月の詩
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2005年05月19日(木) |
誰かが連れ去ってくれるのを。 |
しょせんは幻想だとわかっていても、 全て忘れさせてくれる人が、 あらわれてくれないかな、とか、 連れ去ってくれないかな、とか、 考えてしまう。 誰を好きかは知らないけれど、 誰か好きな人がいるのね、 思い続ける人がいるのね、 そしてそれはあたしではありえなくて。 誰かが連れ去ってくれるまで 早く誰かに連れ去ってほしい。 ここから。
伝えるという行動をおこさないで、 黙っていても伝わるなんて、 思わないでいて。 考える以上に無関心なの。 だから伝えるより早くあきらめないで。 伝えてダメならあきらめればいい。 届かぬ願いと分かるより先に、 届けたことはあるの? それをせずにただ諦観だけがあるのなら、 それは怠慢っていうのよ。 諦めることと怠けることは違うの。 何もしないで手足を丸めて それで望みなんて叶うわけ無いわ。 だったら何も願っちゃダメよ。 願う資格すらないわ。
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