股・戯れ言


BBS

その後の「サウナとケータイと誕生日と国境」【※重要】

この日記を読む前に、3つ前の日記から順々に読んでいってください。
それでこれを読んでくださいまし。
間違ってもこの日記から読まないように。

その1→http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20090627
その2→http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20090628
その3→http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20090629

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明けて月曜日。
めんどくせーなーと思いながらも、サウナ「W」に電話。
出たのは「日本語が達者な」韓国人女性(推定30〜40代)であった。

「すいません。昨晩、ケータイをそちらに忘れた件で何度も問い合わせしたんですけど」

韓国ギャルの「ツタエテオキマス」が実行されたのかどうだかが知りたくて、そのように切り出したら

思った
とおりに
伝わって
なかった



・・・やっぱりね!
そうだとわかっていたよ!
信じちゃいねーよ!

というわけで、昨晩何度も言ったセリフを繰り返す。
日本語が達者な女性であったが、やっぱり答えは「届いてないですねー」であり、
肩を落としましたわ。でも、この女性は自発的に
「見つかったら、今かけてる電話番号に連絡するので名前教えてください」
言ってきたからまだマシか。


もうえーよ、新しいケータイに変えますよーと思うが、ネックは「電話帳の喪失」なのであった。
名刺をもらっている人はそこに書いてあるからいいとして、それ以外の人はまっっったくわからんという罠。
まあ、前のケータイがあるから、それを拾っていけばよいか・・・と思って、前のケータイを引き出しから取り出した。


あああ!
私はすっかり忘れていた!
なぜ前のケータイを使うのを止めたのかを。

2007年10月26日の日記より
>携帯の調子がすこぶる悪い(バッテリーが膨らんでる)ので修理に出しました。

そうだ。ケータイ故障して、つっけんどんに「修理不可能です」「買い換えてください」とソフトバンクに言われて頭にきてドコモに変えたのだったよ。
その後の旧ケータイには触れず、火も入れずにいたのだが、一年半ぶりに見てみたら、

バッテリーの膨らみMAX状態!
わしが放置したあともずっと膨らみ続けてたのか!
おまえ、餅か!


というわけで、旧ケータイ、バッテリーが本体にもう入らない状態。
つまり、電源が入らないということですわ。
データをそこから吸い取るというソリューションはここで潰えた。
こういうときに、「常日頃からSDカードでバックアップ取っておけばよかった」って思いますね。ホント、取っておけばよかった。心から反省。
反省してももう遅い。


つうわけで、もう見切りをつけてドコモショップ行って機種変更してきてしまったよ。
SH05Aというやつに。
見つかったらデータも移せるという話だしな。望み薄だけど。
そして分割払いだけど高くついたわー。くやしーなー。
まあ、しょうがないけども。


くそー!韓国サウナですいすい見つかっていれば!・・・
まあ、いい機会だとおもうことにしよう・・・


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ご愛読ありがとうございました。
ここからが重要で、
上記のようなわけでデータがすべて飛んでしまったので、
この一連の日記をお読みになった方でわしの連絡先知ってるぜい、という方は
お手数ですが、メールで電話番号およびメールアドレスを送ってくださいませ。

このケータイ騒動日記の感想文でも結構です。
申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

「シエロ」「赤花」ご来店の際に聞くこともあると思いますので、
そのときはご協力お願いいたします。


ちなみに、新ケータイに変えて一発目にかかってきた電話は原稿催促の電話で、
一発目に送られてきたメールは、会社の元後輩からのどうでもいい内容のメールでした。
幸先いいんだか悪いんだか・・・


2009年06月30日(火)

サウナとケータイと誕生日と国境  その3(いちおう完結編)

前の前の日記と、前の日記の続きでございます。
まだ読んでない方はそちらから読んでくださいまし。
あまりにも長文なんで疲れてきた

その1→http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20090627
その2→http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20090628


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はてさて、「先生」というWHO常連さんとともに再びサウナ「W」を訪れたわし。
もうこのエレベーター昇るの最後にしたい・・・と思っていたら「先生」が「まあ、これで大丈夫だよ。これで見つかるでしょ」とポジティブな発言をする。
なんかそんなような気がしてきたが、これで出てきたらどんだけわしはナメられているのか、ということだよなー。まあ、いいけど。

再びカウンターに出向くと、先ほどの強敵・韓国ギャルが。
「何度も悪いんだけど、ドコモに調べてもらってここにあることは確証が掴めているんですよ。もう一回探してもらいたいんですけど」
と告げると、韓国ギャル、キョトンとしながら

「ゼンブサガシタンデスケド、ナイデス」

必殺「ナイデス」にアレンジを加えてきやがった。
そんな短い間に探してないだろ!
「でも、ここの住所にあるって機械がいってるんですよ」「絶対どこかにあるんだってば」こっちも証拠があるから必死だ。
そのたびに「ワカラナイデス」「シラナイデス」が返される。証拠あるのにわからないってなんだよー。おまえのこと逮捕するわけじゃないんだから、わかってくれよー。

「先生」が年寄りの威厳をフル活用して
「あなたはバイトだと思うけど、ここにはあなた以外の従業員はいないの?」
と聞くと、奥から40くらいのオバハンが顔を出してきた。
「イマス」
「ワタシトモウヒトリ、イマス」
まあ、オバハン出てきたから、もう一人いるってことだよな。
しかし、そのババアはちょっと顔出しただけで、すぐに引っ込んでしまう。韓国ギャルよりもさらに日本語がわからない感じだった。
「先生」が
「ここは、問題が起きたとき、誰が責任取るの?マネージャーはいないの?」
と聞くと、
「ワカラナイデス」「イナイデス」
の一点張り(二点か)。
畳み掛けるように
「あなたともう一人の従業員の人は、どっちが(立場が)上なの?さっきの人じゃないの?」
と先生が詰め寄ると、
「アッチガウエデス」
と返してきたが、おそらくこの言葉の意味はわかってなかった模様。単純に年齢が上というつもりで返してきたようだ。
先生は、「だったらさっきの人に出てきてもらってよ」と言ったが、
韓国ギャルは、

「サッキノヒトハ、9Fノソウジニイキマシタ」

と返答してきた。
オオーイ!
こんな大事な話してるのに掃除に行くのかよ!
どんだけ責任放棄なんだよ!

先生もだんだんイライラしてきて、「日本語がわかる人はいつ来るの?」「昨日はいたんでしょ?」と聞いていたが、

「ニホンゴノヒト、カヨウにキマス」
「ゲツヨウヤスミです」
「キノウ、ヤスンデマシタ」
「キョウモヤスミデス」

休みすぎだろ!

とにかく埒が空かない。
先生も引くに引けなくなってきたので、「サウナ着袋の中に入ってたんだよ」「タオルとか調べないの」と初心にかえった質問を何度もループして聞いておる。
韓国ギャルは当初、「カエストキハ、ゼンブシラベマス」「デモ、ナイデス」と言っていたが、そこでやっと「リネンにゼンブモッテイッテ、ソコカラハワカラナイデス」と新情報が出てきた。
近所にリネン所があって、タオル、サウナ着は全部そっちに持っていかれるという。「そこ何処なんですか?」と尋ねたらまた「ワカラナイデス」って返されたけど。
うー。歯がゆい。


そこに、韓国人女性2人組がちょうどチェックアウトに現れた。
ハングルで何かを話して出て行ったが、韓国ギャル、渡されたバッグの中身全然チェックしないで「使用済みタオル置き場」みたいなとこに戻しておったわ。
おい!
全然中身チェックしてねえじゃねーか!
うああああああ。

わしも先生もその様子見てグッタリし、ああ、もうダメだこりゃ、と思ったわけだが、先生は最後の気力を振り絞って
「日曜の午後3時半にカウンターに入ってた人は誰なの?」
「その人に確認してもらうよ」
と告げる。
ああ、それが一番よいな・・・ありがとう、先生!
シフト表見ればその時間帯の従業員わかるしな!・・・


「ワカラナイデス」


伝家の宝刀で一刀両断。
これでこの日の捜索は、終わった。




WHOにて、一番息巻いていたのは先生であったが、「これじゃあダメだね・・・」と漏らして新宿バッティングセンターのところで別れる。
いや、先生はよくやってくれた。ありがとうございました。
あの気の利かない韓国ギャルに「ヒルノヒトにツタエテオキマス」言わせてたからな。あと、責任者の名前と韓国ギャルの名前わかったし。
まあ、わかったところでどうにもならんのだが。

失意の中、区役所通りを南下していたらゲリラ豪雨みたいなのが降ってきた。
くー。なんたる自然の演出。ズブ濡れじゃい。


WHOに戻ったら皆さん「どうなった?」とお待ちかねでしたが、残念な結果しか告げられんかった。
ああ!場所はわかっているのに!
絶対そこにあるのに!
サウナなのに!


なんでこんなにも国境を感じなければならんのだー!!!???


遠くて近い韓国。近くて遠い韓国サウナ。
もう二度と行くまい、と思いながらも月曜の昼に電話しようと思った。

ちなみに、戻ってきた時に友人が

「戻ってくる間にヤツザキさんになんか食い物買ってきてもらおうと思って電話しようと思ったんですけど、ヤツザキさん電話なかったのに気づいて止めました」

と無邪気に言っていたが、とんだイヤミだと思いました。


<完>


・・・・いちおう完ですが、「じゃあ、ケータイはどうなったの?」「月曜電話したの?」という疑問が残ったと思うので、次の日記に続く!

2009年06月29日(月)

サウナとケータイと誕生日と国境  その2

続きです。一個前の日記から読んでくださいまし。
その1→http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20090627


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歌舞伎町に向かい、とりあえず荷物を置きたいので「WHO」へ。
扉を開けると、シエロのマスターがおった。だいぶ酔っ払っていて、入れ替わりにすぐに帰っていったが。
ちょろっと飲んでからサウナへ向かう。
区役所通りを北上し、「W」に着き、カウンターで「今日、宿泊した時にケータイ忘れたんですけど、忘れ物届いてませんか」と尋ねると、
カウンターの女の子(20代前半韓国人)がちょっとカウンターの奥に引っ込んで白いケータイを持ってきた。
「・・・コレデスカ?」
わしのケータイは青なんで、「違います。青いケータイなんですけど」と言ったら、即効で

「ナイデス」

ピシャッと!
ザ・言い切り!

おいおいおいおい、もうちょっと調べてみろよ〜。
「午後3時半にチェックアウトしたんですよ」とか「3時過ぎの時点まではあったのがわかってるんです」とか「落としたとしたら149番のロッカーの中か9階のロッカーなんですよ」とか「サウナ着袋の中に入ってなかったですか」とか聞いたのだけど

「ナイデス」
「ワカリマセン」
「シラナイデス」

しか返してこね〜〜〜〜〜。
あとで見つかったら連絡します、とかそういうの一切出てこね〜〜〜〜〜。
常日頃、若者(ギャルとか、若い世間知らず男子とか)が「××(たとえば有名な作家とか、有名な歌手とか)って知ってる?」という問いに対して、「あ、知らない」と返すのを耳にすると「知らない、って権力だよなー」(究極の拒絶だよなー)などと感心していたのだけど、まさにこの時、絶対の「知らない」権力を駆使されたわ!と思いました。
日本語がたどたどしい韓国人のおなごが繰り出す「シラナイデス」て強力だよ。
どんなに詰め寄っても埒が空かないから。
のれんに腕押しとはまさにこのこと。

こりゃーダメだ、違う時間帯(確か、チェックアウトした時は日本人従業員だった)にもう一回連絡してみるしかないわ、とぐったりしながら、「・・・また今度来ます」と告げて歌舞伎町を元来た道をとぼとぼ戻る。
てか、サウナになかったら一体どこで落としたというんだよ!
自分の行動を思い返してみるが、サウナ出た後はコンビニ寄った以外に何もない。
そして、コンビニでも道でも、ケータイは一度も取り出してないのだった。
どこにあるんだ、どこに落としたんだ、とぐるぐる考えながらWHOへ。


涼しげな空気が充満するWHOに入り、開口一番「なかったよ」と告げると、常連さん(「先生」と呼ばれているらしい)が「調べ方が足りないんでは」と厳しくおっしゃる。責任者出してもらえばよかったのだ、とは言うがあの韓国ギャルにそんなことまで聞く気力がないよ・・・と思う。
そもそも電話はまだ生きているのだろうか、というわけでカウンターに入ってる友人のケータイからわしのケータイに電話してもらう。
ケータイは生きていた。
しかし!
その日の午後3時、わしはケータイを「サイレントマナーモード」(音もしない、振動もしない設定。単に光るだけ)にしていたから、電話しても気づかれない可能性が非ッ常に高いのであった。
なに余計な設定したんだよ!一日前のわし!

そのサウナに電話して日本語がわかる人と話してみるといいよ、という案が出て電話することにしたがそもそもサウナの名前がうろ覚えという失態!
たしかこの名前ではなかったか、という名前を検索してもらうが、出てこない。
どんなサウナだよ!
しょうがないんで104に電話して「新宿にある『W〜』ていうレディースサウナの番号教えてください」と告げると、ビジネスホテルの電話番号を教えられた。
もしかしたらビジホで届出しているとこなのかもしれん、と教えられた番号にかけて「そちら、レディースサウナですか?」と尋ねたら「違います」と無碍なお返事が。
ええええー!
わしが泊まったレディースサウナは、サウナじゃないのか!?
届出出てないってコト!?それとも幻?

いやいや、そんなことはない!
というわけで、再び友人のケータイを駆使して検索してもらい(ああ、ケータイってこういうこともできるから便利だね)、そのサウナの名前を突き止める。
わしがちょっと勘違いしていただけで、サウナ名は「W」であった。(〜の部分が余計だった)
そこに記載されていた電話番号に電話すると、
出たのはさっきの韓国ギャルだった!
なんだよ!
従業員どんだけいないんだよ!

半ばムダだと思いつつ、先ほどと同じやり取りをする。
対面だろうが、電話だろうが、返ってくる答えは先ほどと変わらずで三種の神器、否、神言「ナイデス」「ワカリマセン」「シラナイデス」だ。
これ聞くだけでも心が折れるわ・・・と思いつつも、常連さんに入れ知恵された通りに、責任者の方はいないんですか、とたずねると「イマセン」で、いつ来るんですか?ときいたところ
「カヨウビのゴゼンチュウデス」
とのこと。
明日じゃないんか!
そんなとこまで悠々待ってらんないわ・・・と萎えながら、自分の名前と連絡先を告げる。「キイトキマス」と言っていたが、期待せずに電話を切る。


もう疲れたよ・・・もういいよ・・・と思っていたが、今度はケータイを悪用されぬように止めなければならん。前に聞いた話では、ドコモに電話すればケータイにロックをかけられる(発信できないようにできる/中身見られないようにする)という話なので、これまた友人に調べてもらう。
すると、
「紛失したら、そのケータイが今どこにあるかGPSで調べられる」
なる機能があるという。
おおお!
時代は進化したな!
GPS機能オンにしてたかどうかわからないけど、藁にもすがる気持ちでドコモに電話する。

「待ち受け画面の上段にGPSマークが出ていれば調べられますよー」といわれて、そういえばなぞのマークがずっと出てたわ、と気づき、GPS機能がオンになっていたことを確認する。
よくやった!わし!
というわけで、スムーズにGPS検索かけてもらう。
待っている間、祈るような気持ちであった。
これで「お客様のケータイは現在、新宿区歌舞伎町1-1(ゴールデン街の住所)にあります」って言われたら笑いものだなーと思いつつ。
あっという間に検索終了。


「お客様のケータイ電話は、現在、新宿区歌舞伎町2-17付近にあります」


ぬおおおおお!
その場に居合わせた人、皆が、唸ってましたわ。
サウナ「W」の住所が2-19(隣の番地)だったから。

やっぱサウナにあるんじゃねーか!

とりあえず一安心だが、あとは再び韓国ギャルと対決するしかないということか・・・これで気が重くなっていたところ、
先生という常連さん(老齢・強く言いそうな人)が
「よし、私が一緒について行って言ってあげるよ!」
と名乗り出た。
強力な助っ人を引き連れて、私は再び区役所通りを北上してサウナ「W」に向かったのだった・・・




再び続く!(長い!)
2009年06月28日(日)

サウナとケータイと誕生日と国境  その1

今から書く日記は連続モノです。
この日記から順番に読んでいってくださいまし。


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土曜日は朝まで営業後、歌舞伎町のいちばんはじっこにあるサウナ「W」へ。
日曜の夜はるっぱさんの生誕祭ライブでありまして。
で、4時に吉祥寺で待ち合わせだったので、こりゃー家帰って寝ておったら起きれんな、というわけでサウナ泊だったのですよ。
というのは前回の日記に書いたとおり。


で、サウナであるのに熟睡し、サウナ出る前に友人とケータイで話しました。
そろそろ出ないと間に合わないなーと外を見ると大雨。
午後3時30分にチェックアウトし、二件横にあるコンビニで傘を買って新宿駅まで急ぐ。

中央線はなぜか遅延していた。おいふざけんなよテメーと悪態ついてたら電車が着たので飛び乗り、吉祥寺を目指す。電車の中では本をずっと読んでいた。
そろそろ吉祥寺に着くなあ、というところで、友人に連絡しようとしたら・・・


ない!
ケータイが!
(倒置法)


・・・と、慌てましたが、実はそんなに慌てていなかった。
なぜならば、サウナで直前まで遠藤さんと電話したのを覚えていたから。
あーサウナに忘れてきたんだなー、と軽く考え、あとで取りに行けばいいや、と思っておりました。
それよりも、友人とどうやって落ち合おう、ということを考える。
とりあえず、スターパインズカフェに行けばるっぱちゃんがいるので、そこで電話借りればいいか、と思い、スターパインズへ。

絶賛リハ中で気が立っていたるっぱさんに若干ウザがられながら、ケータイを借りて電話する。
出ない。
何やってんだよ!出ろよ!
と、お門違いのイライラを抱き、留守電に「交番の前で待ってます」と吹き込む。
そんでケータイを返して再び吉祥寺駅へ。
るっぱちゃんのケータイの待ち受け画面はファン太郎の等身大たて看板だった。

雨の中駅に戻ったはいいが、交番の前は待ち合わせ場所には不向き(広場になってない/バスを待つ人の長蛇の列)であった。
そして友人は未だ現れない。
もしかして留守電聞いてないのかも、と不安になり、公衆電話へ走る。
公衆電話から電話をかけるも再び出ない。
10円玉3枚しか入れてなかったから、早口で「交番の前っつうかベッカーズの前で待ってます」と吹き込む。吹き込んだ後に、交番とベッカーズて意外と離れてるじゃねーか!何やってんだわし!と激しく後悔する。
が、吹き込んでしまったのだからしょうがない。1分ごとに交番前とベッカーズ前を行き来。どんなパトロールだよ。

が、そんな行き来をしていても友人は現れないのであった!
わしも時間にルーズで、友人も時間にルーズ(待ち合わせをしたら大概、お互い30分〜1時間遅れてくる)であるので長年の付き合いが可能だったわけだけど、その相互ルーズっぷりを保っていたのはケータイの存在だったのか!
失くしてわかるありがたみ。
やっぱりオイラ、一人じゃだめなんだ。ケータイー、返ってきてよー。
(自分がとりに戻れば返ってくるんだけど)

再び公衆電話に走り、電話をするとやっと電話に出る。
それでなんとか落ち合う。時間にして16時25分くらい。
ああ、ケータイあったらこんな遅れくらいなんてことないのに!


まあ、ひとまず安心てことでそのあとビール飲みに行って、ほかの友人とも無事合流し、スターパインズに戻ってライブ開始。
わしらもDJやってきました。
合間つなぐだけだからそんなに持ってかなくていいだろーと思っていたら、意外とかけるとこが多かった&友人がどんなんかけるか全然わかってなかった(びっくりするくらいファンク&ディスコしか持って来てなかった)ので、もっとCD持って行けばよかったなー、と思った。
吉田美奈子とどんととじゃがたらに頼りっぱなしだったわ。
友人らもマイケルやJB、岡村ちゃんに頼りっぱなしだったなあ。

るっぱさんのライブは4バンド(コラコラ、カゲロウ、ゼン・ラー・アーケストラ、ヤパニ!)ともよかったです。
あらためて誕生日おめでとう!
プレゼントを見事に買い忘れて(ケータイ騒動で)すんません。
とても三十路男子に見えない装いでしたが。それはいつもか。

会場に置いてあった「るっぱマンガコーナー」(るっぱさんが好きなマンガが置いてあるだけのコーナー)の7割くらいがお耽美系だったのが笑った。実際は違うのかもしれないが、ボーイズラブ系同人誌のインパクトが強すぎた。
テキーラ飲みまくってめちゃくちゃテンション高くなっていたるっぱさんが、友人を担いでいたのにはびっくりしたわい。


終わったら23時を回っていたので吉祥寺を退散。
電車の中で黒すぎる黒人(エーコンレベル)を見て、ありゃすごいわーという話ととかウミウシはドラクエでしか見たことないとかを話しつつ、新宿で下車してサウナにケータイ取りに行かなきゃなーめんどくせーなー(自分が悪いんだけど)と思い、のろのろと歌舞伎町へ向かったのであった。



続く!
2009年06月27日(土)

天のめぐり合わせと自分個人の思い別れ

またしばらく日記を放置しておりました。あい、すいません。
ちゃんと生きています。

4月半ばに沖縄行って、その沖縄旅の話を日記に書こうとしていたのですが、帰ってきてからドトウの展開でした。
詳しくは書けないけれど、とりあえず。私が働いておったゴールデン街の店が閉店いたしました。
ザ・無職!
・・・ではございません。
いろいろあって、天のめぐり合わせか神のめぐり合わせか、同じくゴールデン街にある沖縄居酒屋というか、沖縄バーというか、な、「赤花」というお店に移籍いたしましたよ。

移籍したというか、閉店した店舗に「赤花」が引っ越してきたのです。
「赤花」ママさん(那覇出身)には前からお世話になっていた縁もあって、私はそのまま引っ越してきた「赤花」で働くということになったのでした。まあ、辞めるという選択肢もあったのだけど、働きたかったしね。ママさんも快く受け入れてくれたのでした。
いや、しかし、わしの人生にはこういうラッキーが多々あるなあ。
前の会社んときも「歩いていける場所にある会社で働きたいなー」などと言ってたら、入社4年後に会社が徒歩15分のところに引っ越してきたし。今回の赤花移籍も、そんなようなラッキーが働いている気がする。
いつだったか、青森行ってみたいわーなどと言ってたら青森出張行けたり、鹿児島行ってみたいわーなどと言ってたら鹿児島出張行けたりしてた頃、「口にすることはすべて叶うようにできているのか」とか書いた記憶があるのだけど、そんな感じでしょうか。まあ、明確に「私はこうしたい」と言っているからな。何も言わないくせに事柄が近づいてきているわけではないか。


先日来たお客さんカップルの女性のほうが、「私は××さん(一緒にいた彼氏)好きなんですけど、結婚するとかは考えてないんですよ」と言っておりました。でも、初めてお会いした私にすら彼女が彼のことが好きで好きでたまらないのは伝わってくるし、「一緒のお墓に入りたいとは思ってるんですけどね」と言っておったので、
「重いと思われようがなんだろうが、自分がしたいことは言ったほうがいいですよ。後悔しないように」
と思わず言ってしまいました。
大きなお世話か。
実際にどうなるかはわからんけど。だめになるかもしれなくても。言わないでダメになるよりは、言ってダメになるほうがずっとマシだよ、と思いまして。言わないでダメになったら、「言っておけばよかった」って思ってしまうからね。

私もここ数年を振り返り、思うことは、「重いとかウザイと思われようが、自分の気持ちをいつでも、全力で伝えておけばよかった」というものですよ。離れていても平気、ほかの友達と遊ぶから大丈夫、むしろほかの友達との時間が大事なんだよ、なんて言ったりそぶりを見せ続けなければよかった。重く思われたり、うっとうしいと思われたくないがゆえに「私にはほかのものもあるから大丈夫」なんて言わないほうがいいぜ。
大事な人を失ってどうなった?
ほかのもの、ほかの人だけで満たされたか?答えはNOだ。
一緒にいたければ「一緒にいたい」と言ったほうがいい。言っていいんですよ。


まあ、あの時こうすればよかった、なんていまさら言ってもどうしようもないんでね。
もし、今、何かに迷うことがあるなら自分の気持ちに正直に。何がしたいかを明確に。
意地とかかっこ悪いとかそんなんは、二の次だ。


あ、話が脱線した。
脱線したのかどうかわからんが、とりあえず職に関しては恵まれて生きておりますが、恋愛的なことは何も変わらず何も起こらず生きているな。まー、恋愛的な事柄に関しては、「いい出会いが欲しい」「まだ見ぬ誰かと恋に落ちたい」と願っていないからなー。ま、私が恋愛において願うことはただひとつで、それはもう一生叶わないのかもしれないけれど、それでもいいって自分で思ってしまったからな。それが後悔しない、自分の選択だし。
自分の気持ちに正直に生きていますよ。無理もしていないしな。その思いを捨てるほうがよっぽど無理することになるからな〜。



あと、話は変わるが、ここ最近「ヤツザキ=フリーメイソン説」みたいなのがあるみたいな話が聞こえてきたのですが(ものすごくどうでもいい範囲で)、フリーメイソンでもユダヤの陰謀でも北朝鮮でもなんでもいいよ。関係ないから。

こないだ友人が
「人はちんこと一緒で、刺激したりいじったりするとどんどん大きくなっていくから、大きくしないためには放っておくのが一番だ」
という名言を教えてくれまして、ヒザを打つ思いだったのだけど、
黙っているということは、時として、「無言の肯定」につながらるのだよなー、と痛感するよなことがあったもんで。
ナンシー関もかつて、
「三流タレントの存在を否定せずに無視する(そいつがテレビに出てくるとチャンネルを変える、など)ということをしていても、それは相手には『自分の存在は肯定されている』という風に解釈されてしまうのだ。だからそんな三流タレントが深夜番組などで半生を語り始めたら、それは我々何も言わなかった人間の責任である」
と書いておりましたが、そうなんだよ。ホントそうなんだよ。

というわけで、逆効果なのかもしれんし、まあ、ここに書いてもどうしようもないことかもしれんが、
先述のように自分の意思を明確にしておこう。
私の意思としましては、
私は関わらんし、忘れ去ってるので、
早く私のことも忘れ去ってほしい。
ということですわ。
早くどうでもいい人間になりたいよ。私は小物でクズで取るに足らない人間だからさ。
謙遜とかじゃなくて。あなたがたにとってホントそうだからさ。


と、一部のヤツザキ=フリーメイソン説支持者たち向けメッセージ。
何がなんだかさっぱりわからんって?わからんでいいですよ。
わかったところでどうでもいいことですから。

2009年06月22日(月)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


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