闇鍋雑記帳
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2009年07月02日(木)

こんにちは。おかね坊でございます。

6月半ばに義父が亡くなりました。享年71歳。
病んで20年になり、病気のデパートのような身体でしたが、それでも第二の人生を謳歌していた姿は、尊敬に値するものでした。

ハワイアンが大好きで、自らバンドも組み、ヴォーカル、スチールギター、ウクレレ等、色んな楽器を担当して、また教えてもいました。
そんな義父は、エンバーマー(最近の言葉で言えば、納棺師)の手により、お気に入りのアロハを身に纏い、お気に入りの帽子とネックレス、ズボンや靴下に着替えさせて貰い、シャンプーや死化粧をして頂いて、とてもダンディになりました。
荼毘に付される朝には、手塩にかけて育てていたハイビスカスが一輪花を咲かせたので、それを切ってお棺に入れました。
義父の永旅のお供となってくれたハイビスカス。義父もあちらできっと大好きな花を愛でている事でしょう。

お通夜とお葬式には、義父の元気な頃の歌声が流れていました。
とても素敵な歌声で、聞き入ってしまいました。
そして、参列者の方々から、盛大な拍手が湧き起こりました。
照れ屋で、我々の前では鼻歌程度に歌う義父。
最後まで舞台に立って歌うのが望みでした。それは残念ながら叶いませんでしたが、最後の大舞台で、盛大な拍手を貰ってきっと喜んでいた事でしょう。

こんなお葬式でしたから、悲しい、寂しいという気持ちはあまりありません。
「ちょっと出掛けてくるよ」という出で立ちの所為もあり、亡くなったというよりも、旅に送り出したという感覚なのです。
こんなに不思議な葬儀は初めてです。
これも、義父の人柄故なのかなぁと、あらためて思いました。

そして、6月後半は、私事と地区のお手伝いに追われてばたついておりました。
最近、地区の子供の集まりのお手伝いをするようになったので、人形劇のアテレコ、操作をしたり、影絵のアテレコをしたりしていたのでございます。
そして、子供の友人が毎日のように遊びに来たりで、なかなか買い物にも行けず。

プニ坊は、4月からピアノを習っています。
プニプニがピアノを真剣に練習するので、先生に非常に褒められ、それが彼のやる気をとても増幅させているように思います。
ワタクシは親ですので、容赦なく色々言ったりしますが、彼は決して「練習が嫌だ」とは言いません。
練習も真面目にするので、先生も「毎回きちんととてもよく練習しているので、レッスンをしていて非常に気持ちいいです。」と仰って下さいました。
努力を必ず認めて下さる先生ですから、ワタクシの厳しい教え方にも耐えられるのでしょう。
頑張れ、プニ。かあちゃんも頑張るよ。

最近、お気に入りの店が閉店する事が多く、残念に思っています。
子供服のお店、そして、安い布が大量に置いてある手芸材料屋。本当にガックリです・・・。

そして、初ギックリを経験しました。
草刈りをするために自転車をどけようとしたら、何をした訳でもないのに、いきなりピキーンと腰に激痛が走りました。
でも、軽症のようで、4日立った今日、かなり痛みは和らいできました。
椅子に座って立ったり座ったりする時が一番辛いですが、それ以外は姿勢を良くしていれば問題ありません。
ギックリって、怖いですね〜ヒョエー!!

そして、プニ友人のお父様が出演する、吹奏楽団の定演に行って参りました。
県大会で金賞を取る程の腕前だそうですので、楽しみに行ってみたら、大いに満足出来る内容でした。
まず、アマチュア楽団にありがちな「私たちは音楽をやってるのよ!偉いでしょう。あんたたちに聞かせてやってるのよ!」という傲慢さが微塵も感じられませんでした。
とかく、アマチュアというと、「井の中の蛙大海を知らず」的な、自己満足で終わる酷い演奏が多いのですが、ここは別格でございました。
トレーナーや指揮者がきちんとしているのでしょうね。
大曲を演奏をする時には、曲も長いのでさすがに金管が疲れていましたけれど、アンコールは解放感がものすごく、勢いもあって、音の波に揉まれる心地よさを味わいました。
楽しく、素晴らしいコンサートを聴かせて下さった楽団に感謝でございます。


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