ラズベリー日記

*ハーボットの「あらち」です。*
**「?」を押すと話しかけてきます。**
***よかったら遊んであげてください。***



2005年04月11日(月) つげ櫛

前から欲しかった「つげ櫛」を買いました。正直、失業直前の私には勇気ある出費だったけど、失業してからじゃますます買えなくなるのでは?と思って購入。普通は貯金する時期なんだろうけど、苦しい時の本物への出費は後々大きく役に立つと信じての購入です。ちょうど新宿伊勢丹で京都の老舗のものが買えると言うし。ネットでも買える時代だけど、やっぱり初めてのものは慎重に手にとって考えたい。お手入れの方法とかも聞くことができたし。行って良かったと思った。購入したつげ櫛はただ今冷蔵庫の中で椿油に浸っております。約1ヶ月はこの状態を保ってから使用するのが良いそうです。ネットで注文していたらこんな手間かけないですぐに使って汚していたかも。1ヶ月の期間、長いけどこのような意味ある待ちは好き。



2005年04月09日(土) 中村勘三郎襲名公演

先月に続いて今月も行ってきました。超満員。活気があっていいですねー。

「籠釣瓶」
吉原の花魁、八ッ橋に邪険に扱われ斬り殺してしまうという男の話。
玉三郎の八ッ橋の美しいこと。。。一人の男の運命を狂わし、自ら悲劇を招き入れてしまった八ッ橋の役にピッタリ。花道での妖艶な笑みは天使の微笑みか悪魔の笑みか。次郎左衛門の運命を狂わすくらいの力があったことは確実でしょう。
はじめは素朴な田舎の豪商、次郎左衛門(勘三郎)が人気ナンバーワン花魁、八ッ橋に一目惚れしてからの入れ込みよう、裏切り、復讐。このそれぞれの勘三郎さんの表情がものすごい。特に大詰。舞台上では数分の間に過ぎてしまうけど、実は4ヶ月の時を経た次郎左衛門の心境を、ここまで表せるのかと。刻一刻と復讐を遂げるための表情の変化を目の当たりにしてゾクゾクと寒気がしたくらい。ものすごい舞台でした。そして八ッ橋を斬り殺したあとの「籠釣瓶は良く切れるなぁ」って。これ以上次郎左衛門の狂気を表すセリフはない気がする。ものすごい台本。



2005年04月02日(土) 寒い

4月に入ったというのに寒いと感じているのは私だけ?街にはスプリングコート羽織っている人がほとんどだけど、田舎ものの私は家出る時点で寒くて、帰る時間帯はもっと寒いので未だに真冬コート羽織っています。春らしい色の街に私だけ冬色。正直浮いています。冬物コート着て青山なんていうおしゃれな街歩くな、と言わんばかりに浮きまくっています。でも、スプリングコート羽織っている人たちはこの寒さに私の冬コートうらやましかったはず!東京の桜もやっとこさ開花だって言うし。
なのに田舎な我が地区では今日と明日桜祭りだって。まだ蕾も色づいていないというのに。花火まで打ち上げていたみたいだけど。アホか(毒)。まだ桜散った青葉祭の方が許せるっていうの!こういう行事ってきっと1年前から日程決まっているんだろうけど。どう考えたって我が地区で4月上旬に桜祭りなんて、真夏に札幌雪祭り開催すると同じくらい無謀な事なんですわ。こんなアホな計画立てる人たちの給料が私たちの支払う税金から捻出されていると考えると本当腹たつわ!!


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ちか [MAIL] [ラズベリーピット別館]



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