私のカケラ...me☆

 

 

The day of Christmas - 2007年12月25日(火)

離れていた時間などなかったように、前と変わらないメールのやり取りが続いたクリスマスの日。


『起きてる?』

と夜の12時過ぎに届いた彼からのメール。

観ていたテレビ番組を返信すると、彼も同じものを観ていたという。

2年前も一緒に観た、私の好きなアーティストのライブ。

あの頃とは色んなことが変わったなと思いながら観ていた。


『meは新しい彼できた?』

言葉に詰まった。

やっぱりあの離れていた数カ月。
私たちは別れていたのだと明確にされた気がした。

このクリスマスの日。
私は素直にならなければいけない気がして・・・強がることをやめ、正直に彼と向き合った。


『いないよ』

『少し安心した』

『私は何も変わってない・・』

『変わらないでいてくれた?』

『どんなに離れても。心を遠ざけることはできないとわかった』

『また逢いたい』

『こうしてメールするだけの付き合いの方が、いいんじゃないかな』

『メールしてたら会いたくなるよ』

『抱きたいから?』

『キスしたいし触れ合いたいし↑』

『大切にしてくれたらね』


もう私は前のように、彼に我ばかりを押し付けるようなことはしないだろう。
かといって、自分から彼にくっついて行くこともないと思う。

ただ、どんな形であれ彼と続いていきたいという思いだけがある。









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代わりの誰か - 2007年12月24日(月)

彼への返信のメールを出したのは、イヴの夜だった。

私の近況を少し書いた。
メリークリスマスと伝えたかったのもあった。


翌日の朝、彼からクリスマスのメールが届いた。
前のように携帯に。

大きなツリーの絵文字。

彼っぽくない。


この3か月で、おそらく他の女性を探したりしたのだろうと思った。






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引き戻された世界 - 2007年12月19日(水)

「やり直すのではなく、距離を置きましょう」

そう言ってメッセを落ちてから、3か月が経っていた。

その言葉通り彼は私から距離を置き、全く連絡をしてこなかった。



自分で離れようと言ったのに、私の心はずっと重たいままだった。

どんなに離れても、彼を想う気持ちは変わらないのだと、わかった。


ずっと連絡がない中、もうついに呆れられてしまったのだと思っていた。
主人が私から離れたように。
でも心のどこかで、彼との強い繋がりを信じていた。


そして携帯ではなく、出逢った頃にやり取りしていたPCのアドレスに、以前と変わらない当たり触りないメールが届いていて。

私はどうしようもなく安堵感に包まれ、また彼のいる世界へと引き戻された。




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理由。 - 2007年12月18日(火)

何カ月もここに書かなかったのは、彼と連絡を取っていなかったから。

そしてこうして書いているのは、3か月ぶりで彼からメールが来たから。



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