七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2004年09月30日(木)

母から一度だけ聞かされたことがある。

私がまだ小さい頃、母に手を引かれて歩いているところを、
通り過ぎたバスの中から、本当の(産みの)母が、その姿をたまたま見ていたということを。

今は行方不明になってしまった本当の母。
いったいどこにいるんだろう・・・。
どうか元気でいてほしい。


2004年09月28日(火) 息子、遠足。

今日は秋の遠足。

前の晩から気になっていて、やたら自分をハイテンションに持っていって
気にしないようにしていたが・・・。
私のいちばんのプレッシャー、お弁当作りが待っていた。

夏休み中、毎日学童に行くため作り続けていたのに比べれば、全然ラクなはずなのに・・・。
久しぶりに作るとなると、やはり相当早起きしないと、私の心の余裕がなくなる。
ゆうべはそれで寝付きが悪かった。(苦笑)

でも起きて、作ってしまえば何のことはないのだけれど。

このところ、ひとりで登校するようになっていた息子だが、昨日は雨がひどかったので送って行き、
今日も息子の遠足を見送るために、一緒に学校まで行った。

校庭に集合し、出発を待つばかりのところで
「おかーさん、ばいばーい!もう行っていいよー!」
と息子に言われ(笑)、「行ってらっしゃい」と言って、先生に挨拶をし、
私は学校を後にした。


やっぱり早起きが効いたのか?昼寝をしてしまったよ。(爆)
お昼を食べたら、またすぐに息子のお迎えだ。
今日は疲れているだろうと思い、公文もお休みさせることにした。

迎えに行くと、息子はけっこう元気な様子。
先生によれば、息子は電車の中でもノリノリだったとか?(笑)
帰ってきてから昼寝をするかと思いきや、PCをやったりして余裕。
これだったら公文行かせてもよかったかも?(苦笑)

母はまた夕方、ちょこっと寝てしまった。
母の方が疲れてるじゃん?(苦笑)


2004年09月26日(日) だんだん親しげになってきたあの子

以前この日記に書いた、前は息子に対していじわる気味だったあの子のこと。

先日の公文の時も、教室で一緒になった。
私は、教室の片隅で息子の勉強が終わるのを、たまたま待たせてもらったんだけど、
その子が、先に終わって帰ろうとした。
くつをはきながら、何やら言っている。
「くつがいっぱいではけねーよー!」
その言い方は、近くにいる私に対して、明らかに何か返してほしいというような言い方だ。
「そうだねー、いっぱいだねー。ふんづけちゃうね」
私は答えた。

何事もなかったかのように、その子は
「さようならー。ありがとうございましたー!」
そう言って出て行った。

しばらくして、あんまり集中して勉強できなかった我が子も、終わって帰ることに。
「ほら、さようなら、ありがとうございました、だよ?」
私が息子に言うと、
「せんせー、ばいばーい!さようならー!」
それだけ言って、外に出てしまった。すみません、先生・・・。

外に出てみると、先に帰ったはずのあの子が、教室の前のうちの子と何やら会話している。

「あら、まだ帰ってなかったの?」
私が声をかけると、その子は何も返さない。
そのまま、私が息子を連れて歩き始めたとたん、
「じゃーなー!ばいばーい!」
と、会話していた子と離れて、自転車に乗って帰ろうとしている!
私は心の中で、(なんだ、待ってたのか・・・)と思った。

「教室の中は暑かったけど、外は涼しいね」
私が言うと、やっぱりその子は言葉を返さない。
でも、のろのろと自転車を走らせている。
明らかに私たちの歩みに、自分の自転車を合わせているのだ。

祭り好きな息子がつぶやいていたのを聞いていたその子、
私が補足して
「今度の土日はお祭りがあるんだよ」
と言うと、
「え?ほんと?おまつりがあるの?!」
と初めて会話らしき言葉を返した。

でもたいした会話もしないまま、マンションまでたどり着き、その子は自転車を置きに
自転車置き場まで走って行ってしまい、そのまま別れた。

公文の後、買い物に行こうと思っていたので、息子にかばんだけ置かせて、すぐに家を出ると、
通路のところでその子とまた会った。

「あれ?どっか行くんですか?」
やたら丁寧にたずねてくる。(笑)
「うん、これからちょっとお買い物なんだ」
私が答えると、
「ふーん。じゃな、○○(←うちの苗字)!また月曜日なー!!」
そう言って行ってしまった。
「じゃあねー、またねー!ほら、ばいばい、は?」
私も答えながら、息子に言った。
「ばいばーい!」
息子もやっと言った。

ふと思った。「月曜日なー」って、学校違うのになぁ・・・って。(笑)
でもエントランスのところで登校時間が一緒になったりして、顔を合わすから、そう言ったのかな?

どっちにしても、息子や私に対して悪感情がなくなったのは確かだ。
相変わらず照れ屋さんのようだけど。(笑)

子供の頃から子供嫌いだった私が、こうして母になって、他の子とも言葉を交わしてる。
なんだか不思議で笑っちゃうね。


2004年09月24日(金) ダメ母だねぇ・・・ごめんね。

昨日、息子と一緒のお風呂の中で泣いた。

「まーたおかあさんないてるぅ!」
息子に言われた。

一日中泣いていた私を見ていた息子は、半分呆れ笑いをするかのような顔でこう言った。
「おかーさん、にこっ☆して?」
そう言って微笑んだ。
そして「AMBITIOUS JAPAN!」を歌い続けた。

私はその姿にまた泣いた。

そうだね、メソメソしてダメなお母さんだね。
頑張らなくちゃね。

今日はこれから息子のお薬を、お医者さんにもらいに行く。
公文もあるし、学校にもお迎えに行かなくちゃ。
明日は私のお医者さんだ。

日常は誰の上にもやってくる。
頑張らなくちゃね。


2004年09月21日(火) PCでゲームをする息子

最近、マウスの扱いや飲み込みがよくなってきた息子は、某デ○ズニーBBで、
毎日、遊びたい!を連発。
今日もやっていた。しかもやり出すと1時間以上やっている。(-_-;)

中でもお気に入りになっているようなのが、お絵かき。
マウスでお絵かきをして絵本を作るというやつ。

表紙と裏表紙それに数ページの中身で構成されている。
それぞれに絵を描いて完成。
今日はぐちゃぐちゃ色を塗ったのの他に、おひさまとオレンジ色の空、
おひさまと雲、お家と線路と空には雲、となかなかの絵の出来映え。
あら、上手じゃなーい?とよく見ると・・・お家の横に何やら茶色いものが・・・。
なんじゃこりゃ?う、ウンチ?!(お食事中の方はごめんなさい!m(_ _)m)
デザインをマウスで選択できるのだけど、その中になんとウンチがあるのだ!
ディズニー、こんなの入れとくなよっ?!(苦笑)
しかも、大きさを変化させることもできる。
息子よ、大きくすんなっ!そんなもんっ!!

どうでもいいけど、そうやって息子もPCを使う時間が増えると、母はなおさら
PCを使える時間が減るなぁ・・・。
夜は夜で、旦那にPCを譲ったりするし・・・。
母は平日の昼間やるしかないなぁ。

(それが世間一般では当たり前。朝方までやってた私の方がふつーじゃなかったのでしょう・・・苦笑)


2004年09月20日(月) ひとくくりにされるとつらい・・・

友達からメールが届いた。

私はゆうべ眠れず、朝から具合が悪かったので、返事を待ってほしいと返信した。
別に彼女はそんなこと気にしていないだろうなとは思っていたのだけど。
やはり「気にせんでもええがな」と茂風に返事が来たのだ。
それはそれでありがたかった。

ただ・・・私は鬱を抱えている。
それはいつ何時、どんなキーワードで発作のように爆発するか、自分でもわからなかったりする。
実際に今日も爆発した。
泣きわめいて耳をふさいで、こもり部屋にこもった。
家族のために動く休日は、それが特にひどくなることが多い。
自分のことでいっぱいいっぱいの私が、家族のために動かなくてはならない。
これは私にとって本当につらいのだ。
私に時間をちょうだい!!!と心の中で叫ぶだけでは我慢できずに、爆発してしまう。

そして、そのことを友達にも少しだけ、メールで話した。
彼女の返事にはこう書かれていた。
「家族がいるとペース乱されるし、主婦はみんなおんなじよ」
・・・・・・・・・・。

人はそれぞれ違う悩みや苦労を抱えている。
だから自分だけが不幸だとかは思わない。
でも・・・主婦だからといって、ひとくくりにしないでほしい。

こんなことで自慢する気も、人の同情をかう気もないが、私の息子は健常児じゃない。
人にはわからない苦労をしているつもりだ。
産まれてからずっと、苦労してきたつもりだ。
もっともっと重い障害で苦労している方の比じゃないが。
息子とのコミュニケーションを大切にしようと、子供のわけのわからないような言葉にも
できるだけ答えるようにしてきた。
確かに、熱狂的なTOKIOファンやら、文章書きで、家族には迷惑をかけたかもしれないが、
これでも一生懸命だった。
たーぼーのいい母親でいるには、人一倍のパワーが必要なのだ。(と自負している勝手な母親だが)
この鬱かかえて、これでも精一杯頑張ってるんだよ。

だから主婦はみんなおんなじだなんて、言ってもらいたくなかった。

でも彼女に悪気はない。
そう答えるのがごくごく普通だと思うから。

あぁ・・・今日は相当鬱っぽいなぁ。
こんなこと書いてしまって、読む方にも申し訳ないです。

早く寝よう・・・。


2004年09月19日(日) ゆうべのライブで出会った新しいTOKIO友達

これは、どちらかというと「バンド日和」の話になってしまうかもしれないけれど・・・
ゆうべのTOKIOライブで隣の席の方と、お友達になった。

彼女は、席に着く時から、「よろしくお願いします」と言って隣に座った。
私が「おひとりですか?」とたずねると、「ええ」と。
私よりちょっと年上の方のように見えた。
「このへんの席は、けっこうなんか年齢層高いですよねー?」なんて
彼女も言っていた。(笑)

私はひとりでライブに行くことがほとんどなので、よくひとりで来ている隣の席の人と
会話をすることが多い。
こんな鬱になるような性格なのに、初対面の人には平気で話しかけられるのだ。

でも、彼女には特別に気持ちをわかってもらえる何かを感じたんだと思う。
TOKIOファンになってから、けっして楽しいことばかりではなかったこと、
ファン友達とトラブって悲しい別れ方をしたこと、息子の障害のこと、自分のトラウマのこと、
TOKIOのファンになりたての頃は、正直言って息子の現実から逃避するがごとく、夢中になっていたこと、
いろんな話をした。

話した私も思わず涙ぐんでしまったのだが、その方は・・・私のために涙を流してくださった。
そして「その年月があったからこそ今があるのよ」
「息子さん、いい子ねー。いい育て方をなさってるじゃないですかー!」とまで
言ってくださった。

ものすごくうれしかった。
TOKIOを通じて知り合えた人、ある友達に嫌われて彼女と私の共通の友達や、
仲間から自ら別れたこともあるけれど、たとえ少なくても、私には私をわかってくれるファン友達がいる。

彼女はPCをやらないと言うので、携帯のメールアドレスを教えてもらい、
さっそく昨日のうちにメールを出した。
今朝、返事が届いていた。
「TOKIO以外の話も、たくさんしましょうね」と書いてあった。
高校生の息子さんのいる年上の智也ファン。(^^)
友達っていいね。
また新しい出会いをくれたTOKIOに感謝。
って、まるで「バンド日和」に書く内容じゃん?(苦笑)


実は、昨日ライブに出かける時、息子に泣いてすがられた。
「おかーさん、いかないでー!おかーさんだいすきー!!おとーさんやだー!!」
ドアを閉める時にはついに、「おかーさんなんてだいっきらいっ!!」と
怒声を浴びせられ、泣きじゃくる息子の声が聞こえた。
・・・・・・つらいよね。こういうの。
自分の趣味のために、何かを犠牲にしているようで・・・。

そのせいか、私が帰宅するまで、息子は起きて待っていた。
帰ってきたら、ベタベタに甘えられた。
私も「ただいまー!」と言って、息子を抱きしめた。
こんなふうに慕ってくれるのも、今のうちだけかもしれないけれど、
自分の趣味の音楽から幸せをもらっただけじゃなく、息子からも幸せをもらった。
ありがとうね。

来年の春は、TOKIOのライブ、息子も連れて行ってみようかな・・・?
ちょっと冒険だけど。(^_^;)


2004年09月17日(金) 息子の日常を垣間見た日

息子の授業を見に行ってきた。
特殊学級なので、普通のクラスとは授業内容もちょっと違う。
私が行った時には、みんなで朝顔の種を取っていた。
その後、畑の草むしり。
私が見に行ったせいで、息子は張り切ったらしい。
ふだんは嫌がってしないらしい草むしりを、次々とこなしていた。
ゲンキンなヤツ。(苦笑)

その後の授業は、調理実習を兼ねたお誕生日会。
今日は蒸しパン。
みんなで材料を切って(危なっかしくて、見ているのは正直疲れる・・・汗)、
混ぜて、蒸し器へ。
できあがるまでは、ゲームで遊んで、歌って。
なんと「AMBITUOUS JAPAN!」もメニューに入っていて、
先生に「○○くんのママ(私のこと)が喜ぶ」と言われてしまった。(爆)
息子も私もノリノリで歌ったよ♪
しかも明日、母はTOKIOのライブ行くし。
最後に息子がデカイ声で
「リーダー、(ギター)こーやってまわすんだよ!」
と言ったので、母コケる。(爆)
他の人には誰にもわかんないからさぁ、そんなコトは言わんでもええんよー!
(笑)

母も蒸しパンをいただき、給食の様子もちょっと拝見して、疲れたけど、けっこう
楽しかった。


2004年09月15日(水) でっきるかな?でっきるかな?

ゆうべのこと。
伊東○の食卓の裏ワザCookingを見ていた息子が、
出てきた「裏ワザ・2層プリン」が食べたい!と言い出した。
「おかあさん、つくれないの?」とたずねる息子。
母困る。母は自慢じゃないが、料理ベタである。しかもお菓子なんて作ったことがない。
「つくれないかもしれない・・・」と悲しく答える母。情けない。

今日、とりあえず伊東○のHPを見てみた。
裏ワザCookingのページでレシピと作り方を確認。
やってみるか・・・とさっきスーパーで買い物。
カンタン!って書いてあるけど、うちのキッチンの作業台は広くないから、
もう、材料置いて、計量して、ボウルとざるとなべと・・・なんてやってると
大奮闘!!
そして・・・なんとか全作業を終了し、ガラスの容器にプリン液を流し込み、
あら熱を取って・・・冷蔵庫へ。
あーーーーーーー、とりあえず終わったぞっ!!
あとは、固まると書かれていた2〜3時間後を待つのみっ!
息子が学童から帰ってくる頃には、できあがってるはず。

さぁ、いったいどんな味に?!
結果はこうご期待っ!?(苦笑&汗)


さて・・・帰ってくるなり、息子が冷蔵庫の中の2層プリンを発見!
で、手を洗ってさっそく食してみた。
おいしい☆息子も「これがいいっ!」と満足そう。
あっという間に親子共々たいらげた。
ははは・・・。
とにかく、まずくなくてよかった(^_^)v


2004年09月14日(火) あのいじわるだった子が・・・

以前この日記にも書いたけれど、「同じマンションの意地の悪い」と書いた子。
同じ学校にいた時は、その子と息子は公文でも犬猿の仲だった。

ところが、なぜか息子が転校してから、その子の様子が変わってきていた。
顔を合わせると「よぉ!」とか声をかけることもあった。

今日は、公文に行く時、たまたま階段のところで一緒になった。
すると、「よぉ!いっしょになったな!」と息子の肩をたたいた。
「自転車だからまた後でなー!」と笑顔で去っていった。
私も「うん、後でねー!」と元気よく答えた。
あの時、大人げなくムカついてしまった私だったけれど、あの後、なるべくその子には
自分から「こんにちはー」と挨拶するようにはしていた。
なんだかそれが報われたような気がして、涙が出るほどうれしかった。

そして、息子をつれて歩いて行くと、なんと、ずっと先の方でその子がわざわざ自転車を止めて
待っているのが見えた。
私は息子に「これから仲良くなれるといいね」と言った。
その子は待っていたのを照れて隠すかのように、「公文で待ってるぞー」と走って行ってしまった。
照れ屋さんだっただけなんだね・・・。

公文に着くと、以前の学校の顔なじみの子たちと一緒になった。
息子はその子たちと公文の教室に入っていった。

私はすがすがしい気持ちでいっぱいになった。
涙を隠すように、その場を去った。
子供には子供の世界があるんだなと、なんだか悟った気がする。


P.S.
公文では、以前の同じクラスの友達が、息子の字を「上手いんだよなー」とほめてくれたそうだ。
けっして上手いとは言えないその字なのだけれど、普通学級にいた時でも十分認めてもらえていたんだと、
今更ながら知った。

息子も私も自信を持って生きよう、ね!


追記。
親バカぶりを一言。
来月、息子たちの特殊学級は1泊の合宿があるんだけど、それについて先生が
「楽しみだね」と息子に言ったら、
息子「ううん、たのしくない。だってたーぼーがいなかったらおかあさんがさみしくなっちゃうもん」と
答えたそうだ。
先生は思わず感涙にむせびそうになったそうである。(^_^;)
母は、そんな淋しくなったり全然しないんだけど(爆)、息子がやたらかわいく思えて
しかたがなかった。
ああ、我が息子よ、母が息子を思うより、ずっと母を思ってくれているんだね。
我が子ながら、いい子だ。(*^_^*)


2004年09月13日(月) なんなんだ?この甘えん坊ぶりは?!

息子、やたら母に甘える。(^_^;)
そのベタベタぶりがすごい。
今日の甘え方はすごかった。

ごはんの時は人のひざの上で食べてるし、ソファに座らせてはまとわりつくし、
挙げ句の果てにはだっこをせがまれた。
もう重くて持ち上がらない・・・。(-_-;)
腰を痛めそうになりながら、やっと持ち上げた。
「おかあさん、あそぼう!」と
合計どのくらい一緒に遊ばされただろう?
学童から帰ってきて、ごはんを作る以外は、ほとんど遊びだった。(^^;)
シャワーの後もまだ遊ばされたし、日記を書くからUPしろと言うし、
「おかあさんにおてがみ、プレゼント」とお絵かきした広告を3枚渡され、
「おかあさんのおへやにもっていって」と言った後、ちゃんと持っていったかどうか
見届けられるし・・・。
(別にお母さんのお部屋じゃないんだけど、たまにこもるからね・・・(^^;)

10時、やっと寝た。(-_-;)
やれやれ・・・。(=_=)


2004年09月06日(月) 歯医者にムカついた

息子の乳歯(上前歯)が1本抜けた。
いちおう抜けた後、みてもらいに近所の歯医者へ。

どうぞ奥へと通されて、ギクッ!
この間の優しい先生と違う!
こやつは歯磨きにやたらこうるさいあの医者だ!
いやな予感・・・。

抜けたところをみてもらうだけで、じたばたいやがる我が息子。
だからやなんだよ、医者関係は。
それだけだってたいへんなのに。
「全然磨けてませんねー」とやっぱり来た!
「ここに虫歯がありますがこれじゃ全然治療もできないですよ」
ここでも言わなきゃなんないのか・・・。
「うちの子は知的障害があって、磨くってこともものすごくたいへんなんです・・・」
(知的障害・・・でしょうねー)という顔をされた。

「このままだと大学病院に入院して虫歯の治療ってことになりますよ」と
脅される。
甘いものを全く絶つ食生活か、歯磨きを無理矢理意地でもやるか。
どちらかだと。
後者に決まってる。

ちゃんと磨いてないダメ母という目で見られ、めちゃくちゃムカついた。
ちゃんと磨けてないことは事実だが、この子の口を開けさせることがどんなにたいへんか、
ハブラシをつっこんでぐしぐしやる作業がどれだけたいへんか、アンタ一日親やってみぃ!と
その医者に言いたくなった。

そう、こういう子は、他の子がごくごくふつーにこなしてることが、めちゃくちゃたいへんなんです。
ごくごくふつーのお子さんをお持ちの親御さん方、一度体験してみてはいかが?と
イヤミを言いたいですわ。

今日も私の鬱の地雷を踏んでくれたなぁ、歯医者さんよ。
あれ以来、ムカムカしっぱなしだよ。


追記。
歯磨きの時は一回、息子に強くモノを言いましたが、他は八つ当たりしてませんよ。
えらいよ、アタシ。
誰も誉めてくれねーから、自分で誉めるよ。


2004年09月01日(水) 本屋でのできごと

3歳くらいの男の子が、ママに向かって話しかけている。
男の子は何やら車の本を見ている様子。
きっとママに「買って」とでも言ったんだろう。
でも次の瞬間、ママの口から返された言葉は冷たくきつい一言だった。
「いいえ!」

なんだ?今の?!私は耳を疑った。
ありえない。
少なくとも私の中では絶対にありえない。

ママは子供を置いて、店内を行ってしまい、平気な顔をしている。
世の中にはこーゆー子育てで平気な人もいるんだと、ものすごく苛立ちを覚えた。
ま、それなりの子供に育つんだろうけどね。

私は子供の問いかけには、どんな状態でも少ない言葉でも答えるようにしている。
鬱で起き上がれなくて泣いていた時でさえ、ティッシュを持ってきてくれた息子に
「ありがとうね」と言っていた。

以前こんなことがあった。
ここでも書いたかもしれないが、駅で息子とエレベーターに乗ろうと待っていた時のこと。
いつものように親子で会話をしていた。
すると、見知らぬおばさんに「あなた偉いわね」と声をかけられた。
子供の問いかけに、「うるさいわね」とか言わないで、ちゃんと答えていることが「偉い」と言うのだ。
私は誉められて、「そんなことないですよ」と言ったが、涙が出るほどうれしかった。
あの時のことは、いつも頭の中にある。

今日のママを見て、あらためて自分の子育てにも自信を持とうと思った私だった。


ついでに。
明日から給食!!待ちに待っていた給食!!
夏休みの間、学童に行く日は必ず作っていたお弁当作りから解放される。
後半、鬱がひどい時2回ほどコンビニのサンドイッチに頼ったが、それ以外は全部
お弁当を作って持たせた。
我ながら「偉かった」と誉めてやろう。
とにかく給食が始まるのでよかった。ほっとした・・・。


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