お気に入り・選抜映画感想日記
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 善き人のためのソナタ

監督・脚本 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演  ウルリッヒ・ミューエ  セバスチャン・コッホ
    マルティナ・ゲデック

アカデミー賞外国語映画賞受賞

1984年、壁崩壊寸前の東ドイツ。自由な表現を禁止され、国家に監視される芸術家達・・・・演出家ドライマンと、国家の犬ウィンスレット・・。

最高に感動しました。
(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)

ウルリッヒ演じるウィンスレット大尉のすばらしいことなんのって!
あの、哀しそうな目・・。

反体制側の仲間からも、いくじなし扱いされるドライフマンですが、
彼も、体制側のウィンスレットも、共に純粋に国を愛する国民に
代わりないのです。

ウィンスレットが、娼婦に「もうすこし、居て・・」と言う姿。。
涙でそうでしたよ。。 

なにはともあれ、単にイデオロギーではなく、そこに「居る」対照的な
立場の二人を、うまく、描いています。
原理原則・主義主張ではない、生身の人間の姿です。

傑作!!!!!!!!!!!!!
こんなに、感動は久々!!

ラストは、涙が止らないどころか、椅子から立ち上がれませんでした。
帰り道、嗚咽が止らず、泣きながら道を歩いたおばさんでした。

☆☆☆☆☆!!!!!☆!!



2007年02月02日(金)
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