てらさき雄介の日記
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2004年05月31日(月) ついに議員特例についての話し合いです

市町村合併には多くのメリットがありますが、昨今の全国で多く見受けられるデメリット、それは「議員の数が増えること」です。

ひどい自治体では、合併後100名をこえる市議が誕生している自治体もあります。そういう決定をする議会も議会ですが、それを認める市民も市民だと思います。

などと他人事で語るわけにはいきません。ついに相模原市・津久井町・城山町・相模湖町の合併について、合併後の議員定数をどうするかの議論がはじまります。

基本線は、とにかく「1市4町あわせて全員市議にしてしまえ」です。このままほおっておけば、おそらくそうなります。一部心ある有志の市議が異論を唱えてくれるはずですが、多勢に無勢です。議論すら封殺される恐れもあります。

市民の皆さんの監視こそ必要です。幸い、この検討会は公開して開催されます。第一回は、6月4日(金)15:00〜けやき会館にて行われます。


2004年05月30日(日) 原作を書きかえるのは何故か

様々な事情により、原作がそのまま放送できず、結果手を加えることがあります。

手塚治虫さんの漫画には巻末に「現代では不適切な表現がありますが、差別の根絶を目指した作者の意図を考え、一部を除いてそのまま掲載します」などという注釈がついています。黒人などの表現が、差別的な部分があるとの指摘からだそうです。

先日テレビドラマでリバイバルをしていた、SMAPの中居君主演の「砂の器」も原作はハンセン氏病をテーマにしていたのですが、テレビでは別のテーマになっていました。作者である松本清張が、明らかに差別に反対しているにも関わらずです。

さてここで大切なのは、それを放送しているメディアがどういう議論と経過をたどって、内容の変更にいたったかです。作者の意図とそれを放送したときの影響を真剣に考えて、自主規制するならば、それも良しだと思います。


しかし、昨今のあり方は、とにかく議論になること自体が面倒という感じです。部落差別を扱った「竹田の子守唄」を自主規制していることなどはその典型であり、明確な基準がないのに、騒ぎにならないようにとの配慮でしかありません。

この事なかれ体質は、とかく地方自治の現場でも見られます。そんなに揉めるのがいやなのでしょうか。

改善すべきです。


2004年05月29日(土) 麻生総務大臣の「失言」にはもっともな部分も

ニュースで麻生総務大臣の発言が取り上げられていましたが、その趣旨には共有できるものもあります。

その発言は、拉致被害者の曽我ひとみさんの夫ジェスキンスさんの無罪を、アメリカに対して主張するのは間違いというものです。私もそう思います。少なくとも脱走して、自国(この場合アメリカ)の軍事機密を漏洩して、無実ということはありえません。

曽我さんが拉致被害者であることと、夫の話は明確に区別する必要はあります。

しかし麻生大臣の発言には、問題もあります。それは、「北朝鮮にいたいと言っているジェスキンスさんを日本に連れてくるのは、それこそ「拉致」である」という発言です。

ボキャブラリーがないのなら恥ずかしいことですし、ブラックジョークなら下品です。何故このような表現をするのか、理解に苦しみます。


2004年05月28日(金) 県連役員と弁当を食べながら

民主党神奈川県連の幹事長である水戸将史県議と、山口事務局長が相模原を訪れ、藤井事務所で一緒に弁当を食べました。

参議院選挙の慰問と打ちあわせを兼ねての来相ですが、来年の市長選挙やその他もろもろ話題になりました。

「次の統一選は」という話しが水戸幹事長からありました。具体的な話ではありませんが、話題として上っただけで身が引き締まる思いでした。


2004年05月27日(木) イラクでの米兵による虐待について

夜のあるニュースショー番組で、この問題について特集をやっていました。

戦争での虐待は、古今東西多々あります。虐待の全くない戦争などありえません。戦争行為そのものが、虐待より惨いものだからでもあります。

米兵を弁護するつもりはありませんが、戦争状態における環境や兵士の精神状態は、日常とは全く違う過酷なものと聞いています。今、家でテレビを見ている私たちの感覚のみで捉えることは無理があります。

普段は、良き家庭人でありよき社会人である米兵たちを、虐待に追い込む戦争こそ嫌悪しなければなりません。




2004年05月26日(水) 久しぶりにムッとしました

合併協議会事務局から、次回協議会の議題が参考資料として送られてきました。中身を見てびっくり!と同時に残念でした。

第一、「この合併は編入合併とする」
第二、「平成18年3月31日をもって合併する」
第三、「新市の名前は相模原市とする」

そして、これらに理由は書いてありません。おそらくはっきりした説明も当日なく、たんたんと採決されるのでしょう。

「他3町との根回しは済んでいる」これが民主主義でしょうか。

現在の合併協議は、こんなことを決める段階には至っていません。この議案を見た複数のまちづくり検討委員も、疑問を感じたようです。

まちづくりのビジョンは、議論自体始まったばかりです。完全公募の委員会は、市民の意見も聞いているというポーズづくりなのでしょうか。市議時代に所属していた各種審議会と変わらなくなってしまいます。

これで本当に「議論している」とするならば、もはや市長の民主主義観は私と根本的に違うとしか言えません。

公式の場で意見を言うべき立場ではないので、自分を見つめながら静かにしていた面も確かにあります。しかしこれについては承服できないので、しっかり発言してまいります。


*尚、遅ればせながら今週より始めた党員募集にて、33名の方に新規入党いただきました。本当にありがとうございました。多くの皆様の期待に応えられる民主党にしていきます。引き続き厳しいご意見をお寄せください。


2004年05月25日(火) 民主党の党員を募集しています

民主党の党員を募集しています。正直言って、自分自身さぼっている点がありました。反省するとともに、今後積極的に入党促進活動をしてまいります。

昨日から、「民主党に入党してください」という活動を始めました。しかし、なかなか困難です。

「てらさきが言うのなら仕方ない」と言ってくださる方には、大変感謝しております。心より御礼申し上げます。

しかし自分自身、果たして今まで民主党の考え方を、どれだけ支援者の皆様に伝えてきたのか、その至らなさを今回痛感いたしました。




2004年05月24日(月) 旧友が来相、投票率70%!

明治大学雄弁部の後輩である、森山浩行大阪府議と中村和彦真岡市議が、わざわざ相模原に来てくれました。他二名の相模原市議と一緒に、上溝で夜一緒に食事をしました。

特に中村和彦市議は、大学卒業後あまり会ったこともなく、久しぶりだったこともあり、近況について楽しく聞かせてもらいました。

彼のふるさとである栃木県真岡市は人口が6万人くらいのまちです。しかしな、なんと市議選の投票率が70%をこえるとのこと。市長選にいたっては80%!!

一緒にいた森山府議の住んでいる、大阪府堺市の前回の市長選は33%だったそうです。悲しいながら、相模原市長選の前回は29%でした。地方は政治的に旧いなどという方もいますが、少なくとも投票率のみみれば逆であります。考えさせられました。


2004年05月23日(日) 若林章喜町田市議の結婚披露宴

若林さんの披露宴に参加いたしました。相模原・町田広域まちづくり勉強会を一緒にしている仲間です。若林さんは、私の県議選の投票日に落選が決定した後も、選挙事務所にいてくれました。本当に感謝しております。

だんだん私より若い議員が各地に誕生しています。歓迎するとともに、若さだけでない何かを見つけねばと、あせったりもしています。


2004年05月22日(土) 小泉総理の訪朝結果についての所感

小泉総理は、内政や外交でいくつかの成果をあげてきました。民主党の公式見解とは違うかもしれませんが、私は一面で評価し期待もしております。

特に第一回の訪朝によって、金正日総書記より直接拉致に関する言質をとり、両国関係に寄与したことは歴史的に評価してしかるべきだと思います。

しかし今回の結果は残念でした。拉致被害者家族5人が帰国したことは喜ばしいことであり、ジャスキンスさんについても現状ではやむを得ない部分があったのも事実です。同時に今後について、致命的な失点をいたしました。この失敗は、恐らく小泉内閣発足以来最大のものだと思います。

何をおいても問題なのは、会談の最後に「経済制裁を発動しない」と約束してしまったことです。私は安易な制裁論にはくみしませんが、残念ながら北朝鮮政府の過去の対応は、毅然とした態度にのみ柔軟な姿勢を示してきました。これは拉致問題のみならず、核についてもです。

また、既に帰国している拉致被害者以外の皆さんについて、「調査」で結論してしまったこともそうです。結果が不満足であったとき、どのように対応するつもりなのでしょうか。

では、どうすればよかったか。今回の訪朝が失敗だといえる所以は、これが総理の訪朝であったことです。事務ベースや代理人クラスならば、成果は残っても、課題は後日それこそ総理によって対応できます。

つくづく残念な結果でした。

一方、こんなこと心配していることを非国民と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あえて書きます。

近い将来に拉致事件が解決した後、日本は北朝鮮と国交正常化交渉に入ります。ここでは現在課題になっていることに加え、日本にとっては不愉快かもしれない、先の大戦中の賠償問題を議論しなければなりません。これは国際社会のルールとして逃げずに乗り越えなくてはなりません。しかし現在の日本の世論で、こういった問題に冷静に対応できるでしょうか。かえって日朝(この“朝”は北朝鮮政府という意味ではなく、朝鮮半島という意味です)関係が悪化することも想定できます。

だからこそ、総理や政府は外交能力を駆使し、早期に全面解決できるようにすべきです。外交については、野党はかやの外ですが、協力できるところは素直に協力すべきです。


2004年05月21日(金) 合併協 まちづくり検討委員会に参加しました

相模原市・津久井町・城山町・相模湖町任意合併協議会の、「将来のまちづくりビジョン検討委員会」が開催されました。公募により委員として参加しています。

午後2時から城山町町民ホールで開催され、約2時間強にわたり作業をいたしました。

メインはワークショップ形式により、4つのグループにわかれて、それぞれのまちの良い点や悪い点を議論いたしました。

私たちのグループは、第一に交通問題、第二に自然・水源環境が挙がり、最後の発表は私がいたしました。

この検討委員会は、あくまで「合併後のまちづくり」を考えるもので、合併そのものの是非を論じる場所ではありません。

その意味でも市長を責任者とする、任意協議会本体で、喧々諤々の議論をしてほしいものです。少なくとも第一回はそうではなく、淡々と進んでしまったようです。


2004年05月20日(木) 政治志望の若者

相模原にも政治をしてみたいという若者は少なくありません。しかし実際立候補する人は少ないですし、結果当選し議員となる人は更に少なくなります。

「若い」ということは、例えば選挙をする上では有利になることもあります。しかし実際の政治家としての活動となると、まだまだ老練な皆さんに及ばないこともあります。経験が少ないのですから当たり前かもしれません。

しかしだからこそ、若くして政治の現場にある人間は、その考え方や行動において、現実との妥協を少なくして理想を求めなければなりません。

残念ながら、最近は若い議員が多くなったせいか、若くして名誉職をやっている方も散見されます。選挙に当選することそのものを目的とし、任期中の第一の活動が、次の選挙に当選するためのものという方もいます。

これから政治を目指す若者のためにも、迷い悩みながらも、あるべき姿を模索したいです。


2004年05月19日(水) 浅尾参議院議員と同行し、嬉しいことが

浅尾参議院議員が相模原入りし、数箇所で活動を行いました。ある会合に出席すべく、私が案内がてら同行しましたが、その会の皆さんが「せっかくだから寺崎も挨拶していけ」と言ってくださいました。

最初は遠慮していたのですが、日頃応援してくださっている方の顔が浮かび、ずうずうしくなければと思い改め、結局皆さんに挨拶申し上げました。

その後ろ駅頭でビラ配布を行いましたが、現職参議院議員がタスキをしめながら自分でビラを配っている姿は、以外とさまになると思いましたし、注目も浴びてました。


2004年05月18日(火) ???。しかし結果良し。

小沢一郎氏の今回の件については、もはや言うべき言葉も見つかりません。残念かつ、よくわからないの一言です。

しかし岡田克也氏という、新しい人材を党首にすえられたことは、今後の民主党にとってプラスだと思います。また相模原の藤井裕久代議士が幹事長になったことも、喜ばしい限りです。

昨日日記に書いた状況とは、かなり違いますが、岡田代表のもと一致結束して政権党になるべく努力をしてまいります。


2004年05月17日(月) マスコミの信念とは

メディアは、第四権力と呼ばれます。実際第一ではないかと思うくらい、影響力は絶大です。ひとりの人間を社会的に抹殺できる力を持っています。

今回の国会議員の年金未納の報道には、確たる信念が感じられません。公表する内容が真実だとしても、公にする意義をあわせて発表しなければいけません。

特に疑問に思ったのが、小泉総理の「任意加入時期の未納」でした。任意だからいいのではないかと、私は考えます。これをあたかも問題であるかのように報道するならば、「何故任意なのに問題なのか」を明らかにしなければなりません。

民主主義にとって、健全なメディアは不可欠です。私たち市民も、政治をチェックすると同時に、メディアをチェックする目を持つ必要があります。


2004年05月16日(日) インドで人民党が勝利

参議院選挙・相模原市長選挙・そして私自身の選挙、大切な選挙は多くあります。遠い国の政治体制を気にしている場合か!と思われるかもしれませんが、本日とても気になったニュースです。

十年以上前のインドを旅行中のことです。カルカッタの本屋さんに、日本語のガンジー自伝がありました。日が暮れてからは、あまり外出したくなかったので、宿でこの本を読んでいました。

今詳細について記憶していませんが、ガンジーは自分の欲望を制御することそのものが向上だと書いていました。例えば菜食主義についても、それ自体に意味はないが、こらえることに意味があると言っていました。まあ、私とは正反対のタイプの方だと敬服したものです。蛇足でした。

さて、今回インドの総選挙において勝利した人民党は、そのガンジーの一族が主な役職をしめています。いまだにインドの民主主義にガンジーが息づいていることの現われです。と言えば聞こえはいいですが、つまりは一人の英雄を偶像化することにとって保たれる民主主義とも言えます。少し厳しい見方ですかね。

いつも言っていますが、民主主義はそれぞれの国で多様です。インドは、経済的には発展途上国かもしれませんが、民主主義においては、日本と比較してどっちが上下でもありません。

違った国のあり方から日本を見ることが、今こそ必要かもしれません。最近の国会を見てください。「イラクに民主主義を」と言っている私たちが恥ずかしくなります。


2004年05月15日(土) 再び、小沢新代表のもとで

民主党の新代表に、小沢一郎氏がほぼ決定いたしました。(以後、小沢代表と呼びます。)小沢代表は、新生党→新進党→自由党→民主党という経過を辿ってきました。自由党こそ経験していないものの、基本的に私とは同じ遍歴です。従って、親しみがあるとともに、政策理念にも共通のものを感じます。

小沢代表は、一部で指摘されているような「右」の巨頭では決してありません。むしろ理性的なリベラリストであります。著書「日本改造計画」をはじめ、多くの発言などからそう思います。

正直、私は小沢代表ではないほうがいいと思っていました。その最大の理由は、代表個人の問題ではなく、かつて新進党の党首を経験しているということでした。

しかし、今回危機にたたされた党内において、幅広い層から小沢待望論が出たことは事実であります。

今一度小沢代表のもとで一致結束し、政権政党を目指していきます。


2004年05月14日(金) ラジオ番組は終了いたしました

長らく出演していた、エフエムさがみ「みっぱらトーク21」は先月末をもって終了しました。遅ればせながらご報告申し上げます。

現在は、そのリニューアル番組である「明日の相模原」を同時間帯にて放送しておりますが、私は出ておりません。相模原市議会の一期生、二期生のメンバーにて構成されております。

番組が終わった理由は、承知しているだけでも多々ありますが、一番の理由は民主党色が出すぎているということです。これは私自身も当初から気にしていたことです。政治家である以上、その色を消すことも正直困難です。

エフエムさがみの皆さんのご好意で、浪人中の私に公共の電波を使わせてくださったことに、改めて感謝申し上げます。

またいつか、そんな機会もあるかもしれないと思っております。


2004年05月13日(木) 学生でも国民年金!?

数年前より、学生であっても20歳以上は年金掛け金を払うことになりました。学生は収入がないわけですから、つまりは親に払えと言っているわけです。

とれるところからは、とってしまおうと言う最近の行政の風潮の一端です。

現在国会議員はじめ著名な皆さまの魔女狩りが進行中ですが、最近始まったこの学生の支払い期間を入れると、未納は更に拡大します。

公明党の未納などについて、言いたいことはたくさんあります。そして今回の件で失った政治の信頼は、もはや生半可なことでは回復しないでしょう。ここに至った以上は、本道に戻り、早急に抜本的な制度を確立すべきです。

給付と負担という財源論のみでなく、支払いや督促の方法なども含め検討することは多くあることも明らかになりました。


2004年05月12日(水) 合併協議会の事務局へ行きました

資料を受け取りに、相模原市・津久井町・城山町・相模湖町合併協議会事務局へいきました。けやき会館の3階にあります。

職員の構成は、相模原市から10名とその他各町から3名づつ、そして県庁から1名です。

先日のバーベキュー大会でも、合併の話しを多くの方にしたところ、ほとんどの方が協議していること自体知りませんでした。この状態で来年3月に市議決で議決などできるのでしょうか。疑問です。

次回まちづくり検討会は、今月21日に城山公民館で行われますが、意見を言いたいと思います。


2004年05月11日(火) 政治家は人事が好き?

市議会時代、各議員が最も意気高揚なのは、人事議会(5月臨時会)です。県会もそうだと聞いたことがあります。今回の民主党内のゴタゴタも、テレビで見ていると、国会議員の皆さんは何だか楽しそうです。

くどいようですが、人事においても政策が大切です。民主党内は、右から左まで様々な意見があります。だからこそ、今何を打ち出さなくてはならないのか、そのことを真剣に考え相応しい党首を選ぶべきです。

参議院選挙向けの党首選びは論外です。更には、例えば年金についても与野党の合意の上に今後の話合いを進めるのなら、小沢党首では矛盾しています。

今一度整理して考えるべきです。


2004年05月10日(月) 菅党首辞任に関わる意見

昨年の県議選を、菅直人氏との2連ポスターで戦った私にとって、今回の件は正直複雑です。私にも連帯責任があると思います。申し訳ありませんでした。今となってはもはや菅党首には引退していただくことによって、晩節を汚さないことを祈るだけです。

さて、大切なのは今後です。人事でもめることは有権者の意志に反しますが、唯一言えることは、党首の人選について時計の針を逆にまわしてはいけないということです。小沢一郎氏、鳩山由紀夫氏、他かつて聞いた名前ではいけません。私が2年前の党首選で菅氏に一票を投じなかったのは、彼が過去に党首を経験していたからです。今回も例え無名であっても、新しい人材を選ぶべきです。

そして、最も大事なのは政策事項である年金に関する3党合意です。内容に不十分な点はありますが、与党と合意する以上妥協は必要です。内容ではなく、与党と合意することがけしからんという意見は、菅党首に対する個人的反発か、もしくは野党慣れしてしまったとしか思えません。この画期的な合意は尊重すべきです。

以上は、党内においては極めて少数意見ですが、私の正直な思いです。


2004年05月09日(日) 今日はバーベキュー大会でした

本日は後援会のバーベキュー大会でした。事前から多くの方にお手伝いいただき、かつ前日は場所とりの必要から、泊まっていただいた方もいます。本当にありがとうございました。

当日は開催中雨も止み、天にも感謝しています。参加いただいた方も、私にとってはかつてない人数でした。

「政策第一」を主張する私を心配し、その発表の場を与えてくださった皆さまに心から感謝申し上げます。


2004年05月08日(土) 年金未納問題に思う

民主党菅党首や、閣僚の年金掛け金未納問題が騒ぎになっています。一般にはあまり語られていませんが、私が改めてショックだったのは、年金などあてにしなくても、老後をおくれる方も日本にはいるということです。政治家で未納だった方のなかにも、本当に忘れていた方がいたのはその証明です。

残念ながら現に日本に生じてしまった、貧富の格差を是正することは急務です。

さて、菅党首の辞任はもはや避けられないでしょう。ただ、年金についての3党合意については尊重すべきです。

年金制度は、政党の枠をこえて、国としてしっかりした制度をつくる必要があります。


2004年05月07日(金) そういえば2千円札はどこに

2千円札が発行されてからどれくらい経つでしょうか。今でも財務省は印刷しているのでしょうか。

5月9日に後援会でバーベキュー大会をするにあたり、多くの方に会費2千円のチケットを買っていただきました。金額が2千円なのに、その間2千円札を見たのは、実に一回だけです。それを見たとき、そういえばこんな札もあったと思いおこしました。皆さんも同様のことがおありでしょう。

私が問題にしている、政治における結果責任の欠如は、ここにも現れています。

2千円札は多額の税金によってつくられました。その目的は何か。経済効果、利便性、それでは図れない文化的側面、などなどあるかもしれません。札を発行してしばらく経つ現在、そのいくつが達せられているでしょうか。もし失敗だったのなら、明確にその非を認め、今後に活かすべきです。


2004年05月06日(木) 青年会議所の担当例会があります

所属する(社)相模原青年会議所は、メンバーそれぞれが委員会にわかれます。その委員会ごとに年に一度か二度例会を担当し、その多岐にわたる内容がイコールJC(青年会議所)活動となります。

5月15日(日)に開催する、「夢をもてるこどもを育てるために大人ができることとは」は、私の配属である地域の共育実践委員会の担当です。例会当日は昼から、おそらく夜まで設営などを行います。

市民の方も参加もお願いする公開例会ですので、是非ご関心のある方は、私までメールいただければ幸いです。


2004年05月05日(水) トリを飼ってます。以前はウサギでした

すいません。政治的なメッセージのない日です。

小学校5年生にペット屋さんでうさぎを買いました。その名も「うさ子。」大学3年生まで生きました。記録的な長生きだそうです。歴代「チビ子」「うさのすけ」「うさみ」「うさた(現在実家で存命中)」何故かウサギでした。これは基本的には妹の趣味ですね。

現在の我が家にはトリがいます。これは妻の趣味です。現在4匹います。「ピヨ太」以外は名前もありませんが、たった今もピヨピヨ言ってます。

政治家らしく一言。動物愛護条例というものがある自治体がります。「生類憐れみの令」まではいきませんが、精神は共通かもしれません。

トリ籠に閉じ込めて、愛もないと思いますが、実際かわいいものです。


2004年05月04日(火) GWは人がいません

毎年思いますが、ゴールデンウィークは人が家にいません。お正月はいらっしゃる方も多いですが、5月で陽気がいいせいでしょうか。本当に在宅の方は少ないです。

5月9日に後援会のバーベキュー大会を控えていることもあり、数軒訪問いたしましたが、どなたもいらっしゃいませんでした。

せっかくのお休みなのに、お出かけが多いのは、ひとつの商業主義でしょうか。私は、もし休みならば寝てます。妻の冷たい視線を浴びながらも。


2004年05月03日(月) 憲法を考えることは社会を考えること

今日は憲法記念日です。昨今憲法改正の議論がダブーでなくなり、世論調査でも多くの国民が、憲法改正を支持しているデータがあります。

とかく安全保障に関することが多く話題になりますが、憲法は国家の理念と常識を成文化したものです。

護憲か改憲か、使い古された言葉です。

「新しい憲法をつくりたい。」これこそ政治家の思考です。何故か。政治家は、それぞれのあるべき社会の姿を追い求めるものです。それは憲法のあり方を考えることです。

極論すれば、政治家はそれぞれ、自らの目指す憲法を持っていなければいけません。

残念ながら私にはまだ、全てについての構想はありません。

しかし「てらさき雄介が憲法をつくるとこうなる」というものを提示することが理想です。






2004年05月02日(日) 議員の世襲

民主党が国政選挙について、同一選挙区からの二世議員の立候補を禁止する規則を昨日つくりました。極端な面もありますが、これくらいしないと二世重宝の風潮はなくならないのかもしれません。

二世議員その人がいけないということはありません。先代よりも立派な政治をしている方もたくさんいます。問題は、それを生み出す土壌にあります。一般の人よりも二世の方が、格段に議員になりやすい現状は、民主主義の本来あるべき姿ではありません。

小泉総理、森前総理、小渕前々総理、橋本前々々総理・・・皆二世の方です。そういえばブッシュ大統領もそうですね。

この方々本人に文句を言うのは筋違いです。有権者の皆さまにこそ責任があります。

私が市議時代に市民の皆さまから一番多く受けた質問は、「市議会議員って何をしているの?」でした。さて、二番目に多かったのは何だと思われますか。

「お父さんも議員だったの?」です。それを聞く度に悲しさを覚えました。


2004年05月01日(土) EU新規発足を祝う

EU新規発足を心よりお祝い申し上げます。尊敬する尾崎行雄(実は津久井町出身)さんは、半世紀にわたる政治政治生活の最後に、世界連邦の夢を語られました。

国家とは何でしょうか。かつて国際連盟(国際連合の前身)は、一民族一国家を語った時期がありました。一民族一国家ではない現状においては、国家を定義づけるものは、通貨と軍隊です。

EUの試みは、そのひとつである通貨統合を含むものである点で素晴らしいと思います。

「国家」に対する思いは別の機会にしますが、日本も、というよりはひとりの人間としてあるべき社会の姿を、既存の価値観をこえて考えていきたいと思います。


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