ひとりごと - 2009年08月20日(木) ほぼ一日中、彼のことを考えている。 考えても何かが生まれるわけじゃない。 けれども少し気を抜くとやはり彼のことを想っている。 まるで熱病のように。 二人で遊んだあの時間が、何よりも大事。 会いたい。どんなに想ったとしても。 会えないのにね。 彼の目を思い出す。 人と話す時に相手を真っ直ぐ見据える、彼の目を。 今週末、以前少しだけ在籍した大学の、サークル年次会がある。 また今年も声を掛けてもらえたので行くつもりだ。 昨年のその会で、以前から因縁のある人とまた縁ができてしまったのだが。 今年はそいつは行かないと聞いている。少なくとも2ヶ月前には。 でも今年は心に決めていることがある。 あいつがいようといまいと、態度を変えないこと。 あいつに流されないこと。 あいつは私の、人生で一番激しかった部分を持って行ったひと。 だからこそ、姿を見ると心が揺れることがある。 けれど今の私は彼が大事で。 その事実の前では残念だけど、あいつに私は魅力を見出せない。 そう考えるとあいつへの思いは一気に熱を失っていったのだ。 彼は私の気持ちを知らない。 だからこれはあくまで私の独りよがりな誓い。 それでもいいの。自分がそうしたいのだから。 彼をできるだけ真っ直ぐ見つめていたいと思う。 いつでも。遠くからでも。 - どんなに願っても - 2009年08月19日(水) 私はきみのものになり得ない。 きみは私のものになることはない。 学会があったので また彼と二人で観光したのだった。 多分学会に出ている他の人は誰も行かないだろう場所も 私たちにとっては面白そうだったから 炎天下の下 道に迷いながらもずっと歩いてた。 暑かったし、ヒールは高いし 歩き続けるのは決して楽ではなかったけれど 彼と一緒に歩いていることが嬉しかった。 今回の日程でも割と長いこと、彼と一緒にいたのだった。 一緒にいるのが楽しくて。 一緒にいる時間がとても自然なので 最早緊張することなどない。 彼のとなりで私は一番ありたい自分でいられる。 だから彼の傍にいたい、と本気で願うけれど。 それは無理な話。 きっと彼がそれを望まない。 私には帰らなければならない場所がある。 彼が先に帰路に着いたとき 追いかけてしまおうか、と一瞬、思った。 でもどうやってもやっぱりさよなら。 だから思いとどまった。 まだまだ話したいことが本当はあった。 私たちの周囲の人々の話、彼に聞いて欲しかった音楽。 そして決して口には出せない想い。 口に出してしまえば、また関係は捻れてしまうだろう。 とっくに捻れてしまっているのかもしれないけれど それでも私たちは親友でいられている。 だから、そのままで。お願い、私。壊さないで。 彼との距離が私に彼を思い出させる。 恋心にも似ている、この気持ち。 だけどこの気持ちを抱ける相手が彼で良かった。 恋でなくても。私は彼が好きだから。 私たちの様子を見ていた後輩がこんなことを言っていた。 「Bさん(彼のこと)ってAさん(私のこと)と話したくってしょうがないって感じで。邪魔しちゃ悪いかと思うくらい。親友じゃないですか。」 私は笑いながら、実は逆なんだよ、と訂正した。 だって彼と話したくて仕方ないのは私なのだから。 けれども人から見てそう感じるということは お互いが二人で話したくて仕方がない、と思っていると 自惚れてしまっても良いのだろうか。 -
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