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| 2009年11月18日(水) | 民主党は脱・先進国を目指しているのか |
民主党が政権を取って早二ヶ月･･･。
自民党の尻拭いにがんばっているとか、60年の汚泥を除くためとか、まぁいろいろ聞くが、個人的には「脱・自民」に躍起になりすぎているような気がしてならない。
さらにこの数日の仕分けに関しても、目先の利益一点を追求するあまり大局を見誤っているところが気になって仕方がない。
科学技術など目に見える実益が確認できない「進展・発展」という宝を、ただ目先の利益がないと切り捨てる傲慢さ。
敗戦国日本が60年を経てなぜここまで発展してこられたのか、その根底を否定するような所業に眉をひそめてしまう。
たしかに今は必要ないものかもしれないが、今花開いている日本の先進技術は、過去そうした研究を積み重ねてきた成果だ。
一朝一夕でできるものではない。
そうした積み重ねを捨て去ることが将来の日本にとって有益とはとても思えない。
未来に可能性があるからこその研究であり、今いらないからと捨て去ることは、その可能性の幅を狭めることに他ならない。
マニフェスト３兆円削減のための削減であってはならない。
その無駄遣いは、本当に無駄遣いなのか？
