PowerBookが…天国へ召された
今年は花粉の飛散量が例年の“3億7千倍やで!”らしい…というのは俺の知友の言うてた与太話。 実際は10倍近い飛散量やそうやなあ。 連日、テレビ・新聞・ラジオで「花粉症注意!」の大キャンペーン。あの辛さを知るもんの恐怖心を煽る煽る。 花粉症がなんで増えたかとか、花粉症対策の話とか…、ここ10年ぐらいはこの時期マスコミもこぞってやりますなあ。もう 分かっとるちゅうねん。 さてさて…先般の与太話の主も“花粉アレルギー患者”…ライブも控えてるのでもうすでに医者に処方してもらった薬を飲み始めてるらしい。こりゃ俺も行っとこと思って今日近くの「耳鼻咽喉科」へ。
しかし、近所にただ一軒の“耳鼻咽喉科”…この医者がまた曰く付きで、診察時間がやたらと長い。今日も行くと待合室には患者が3人ほど。今日は早よ診てもらえると思ったら、なんとまえの患者の診察…実際には5人の診察に1時間40分も待たされた。待合室で待つこと1時間。診察室に呼ばれて、前の患者の前で40分…。なんちゅうこっちゃ。俺はまだ症状も出てないし“薬をもらいに来た”だけやのに…。
この医者…丁寧といえば丁寧。患者から症状を聞き出すと、それに対してあ〜だこ〜だと話が始まる。 俺の前の患者さんはおばちゃん…。どうやら鼻水が止まらないのと耳が聞こえにくくなってるらしい。しかし、これって個人情報やから、他人がいてる前で診察しててええのかいな。
「鼻水は出ますか?出るんならすったらダメですよ。なんでか言いますとね、吸うと耳の鼓膜がへこむんです。鼻をすすったら耳が聞こえにくくなるでしょ。鼻は一日何十回とかんで下さい…そうしないとダメですよ…それと耳はよく耳かきしますか…耳かきはしたらあきませんよ!…人間以外の動物で耳かきをする動物っていますか?いないでしょ。耳クソなんてほっといたらかってにとれるんです。それを無理に耳かきでかくと耳の中を痛めます。簡単にいたみます…。それと…最近くすりは何を…云々」 ……とまあ〜、矢継ぎ早に患者に質問が飛ぶ。俺の前の患者さんはおばちゃん…「ええ…それは…」なんて答えにつまるものなら。 「えっ!なんですか!薬はどんな薬を何時のんだって聞いてるんですよ!」 …てな調子で、完全にべしゃりのペースを作ってる。それにこの医者…自分でも酔ってるような感じやね。これは問診やなくて…説教やがな。
こりゃ俺にもやられたらたまらん。俺は薬もらいに来ただけやからね。 この医者の口封じを考えなくては…と思ってるうちに俺の番が回ってきた。
まずは俺から先制攻撃…
「あの…今日は薬をもらいに来ただけなんですわ…今年は花粉がすごいんでしょ。事前によぼうしとこと思いましてね」 「そうですなあ…今年は多い多いちゅうてます。しかし事前の予防してても花粉を大量に吸い込んで限界を超えるとあんまり意味はないんですよ。そもそも花粉アレルギーというのはね…」 「ああ〜分かってますよ。もう20数年の筋金入りの花粉症ですから…」 俺の言葉を無視して… 「体の免疫反応の異常から来てまして…」 「とにかく!薬下さい!」 もうすでに1時間40分も待ってんねんから早よせんかい!という思いを目に込めてそう言うと… 「家の中に花粉を入れない対策が…」 「はい!なんとかやりますから薬を…」 「帰ったら着ている服を…」 「部屋に持ち込まない…でしょ」 「天気の良い日は…」「窓を開けない!」 「洗濯物は…」「家の中で干す!」 「ふとんは…」「できるだけ布団乾燥機で!」 「とにかく…」「花粉をいれないこと!」
…どうしても“説教”がしたいみたいや。 とにかくヤクを早く処方しろ!ヤクをくれ〜!
一応 診察めいたことはやらなければならないのか、この後鼻の穴に綿棒の親玉みたいなんと突っ込まれて鼻の粘液を採取される。
「とにかく花粉を…」 「分かりました!」 やっと解放された時には、ここに来て悠に2時間を回っていた。
受付で名前を呼ばれお金を払う。 「1610円になります…」 おいおいおい、薬処方してもらうだけやで。それだけで1610円。3割負担やろ俺?ちゅうことはなんぼ儲けてんねん!
それから処方箋をもらい隣の薬局へ…。 実はここでも…もう疲れたわ。また今度にしょ。
トミタ〜このへんでええか。
|