団長のお言葉
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2004年03月30日(火) 私とテレスコピック

 現在、私が使っているテレスコは付き合い出してからもう7年になる。
 名はSZMのミニパック56といういかにもワゴンセールで売られてそうなアイテムである。私はそのロッドに出会った時、これでいいかな?という楽な気持ちで安易に購入してしまった。

 なぜワンピースを買わずにテレスコなんか・・・と思う方も大勢いらっしゃると思う。かつて私は当時かなり高級なロッドを所持していた。シマノスコーピオンロッド、リールと共に買い揃えていた。勿論EVとかではないワンピースである。これら使っているうちはいいのだが、愛着が薄れて行くに従い嫌気がさしてきた。

 私はオカッパラーANDバイカーだったためこのワンピースの仕舞い勝手の悪さにとても苦労していた。そんな時にあのテレスコに出会ったというわけである。ガイドはハードガイド、グラスとカーボンのコンポジット、テーパーはミディアムライト。感度は言うまでもない。

 このロッドであらゆる場所を駆け抜け、いつも釣り行くときは一緒だった。いつ折れるのだろうかと心配したりもしたが一向にテーパーが弱ることは無かった。万一折れたとしても安いロッドなので心理的なダメージもない。

 数年前、DAIWAからハートランドクロスXというものが出た。なんとテレスコモデルがあるではないか。即効で購入しSZMの竿と同様にハードに釣行を繰り返したところ先に折れたのはなんとクロスXの方だった。このクロスX、カーボン含有率が高く全体的に張りのある仕上がりになっている。やはりテレスコは全体的にベリーに曲がる方が各部分のブランクに負担をかけず長持ちすることがわかった。

 これらの理由などから今に至ってSZMテレスコを使い続けている。単に安モン主義ではなくこれらの利点を踏まえた上で使用している。

 最近はバイクではなく車で釣行することが多くなったが、大抵それでもテレスコを持っていく。私が本気で愛しているロッドであるといえる。

 


マグロ