下妻物語


眠れる気がしなくて
夜中にこの前買ってきた下妻物語のビデオ観たら
なぜか無性にカーナに会いたくなった。

カーナは尼崎の口の悪いオンナノコ。
だけどあたしにとっては彼氏みたいに
かっこいいオトコマエ。

カーナの前でぐちぐち弱音を吐いたり
泣き喚いたり
かっこわるいことはしたことないけど
彼女はわかってくれてるんだ。
目の前のあたしが
ほんとは強がりで笑ってるってこと。

まぁ、あたしの感情はすぐ顔に出るから
誰でもわかるんだろうけどね。

だけどカーナはあたしを否定しない。
アンタはがんばりやさんやから、無理するな、って
言ってくれるから。
心が揺らいだとき、
自分のすることに自信が持てないとき、
あの独特の悪い口調で励ましてほしくて。

そんなことをふいに思った。


あたしはずるい人間だし
そう言われるのは初めてじゃないし、
自分でも全くその通りだと思ってる。
だけど怖くて。
今の自分から何一つ失いたくなくて。
ごめんなさい。

何度も同じ過ちを繰り返してきてる。

いつかみんな愛想をつかして
離れて行ってしまうんだろう。



まだまだ眠れそうにない。
2007年04月20日(金)

春雨

跪いたあなたは涙の雫が似合った
ここまでずっとまっすぐ
立ち止まらずに歩いてきた

幸せな日々はあたしから
歌うことを取り上げて
夢を追うことはこの手から
あなたを奪うの

大切にしてた 初めて見つけた
ぬくもりだけは離さないと
誓った祈りは虹の向こう
ただ「終わり」は自然で


変わったね、なんて呟いて
俯くあなたの肩越し
いつの間にか縺れてしまった
二人の赤い糸

憎んだ記憶はこの胸に
言葉を降らせて踊るのに
穏やかな日々の煌きは
何も生まないの

こんな日が来ること 気付いていたのに
それでも頷いていてくれる
大切だからもう離れよう
ただ「終わり」は優しい

どれだけ想って 大事に抱いても
叶わない未来
あなたの悲しむ顔はもう見たくない
手を振り背を向けた

迷わないように繋いだ手と手の
ぬくもりは確かにここにあるけど
大切だから もう離れよう

大好きだよ サヨナラ
2007年04月16日(月)

怖い夢


花の夢
愛の絆
せつないもの


朝の光によく似合う。

あたしはまた眠れずに
やさしい歌に耳をすます。


カーテン越しの陽を集めてここは
とても
きれい。



だけどね
ジャックもサリーも
あたしはきらい。

君の時間は止まったの。
2007年04月10日(火)

悲しみの果て

いろんな出来事に心を動かされてしまってしんどい。

例えば
たったワンフレーズの歌詞や、
君が言い放った言葉や、
朝方に見た夢や、
深夜のつまらない短編のドラマでさえも。

いちいち悲しくなってしんどい。

なにがそんなに悲しいのか。
自分でもよくわからない。


気づけばさ、今年に入ってからの記憶。
人に嫌われたことばっかりなんだ。

聞いてないし聞きたくないようなことでもさ、
わざわざ教えてくれるんだよね。
あたしは知りたくないよ。


いちいち悲しくなって悔しい。


あたしはもっと強い人間なんだ。
それに、強がってないといけないんだ。
甘えちゃダメだ。


ユキコ嬢が歌う
「悲しみと絶望の間で希望は生まれるんだ」

探して。
探して。
求めて。

人の中に光を。


今日は悲しい夢を見ませんように。
おやすみなさい。
2007年04月02日(月)

日記ちゃん / はゆな

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