てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2005年04月30日(土) 賭博捜査の恣意性は疑問

秘書時代の知人に会うべく、新宿歌舞伎町に行きました。学生時代からの思い出の街です。

コマの近くにあった雀荘が、店を閉めていたのに気付きました。大手チェーン系でした。もうかってそうだから、意外でした。まあこの手の店だから色々深い事情があるのかな、と思いその場は去りました。

家に帰って来て色々調べてみたら、何と賭博容疑で警察の操作を受けたそうです。経営者や従業員は無論、そこにいたお客さん数十人も連れていかれたそうです。

確かに賭博は違法です。麻雀によって人生を狂わされたり、そこから犯罪が生まれている部分もあるかもしれません。

しかし店を出すこと自体が違法の店は、歌舞伎町でなくとも多々あります。コマ通りでも、様々な賭博場の看板があります。

何故あのお店だけ?非常に恣意的です。恣意的であるならば、その理由をしっかり公開するくらいのことが必要です。

そして経営者はともかく、そこに来ているお客さんを連行し拘置するというのは、行き過ぎです。

歌舞伎町だけでなく、どこの街にもあるパチンコ屋さんの方が、社会問題化しています。まあこちらは警察官僚が天下りしているので、摘発は受けないらしいですが。


2005年04月29日(金) 仁徳天皇陵を調査しない理由

大阪で議員をしている友人が、世界で一番大きな仁徳天皇陵の比較的近くに住んでいます。

この友人から聞いた話ですが、仁徳天皇陵に歴史調査が入らないのは理由があるそうです。

1つには、これが仁徳天皇陵でなかったら困るということ。

2つには、内部に現存する装飾品から、天皇家と大陸の王朝に姻戚関係などが認められた困るということ。

だ、そうです。この友人が言うだけでなく、学会などでもかねてから言われている話です。

宮内庁が本当にこんな理由で管轄の遺跡調査を拒否しているのなら、大きな問題です。

この内容について発言する機会は、私の立場ではありませんが、しっかり記憶しておきます。

今日は昭和天皇誕生日です。くどいかもしれませんが、記念日はそれが何の記念か、誰でもわかるように命名すべきです。

以下、名前を変更しなければならない例です。

「体育の日」→「東京オリンピック開会記念日」
「勤労感謝の日」→「新嘗祭の日」
「建国記念日」→根拠がないので別日にしましょう


2005年04月28日(木) 中島みゆき「わかれうた」

中島みゆきのコンサートチケットが抽選で当たったので、東京国際フォーラムまで見にいきました。

実はコンサートに行ったのは、生まれて初めてです。非常に良いものですね。中島みゆきだけにお客さんの年齢層も高く、私が一番若い部類でした。

私の一番好きな曲は「わかれうた」です。オールディーズですが、このコンサートでも演奏がありました。



2005年04月27日(水) 郵政民営化騒動の自民党を見て

つい先ほど政府は、郵政民営化関連法案を国会に提出いたしました。いつもの事とは言え、自民党の騒動は良い意味でも悪い意味でも、興味深いものです。

まず良い方から。党内でもめることが悪いことかと言えば、そんなことはありません。価値観が多様化している現在、例え同じ政党と言えど、時として考え方が違ってしまうこともあります。

それを組織統制のなかで埋没させるよりも、有権者の面前で喧々諤々議論することが政治家の役割なのです。

現状、郵政民営化は賛否が全国的にもわかれています。今後国会のなかでも、与野党間で議論が深まることを期待します。

さて一方、自民党のしょうがない点もでました。小泉総理は最初から民営化論者です。先の総選挙の自民党の公約のひとつなのですから、自民党内で反対する議員は、最初から小泉氏を党首に選ばなければいいのです。

小泉総理の人気を利用して、選挙に結び付けたい心情もわかりますが、あまりにも節操がなさ過ぎです。民営化反対の主張も、ほとんどが特定郵便局長会へのアピールだけなのでしょう。

さて、民主党です。今回の法案に対しては“反対”で一致しました。しかし、その理由は二種類にわかれます。

私のように「こんな民営化では弱くて意味がなく、かえって民業を圧迫する」という主張と、「郵政三事業はあくまで公共であり、公共とは国営である」という主張です。

今回はたまたま一致しましたが、このままではいけません。このような、党内で意見が分かれるテーマほど、しっかり議論していくことが大切なのです。

さて、相模原の民主党はいかに?いまだ正式に議論していませんが、昨年相模原市議会に「郵政民営化慎重(実質は反対)」の請願が出されたそうです。結果“民主クラブ”のみが反対し、その他全員が賛成だったそうです。私と市議会議員の皆さんが、同意見だったことを嬉しく思います。


2005年04月26日(火) JR宝塚線脱線事故に思う

被害にあわれた方と、ご遺族にお悔み申し上げます。

原因は調査中とのことですが、速度制限オーバーが一因であることは間違いないようです。

時間に急かされることがそもそも嫌いな私は、「定刻通り」などという小さな理由で、死者が出てしまったのが残念でなりません。

たとえ公共交通であろうと、遅れることは十分あり得るのです。確かに日本は技術などが優れているため、“たまたま”定刻通りが多いです。しかし事業者は無論のこと乗客も、ある程度遅れることを最初から覚悟すべきなのです。

鉄道会社をはじめ「命」を預かる企業の経営者は、そこで働く人に一分一秒を急かすようなことをしてはいけません。そんな経営のあり方だったことが今回の事件で判明しましたが、本当に驚きました。

他の交通機関機関も即刻再点検し、経営改善をすべきです。


2005年04月25日(月) 初めての取材活動 byP課

所属するNPO法人さがみはら市民会議が、地域紙である相模経済新聞の紙面一部を編集することになりました。

その名も“NPOタイムズ”です。月三回発行の同紙ですが、そのうち月一回分の一面半分について委託をされます。

今回は私が担当で、「パートナーシップ推進事業助成制度」について、市役所パートナーシップ推進課(愛称P課)に取材しました。

直接の担当者から色々話をきき、終了後早速文章にすべくパソコンに向かいますが、これがなかなか難しいものです。

政治家として、役所の方の説明を受けることは多々ありますが、それは今後自分自身の考え方をつくっていくために、基本的には行われます。今回は「私が」ではなく、「読者が」です。

記事の量がそんなに多くないこともあり、できるだけ客観的に情報を提供し、かつ担当者の“思い”を伝えなければなりません。

よい記事になるように、今しばらく考えてみます。幸い締め切りまでは数日ありますので。


2005年04月24日(日) 山崎拓当選よりもびっくりの鎌倉市議選

衆議院補選については、ともに負けてしまいました。申し訳ありませんでした。両選挙区とも、民主党所属議員の不祥事による辞職が原因です。選挙の内容よりも、そこに至った経緯こそ問題でした。

また山崎拓首相補佐官が返り咲いたことは残念です。小泉内閣にいまだ一定の支持があることについても、民主党は反省すべきです。

さて、衆議院補選の結果よりもびっくりしたのは、同じく本日投開票の鎌倉市議選です。この日記を書いている現在まだ確定得票は出てないので、当落についてのコメントはできません。

先日も書いた知己の民主党候補の得票を、ネット上などで注視していたところ、松尾崇候補(現職)の得票が目に入りました。

勝手に名前を出して恐縮ですが、松尾崇候補は神奈川県若手市議の会メンバーでもあり、会合などで何度か顔をあわせたことがあります。

2000票がボーダーの選挙ですから、相模原市議選よりも多少は少ない規模です。にも関わらず、同候補の得票は途中経過で「8000票」を超えているのです!

私は過去に、このような基準を上回る得票を見たことがありません。落ち着いたら連絡をとって、お話を聞きに行きたいと思います。


2005年04月23日(土) タウンミーティングを開催しました

タウンミーティングを、橋本のサン・エールで開催しました。橋本・大沢・小山地区にお住まいの皆様にご案内し、二十数名の方にご参加いただきました。

開催の趣旨は、地域に密着した課題についてご意見を伺うことです。橋本周辺地区のまちづくりについて、神奈川県と相模原市がどのようなスタンスでいるのか、その概要もお話させていただきました。

生活に密着した問題を解決することが、政治の大きな目的です。「国政」「県政」「市政」の区分は、あくまで役割分担であって、中央省庁のような縦割りの“壁”ではいけません。

参加いただいた方からは、介護や公民館や駐車場などについてご意見を伺いいました。

今後も色々な場所で開催する予定ですので、よろしくお願い申し上げます。


2005年04月22日(金) また一人凄い市議に出会う

また一人、凄い政治家に会いました。菅原直敏大和市議会議員です。家に帰ってHPを見てみたら、これも凄い!

凄い人に会うのは刺激になるだけでなく、とても嬉しいものです。それが年下だと、特にです。

既成の政治に囚われることなく、しかも地域に根付いて活動している政治家を私は尊敬します。

ちなみに、いつものメンバーも一緒でした。
長友克洋相模原市議
新井克尚町田市議
若林章喜町田市議


2005年04月21日(木) 皆んなで、合同駅頭活動

同じ政党といえど、政治家は個々人として有権者に対して責任を負っています。

従って基本的には、自立した個人の集合体が政党であるべきです。「民主党はばらばらだ」とよく言われますが、こういうご意見は私はあまり気になりません。

むしろ皆んなが同じことを言っているほうが、某組織政党みたいで気持ち悪いです。

同志であり、友人であり、ライバルであるのが、民主党の仲間たちです。今日はそんなメンバーで、合同駅頭活動を行いました。

本村賢太郎県議長友克洋市議小池義和市議、角尾明皇前市議(HP見つかりませんでした)、渡辺良一市議候補予定者(同じく)と一緒に、朝6時半から8時まで交代で演説しながら、ビラ配りを行いました。

私が参加した限りは初の試みですが、結果非常に良かったです。何がと言えばまだ説明しにくいのですが、いずれ答えを見つけたいと思います。

ちなみに、明日と来週月曜日もやります。


2005年04月20日(水) 本を書く思い

友人の父上が本を出版されたので、そのパーティーに参加いたしました。

著者は過去にも数冊の本を出されていますが、今回の本は労働争議に関する内容なので、より関心を持っております。

今日の今日なので、帰りの電車で前書きを読んだ程度ですが、パーティーのなかでのご挨拶でも、本を書くに至った思いはひしひしと伝わってきました。

本とまでもいかなくても、いくばくかの文章は書いたことがあります。この日記も、ある意味そうかもしれません。

文章にすると平面であっても、書くに至った思いについては複雑かつ多面的であります。

政治家は、もっと文章を書かなくてはいけないと思います。私のように拙稚なものでも。



2005年04月19日(火) やはり在日米軍増強に反対します

民主党支部の政策調査委員会(小池義和委員長)が主催する、「アメリカ陸軍第一軍団司令部の座間移転」について、勉強会に参加しました。

講師は藤井裕久代議士で、参加者は二十名くらいでした。現在の米軍再編についてのみでなく、吉田茂が安保条約を締結した当時からの背景など、多面にわたるお話を聞くことができました。

藤井代議士の考えは、国連中心の安全保障を目指すのが基本であり、日米安保については限定的に考えるべきとのものです。このご意見に賛成です。

一部には、安保条約を改定してでも在日米軍を増強すべきとの意見が民主党内であるそうです。しかし藤井代議士も言われていましたが、これは極論であり、冷静に今後の世界情勢を考えれば採用できないと考えます。

国連の安保理事国入りについても触れられ、日本がなることに反対しているのは、中国ではなくアメリカだとのご意見も、なるほどと思わされました。

今週末、4月23日(土)11:00〜相模大野駅頭にて、移転反対の街頭活動を行います。これに加えて、今後も地元の「我儘」ではなく、「責任」として訴えを続けてまいります。

*今度市役所が行う反対集会の講師が西部邁氏であったのは驚きです。言いえて妙の選択ですが、少し違うのでは?と思います。


2005年04月18日(月) 中国での反日デモについて

この件について記載が遅くなったのは、推移をもっと見たいとの思いからです。この気持ちは変わらず、今しばらく変化するであろう事態を注意深く見つめてまいります。

自虐的と言われるかもしれませんが、中国政府高官に言われるまでもなく、日本の歴史認識は国際社会標準でも“甘い”と考えます。

かつて相模原市議会友好訪中団で、無錫市人民政府の面々と意見交換した際、日本から行ったある議員(しかも民主党!?)が「ここもかつて戦場になったのですか?」の一言。この言葉の重要性を理解した私たちは、一瞬ひいてしまい、懸命な我が団長はすかさず話題を変えました。

無錫は、上海と南京の中間に位置し、従って日中戦争の日本軍の進軍コースだったのです。目の前にいる人民政府の面々も、親族などの誰かが犠牲になったことは容易に想像できるわけです。事実関係を理解した上での「意見」ならともかく、お話になりません。相模原市を代表して行っているはずがこれですから、中国人が日本の歴史認識に疑念をいだくのも理解できます。

昨今朝鮮半島もそうですが、前向きで大変結構です。今後はかつての恨みをこえた私たちの世代が中心になって、一層の友好関係を築くべきです。しかし事実を事実として踏まえるのは、他人(他国)と接する際の礼儀です。

さて以上の流れだと、今回の件は日本が悪いとでもそうですがそれは違います。

私がアメリカの外交政策を常に批判をしているように、中国もまた帝国主義的な政策をとっています。また、私は天安門事件を忘れてはいません。あの政権の本質は変わっていないと思います。

上海などで領事館にペンキを投げたり、もっと許せないのは在中の日本人に具体的被害が及んでいるのは、今時発展途上国でも珍しい光景です。

個々の政治テーマについては冷静に対処すべきですが、在外邦人の安全についてはもっと毅然とした態度で取り組むべきです。退去勧告くらい出してもよい事態だと考えます。

外務大臣が訪中し、議論したことは正解でした。ただ、せっかくなので町村大臣の歴史認識を聞きたかったです。小泉総理も泡を食ったようなコメントではなく、中国から受けている誤解にしっかりと反論すべきです。もし誤解ではないのだったら、信念を述べるしかありません。

私は1971年9月29日に生まれました。日中国交回復ちょうど1周年の日です。田中角栄と周恩来は、同じく歴史認識のことで喧嘩をし、毛沢東の「喧嘩することが友人関係の近道」の一言でまるく収まったそうです。

政府の対応に期待いたします。


2005年04月17日(日) 鎌倉市議選出陣式に参加

今日から始まる鎌倉市議選に立候補している「久坂くにえ」さんの出陣式に参加しました。場所は大船駅そばです。

市議選の出陣式にしては、しっかりし過ぎていると思いましたが、それは決して悪いことではありません。

関連労組の支援を受けながら、トップ当選を狙う勢いだと思いました。候補者も街頭演説を重ねてきたせいか、しっかりしていて初出馬を思わせませんでした。

他にも民主党から立候補していますので、あわせてよろしくお願い申し上げます。

帰りに大船駅前で、他党の候補者の第一声をやってましたが、旧知の相模原市議が応援に来ていたようです。皆んな大変ですね。

今年は大河ドラマが「義経」ですので、色々な意味で選挙結果が注目されるのかもしれません。


2005年04月16日(土) 人の生に疑問を持つ自分

タイトルにするのは憚られましたが、何と「宮崎勤被告がまだ生きていたのです。」

十数年前に同種の事件で死刑判決を受けたはずです。何とテレビ朝日の記者と文通をし、今回の事件についての感想も述べていました。

あれは中学生のときだったでしょうか。当時八王子に通学していたので、宮崎被告が八王子警察に連行されてきたことが心象的で、かつ出身が兄弟校だったこともあり、意外によく記憶しています。

死刑制度については、まだ流動的な意見しか言えませんが、原則廃止をすべきです。ただ例外は設ける必要がります。

その例外のひとつが、子どもに対する殺人事件です。かつて尊属殺人というのが法律上ありましたが、その逆説的な意味において許しがたいです。

数年前におきた大阪の池田小学校事件の犯人は、既に死刑を執行されています。

拘置所内で死刑囚世話係をした人の著書「そして、死刑は執行された」にもありましたが、死刑の執行は恣意的かつ任意的なものです。判決が出ても当該拘置所と政治の判断で、執行の可否が決まるのです。これは問題です。

それとこの宮崎被告の手紙を特集にしたテレビ朝日ですが、内容をよーく見ましたが、この手紙を公開している意味がない!

「かつての犯罪者宮崎被告」の冠で、視聴者にアピールしているしか意味が見出せませんでした。

彼の肉筆の手紙など出れば、遺族の精神的被害は増します。それでも公開する社会的な意義を、どこまで真剣に検討したのか疑問です。反省を促したいです。




2005年04月15日(金) 同期生が衆議院候補に

明大雄弁部の同期である「平島こうじ」が、民主党公認の衆議院候補になりました。

地方議員やその候補者は友人も多数いますが、国政となるとそうでもありません。皆んなの夢を受け止めて頑張ってもらいたいです。

相手の自民党候補は元大臣の大物です。期待を受けての出馬です。

党本部HPの「候補者一覧」にのってます。選挙区は静岡3区です。是非ご覧ください。(コチラをクリックください。)


2005年04月14日(木) まちづくりシンポに参加

市役所都市計画課が主催の、「まちづくりシンポジウム」に参加しました。パネルディスカッションに知人が出ていることもあり、見に行ったわけですが、結果所用のため講演のみで退出しました。

このシンポは“(仮称)まちづくり条例”の策定に向けての試みで、既に公募委員を交えた検討委員会の‘案’は出ています。

きつい表現で言えば、所有権の制限にも結びつく条例ですが、行政主導ではなく、地域住民主導でまちづくり(この条例での定義は土地利用のこと)を行える制度でもあります。

土地所有者と住民の二分の一が同意すれば、市に契約を申し込める点もユニークですし、住民の年齢定義を16歳以上としたことも画期的です。

専職の議員がつくるよりも公募委員がつくった方が、良い内容の条例ができきてくることが最近よくありますが、決して議会制度の矛盾ではありません。

地方議会における意見集約のかたちが、間接制度から直接制度に変わっていく経過なのです。もちろん議員には「経営を行う」という別の役割が発生してきます。

あまりこの種の会に参加しない私も、この条例は重要だと思い参加しました。気になったのは、総勢5、60人の参加者でだいたいが関係者(特に市役所関係者)に見えたことです。内容がいささかマニア的ではありますが、生活に密着もしてくる問題です。

情報提供を通じ、より市民合意を深めていくことが大切です。


2005年04月13日(水) 4.13という日

4月13日は、二年前の県議選投票日でした。いい思い出ではありませんが、決して忘れることにない日です。

夜に敗戦の弁を述べたとき、事務所にいてくださった方のお名前は、しっかり覚えています。

私が帰宅するとき、得票は12000少しで、余り勝負になってない数字でした。翌日朝事務局長からの留守電に、結果15500票あまりで、次点で終わったとのこと。

以来二年間、過去の人生で最も長い月日を過ごしてみますが、先が見えてきました。同時に至らない点も噴出し、後二年やれるどうろうかという不安もあります。

15576という得票数ともに、4.13は忘れなれない数字です。

*次回県議選挙は、2007年4月15日が投票日の予定です。


2005年04月12日(火) 日本JC機関紙の表紙は問題

日本青年会議所が、所属会員に月1回機関紙を郵送してきます。「We Believe」という、国際青年会議所の綱領からとったタイトルがついてます。

青年団体の機関紙にしては、少し立派すぎるかもしれませんが、内容は面白く、飛ばしながらですが楽しく読んでます。

しかし昨今、その‘表紙’がどうも変です。先月は戦車の表紙、今月は海外に派遣された自衛隊の様子です。日本のひとつの風景として記載するには、テーマが強い内容になってます。また、青年会議所の活動とあまり関係がありません。

青年会議所は全国組織であり、各地区ごとに違ったテーマに取り組んでいますが、例えば「地方分権」などについては大分議論もされてきました。結果全体としての方向性も出来つつあります。

また“教科書問題”や、“領土問題”なども議論はされてきております。結果、内容について私は反対でも、全体としてアピールすることはあり得ると思います。それに一々異論を唱えることもしません。

しかし“自衛隊のあり方”や、“国際貢献のなかでの軍事力の問題”は、議論すら(一部ではされているかもしれませんが、少なくとも相模原をはじめとする近隣で聞いたことがありません)されていませんし、この機関紙の中身にも特に記載があるわけではありません。

日本JCに多大な影響力を持っていると言われる、元会頭麻生総務大臣の影響とも思えませんが、政治に対して意見を言うための団体が、政府の広報をする必要はありません。

今月の巻頭対談ゲストも、小池環境大臣でした。私が民主党だから文句を言っているわけではなく、内容を見ても「大臣という肩書き」以上の必然性がゲスト選定に感じられないのです。

今月から「ジェイ・シー」という市販本も発売されます。是非ご覧ください。ちなみにこの表紙も小泉総理ですが。





2005年04月11日(月) バーベキュー大会を開催します

HPには既にアップしていますが、昨年同様「バーベキュー大会」を開催いたします。

「候補者や議員は、何故よくバーベキューなんだろう?」という私の疑問は昨年解決されました。何と言っても、皆様が来やすい企画であることです。

「タウンミーティングはちょっと・・」「パーティーなどはちょっと・・」という方でも、バーベキューには来てくださいました。

もちろん結果私を気に入っていただけるかどうかは、候補者たる自分自身の努力次第ですが。

一方設営などの準備が大変なのも、この種の企画です。支援者の皆様には、一層ご負担をかけてしまいます。

そのご苦労に応えるためにも、大勢の参加者になるようがんばります。


2005年04月10日(日) 私の苦手なタイプ

多くの方の支援をいただく立場の私が、一体こんなことを書いていいのでしょうか。

しかし日々の記載によって、無意識の嘘ごまかしを排し、「素」の寺崎を知っていただくことも、この日記の目的です。

私は元来、あまり苦手なタイプというのがありません。これは人間関係のみでなく、食べ物や衣服や住まいなどもそうです。こだわりがない分、センスがないとも言えるかもしれません。

1、いつもいばっている人
1、他に対して極端に厳しい人
1、酒癖の極度に悪い人

以上は、やはり苦手です。

親しい方にはいませんが、多くの方と出会う職業です。時としてぶつかることもあります。

実はこの3つに当てはまるのは、政治関係者に多かったりもします。自戒です。


2005年04月09日(土) 尊敬する政治家「尾崎行雄」

「尊敬する政治家は?」そう聞かれれば、最初に尾崎行雄の名を上げます。

明治から昭和にかけて活躍した方で、主には衆議院議員をされていました。選挙区は三重ですが、出身は、もうすぐ一緒になる津久井町です。

津久井町には町立の尾崎行雄記念館があり、現在の町長もその姻戚関係にある方です。

「全世界一家のごとき狭き世に、ひとり栄え得る道のあらんや。」戦後の焼け野原を見てその言葉を残し、以後は世界連邦建設の運動を行います。

現在ちまたで言われている“国際貢献”は、大国となった日本の責任論に起因していることが多いです。

しかし日本はかつて道を誤り、結果自らを廃墟にしました。その時の謙虚な気持ちを再び持って、世界に出ていくべきだと思います。

国家のあり方についても、その不変であることのみを前提にしては、解決できない身近な問題も多くあります。




2005年04月08日(金) 通りで桜をみる人々

市役所通りの桜が満開です。よるなどは明かりで輝く桜を見るため、車がのろのろ運転で、長く列をつくり渋滞しています。

これについて“対策”云々を言うつもりもく、ほほえましい出来事はそれを許容する文化も必要です。

市内で開催される各種のお祭りも、年々参加者が増えています。経済をはじめとする環境が悪化しているからこそ、拠り所を求めているのかもしれません。


2005年04月07日(木) 公共施設のあり方と経費

指定管理者制度の導入に関連して、市役所の担当職員からレクチャーを受けました。

民間活力を導入することを目的とした、同制度は平成18年から前面実施されます。

当初はこの制度に大きな期待を持っていた私も、研究するうちに日々疑問が出てきました。それは、公共施設の運営についての現状について、行政がしっかりした認識を持っていないことによります。

わかりやすく言えば、「現在の公共施設の運営は基本的にうまくいっている」これがスタンスなのです。

しかしそうでしょうか、私は「うまくいってない」からこその指定管理者制度だと思います。

・人員配置に無駄があり経費がかかっている。
・公社などに委託している施設の再委託には談合が多く、これも経費がかかっている
・市役所駐車場は、夜10:30で閉まってしまう。
・市民会館会議室は夕方6時以降は、部屋が空いていても貸してくれない

などなど、少し考えれば数十は簡単に出てきます。

今後の請負業者の選定についても、「施設の有効利用」という抽象的な言葉ではなく、利用者増加と経費節減の数値を基本として、審査が進むべきです。


2005年04月06日(水) 今更ながら、華氏911

今更ですが、「華氏911」を見ました。想像していたよりも面白かったです。

マイケル・ムーアのナレーションは、つぼを突いていて笑えるところもありましたが、やはりメインは“映像”です。

一、選挙後にブッシュ大統領の就任を決める上院会議で、数人の黒人系の下院議員が、選挙での不備を理由に無効を求めたシーン

一、9・11のテロの同時刻に、某小学校を訪問していたブッシュ大統領のその瞬間から数分の表情

あくまで二次元的ではありますが(三次元というご意見も理解はできます)、“映像”の怖さと凄さを痛感いたしました。


2005年04月05日(火) JC神奈川ブロック会長の訪問

青年会議所(JC)には、各市や町ごとの組織が基本ですが、相互の連絡協議をする場として、神奈川ブロック協議会をつくっています。県内21のJCの集合体です。

その会長が相模原に来られ、本年度のブロックの運営や事業について発表されました。

津久井JC・綾瀬JCとの合同開催ですので、会長の挨拶の後はテーマごとにわかれて、それぞれのJCの取り組みについて意見交換をしました。

JCは各自治体ごとのJC(相模原JC)が基本であり、神奈川ブロックや関東地区協議会は無論のこと、(社)日本青年会議所ですらも、あくまで「連合体」であるとの意識が定着しています。

これからは、政党など社会を考える組織もそうなるべきですし、国のあり方も、地域主権であるべきです。

そんな中での、神奈川県の役割とは何であるか。そんなことを考えながらの会議でした。


2005年04月04日(月) 党県連大会開催決定

今日の党支部常任幹事会にて、本年度県連大会の日時が明らかになりました。5月8日(日)13:00〜横浜駅そばのホテルでの開催です。

先日した公認申請について、審議を通過すれば、私の次期県議選の公認内定(最終決定は形式上本部)が発表されます。

同じホテルで同じく公認を決めていただいてから、3年の月日が流れました。

当時と違い、いまや二大政党寸前です。また相模原市は、藤井裕久代議士の地元でもあります。

その責任を痛感し、引き続き頑張ってまいります。

前回敗れてしまったので、県連の審査でスムーズに公認をいただけるか少し不安もありますが。


2005年04月03日(日) ギネスブック搭載ならず・・・残念

市民さくらまつりで、青年会議所の主催により「リベンジ・ザ・ギネス」を行いました。リベンジの名のとおり昨年も実施し、結果失敗に終わりました。

競技は、1000人以上で寄りかかりあい、空気いすを2分以上することです。

今日は晴天にも恵まれ人数はクリアしましたが、2分という時間の壁にぶつかり、結果また失敗に終わりました。少しの練習の後3回挑戦しましたが、だめだったのです。

人数の穴をうめるために、私も輪の中に入りましたが、しっかりコツをつかんでも、意外に2分とは長いものです。

基本的にはレクリエーションですので、安全が第一です。無理をして怪我などすることを避ける意味でも、少し崩れれば、即中断いたします。

来年の実施については、今後青年会議所内で検討することですが、やってみたい分、1000人もの時間を使ってもう失敗は許されないとの思いもあります。

でも楽しかったです。ギネスブックに挑戦すること自体、恐らくこんなことでもない限りありませんから。


2005年04月02日(土) ヨハネパウロ二世の死去を悼みます

ローマ法王が亡くなりました。実は昨晩人と食事をしながら、法王の病気が重いようだという世間話をしていて、その後死去を知ったのです。

日本の天皇と同じく、「法王」が存在する歴史が長いというだけでなく、バチカンは小なりといえど、独立国家であり法王はその元首でもあります。

心より哀悼の意を表します。正直キリスト教について学んだことがありませんが、ヨハネパウロ二世が、世界平和のために尽力されていたことは承知しています。

世界の平和と繁栄に貢献する宗教が、ひとつでも増えることを望みます。


2005年04月01日(金) 党支部常任幹事とは何者

政党の幹事をやっているのは、一体どんな人たちなのでしょうか。ここでは、民主党神奈川県第14区総支部についてです。

議員やその候補者(例えば私)、その支援者や、民主党ファンなど多彩な人材です。

公党ですので、メンバーや会議内容なども公開が原則ですが、この日記で勝手に皆んなの名前を挙げることもできないため、規模は数十人とだけ申し上げておきます。

民主党支部では党員を募集していますが、あわせて常任幹事の増強も目指しています。

私の後援会からもお一人、今月から新たに常任幹事になっていただく手続きをすることになりました。

新常任幹事の就任には、支部役員会と幹事会の承認が必要ですが、幹事以上のどなたかの推薦があれば基本的には歓迎の方向です。

月に一度の幹事会の他、支部に3つある委員会に所属するなど、義務も生じますが反面良いこともあります。

政党にとって大切なことを決める際には、きちんと意見を言う権利もありますし、支部の意思決定は最終的には常任幹事会の場で行われます。

「どたなでもなれます。」とは言い切れませんが、前向きにお話を聞くことはできます。いつでも不肖私までご連絡ください。



てらさき雄介 |MAILHomePage