月の詩
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2004年12月24日(金) こぼれるしずく。

何が、そんなに?
なんでこんなに?
わかってたくせに、どうして?
またおなじことなだけじゃない。
わかってたくせに、どうして?


2004年12月23日(木) 解けない。

呪いがかかったまま、
解けない。
誰にもどうすることもできないんだろうか、と思う。


2004年12月15日(水) どっちにしたって。

迷っても揺れても答えは一緒。
でもだからって流されるままにもできない。
どっちにしたって答えは一緒。
どうしようもないじゃん。
わかってるんだ、わかってる。
言い聞かせるしかないじゃん。


2004年12月11日(土) 浄化。

醜いどろどろな感情の渦の中から、
這い上がって。
のみこまれてしまうことのないように。
立ち上がって。
泣きたくなるなら泣いていいから。
視線をあげて。
届かない、伝えられない、もう2度と口にしてはならないと、
そう感じているなら貫いて。
こんなに苦しいと思うよりも、
この想いのおかげで浄化されたものもあったと、
いいところだけに目を向けて。
いましばらくは辛くても。
いずれは、いずれは。


2004年12月09日(木) 自分を騙す。

自分の心に嘘をついて、
逃げてしまおうと思ったけれど。
ダメみたいだ。
ほんの小さなひと雫の予感でさえも、
徹底的に自分を叩きのめす。
『逃げるな』と
自分の心の奥底を見たくはないので。
嘘ついて逃げようとしたのに。
拒絶して。
何も始められない。


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