螺子巻き日記。
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2019年02月11日(月) あっという間に2月。

ギアス映画観てきたよー以下保護色で感想。とりあえずこれだけは書いておこうかと。

ものすごく豪華な二次創作を見せてもらったなー、というのが一番の感想です。
あるいはマルチエンディング仕様のゲームの、全ルート・全エンディング昇華した後のオマケといったところか。
Fate/snPS2で全エンディング埋めたあとの、アーチャーとアルトリアのアレとか。
DESIREの最後の救済ルートとか。
ひぐらしPC版の、かけら全部集め終わったあとの最後の最後の三四さんのアレとか。
Free!1期最終話を見終わったあと、ぴくしぶで皆が怜ちゃんに土下座したり、凛ちゃんが怜ちゃんのパシリやってたりする二次創作を見てニコニコしたりしていたのですが、もし実際にこれを公式がやったりしたらドン引き間違いなしなわけですよ。そういうことです。
「これが公式でいい」を実際に公式がやるとこうなるんだなー、と思いました。

まず皆ルルが生きていることに対して結構あっさりな反応だなあ、と。
死んだとばかり思っていた、自分の人生にものすごく食い込んでた人間が実は生きてたってなったら、もっとものすごく動揺するものじゃないかな……
まあ一時置いて号泣しちゃうカレンはめたくそ可愛かったし、あそこでは一緒に泣いてしまいましたよ。更に復活ルルに感極まって抱き着いちゃうのね。本当カレンは可愛い。
フルボッコするスザクはさすがだった。そのあとで「嬉しい」「寂しかった」っていうのも良かった。自分の中でブレがなかったのはカレンとスザクかな。

一番ビックリしたのはルルです。
無理矢理生かされ続けたりしたら、私の思い描くルルはC.C.にブチ切れる男なんだけど、割と穏やかに受け入れてて、まあCの世界からちょっと取りこぼしがあったのかな、という解釈で自分を納得させましたが、この頃にはもう映画観ながら「あーこれはつまりifエンドっていうか二次創作だな……」と思ってました。
でも白痴ルルにはものすごく興奮しました。あれに関しては本当もうごちそうさまでした。
あととにかくひたすらナナリー最愛至上主義を貫いてくれたので、そこも大変満足しております。
展開の都合上とはいえ、ナナリーの手を離す選択を出来たルルはまあ良かったかな。

シャーリーもなーマジであれだけのために生かされたのかよ……って思ったし、ルルが生きていることを知りながら何食わぬ顔して生活出来るほど図太い子だったっけあの子。

カップリング的にはルルC推しなので、あのラストにカプ厨として萌えなかったわけではないのですが、まあやっぱ感覚としては二次創作を見ているカンジでした。
あれからルルが二人でお揃いっぽい衣装一生懸命用意したんだろうなーとか思うとまあほっこりしますよね。さすが形から入る男。

やっぱり私の中ではテレビのあの最終回こそが至高のものであり、トゥルーエンドです。あの最終回はアニメ史上に残すべきものだと思ってるよ。
映画再編集から今回の新作映画までのこれは別ルート。こういうエンディングもアリだよね、みたいな。
大体皆が生きてて解り合ってハッピーな世界。うむ、いいんじゃないかなこれはこれで。ひとつの可能性として。
とにかく自分の中の落としどころとしては「豪華な二次創作」でした。

しかし戸田恵子のお声は本当素敵だな…… 久しぶりにああいう声質の戸田恵子ボイスを聴いた。とても良かった。


こりま