの?」
「左手掴んでるでしょうが(笑)」
「?うん・・・」

よくわからないけど、彼なりの小さな愛情表現だったようだ。
もう一度私の左手首を掴んで、左の掌を掴んだ。
なんていうか。
手を繋ぐみたいに。

なんか急に照れくさくなったけど、手を振って、別れた。

前のような甘い言葉は交わされないけれど。
またゆっくりと何かが進み始めている気がした。


...

久々の。 - 2008年08月08日(金)

なんでこういう流れになったのか、よくわからないが。

明日、Tと会うことになった。
会うのはもう、4年近くぶりになる。

たまたまメッセにいた私にTが声をかけ、少し会話をし。

「me、今度飲みいこー」

「いいよ〜」

という感じ。

それからしばらく、前のように携帯でちょこちょことメールのやり取りをしてるけど、不思議なもので、恋愛感情がさっぱり湧かない。

彼は多分、あわよくば抱けるかも・・・と思っていると思う。

まだわからないけど。

恐らく抱かれても、虚しくなるだけのような気がする。


もうすぐ彼が例年帰省する時期。
また変わりなく、彼は連絡をしてくるのだろうか。


...



 

 

 

 

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