◆■玉に鹿日記■◆

2005年07月29日(金) いつからそうなったんや…

ライブ前はネタ拾いで「ワイドショー」を見る…っちゆうか、後ろでテレビをつけてて 音声を聞くんやね。まあ この辺が 俺のさもしいところや。

そこで…俳優の何某かが、微罪(なんの微罪かはわからん…)で警察の事情聴取を受けたという話。“芸能レポーター”なる奴(男)が得意げにしゃべってる…。その話の最後の締めあたりで、俺の耳が立つ…。

「芸能人たるもの、社会の“模範”として行動してもらいたいですね…」

…ってやあ。
いつから 芸能人 っちゅうのは、社会の…人の模範となる生き方をしとるんや?
よう分からんことを テレビっちゅうのは言うなあ。
社会の模範…軌範なのか、こと芸能…これは俳優も漫才師も音楽タレントも含め、社会人の模範として生きてるんか?

言葉を正確に言うと…そのレポーター氏の言わんとする“社会の模範”ってもんが有るとして、それにそった“生き方”なり”生き様”をしてる輩の“芸能”って みてみたいもんや。

今の芸能人って言われる人々は、社会の模範として生きてはるんか。

そんな事 言うとるから芸能が矮小化して つまらんもんになってる。
社会も同じように…ちゃうか。

テレビなんて 見るんやなかった。

そうそう 今 神奈川県警あたりから芸人が出てきたらおもろいかもな。

「神奈川県警が生んだ漫才師〜 ふっちゃんで〜す」
「しょうちゃんで〜す」
「二人合わせて“ふしょうじ”で〜〜す」
「ところでしょうちゃん〜またやってくれたねえ〜」
「そうですねん。この前取調中にね〜
 容疑者のおんなを見てたら ムラムラしてきてねえ〜」
「ほんで どないしたん?」
「思わず 胸を触ってしまいましてん!」
「ははあ〜 そんなんで喜んでたらあかんよ」
「なんやのん」
「どこぞの警察では、手錠したまま 後ろからやってしまいましたもん」
「へえ〜やるなあ。こりゃ負けてらまへんなあ〜」

… アホ くさ。



2005年07月27日(水) 鰻と梅干し

今年は28日が土用かい。
平賀源内にだまされ続けて百数十年…。
早々に昨夜 うなぎを食らう。

「国内産」ということで… 何が国内産やからええのか…
ちなみにうなぎ… 自分で言うのもなんやけど…
けっこう高いウナギも ごっつエエとこで喰ったことあるけど…
そんなにうなぎって美味いもんやろか…。

だいたい タレつけ焼いて… 関東なんて蒸すまでする。
タレの味。焼き方…そんな料理人の手間をかけてあの味やろがい。
うなぎ そのものが美味いとは どうも思えんのや。

それより 新鮮な刺身。…のほうが 俺はエエなあ。

まあ〜 あんまり美食家でもないので 俺の“食”に関する話はあてにならんけど…。
アテと言えば…酒の肴のアテ。
なんで アテ なんやろな? それはともかく…。
酒の肴で、合うものならなんでもエエわ。

そのウナギを食って、台所にあった壺を開けると干されて塩をふいた美味しそうな梅干し。
よだれがでる。
土用の陽を浴びて、表面が堅く引き締まってて 白く塩が結晶化している。
思わず表面からしゃぶり付く…。太陽に当たって吹き出た塩はミネラル分が出てくるのか、なんやら美味い。
堅く引き締まった梅皮を前歯で破る。中から予想以上の酸っぱい奴らが口中を駆け回る〜〜。

すすすす〜っっっぱああああああああああ。

これやで これ。今年もいい梅干しができたなあ。おおきに。

横で見ていたカミさん…
「ウナギと梅干しは…確か食い合わせが悪いで」

「はは〜 なんの 根拠があんねん。だいじょぶだいじょぶ」

…って笑ってた12時間後の今…。
お腹 ぐるぐるピー なんやけど…。



2005年07月25日(月) フランス人の古い諺

その立ち居振る舞いからして“エレガント”やったわ。
日曜にあった野外イベント「浪速音楽祭」にスペサルゲストでライブをやってくれた“フランスが生んだ世界的ハーモニカ・プレイヤー”〜ジャン・ジャック・ミルトゥさんである。

ご挨拶させて頂くと嫌味のない笑みを浮かべ、握手。
それだけで エエ人やなあ〜 って思ってしまう。

「GaRyu's Bar」用にコメントを収録させて下さいとお願いすると
快諾してくれた。ハーモニカの生吹きとともにね。
もういっぺん言うとこ… エエ人やあ。

一応 インタビュアーとして資料を見る。今どきはサイトを調べる。

ニューヨークでレコーディングされた氏のアルバム「Blue 3rd」には、俺も昔 好きやったGil Scott-heronの名前が。「ルパン三世」にでも出てきそうな紳士…ひげがお似合いの通訳フィリップさんにお願いして、そのレコーディング時の話を伺うがどうもフランス語ってのはよう分からん。
英語やと、な〜んとなくニュアンスが分かるけど
フランス語を横で聴いてると…
「もしょもしょ〜せれごんしゃそん そばでごはん ずぼん…」
にしか聞こえないのは俺がネタでやりすぎてるからか。

「ニューヨークのミュージシャンと一緒にやることで、そこの空気を感じて何かインスパイアされたもので音楽を創る…」
なんて ありきたりなことしか聞き出せなかったのは
時間の問題だけやなくって、聞き手… 俺に問題ありやな。

話のさいごの方で
噂には聞いていた“フランス人の諺好き”ってのをついに体験させてもらった。あの人らは会話の中に 普通に“フランス人の諺”を交えて、エスプリにとんだ会話に仕立て上げる術をもってるんやろな。

俺 質す…
「ギル・スコット=ヘロンさんって、僕にとっては“ビートニク世代”にも通じる時代の人やというイメージがあるんですが意外とミルトゥさんと同年代やったりするんですなあ…ギルさんとやることはNYに行く前から考えてたんでっか?」

ミルトゥさん 答え「もしょもしょ〜ん ふぃそろしょん〜…」
 フィリップさん…通訳して…
「フランス人には古い諺 あります。『古い鍋で 新しいスープを作る』って… 言います…」

俺 「……?」(…古いナベ で アタラシイ スープ…)

だーばん せれれごん もでぃあむ〜 である。

ミルトゥさん… エレガントに笑って俺を見つめている…
髭のフィリップさんも俺の反応を伺うように…見つめている。

俺は<これがフランス人の諺好きの会話…その実際を聴いた〜>って喜びで笑う!
ミルトゥさんとフィリップさんも笑う…。

フランス人はエエ感じ。なんやら京都の人と気質が似てるような気が、ふとした。文化的な奥行きから来る人としての“余裕”かな…。

ミルトゥさんのハーモニカは、生で聴くと観るとう〜やっぱり凄い。
来週 難波のライブも楽しみやが、俺は西フェスで行けない。

残念…。



2005年07月19日(火) ひらめきシューズ

新しい靴を買って、約1週間…。やっぱ気に入った靴はエエ感じ。
履き心地もエエ感じ。

靴とメガネは、出会い頭の“ひらめき”で買ってしまう。
かといって、年に何回もひらめきは起こらないんやね。
メガネなんて、メガネ屋に行ってるたんびに“ひらめいて”たら毎月でもメガネを買ってないといけない始末になる。
勿論 経済的な理由が潜在的に その“ひらめき”を引き留めている所もあるんやろうけど… “これや!”とひらめくような一品に出会うことは少ないなあ。

先週買った靴…。靴屋に行ったとたんに「お待ちしておりました…」とばかりに眼に…心に飛び込んで来た。
そこでそのまま買ってしまう場合もあるが(いわゆる衝動買い)
俺も大人になったもんやのう…3度まみえて、やっと買った。
3度とも同じ輝きとひらめきをもたらしてくれた靴。

大阪は食い倒れ…京都の着倒れ… そして 神戸は“履きだおれ”という。
別に神戸生まれやからというわけでは無いけども、靴には気を使ってしまう。そっから上は、あんまし気を使ってないんやけどな。

履き心地も気持ちエエ靴。ひらめきを当てにしてよかったと歩きながらほくそ笑んでいる…俺。

今日の打ち合わせらしき、会合…。
当初30分の予定が2時間に渡る。
おもろい人と出会って、しゃべっているだけで時間を忘れるなあ。
いろんな事で 同感。関心…納得 驚き…。そして リスペクト。
しゃべっていると、いろんな“ひらめき”が…。

この ひらめきを当てにして、いずれおもろい事に膨らむ予感。

ひらめきに はずむ足下 夏の空 



2005年07月17日(日) やっぱジャッキー・ブラウン

ライブで暴れた後は映画に限る…。
また エエ タイミングで WOWOWで“キルビルスペシャル”とかで「タランティーノ特集」
「パルプフィクション」から「キルビル2」まで。「キルビル2」以外はみんなエエ。

その中に「ジャッキー・ブラウン」…久しぶりにパム・グリアと再会。

いろんなシーンが好きやけど…。…ラストシーンには毎回しびれる…。

やっぱDVD… 買おかな。

エエもんは 何回観ても しびれてる



2005年07月14日(木) こんなところでコンニチハ…

人生 永いことやってると、思わぬ所で意外なもんに出くわす。

コンビニで切手を買う。80円切手5枚。
カウンターではちょいと可愛らしい学生と覚しき女子コンビニ店員。
「… では 80円切手 5枚ですね…」

ポケットからお金を出す俺…。

「400円になります…」

100円玉と10円玉…あと 50円玉も混じって四角くて“角丸”になった
ブルーの“トレイ”へ。(これは何というものだ…「金銭トレイ」か…)

「ありがとうございます…それでは ちょうど… ! 」

ここで言葉にならない「 !」がはいる。
それは 青いトレイの右横に…カウンターの白色をバックに
縮れた細い…3センチほどの糸のような…モノが…。

俺とその店員の目が一点で止まっている。
見てはいけないモノを見たような後ろめたさが、
見ず知らずの二人の間の空気を濁らす…。

いや…糸とはいわん! あれは、たとえ何も知らぬ処女でも
一目見たら分かる、縮れた毛。インモウ…陰毛… いんもう。
…である。

白をバックに、やけに目立つ…際立つ…威風堂々とした匂い立つほどの
そのモノ…

陰毛に、俺と店員。この三角関係性…。凍り付くような0.5秒…。

<俺か?…俺のポケットから?>

  <このおっさん…いやらしい〜あんな毛が…えっあたし? うっそ〜>

<俺やないって…俺 ちゃうで〜 しかし 証拠もないし>

この三角関係に縛り付けられた俺たち二人の運命は!

…結局 知らん顔して出てきたけど。
なんでコンビニのカウンターに…しかも一番目立つ所に陰毛がおるねん。


いずこから 出でたるお前に 汗をかき



2005年07月12日(火) 午後のサム・クック

朝7時に起きるつもりが…結局8時10分前…。
こんな時 目覚めから反省してる自分…。
自分に対する罪の意識を感じながら2秒で起きる。
8時には仕事を始めて、午後からはゆっくりしたかったからやね。

それでも60分の集中力と、この前の「ゴッホ」のおかげで
午前の仕事は思いの外スムーズに行った。
ああ…ゴッホ展のこと。
書いてなかったなあ…。まあ ええっか。
あの日はウイークデーやのに…1年分の“おばはん”を見てきたわ。

久しぶりの青空を眺めながらタバコをふかす。

レコード盤でしか持ってないサム・クック。CDで欲しいけどなあ…。
iPodに入れるにも…アナログ盤を取り込んで…やっぱCDか…。
思えば音楽の聴き方もえげつなく変わって来てるわなあ。

…とにかく。
“コパ”のライブ盤から「ソウル・スターラーズ」まで。
この午後はサム・クック三昧と決めてたんやな。
たまに、無性に聴きたくなるサム・クック。


「眼の冒険」を読みながらなんて思ってたけど、聞き入ってしまうなあ… 師匠。

久しぶり 青空しみいる さむくっく



2005年07月07日(木) 小暑

久しぶりに“稲妻”雷をみたなあ。

一瞬にして暗雲が立ちこめたと思うと雷が近づいてくる。
二三度遠くで鳴ったかと思ったら、突然すぐそばで雷が落ちた。
家が揺れてびびったわ。
豪雨と突風…そして雷炸裂…。
すごかったなあ…昼下がりの雷雨。

かみなりに 網戸に隠れし 子かまきり。

かまきりも かみなり怖し 小暑なり


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