月の詩
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2003年05月28日(水) 風。

向い風に飛ばされそうに。
足下を救われそうに。
もう一度見つめ直そう。
風が吹いたら、きっと。
何か新しいものが
きっとみつかる。


2003年05月27日(火) 不条理。

ただ、毎日を一生懸命だっただけ。
それなのに、何故、奪うの?
ただ、毎日をのらりくらりと怠惰に。
それなのに、何故、何も失わないの?
幸せが増える度、何かを失うように
世界は巡っているの?
ただ、毎日を積み重ねただけ。
世界はどうしても報われないようになっているの?


2003年05月25日(日) 嵐。

窓の外。
ごうごうとなる風の音。
打ち付ける雨。
天から地へと落ちる光。
嵐が、心を乱す。
不安になる。
でも、傍にいて欲しい人は
誰もいない。


2003年05月12日(月) 不自由。

無鉄砲だったあの頃。
まわりのことは何もみえてなかったけれど。
多分、私は何にも惑わされず、
私はありのままの私だった。

今。
周囲からは『丸くなったね』
『話しやすくなったね』と
良いようにいわれてるけど。
何かを置き去りにしてきたような、
何かを忘れてしまったような。
そんな気持ちに襲われる。

何もみえてなかったけれど、
自由だった、あの頃。
周囲というものを意識している
現在は、なんだか不自由。


2003年05月07日(水) 雨が好き。

しん、と一瞬静まり返る。
雨雲が音を吸い込んで。
一気に雨が降り始める。
激しいその雨音を聞いていると。
乾いていた心が潤ってくる感じがする。
雨が好き。
私を満たす。
雨が好き。


2003年05月03日(土) 依存。

ダメだ、と思う。
この想いを失ってしまったら、
きっと私は生きて行けない。
だから現実から目をそらす。
もう、私など記憶にないという、
現実を私は忘れれる。


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