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2005年10月23日(日) サイレント・ジョー読了


先日言っていた「サイレント・ジョー」を読み終わりました。分厚くてしかも二段
組だったので三日ほどかかりました。正直言って私はちょっとどうかと思った。こ
れは02年のMWAの長編部門を受賞したT・ジェファーソン・パーカーの作品な
んですが、長編というのは概してこんなもんなんでしょうか。前年にランズデール
がボトムズで受賞しています。過去の長編部門の受賞作で読んだものを思い返して
も、長編の名作はわかりやすい面白さや驚きが凝縮したもの、というよりは連綿と
続く出来事の描写を積み重ねて作られた一つの流れみたいに感じます。優秀な長編
は読み終わった時に、その出来事一つ一つに意味を見出せるものだと思いますが、
そのために読んでいる最中はけっこう忍耐を強いられます。「サイレント・ジョー」
はけっこう辛かった。最後のページを読み終わった時に激しい感動を覚えた「ボト
ムズ」のすばらしさは認めるけど、「サイレント・ジョー」はこれといって新しい
感じもせず。読書中、何度か描写に感動することはありました。作者が人間に向ける
眼も厳しくてよかったです。でも最後の方のオチも読めちゃったな。でも「コールド・
ロード」と「カリフォルニア・ガール」はまだ読みたい気持ちあります。
長編といえばブラックダリアを越えるものを読んだことがありません。いい作品の
中には、読み終わって直ぐ良さがわかるものから、数年たってからやっとわかるも
のまでありますが、ブラックダリアに関しては最初の15ページくらいでわかった。
こんな作品を書きたいと見よう見まねで書き出したのが「狼の目覚め」だと思うと
二番煎じで恥ずかしいのですが、狼をたくさんの方が好きになってくれたので、それ
はそれでいいのかなと思ったりします。

以前BBSで話題になった「リトル・トリー」を買ってきました。
さまぁ〜ずのDVDをいくつか借りてきて見ました。面白い〜。先週、タワレコに
行ったらチラシがあって「ロバートの三人との握手&トークショー」があるというので
日付を見ると今日だ。でもDVDを買わなければならないし、夕方また戻ってくるのは
いかにも面倒臭そうなのでやめました。前にロバートのDVDを借りて見たら
それほど面白くなかったんですよね。内Pとリチャホのメンバーなら行ってたな。
でも、別に握手はいい(笑)。

 今日は『内村プロデュース』のスペシャルがあります(19時から)。深夜番組は
ゴールデンに上がってしまうとどうも面白くなくなるのですが、これが見納めと思
って今から楽しみにしています。

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2005年10月17日(月) いろんな本

なんだかよう、日記を書く回数が減ってきてますね! 三日に一度くらいの割合で書きたいです。バイトなどを本格的に始めてから時間がないです。本をがつがつ読む状況はまだ続いているんですが、昨日は午後三時くらいに読み始めたハードカバー(「モンタナ・ジョー」)を、日が落ちるまでに読み終わりました。これは最短記録! 読みやすかったというのもあるんですが、戦時中の日系二世の過酷な生活など、興味深かったです。今日は「テン・カウント」というボクシング小説集のうち、二編を読みました。そのうちのひとつは映画がよかった「ミリオン・ダラー・ベイビィ」でした。やはり原作もとてもよかったんですが、これを読んで一層映画の脚色部分がすばらしいことがわかりました。作者のF.X.トゥールは様々な職を点々とした後、50歳でボクサーを目指したが挫折しトレーナーに転じたという人で、70歳で執筆を始めて本作を仕上げ、72歳で心臓病で亡くなったとのこと。この本はジェームズ・エルロイが推薦していたので思わず手に取ってしまったのでした。
「パリ・サンテ刑務所」という、女性主任医師が刑務所の実態を描いた本を読みました。環境の劣悪さと旧態依然ぶりは、OZで垣間見たようなアメリカの刑務所以上のようです。本屋に行くと読みたい本だらけで困ってしまうんですが、自分の無知っぷりに嫌気が差しますね〜。
虎の門のしりとり竜王戦も好きですが(突然)、前にやっていたうんちく王対決も大好きなんですよ(録画を見てる)。これを見ると伊 集 院や上田や山 田 伍 郎はすごいな〜と思います。どうやって脳にパーテーションをきれば、あんなに情報を詰め込めるんでしょうね。これからちょっと前の話題作「サイレント・ジョー」を読みますよ! 久しぶりに評判の海外ミステリを読むので、楽しみだな。


本といえば、栗のロングインタビューが掲載されてる本を読んで、すごく有 田に感動してしまいました。思っていたより繊細で、逆に上 田は思っていたよりしたたかでファンになっちゃいましたよ。UTBの二人も栗のことを少し語ってるんですが、山の有 田は「すごく淋しがりやなんだ」という発言がよかった。有の上への感謝の気持ちとか信頼、尊敬の念にはぴりっとくる。成金の息子で、熊本から東京の大学に行ってもエリート集団に馴染めずにいて、本人いわく「運命の夜」に同じく東京に出ていたはずの上 田に電話をした、というくだりが感動的でした。裕福だけど家庭に問題があった有 田の父が死んだ時、上 田は「よかったな」と言ったそうです。

放送終了してから内 Pに本格的にはまってしまい、NO PlanのアルバムやDVDまで買うしまつ。あの大所帯を纏める内 村はすごいなあ。彼本人は特別面白くはないんだけど、人を活かす点では右に出る者はいないですね。ウ ドや出 川やふ か わみたいな芸人を人気者にし、バ カ ルディをさま ぁ 〜 ずに、海 砂 利 水 魚をく り ぃ む し ち ゅ ー に改名して一気に第一線の芸人になるお膳立と、地味だけど本当にプロデュースの才能があります。舞台やライブのDVDを見ても、それぞれのいいところを引き出して群像劇に仕上げるんですよ。

手始めに「フェア・ゲーム」から続きを書きはじめているんですが、なんだかしっくり来ない。それもそのはず、しばらく前から、自分が書くもののうそ臭さがやーでやーで仕方なくなってるんですよね。RPSは萌え重視なんだから気にすることはないんですが、ぼちぼち自分の将来も考えてオリジナルを書こうと動き出してるので、このままではだめじゃ。やっぱりトンちゃんが死んだというのは大きく、こういうと青臭い話になっちゃうんですが、実際に起こってみるとそういうのは私がそれっぽく適当に書いてたようなことじゃないんだな、とわかりました。とんちゃんが死んだのをきっかけに、私はいくつかの悪癖をきっぱりやめようと決心し、それは今もやめているのですが、少しずつ生活が改善されていくと、自分がいかにぐうたらでダメ人間だったかが見えてきていや〜なもんです。やっと今になって始めたことを、三年くらい前に始めてるべきだった。「三年前にはほかにやらねばならないことがあったんだから仕方ない」と言ってくれる人もいますが、私の場合は三年前にやらねばならないこともしていなかったのです。もちろん、指輪物語と出会って貴重なことを山ほど学び、人間関係も広がって随分成長したのですが、多分控え目に言ってここ二年くらいは無為に過ごしてました。二十代の貴重な二年を! まあ後ろ向きなことはこのくらいにして、今からでも勉強していかなくちゃと思います。
通販の申込みを再開したところ、予想以上に問合せをいただいて凄く嬉しかったです。このサイトに今でも来てくださっている皆さんには心から感謝。そのうちオンラインもしくはオフで、「待ってた甲斐があった」と言っていただけるようなものを書きたいです。

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2005年10月11日(火) 「永い夜の終わり」のネタばらし

突然ですが、このHPでもう絶対に書けないだろう、という作品のオチばらしを
したいと思います。風呂敷広げておいて、途中でやる気を喪失したり、
プロットを放置して忘れてしまったり、一時の衝動で何とかなるだろうと立ち上げて
しまったり、色々な理由で藻屑と化した話はたくさんあります。古い話でも狩公の
ベトナム戦争ものなどはまだ書く気が残っているのですが、残念ながら「長い夜の終わり」
などは絶対に完結させるのは無理と判断しました。

まずは、第一部はめでたく完結となった「永い夜の終わり」の第二部について。
ほとんど忘れてしまっていますが、断片的に覚えているシーン(初期段階から描きたいと
思っていたシーン)を徒然なく書きます。

(第一部の続き)


■初陣のエピソードは大方忘れました。お飾りのように兵站線に留まっているファラミアの苛立ちは募る。ある時、敵の陽動作戦に引っかかり、ファラミアの兵站部隊は本隊と分断され、ハラドとの領有権係争地帯である南ゴンドールの荒野に放り出される。指揮官としての実行力を試される時。夕方、小規模のハラドの負傷兵と遭遇する。ゲリラ戦となりかけた時、ファラミアは負傷兵の指揮官フェネコールと交渉し、街道まで道案内すれば彼らは捕虜としない、と約束。その夜、負傷した指揮官と言葉少なにではあるが、お互いのことを語り合う。彼個人はけっこうまともな奴だな〜と思うファラミア。翌朝街道に出ると、仲間の反対を押し切り、ファラミアは負傷兵たちを逃がす。ハラドの斥候が彼らを見つけ、本隊と合流する負傷兵。すると指揮官フェネコールは一番先頭の大将馬の空の鞍に跨り、ファラミアを驚かせる。多勢に無勢だが、ハラドはファラミアたちを行かせてやる。ファラミアは街道を通り、ゴンドールの領地内へ帰る。

■ミナス・ティリスで育つ執政家兄弟。ローハンのセオデン王がセオドレド、エオメル、エオウィンを連れてやってくる。彼らにしてみれば、ボロミアは大人。ファラミアは、同じ臭いがするセオドレドに自分の本をたくさん貸す。本の虫のセオドレドをひやかすボロミア。すると、高慢な少年のエオメルが、大人顔負けの堂々とした態度でボロミアの前に立ち塞がる。ボロミアは大人げなくむっとし、エオメルに剣の稽古をつけてやると言って打ち負かす。冷静だが内心心配してその様子を眺めるセオドレドに、ファラミアは「大丈夫だ。兄はエオメルのことを気に入ったんだろう」という。突然、ボロミアは背後から木刀で強打される。「兄上の仇!」振り向くと、凛々しく仁王立ちするエオウィン。その姿を見て、ぱっと顔を輝かせるファラミア。彼の人生にヒロイン現る。
ファラミアはつんとして前を歩く少女エオウィンの背後を楽しそうについて歩く。その後ろをベレゴンドがついて歩く。大将はエオウィン。
執政家兄弟とローハンの三人の子どもたちは仲良くなる。冷たい床に並んで座り、五人でエレスサール王の石像か壁画を眺めながら、「いつか帰ってくるのかな」と話し合う。年長者のボロミアは、どこか不満げ。石像を眺めて、「私の方がいい男だ」とぼやく。

■ローハンの使節団は馬を連れてきた。ファラミアは若い雌馬を貰い、眼を輝かせる。この愛馬をファラミアは大切にする。

■町の木賃宿で逢瀬を重ねるベレゴンドとファラミアだけど、実はそこで商売女を抱いてるイロラス(死)が、二人の関係に気付き、デネソールにちくる。それをボロミアに相談するおやじ。「ど、どうよ?」だいたいのことを知っているボロミアのぱっとしない様子に、事実らしいとわかり自分のことは棚に上げて怒るおやじ。「ええい、ファラミアをイシリエンの前哨基地に送って奉公さすぞ。あいつにはちょうどいい修行じゃい」

ボロミアはファラミアを呼び苦言を述べる。「おやじのやつ、気付いてるぞ。ホモ道楽はほどほどにな。さもないと、ベレゴンドの立場を危うくするんだから」
ホモ+道楽などと言われてショ、ショック! なファラミアだが、兄の助言に聞く耳持たない。

一方、イオラスは兄ベレゴンドに「なんか兄貴とファラミアさまのへんな噂を聞いたんだけどよ〜俺は信じないぜー兄貴を信じてるってばよ〜」とこんな口調ではなくもう少し真剣に言う。

デネソール、ボロミア、ファラミアの陰気臭い食事。ホモ道楽のことがずっしり圧し掛かり、一層暗い雰囲気。皮肉を言われ、ファラミアが口火を切る。自分は道楽のつもりでない云々と言い墓穴を掘る。デネソールとボロミアは激怒する。一番キレてるのはボロミアだったりする。ファラミアは「おめえら自分のことは棚に上げてよ〜」とは言わず、悔し涙を流しながら温情に訴えるも突っぱねられ、席を立つ。

ベレゴンドも近衛の仲間から心配されたり距離を置かれたりしている。そんな時、白の木の近衛隊長のあのよぼよぼしたじいさん(第一部に登場)が病に臥す。当然、次期隊長はベレ父のはず。だが執政兄弟、重臣らを集めた場で、デネソールは別の人物を指名する。皆、ショックを受ける。

イオラスはベレゴンドの襟を掴み「あんたのせいだ!」となじる。ベレゴンドは言い返せない。なんか文章にするって難しいな。

近々、馬上槍試合か剣闘試合がミナス・ティリスで催されることになる。優勝候補はボロミアだが、ベレゴンドも隠れた実力者(ということになっていたはず)。ボロミアは稽古中のベレゴンドを見つけて、「私と初めて会った時のことを覚えているか?」と尋ねる。子どもの頃に開催された剣闘試合を回想する二人。
子どもたちは皆、執政家の息子ボロミアの実力を認めており、もし勝てたとしても執政の世継ぎを負かすわけにはいかない…と思っている。ボロミアはそんなことはお構いなしに、勝つ気満々。その中で一人、ベレゴンドだけは真剣に稽古に打ち込んでいる。執政兄弟の監督役のベレゴンド(と弟イオラス)の父は、他の親のようにわが子に言い含めたりはせず、黙して見守る構え。決勝であいまみえた二人だが、ベレゴンドはボロミアを打ち負かしてしまう。周囲が偉いこっちゃとざわつく中、尻餅をついたボロミアは屹然とベレゴンドを睨んで尋ねる。「貴様、名を何と言う」。ベレゴンドが名乗ると、ボロミアは眼を輝かせて笑い、「ベレゴンドか、覚えておこう! お前は強いな!」
あの時の無邪気な笑顔を思い出すベレゴンドに、ボロミアは言う。「お前だけは、いついかなる時も我が弟ファラミアの味方でいてくれると思っていた」。ベレゴンドは言外の意に勘付きながらも、誓って背信行為は行っていないと言うが、ボロミアは激怒する。次の戦いで私が勝ったら、潔く弟との関係を断てと迫るボロミアの挑戦を受けるベレゴンド。
そのことを告げられたファラミアはショックを受ける。余所余所しくなるファラミアに、試合当日ベレゴンドは真剣に迫る。
「あなたの気持ち次第です。あなたが望むなら、私は兄君を討ち取るでしょう」
ファラミアは最後まで明言を避け、そのことでベレゴンドは深く傷つき、意気消沈する。
やたら勝つ気満々のボロミアと互角に渡り合うが、結局ベレゴンドは負ける。固唾を飲んでクールに見守ってたファラミアだが、落胆を隠しきれない。約束を果たせよ、と言うボロミアに、ベレゴンドは跪き、悔し涙を流して言う。「昔、あなたは仰いました。二度と執政家兄弟の間に割って入ろうなどと考えるな、と。私は一度として、お二人の間に立ち入ろうなどと考えたことはございません」
以来、ベレゴンドは鉄の意思でファラミアと距離を置くようになる。


■ファラミアはエミン・アルネンに赴くよう命令が下った、とベレゴンドに告げる。ベレゴンドはショックを受けるが、もう二人の関係は壊れてしまっている。ファラミアは愛馬を連れて旅立つ。

■エミン・アルネンの古参兵は、デネソール候に毛嫌いされている不出来な次男に指揮が勤まるものかと疑っている。経験不足の青二才に違いない。ファラミアは冷徹に命令を下し、まったく可愛げがない。忙殺され、ベレゴンドのことを忘れるファラミア。

■ミナス・ティリスのベレゴンドはとある才女と親しくなり、結婚することになる。ベレゴンドは彼女を愛しはじめる。そのことを、ファラミアは風の噂で聞く。ボロミアもベレ一家もこれで一安心。イオラスは明るく健康的な兄嫁のもとに都合をつけては遊びに行く。密かに兄嫁に純愛を抱いている。
ある時ボロミアは、疾風の如く駆けると評判のイオラスに伝令を頼む。その時、実は兄の方が早く馬を駆ることが出来るかもしれない、とイオラスは言う。「だが馬が死んでしまうほど鞭を入れることが出来ない。兄はそういう人なんです」

■エミン・アルネンでは、苦しい戦いが続いている。日に日に攻撃は増していく。兵站経路を立たれ、兵糧攻めに遭う。援軍を呼ぶこともできず篭城するかなんかして、部下たちが飢餓のため死んでいく悲惨な状況。ファラミアの愛馬も弱っていく。あんたが不甲斐ないせいだ、とダムロドを先頭に部下が指揮官であるファラミアに八つ当たりする。ある夜、ファラミアは夢を見る。洞窟を出ると、愛馬が彼をじっと見つめた後、朝靄の彼方に消えていってしまった。ふと眼が覚めて厩へ行くと、愛馬が倒れ虫の息になっている。「私のために、すまない」ファラミアは涙を流しながら、留めを刺してやる。馬の嘶きで部下たちが目を覚ます。血だらけのファラミアが決意に満ちた表情で姿を表わす。


■イシリエンの野伏がミナス・ティリスに戻ってくる。オスギリアスから帰還していたボロミアはまたベレゴンドとの間に問題が起こるのではないかと一抹の不安を抱いている。
 不安を抱いているのはイオラスも同じで、ベレ妻に「今日はいつもより身奇麗になって兄を迎えてやってくれ」と頼む。そんなベレ嫁のもとに、立派な身なりの騎士が部下を連れ立って現れたかと思うと、それはボロミア。驚く彼女に、ボロミアは馬上から上等のドレスを放り投げる。当惑するベレ妻に、「それを着て夫の帰りを待て」と言い残し、立ち去る。
 ボロミアは弟との再会を心から待ち望んでいた。だが王の間に姿を現したのは、髭を蓄え、頭と片目を乾いた血で汚れた包帯で覆った、窶れ果てた男だった。その場にいたベレゴンドも衝撃を受ける。きりっと澄んだ眼で父を見据えるファラミア。
デネソールは労うよりも戦果を上げることができないファラミアに苛立っている。
「死馬の肉を喰らって生き延びたというではないか」と皮肉られるが、ファラミアは跪き父を見つめたまま、「愛馬は今や私の血となり肉となりました。立派な最期でした」と返す。イシリエンの野伏は嗚咽を堪え、広間から啜り泣きが起こるが、ファラミアは動じない。もう立派な男になっている。

■外は雨が降っている。泥土を踏み、厩から出てきたファラミアを待ち構えているベレゴンド。ファラミアは「結婚したそうだな」と尋ねる。うーんと、多分ここで一悶着ある。泥の中でファラミアを押し倒す汚い絵で興奮していたはず。

他にも色々とエピソードがあったんですが、あまりよく覚えていません。エオウィンと結婚した後のベレ&ファラの関係なども予定していたはずです。このあたりまで描いていたら、第五部くらいになってそうですね。最後は漠然とですがこんな終わり方を考えていました。

■平和になった中つ国。イシリエンの自分の城を見上げる馬上のファラミアとベレゴンド。
ファラミア「見ろ、日が昇る。夜が明けるぞ」
ベレゴンド「ええ」
ファラミア「永い夜が」

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2005年10月09日(日) 大晦日でもないのに大掃除


今日は半端なく部屋を掃除しました。昨日から二日かけての大掃除でヘトヘトです。
中学時代から持っていた本やCD、がらくた類をざくざく捨てていきました。
ブックオフの宅本買取を申込み、ダンボール二箱分の本を売る予定です。
ずっとSMSの昔のラジオを聴きながらだったので苦痛じゃなかったです。
ふ か わがゲストの回は何かと萌えで、ふかわいわく、SMSの二人は本当の
兄さんみたいだそう。内 Pの着替えの時、ふかわが裸になるとちょっとイロポくて
皆ドキドキするとか、「ミムと大 竹、抱かれるならどっち」という質問にかなり
真剣にこたえるふかわがおかしかった。しばらく後、またふ か わが内 村と
ゲストで出演した時も、リスナーからの「SMSの二人とふかわ、恋人、妻、
一夜限りの相手、選ぶなら誰がどれ?」の質問にテレながら内村はミムが妻、
ふかわが恋人、大竹は一夜限り、と答えてました。内 Pファミリー最高。
これにT I Mを加えると絵面的にも痺れる。シ ティ・ボ ーイズなんかも
そうなんですが、あの何とも言えない雰囲気のカッコよさは何なのやら!
ところで、内 Pの即 興 コントで流れ的に止むに止まれず、内 村が大 竹に
キスをしたことがあるんですが、今見て普通に萌える〜。内村の芸人魂もカッコ
いいんですが、大竹が「気持ち悪い」の一言も、顔を歪めることもなく
(本当はいやだったはずなのに)耐えた姿に心底内村を慕ってるんだと感じました。
キスといやあ! 限界UTBで山と柴 田が濃厚なキスしましたね〜。
幸せすぎてそのまま溶けて椅子に同化しちゃいそうでした。

今、朝のバイトをやってる間ずっとラジオを聴いてるんですが、今朝も
安 田 大 サーカスのラジオで団長やヒロくんがクロちゃんの男趣味について
しごく冷静に詮索しつつ、「まあどっちでもええけどな〜好みの問題やし」
とのほほんと話しているのを聞いて、なんだってこう仲がいいんだろうかこの
人たちはと幸せに浸ってました。ラジオで山が柴の妻にちょっとジェラシーを
感じる、コンビは夫婦みたいなところがあるから、と言ったのを聞いて、
前にロ ン ブーもそんなやり取りをしてたという話を思い出したのですが、
ホモ好き目線の変な意味合いではなく、こういう関係には憧れてしまうなー。
栗のラジオを聴いてても、本当にお互いを思い合ってるなと思ったり。
ラジオっていいよ! 前に内 P ファミリーもラジオはファンとの距離が
近いという話をしてましたが、本音が聴けますよね。ラジオをやってるほぼすべて
のコンビが、ラジオを継続的に聴いた後と聴く前とじゃ、全然印象が違う。
もちろん、こんな奴だったのかっていうガッカリもあります。
コ リ ン・フ ァ レ ルのラジオとかが週一で聴けたら最高、というばかり
でなく、一年後くらいにはリスニングの上達が目覚しいであろうなあ。
もちろんジャレたんと向き合って、という形が理想ですが、そこまで
ワガママ言いません。

ラジオ聴いてると、私が男同士を好きなのは、単純に言って女といる時の男より
男同士でいる時の男の方が魅力的だからなんだなと思います。
自分が今まで頭の中で考えてたホモな世界、とりあえず私の中では
男らしいとされてた世界が、逆にベタベタしすぎでカッコ悪いなあ、
と思うようになってきました。自分で書いてる内容のニセモノ臭さが
やけに気になっちゃうんですよね〜。


ところで、先日「シンデレラマン」と「シン・シティ」を観てきました。
「シンデレラマン」はロン・ハワード監督作品にしては、ややインパクトに
欠けました。禁酒法時代や大恐慌時代は題材としてすごく好きなので、時代の
細やかな描写や、セントラルパークが掘っ立て小屋で埋め尽くされている光景
には心動かされるものがあったんですが、ボクシング映画の限界を感じました。
個人的には、もうボクシングの試合経過でわっと盛り上がるのは難しいかな。
唯一泣けたのは、主人公が寄付を募りに行くシーン。あの息子が、ノーマン・
ロックウェルの絵から飛び出てきたようなリアリティがあってよかったですね。

「シン・シティ」はすごい! 不愉快が愉快に、不快感が快感に変わる変態向け
映画って感じですね。R指定だということを知らずに見た人は気の毒。
フランク・ミラーの世界そのままでしたね。実写であんなに漫画的な表現に
迫れるものなんですね〜。血が白いのなんて、まさにって感じでした。
ちょっとネタバレを含みますので、未見で観る予定の方はご注意ください。

前に、コーナ・オブライエンがクライブがゲストの時に「シン・シティの
女たちは素晴らしい」と言ってましたが、女たちは刺激的でカッコよかった
ですね〜。あらゆるタブーに挑戦って感じでしたが、猟奇殺人、少女の誘拐、
汚職まみれの警察、娼婦が支配する街、ハンニバルが住む農場、すべてを
飲み込むタールの坑、なんだか途方も無く惹き付けられる。一切の道義心も
必要としない展開、たまらない。特にイライジャのグロテスクさに痺れた。
どこを切り取っても胸くそ悪くなるからこそ、三組の純愛が至高のものに
思えてきます。

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2005年10月01日(土) 驚くべき棚

最近本をガツガツ読んでいます。札幌でも有数のでかい書店に車で
行くのが楽しいのですが、今日そこで驚くような大変すばらしい棚を
見つけました。あれはすばらしいたなだ! 一見無分別とも思える棚
なのですが、ちゃんとひとつの法則にのっとり整理されているのです。
そう、私好みという法則にのっとって…。並んだタイトルどれも
これも面白そうで、今日はそこで4冊買ってきました。今読みかけの本を
放り出して今日買った分を読んでしまいそうです。

ところで今日は、従兄弟夫妻が生後5ヶ月の赤ちゃんを連れて遊びに
きてくれて、赤ちゃんという未知の生命体と決闘したんですが、私の完敗でした。
すごくトンちゃん的存在で、赤ちゃんはこんなに可愛いんだな、と感じながらも
色々思うところあり、母が従兄弟に私が生まれた時の大河ドラマ(生死の境をさまよう
未熟児であった)や、「できればもう一人、この子(赤ちゃん)のために
産んであげなさい。ひとりっ子だと寂しいもの。私もそう思って産んだから」
などと言うのを聞き、泣けそうでした。その時私は「そうだよな、
もしお兄ちゃんがいない世界に一人きりで育ったら、私は別人(明らかに
今より粗悪な出来)になっていたに違いない」と思ったんだけど、
もっとよく考えてみると母の言い分からすると、この世にいないのは妹の
私の方なのでした。
でも他人の子とはいえデレデレしている父母を見ていると、なにやら
妙なプレッシャーを感じました。

赤ちゃんは私の不真面目なあやしに、トンちゃんよりはるかに素直に
笑ってくれました。従兄弟はトンちゃんが死んだ話をきいてがっかり
しながら、娘にトンちゃんを会わせるのを楽しみにしていたと言って
くれました。
トンちゃんといえば、遺骨を庭に埋めて囲いを作り白木蓮の苗木を植えました。
ひとつ13kgもあるカッコいい煉瓦をカッコよく8つ積み重ね、かなりカッコいい
スペースを作りました。夏だったので大汗を掻き、繰り出す蚯蚓攻撃に肝を冷やしつつ、
50センチばかりスコップで土を掘りながら、何かを埋葬している間に流れる時間ほど
有意義なものはない、と思いました。充実度でいえば、あの時間に匹敵するのは
食べるか寝るかセックスをしてる時間くらいのものだろう。

Mobyの音楽を聴きながら話の構成を考えているのですが、なんだか狼の時の
ようなテンションになりつつあるんですよ。これはいい傾向です(オリジナルだけど)。
そして、芸 人の魅力的なコ ン ビの要素を取り入れようと思い、いくつか
ピックアップして魅力のポイントを整理していたんですが、
内 村 & ふ か わコンビの歴史を内 Pを見ながら追っていくと、
先週の最終回のエンディングに辿りついた時に泣けて泣けて仕方なかった(死)。
このふたりって、ホ ミ サ イ ドのペ ン ブ ル ト ンとベ イ リ スに似てる。
ふ か わをつまらないス ベ リ 芸 人だと思っていた頃が嘘のよう……。
少なくとも彼は内 Pメンバーといる時だけは、そのへんの中堅よりずっと面白い。
以前勝俣が「彼がス ベ リ芸 人ということになってることに、納得がいかない」と
言ってましたがそう思います。

ふ か わ君のいつもは気持ち悪いブログに内 P終了に寄せていい感じの書き込みがあります。

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