みょうの日記
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2004年01月28日(水) クロ號

去年暮れ、雑誌NEKOの懸賞プレゼントで当たったサイン本コミック。
なんとなく選んだ懸賞品で、もちろん作者の杉作氏はまったく知らなかった。なので作風もわからず、正直「ふーん」という気持ちのままページを開いた。
クロ號は少し前の日本……、まぁいろいろ諸問題はあったものの、今より野良ちゃんに対してずっと寛大だった頃の日常を描いたようで、なんともリアルに、淡々と猫の日々が描かれている。それとも地方にいけばまだ現在進行形の風景なのかな。
ページを開くごとにその作風に惹かれていった。

1番目を引いたのは、ゴンにそっくりな猫が描かれていたこと。
Wしっぽじゃないけれど、短いしっぽにスポット柄。

その子は一人暮らしのお姉さんに飼われていた。
後半、彼は大人猫に追われ追われて隣町にまで行ってしまい帰って来られなくなる。そしてクロはおねえさんがずっとその子を探していることを知り、隣町まで彼を探しにいくのだけれど、事故にあった後遺症か、はたまた日にちが経ちすぎてなのか、その子はクロのことを忘れ老夫婦に飼われていた。
病気がちの奥さんはその子が来たことですこし元気を取り戻している。
クロは何度か思い出させようと奮闘するも、その子が思い出す様子はなく、結局諦めて自分の家に帰ることを決心する。
・・・と、6巻はここで終わっていた。

ささやかな幸せに包まれた老夫婦と仔猫の姿に、結局その子はお姉さんのところへ戻ることはないのだろうか、となんだか切なくなってしまった。
話的にその方が収まりがいいのかもしれないと思いながら、私はお姉さんの方へ感情移入してしまった。
いなくなったから、あきらめる−−飼い主にとって、それはなかなか受け入れられないことだったから。マンガの中のお姉さんにもあきらめてほしくなかった。

今月、7巻が出ているのを発見して、迷いながら手にとった。やっぱりあの子は老夫婦の元に残るんだろうか。お姉さんのことは思い出さないんだろうか。
ところが、読み始めてうれしくなった。
その子は結局、お姉さんのところへ帰ったのだ。

それからすぐに、私は1,2巻と続けて購入を決めた。
明日は3巻を買って来よう。


2004年01月24日(土) 牛オフ会

お世話になっている水牛牧場(管理人:水牛さん)が3周年ということで、記念オフ会が開催された。東京は大久保にある某炭焼きのお店で、大久保駅から出た私は地図を見ながらさっそく見当違いのところへ行きかけ大慌てで引き返すというお約束をしでかした。
総勢10名(後から+1名)。そして、わたしの前後左右には顔なじみの面々、前の席にTさん、Yさん、私の左手Sさん、そして右手Fさんが席についた。初めての方もあわせて和やかで楽しいひとときを過ごせたよ。
めでたしめでたし。
・・・・えっ? おわっちゃいかん? そう・・・そうだよね・・・。
わたしがついたとき、ちょうど鰯を七輪で焼き始めていた頃で、店員さんがポンポンっと七輪の上にのっけて歩いていたんだけど、そのまま放置して行ってしまった。これ、どうすればいいんだろうって眺めているうちになにやら妖しい煙が立ち始め、やばいかもしれない、とひっくり返したときには真っ黒くろすけな鰯に変貌していた。なんだかこれから起こる悲劇の幕開けのようなはじまりだった。
次に牛タンが出てきたので、真っ黒鰯は放っておいて嬉々として牛タンへ箸を伸ばした。いや、ちょうどこの日、昼間のTV番組で「海を渡った牛タン」なんていうのをやっていて、「うあ〜、今日牛タンでないかなぁ〜」と思いながら見ていたところだったんだよネェ。
すると真っ黒鰯の惨状に店員さんの目の前も真っ暗になったのか、「残り、焼きましょうか?」とのお言葉が。もちろん否はかけらもなく「よろしくお願いします♪」とにっこり答えると、なんと鰯を乗せるんじゃなくって七輪を持っていってしまった。
そうですか、全面的にまかせられませんか、そうですよねぇ・・・。
そして鍋! 鍋はねぇ、蓋したままやってきたわけよぅ。
そうすると、何鍋なのか気になるでしょ? 気になるよネェ。覗いたっていいよねぇ〜。
でもね、蓋に手を伸ばしたTさんを店員さんが「まだです!」と、まるで審判員のようにビシッと制したのだ。その鮮やかさに一同硬直。ちょっと笛がほしいとか思ってしまったよ。
しばらくすると蒸気が勢いよく出始め、こりゃもう食べ頃じゃーん、と判断してパカッと蓋を開け(店員さんの視線を気にしつつ)、おタマでぐるぐるかきまぜながらちょっと火を弱め・・・ていたところ、店員さん再び! バチッとえらい勢いで火加減強に戻されてしまった。
「んぎゃー・・・」
 店員さん、無言のそれは恐いですぅぅぅ。おかげで食べてもいいよね? いいよね? と、まるで某動物マンガのシマリスくんのように身を縮ませながら鍋をつつくはめに。こんな緊張した鍋料理は初めてだよ。
 あらかた火が通った鍋を見て、Yさんが一言。
「もう弱火にしてもいいんじゃない?」
「えー? また店員さん来ますよ〜?」
「大丈夫よ〜」
・・・・・・・・・しかし大丈夫じゃなかった。
まるでコンロにさわったのを見ていたように、ダダダッと店員さんがやってきて再び最強に!
「ひえーーーーっ」
しかも続けて別の店員さんがやってきて、ちょっと火加減を弱め、それをまた最初の店員さんが強め〜。
って、店員さん方、何がしたいんだよぅ!? あの二人の間にいったい何があったんだ〜!?
そんなこんなで鍋もようやく終盤を迎え、ついに完全消火に至った。
・・・助けてください。終わりじゃありませんでした。
そうだよね、最後の雑炊があったよね。あははははははははははははははははははははは。

最後の最後、なぜか私に向かって全料理終了の挨拶をしてきた店員さん。
はからずもロックオンされてしまった私の周りでは、Tさん、Yさん、Sさん、Fさん・・・ばかりか、他の方々まで突っ伏してました・・・。

終わりの方、ギリギリで駆け込んでいらっしゃったUさん。今度はのんびりゆっくりあそびましょ〜!


2004年01月23日(金) 新年会

前の会社の女の人たち6人の新年会をした。なんだかんだと最年少&独身で身軽なので、半年に一度の幹事はほぼ毎回やっているんだけど、去年から家庭に入った人たちも携帯を持ち始め、今回、ついに全員が持つことに。
いや、これで連絡が大幅に楽になるよ〜。
久々でありながら、そんでもって年齢層は20ぐらいありながら、会った瞬間から一緒に仕事をしていた頃の感覚に戻るのだ。いいよねぇ〜、それって。
お店は川崎の新しくできたビルの最上階で、広くゆったりとした和風、高級感漂う感じ。すぐ入れるということで、ちょっとビビりながら席へ通されるとなんと個室! 8人掛けの上に、広い。
「ほえ〜」と思わず目が丸くなった。
6人っていうと、予約するのも微妙な人数だから、いつも入れるお店に入るんだよネェ。運がいいことに、その後すぐに混み始め、わたし達が帰る頃にはけっこう待ってる人がいた。
料理は、まぁ普通の居酒屋よりはちょっと高め。
お刺身を頼もうと思ったけど、3品で2000円だったので、これは却下。あんまり食べでもなさそうだったしね。
手づくり豆腐がおいしかったなぁ。甘味があって。
で、そのお店、醤油も用意してあるけど基本的に塩で食べることにこだわっているみたいで、豆腐もタコの刺身も揚げ物もみんな塩がついていた。素材に自信があるんだなァ〜。
豆腐を塩で食べたのははじめてだけどおいしかった。今度豆腐をつくったときに試してみようかな。
タコの刺身も柔らかくってすんなり歯が通る。もっと力入れないと食べられない(ようなタコしか食べたことないし〜)と思ったんだけどね。
時間制限があって2時間だったんだけど、楽しいひとときだった。


2004年01月17日(土) いろいろなことが

起こった1月17日。
湾岸戦争開戦の日だし、日本では阪神大震災が起こった。

ごくごく内輪の話だと、お世話になってる水牛さんのサイト【水牛牧場】がオープン3周年を迎え、いつもつるんでいるダチの誕生日でもある。

で、仕事が終わって急遽「じゃあご飯でも食べに行く?」って話になって、ダチとダチジュニア3人で焼肉屋に〜。
ちなみに、ダチだんなは時々私の日記にも出没しているうちの会社のオヤヂ。
そのオヤヂは別口の新年会に嬉々として出かけてしまったのだけど。

そして、その日はワタクシ今冬初雪体験いたしました。やた!

まぁ、けっきょく終始ゴミみたいなのがチラチラ降るに留まったんだけどね。

焼肉を食べながら、雪を見ながら、来年も再来年もずっと1月17日が悲しい日にならないように、ひそかに思ったのだった。


2004年01月15日(木) 「布団を敷いて」

って言うのを、うちのオカァは「布団伸ばして」という。
うーん、いつからだっけ? 少し前までちゃんと「敷いて」って言ってたのに。
仕方ないから、オカァの前で腰に手を当てて、左右に振ってやった。
オカァ「・・・・何してんの?」
私  「んー? NOVAしてる」
いっぱい聴けて〜、いっぱいしゃべれる〜

・・・・オカァと私の間になんか寒い風が吹いたのだった・・・・。


2004年01月12日(月) 成人式かよぅ・・・

今年も成人(アホたれ)祭りが各地であったもよう。
キミら、成人って言葉わかっとるんかい。
ってか、20歳だからってこやつらを成人とむりやり認めてどーすんじゃい。
責任のもち方、自覚、何一つ持たずして、成人と胸を張るなど片腹痛いわ!

どっかのアホちゃんが言っていた。
「俺たちにだってプライドがあるんだー」
ピンクの紋付はかま着て、成人式に出ておいて、何がプライドじゃ!
「国家の言いなりにはならん」と言って、警察官に息巻いてたけど、だったら成人式自体ボイコットせい!
自分の行動に責任一つ負えない輩がいっぱしの口利くな!


2004年01月10日(土) 初詣

行ってまいりました。
なんというか、快挙です! おほほほほほほ、いや、まだ混雑しているときに行くなんて〜、何年振りかなぁ〜、あはははは。
で、ダチと川崎大師へ・・・。
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
すんません。大師にも行ったけど本命はその近くの神社です。あうっ。
しかもそこは・・・そこは・・・ああ〜、言葉にいえない神社です。
って、まぁそこまで過剰反応してもなんだけど。つまり金山神社に行って来たのだ。あはあはあは。
まぁ、ご神体がネェ〜、アレなわけだったりするのだ。
ダチに誘われて、純真無垢なワタクシ・・・ピンクに染まってまいりました。
と、バックンバックン胸を高鳴らせ、勢い込んで出かけたものの。
なんと! なんというか〜、その〜・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっちゃい?

あれやこれやそれやで、ミニマムづいているワタクシ。よもやこんなものまでミニマムに遭遇するとはっ。しかもお土産屋さんも出てなかった(なんの!?)。
なんとも寂しい〜初詣でした。



2004年01月06日(火) 仕事始めだ!

ってことで、仕事始め。ノドの奥はまだちょっと痛むけど、しゃあないね。とりあえず、年末年始バタバタしていた分のアップしてない分の日記をまとめてアップ。・・・って、日記じゃないよぅ。
年始の挨拶もそこそこにさっそく通常勤務。
本当にあれだね、普通の長期休暇と変わらなくなってきた。2,3年前まで午前中はお酒が入っててろくに仕事にならなかったんだけどねぇ。こんなところにも不景気の足音が・・・むぅぅ。
朝のTVで廃れかけている日本語っていうのをピックアップしていたけど、「そこはかとなく」って言葉が入っていてびっくり。・・・実は、ワタクシけっこう使うんだよネェ、この言葉。
・・・私も生きた化石の仲間入りかい。


2004年01月04日(日) ええーっ、聞いてないって。

社長から電話。実は4日に仕事が入ってくるから休み中にやっておいてと言われていたんだけど、社長からの電話は「もうできた?」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まてまてまて! どうやら社長と納期の行き違いがあったらしい。とにもかくにも客先の人が出来上がりのデータを待ってるっていうから、細かいツメは省略して仕事に入る。


2004年01月01日(木) 元旦

んでもって、おめでとう2004年。
しかし、おそろしいことに! 朝起きたら、痰がつまって窒息死するところだった。
ゲホゲホ・・・、なぜ急に風邪引いたのだ〜!? 信じられん。
ってことで新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
・・・こんな私だけど。


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