saaraの日記
ごく普通の主婦です。暇な時間はだいたいTV画面観てます。
映画館へは月に2〜3回。あとはwowowかなぁ。そしてDVD。
好きな人は年々増加中。しかも若い子が増えてる!
ナンバー1は多分一生Nicolas Cageですが。

2002年05月31日(金) また、ドラマのビデオ観てしまった。

窪塚くんに、ちょっと注目しているわたしは、ドラマビデオ探しも一生懸命しています。
そこで、やっと最後までみた『もう1度キス』全5巻。
NHKでおととし放送されたドラマです。
音大生の彼が、韓国で偶然知り合った女性歌手と、偶然の出会いを重ねて、互いに恋をし、愛し合うようになるという、恋愛もの。
社会的にも立派な父を意識するあまり、自分をどう生かそうか、自信がなくて苦悩する青年を、演じています。韓国人歌手役のヒロインが、とってもかわいかった、きれいだった。
窪塚くんは、音大生でピアニスト、そして作曲家としてひとりだちしようとしていきますが、劇中で友達とバンド活動します。シャウトして熱唱します。よかった〜〜
ミーハーなんだな、わたしは。

「ハッシュ!」「鬼が来た!」に続き、ドラマ、でしょ?
今日、レンタルしたビデオは、見事にアジアン・・・
「少林サッカー」がらみでチャウ・シンチーの「喜劇王」、そして「星願」(昨年、劇場でおいおい泣きました)、「詩人の愛」(スティーブン・フォン主演)あ、それと、「スワロウテイル」も観ないと・・・

早々に、今月書きそびれてる感想も書き足そうと思います。

あ、それから、大切なものを、ある方からお借りしました。DVD全12巻(+α)(笑)。しばらく、日本・中国の若者に、ポーっとなりながら過ごすわたしとなるでしょう。また、観たら感想書きますね。



2002年05月30日(木) 「鬼が来た!」

2000年、中国。
原作・脚本・監督・・・姜文(チアン・ウェン)
<CAST>
マー・ターサン・・・姜文(チアン・ウェン) Jiang Wen
花屋小三郎・・・香川照之 Kagawa Teruyuki
ユィアル・・・姜鴻波(チアン・ホンポー) Jiang Hong-bo
通訳トン・ハンチェン・・・袁丁(ユエン・ティン) Yuen Ding
ユィアルの義父・・・叢志軍(ツォン・チーチュン) Cong Zhi-jun
酒塚猪吉・・・澤田謙也 Sawada Kenya
野々村耕二・・・宮路佳具 Miyaji Yoshitomo
丸山通信兵・・・長野克弘 Nagano Katsuhiro
国民党兵士・・・呉大維(デビッド・ウー) David Wo
          公式サイトより

チアン・ウェン監督第2作。
2000年カンヌグランプリ受賞作。
ほぼ前編モノクロで、作品はきっと重いだろうなぁ、と始まったときに思いました。中盤まで、以外にセリフのかけあいが、テンポよくって、おもしろい。客席から何度も笑い声が聞こえました。
もう1回観たら、もっとよくわかるだろうなぁ。
カンヌで上映されたバージョンは、2時間45分だそうなので、それを観たらさらにもっとわかるかもしれない。心して観ないと・・・というものです。
ちなみに、日経エンタテイメントで、まっちゃんが10点満点つけてました。
内容をお知りになりたい方は、公式サイトをどうぞ。
http://www.gaga.ne.jp/onigakita/index.html

なんか、感想があんまり書いてない。
中国映画好きな友と行ったのですが(彼女はチアン・ウェン大好き)、なんでも、中国では上映止められた作品で、「やっと、日本で観ることが出来る〜!」と感激してました。
で、¥1000の日だったから、というわけでもないですが、観に行ったミニシアターは、満員大盛況でした。彼女は「よかった、よかった。」(監督を思うあまりに)と、胸をなでおろしていました。それだけ、関心を持たれた作品だったのでしょう。
香川照之は、すごかった。今、NHK大河ドラマで、秀吉やってますが、インタビューでもいってたけど、撮影は辛かっただろうなぁ。観てよかったです。興味ある方、ぜひどうぞ。




2002年05月25日(土) 「ひまわり」(video)「ジョージアの風」(wowow)

ひとりの女性(麻生久美子)が海難事故で行方不明になり、遺体があがらないまま葬式が行われていく。そして、その場に集まった小学校時代の同級生や恋人などさまざまな若者たちが、次々と彼女との思い出を回想していくのだが…。
それぞれのキャラクターの記憶から、はじめ不確かだったひとりの女性の真実の姿が次第に紡ぎ出されていくという、ノスタルジックだが決してそこに溺れてはいない青春群像劇の佳作。そのみずみずしくもリリカルな語り口と、現代日本映画界若手個性派俳優たちの競演が見事にマッチ。
『GO』で2001年度の映画賞を総なめした行定勲監督による劇場用映画第2作にして、初の公開作品(処女作『OPEN HOUSE』は2002年春現在、未公開)となった。(的田也寸志)     (amazonDVDレビューより)

「GO」の監督作というのでちょっと興味があって観ました。
思わぬところで袴田君が・・・彼は、亡くなった女性の同級生を演じてました。
小学校時代思いを伝えられなかったままの青年として、とってもいい感じ。
なぜかわたしはこういう感じの邦画が好きです。決して派手じゃないけど、伝えんとするものがじーんとわかる、いい映画だと思います。
雰囲気が周りの同級生となんか違う子で、初恋というものかどうかははっきりとわからない、でも気になる子。そんなはっきりしない思いは、伝えようもなくすれ違ったまま、彼女は引っ越してしまう。亡くなる数日前に、留守電に残された彼女の声。いったい何を伝えたかったのか。
彼女にも、伝えられなかったことがあったようだが、それを聞くことも出来ない今、何か心に引っかかるものを引きずって、同級生たちと葬儀に向かう。淡々としたやりとりの中で、みんなそれぞれが、昔の彼女、今の彼女、をなんとかわかろうとしていく。

まだ観てませんが、岩井俊二監督作を今度観ようかなぁ、と思ってます。


「ジョージアの風」についてはまたあとで。



2002年05月24日(金) 「ハッシュ!」と「非・バランス」

23日(きのう)、「ハッシュ!」観てきました。
今日、「非・バランス」ビデオで観ました。
邦画続きのこの頃です。

「ハッシュ!」
2001年、橋口亮輔監督作品。
出演:田辺誠一、高橋和也、片岡礼子他。

思えば、去年のカンヌで上映されたんだよね。待つこと1年余り。やっとやっと観ることが出来ました。もう、ゲイのカップルの話ってことは、先からわかってました。橋口作品『二十歳の微熱』『渚のシンドバット』は、どこがってはっきりいえないけど、好きです。役者さんもうまいとはいえない。どっちかというと、テンポはゆっくりだし。だけど、流れているものがわたしの好みなんです。
この作品、ストーリーをちょっと聞いた段階では、ファンタジーかと思ったけど、ちがいましたねー。現実味のある3人が中心のお話でした。
栗田君(田辺)はゲイである事を隠してるサラリーマン。直也(高橋)は、親も知ってる(母が、富士真奈美だった)ゲイの青年で、まじめにペットショップで働く毎日。そんなふたりが平和に暮らしてると、偶然の出会いから女(片岡)が、ふたりの生活に入り込んでくる。こういう場合、女ってじゃまなんだけど、(ちょうど劇中でも栗田君の同僚に、妄想狂ぽい女がいた)
この藤倉って女は、辛いものを背負って生きる女だった。
ただ、子供がほしいって理由はあんまり同意できないけど、辛いだけにそういう考えに至るのは、理解できる。
物語は、子供を作ることにするとか、はっきりとした結論はでてません。
観た者がそれぞれ、この先どうなってゆくんだろう、と考えさせられる作品でした。
また、橋口監督、すてきな作品を待ってます。


「非・バランス」
監督:冨樫森
出演:派谷恵美/小日向文世他
2000年/日本
<ストーリー>
13歳の少女・松本チアキと不思議なヒト“菊ちゃん”のひと夏の物語。身の回りに友達はおろか、話す相手さえ作ろうとしないチアキはふとしたきっかけで“菊ちゃん”と出逢う。チアキは、はるかに年上でちょっと変わった“菊ちゃん”と友情ともいえる“微妙で心地よい瞬間<とき>”を一緒に過ごす。過去に背負った心の傷が、二人の心が真に通じ合ったことに気づき、過去から抜け出して未来へ向かう決心をする。チアキはそれまで深い心の闇から抜け出すために、傷つきながらも大きく飛び立つためのジャンプ台に立つことに…。そして、また“菊ちゃん”も新たな人生へと踏み出す…。
           『非・バランス』サイトより

菊ちゃん役が、小日向文世さん!おかまの役をとってもすてきに演じてます。チアキ役もフレッシュでよかったです。これこそ、ファンタジーだったかな?でも、後味のよい作品でした。こんなこと、あったらいいなぁ。こんな少女の頃にもどりたいなぁ。と、おばさんは思いました。



2002年05月21日(火) 「ファイターズ・ブルース」

2001年、香港。
アンディ・ラウ、常盤貴子主演。

香港ボクシングチャンピオンだった主人公(ラウ)は、ある日対戦して負けた相手を試合後殺してしまい、刑に服する。出所後、かつての恋人を訪ねていくと、彼女は死んでいて娘が残されていることを知る。娘のいた孤児院のシスターが、ときわちゃん。
素直な、人情もんです。娘に受け入れてもらうためにがんばる元ボクサー。
恋人を思いながら、けなげに生きるんですね。シスターは、温かく見守る。
次第に彼に惹かれていく。
いいですねー。スポーツマンの懸命さ、大好きです。
この前の「アリ」も素晴らしかった。
ただ、なぐるスポーツですから、なぐられるわけですし、好きな人だったりしたら、もう見てられない時もある。つらいよね。
素直に泣けた作品でした。

さ、来週からちょっとアジア作品鑑賞が続くと思われるわたしです。
観たいものみんな観られますように・・・



2002年05月20日(月) 「ハンニバル」

昨夜wowowで鑑賞。
この前ビデオ撮ったのについ観てしまいました。
あまりにも有名な話なので、ストーリーは書かないし、ネタばれするんで観てない人は読まないでね。

思えば1年前の公開をそれはそれは、待ち焦がれていました。もともとミステリは好きで、『羊たちの沈黙』のあと、原作を読んでトーマス・ハリスも気に入ってまして、『レッド・ドラゴン』を読んで『ハンニバル』もすぐに読みました。で、いったい誰がメイスンをやるんだろう?と、ミステリに関してもわたしの先輩であるSさんと予想してました。当然、レクター博士はA.ホプキンス以外にはなく、まさかクラリスがかわるとは思いませんでしたが、数年後のクラリスが当然年を取っていても当たり前、とJ.ムーアに期待して観ました。私としては、J.ムーア、がんばったじゃん!です。公開時、2回観に行きました。やっぱり、A.ホプキンスはすごい!きもい、とか言った人もいるけど、原作はもっとこわいでっせ。表現を忠実に描いたら、あんなもんじゃない、と思う。ここが、小説のおもしろさです。
有名な話ですが、ラストがちがいます。いろんな話し合いがあって、いくつかラストを撮ってあれになったそうですが、続編もできるからしかたないけど、わたしは小説のほうが好き。レクターは、常人じゃないのだから、もっとこわーいラストです。

で、映画ですけど。ひさしぶりに観たこれは、つくづくレクターとクラリスのラブ・ストーリーだったのだ、と思いました。どちらも立場が違いこそすれ、人の命を簡単に奪ってしまえる、そうしてきた生きかたのなかで、人と簡単にわかりあえるなんて、めったにあるもんじゃない。お互いに、惹かれあうものがあった。それが、とってもわかった気がした私です。

『レッド・ドラゴン』が映画化されます。3作のなかの一番初めに位置する話ですんで、クラリスは出てきませんが、レクターと相対する立場の主人公が、E.ノートン!うう、楽しみ。ちなみに原作は、もっともこわいですよん。



2002年05月19日(日) 「連弾」

監督:竹中直人
主題曲:『ハンガリア舞曲 第1番』ブラームス
出演:竹中直人、天海祐希、箕輪裕太、冨貴塚桂香、鈴木砂羽、片桐はいり、佐藤康恵、松尾れいこ、北村一輝、及川光博

ストーリー:資産家で家事と育児を切り盛りしている夫(竹中直人)と、大手ゼネコンで設計課長として活躍する妻(天海祐希)。ある日、妻の浮気が発覚し、妻は夫と二人の子供を捨てて家を出る。バラバラになってしまった家族だが、妻は娘とピアノ発表会で連弾する約束だけは守ろうとする。一台のピアノを軸に、家族は再びぎこちなくも、きずなを結び始めるが…。

              以上『連弾』サイトより

しんみりと観てしまいました。コメディだと思ったのに・・
竹中直人は、個性的な役柄で知られてますよね。TVドラマでもそうでしたが、最近は映画オンリーみたいで、ご本人も映画がお好きなんでしょう。監督作品を前にも観た事がありますが、この作品はきっと、やりたかった役なんじゃないか、と勝手に思いました。主夫である彼が、とっても楽しげで、もちろん子供も彼になついてる、妻が子供を連れてでていこうとしたが、思惑が外れるところなんか、現実的で驚きました。なんで、このふたりは結婚したんだろう?と素朴な疑問を感じずにはいられなかったです。竹中さんに聞いてみたい。わが家庭を知らずのうちに振り返ってしまう、というおまけつきの作品でした・・・
そういえば、彼は『Shall we ダンス?』でも、個性的なダンスマニアで出てましたねー。あの映画は、わたしは個人的に、原日出子(主人公の妻)に、思いを入れ込んで観ちゃったので、ちょっとつらい作品でしたが、今回の『連弾』は、子供の立場に立って見てた気もしますねー。
また、面白い作品を竹中さんに期待します。



2002年05月17日(金) 「姉のいた夏、いない夏」

ビデオで観ました。


<story>
 明るく、美しく、何ものにもとらわれない自由な精神の持ち主だった姉フェイス(キャメロン・ディアス)。いったい何が彼女を死に追いやったのか?姉の残した思い出と絵葉書に導かれ、妹フィービー(ジョーダナ・ブリュースター)は夏のヨーロッパを横断する。やがて明らかになっていく、フェイスの人生に秘められていた衝撃的な事実。はたして、フィービーは姉の思い出に縛られて生きてきた自分に別れを告げることができるのか?そして彼女がみつけた衝撃的な姉の死の真実とは?    (オフィシャルサイトより)

劇場で予告を観た時、なかなかよさそうでしたのでいつか観ようと思ってました。フェイスの恋人が、クリストファー・エクルストン。あの「60セカンズ」でカリートリー役のニコラスをいじめていた悪役。シリアスものの時のほうが、だんぜんいいです、彼。キャメロン・ディアスもいつもとはちがう感じです。
ただ、作品としては、ひねりが足りないというかちょっと物足りなかったです。

ところで、窪塚くんの新CM『LIFEカード』の。
始まって1週間たちましたが、きょうの「あたしんち」で、違うバージョンを観たぞ!すごいぞ!!めがはなせません。ちょっとこれからしばらく、CMをちゃんと見ようと思った私でした。なんか、5バージョンあるんだってね。これで2つ観たから、残りがいつやるのか、気が気じゃありません。
BS2で放送の「ミュージックカクテル」では、ミスチルの特集なんですが、PV出演したから窪塚くんがトークで出てました。すっごくかわいい。
もう、しばらく窪塚くんに、ちょっとはまってしまいます。
やっぱり、メンズNONNO,買おうと思っているこの頃。



2002年05月16日(木) 「耳に残るは君の歌声」

連日の映画鑑賞。
こちらでは、やっと先週末から始まりました。
サリー・ポッター監督作品。
クリスチーナ・リッチ、ジョニー・デップ出演。
他に、ケイト・ブランシェット、ジョン・タトゥーロ出てます。
第二次世界大戦中、ロシアからイギリス、パリ、アメリカ、と幼少時に生き別れた父を探す長い旅をした少女の話。
幼女の頃の主人公がまさしく大きなったらこうだろう、と思わせるような面影のクリスチーナ・リッチ。ほんと、こういうキャラクターに、ぴったりの彼女ですね。とってもよかった。
出会ったダンサーのロシア人女性がケイトで、またまたこの人が、華やかに美しいのがぴったり!目下のわたしのお気に入り女優さんです。
ジョン・タトゥーロは、イタリア人のオペラ歌手。
デップは、ジプシーで主人公の恋の相手。白馬に乗った美青年だった。
御伽噺のようなストーリーでしたね。「母をたずねて」ならぬ「父をたずねて」じゃない?
流れる歌が、いつまでも耳に残ります。

さて、来週も行けるかな?
ああ、とうとう「ハッシュ!」だぁ。それと、「スパイダーマン」も。



2002年05月15日(水) 「アリ」試写会。「ファイナルファンタジー」(ビデオ)

「アリ」の試写会、当たったんだよね。
で、きょう息子と行ってきました。
ウィル・スミスは、これでオスカーノミネートされたんだよね。
わかります。天才ボクサー、モハメッド・アリの現役時代を演じました。
すばらしいです。私の中で、ウィル・スミスがレベルアップしました。
がんばったんでよねー
ジョン・ボイドは、最後までわかんなかったよー

「ファイナルファンタジー」
これは、評判が散々だったよね。でも、声の出演を見たらS.ブシューミとかヴィング・レイムズとかアレック・ボールドウィン??すごく豪華だったのね。素直に見れば、ジブリの初期の話ふうだったり、ロマンを感じさせるところもあったり、でまあ楽しめました。   おわり



2002年05月14日(火) 「暴力脱獄」と「チャイナ・フィナーレ」

久しぶりに、ビデオ観ました。

「暴力脱獄」これ、原題が『COOL HAND LUKE』なんです。
1967年、アメリカ。ポール・ニューマン主演。
はっきりいうけど、邦題がひどい!なんか、バイオレンスものにありそうな題でしょ?全然違うのよ。わたしの知識の宝庫Sさんは、その昔このポール・ニューマンが大好きだったそうです。それはそれは、ハンサムないい男でした。共演のG.ケネディが、この年のオスカー助演男優賞とってますね。とってもいいコンビです。ストーリーは、何度も脱獄を試みるルーク(ニューマン)、その相棒がG.ケネディで、刑務所の生活だけど、自分を見失わないルークに、周りの囚人たちが、徐々に一目置くって言うのかな、でも、することはさりげないんです。道に砂をまく、そんな作業を、ルークが「早くやろうぜ!」といってやり始めると、みんながそれに乗せられる、とか。原作者は、牢獄生活経験者だそうで、とってもリアルでした。そんなルークが気に入らない管理者たちが、いじわるするんですね。おおきな穴を掘れといわれる、そのあと、穴を埋めろといわれる、そんな繰り返しって、『絶望』しか見えてこない。刑務所の中って、やはりそんなことがあったんだろうか?
ラスト、ルークが死んで、囚人たちが「ルークはどんな顔してた?」と聞いたとき、G.ケネディが「笑ってやがった。いつも、笑ってたさ、やつは。」が、心に残りました。

「チャイナ・フィナーレ〜清朝最後の宦官〜」
監督:
ジェイコブ・チャン(張之亮)

製作総指揮・アクション指導:サモ・ハン・キンポー(洪金寳)
出演:
サモ・ハン・キンポー(洪金寳)
マックス・モク(莫少聰)
アイリーン・ワン(温碧霞)
アンディ・ラウ(劉徳華)
ウー・マ(牛馬)
ラム・チェンイン(林正英)
マンフレッド・ウォン(文雋)
1987年/香港/91分


その昔、中国では、王朝時代だったとき、宮中には宦官といわれる人たちがいました。陛下への忠誠のしるしとして、男のしるしを切り取って、宮使いします。主人公は、子供時代貧乏で苦しんでいたから、小さいときから「宦官になるんだ。」と決めていて、父に切ってもらうんですΣ(゚д゚lll)
で、まずは京劇の修行して宮中にはいる機会を待って、とうとう宮遣い。でも、中国も王朝が危ない時期に入っていて、宦官はある日すべて城を追われる・・・とまあ、中国の歴史の一部がわかってきますが、壮絶な一生になるんですね、彼。
男なのに男じゃない、結婚もまともにはできないし、子供も。

アンディ・ラウが、革命戦士の役で出ていました。
中国って、怒涛の歴史が詰まっている国だなぁ、と改めて思いました。

さて、こっちでは、そろそろ、アジア映画のオンパレードです。
「活きる」(コン・リーです。チャン・イーモウ監督!)「少林サッカー」(これは、きっとおもしろいチャウ・シンチー監督・主演だ!)「鬼が来た!」(・・まっちゃんが『日経エンタティメント』で10点満点つけたって!)この3作は、絶対観るぞ!!



2002年05月13日(月) 「ウォーターボーイズ」

やっと、やっとレンタルできました。観たかった、これ。
2001年、妻夫木聡主演。

予想通りのおもしろさでした。
ビデオでは本編の始まる前に、矢口史靖監督のメッセージがあって、いい感じでした。
本編の内容は、誰でも知ってるある高校の水泳部の男の子たちが、文化祭の出し物としてシンクロナイズドスイミングに挑戦するって、青春コメディです。ストーリーの趣旨は、オーソドックスともいえる青春ものでしが、見所がいっぱい。まず、お腹抱えて笑いこけちゃうところがいっぱいでした。
家族で見てましたが、久々に全員笑いまくった映画です。
妻夫木くんは、当然かわいかったけど、あのアフロヘア(燃えちゃったけど・・(^-^))の佐藤君は、雑誌で見たらすっごくかっこいい子で、びっくり。作品の中でも、男の子にほれられてたしなぁ。
脇役も、うちでは人気のある竹中直人がいるし、オカマバーのママさんは柄本明だし、とっても見ごたえのある作品でした。

これと一緒に、竹中直人の『連弾』も借りちゃったんだよね。
続けて、竹中さん観ますか〜。

前日の日記も、書きました。



2002年05月12日(日) 「池袋ウエストゲートパーク」

レンタルビデオやで、ここ2ヶ月ほどずっと探してるんだけど、ずっとレンタル中でした。やっと、2〜6巻まで観ました。未だに1巻はないぞ!!

「GO」がえらくおもしろかったんで、ついでに3月までやってたドラマ「木更津キャッツアイ」も同じ脚本家の宮藤官九郎でなかなかのおもしろさ、こりゃ「池袋〜」観なくっちゃね!と思い、ビデオやで待ち焦がれること1ヶ月ちょっと。仕方ないので2巻から鑑賞いたしました。
長瀬智也主演、でも、窪塚くん(タカシ)、妻夫木くん(サル)、坂口憲二(ドーベルマン山井)、山ピー(シュン)とか、いい子がいっぱい出てました。内容は、ドラマだったんで知ってる人もたくさんいると思うけど、ヤンキー軍団の抗争と仲間の死により犯人は誰?という部分で警察も隣りあわせで出て来る。所長がまた、渡辺謙・・なんてすてきなんだ。そう、長瀬くん(マコト)の母が、森下愛子だった、サイコーなかあちゃんです。
2話〜10話まで観ていくうちにああ、最後はどうなっちゃうんだろ、とはらはらしどおしでした。男のドラマなんだけど、男くさくなくって、また脇の女性たちに好感が持てました。いつもこういうドラマだと、わたしは加藤あい(ヒカル)みたいなのが、ちょっとうざいんだけど、そんなことは気になりませんでしたよん。
かっこよかった、窪塚くん。
あの「GO」で観た跳び蹴りは、ここから始まってたんだね。
しばらくビデオやさんで、探したいドラマビデオがなくなりちょっとさびしい・・・でも、1巻は、観るぞ、きっと。誰か知んないけど、早く返してね。



2002年05月07日(火) やっと観にいきました。

といっても、『スパイダーマン』は、行けませんでした。
本日は、もう今週終わってしまう「Laundry」・・・
若い男の子にときめいてきました。
窪塚くんは、よかったー。
また、詳しく感想を書きますね。
余談ですが、彼は本日が23歳の誕生日。
  “Happy Birthday to you〜♪”

先週末観たもの
 「ビートル・ジュース」
 「池袋ウエストゲートパーク」(TVドラマ)2〜4巻
昨夜観たもの
 「ハンニバル」もうひとつのラストシーン



2002年05月04日(土) 「ビートルジュース」



娘役のウィノナ・ライダーも魅力的な、ティム・バートン監督の才気が如何なく発揮されたホラーコメディ。新居を購入しながら事故死し、幽霊となった若夫婦。引っ越してきた一家を追い出そうと、霊界から人間退治のプロ、バイオ・エクソシストを呼び出すが…。
縦横無尽に暴走する物語を、独特のアニメ的イマジネーションで視覚化。
『アルゴ探検隊の大冒険』などで知られる、敬愛する特撮監督レイ・ハリーハウゼンの線を狙った手作り感あふれるクリーチャー造形も絶妙。
アカデミー賞最優秀メイク・アップ賞にも輝いた本作の興行的成功が、
次回作『バッドマン』への飛躍を用意した。バートンは89年、本作のTVアニメシリーズの製作総指揮も務めた。(轟夕起夫)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
『バットマン』シリーズなどでカルト的人気を誇るティム・バートンの出世作。‘ビートルジュース’と呼ばれる奇妙な幽霊をめぐる、ファンタスチック・コメディ。
              以上amazonDVDレビューより

ティム・バートン好きだなんていいながら、これを彼の作品だと知らなかったわたし。昨年USJで、ショーを観たのにね(笑)。あのショーで演じてた人、うまかった。マイケル・キートンとよく似てました。若夫婦を、アレック・ボールドウィンとジーナ・デイビスが演じてました。また観たくなる、楽しいホラーでした。



2002年05月02日(木) G.W.後半は・・・「スパイダーマン」観たいです。

先行ロードショーが、3・4・5日とあるんですね。
友Sさんは、トビー大好きなんで、行くんです。
私も行きたい。息子が観たがってるから一緒に行かないとまずいのですが、なんか、先行ってナイトショーだから、小学生はだめなの?
ああ、11日まで待たないと観られないのでしょうか。
ファミリーマートでは、オリジナルグッズつきの前売り売ってますね。
あれを買って、公開まで待ちましょうか。

そういえば、皐月となりました。
日記も早や5ヶ月続いています。
観たものすべてを書き留めておくだけのつもりが、とってもかけがえのないものになりつつあります。若干、書いてないものがあるんだけど・・・
4月の最終日付で、まとめて書こうと思ってますんで、また興味のある方は見てくださいませ。
家人の都合で、レジャーに行くことはないと思いますが、4日間実のある休日を過ごしたいと思います。

最後に、My登録してくださってる心優しいみなさま、ありがとう。
わたしなりの感想日記をずっと続けていくつもりですので、これからもよろしくね。


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