もんすん日記

2006年11月28日(火) コーヒー断ち

冷え症と不眠症改善のため、毎日5−6杯飲んでたコーヒーを1日1杯に制限することにした。
変わりに定番の「しょうが紅茶」を再開。
初日はコーヒーを全然飲まないことにしたら、つらくて我慢できない!そいで1杯だけ。
前の会社にはエスプレッソマシンがあって、毎日こゆーいエスプレッソをがぶがぶ飲んでた時期から中毒みたくなったのね。

食生活に気をつけはじめると、やっぱり素材をどこで調達するかがとっても大事。
良さそうな有機野菜をあれこれ調べてるけど、かなりコストがかかるね。「有機野菜 値段安め」で検索してる始末。これじゃだめだわ。
ほんとに健康にいいものを手に入れようと思ったら、ある程度コストはかかっても仕方ないな。
そのために働く気力も生まれるかもしれんし・・・。
おすすめの有機野菜の会社があれば教えてください♪

それにしても自民党復党問題を見ていると、世の中って色々いい加減だな・・・と思う。是非はおいといて(どちらかというと反対)、なんじゃそりゃ?と。
子供のころは大人の運営している社会は、さぞうまくできているのだろうと思っていたけど大人になってみると、かなりいい加減で穴だらけだ。そして自分もそんな社会を作っている一人なのだな。うーん。



2006年11月18日(土) ありんこと私

最近ヤフーをやめて、ダライラマ事務所のHPをトップページにしてる。
IEを開くたびに違った言葉を学べるのです。

「一匹の蟻がこちらに走ってくるとき、もしそこに指を一本置いて行く先を塞いでも、すぐに違う方向に走り出します。そしてまたそちらを塞いでも、またすぐに違う方向に走り出します。蟻のような小さな生き物でさえ、こんなに強い意志を持って一生懸命生きているのです。ましてや私たちは人間です。人間の素晴らしい知性を持っているのです。
ですから、たとえ一つのことで何か障害にぶつかり、挫折するようなことがあったとしても、あきらめずに違った角度から挑戦し直してみてください。そうすれば、将来はあなたがたの前にいつでも大きく開かれているのです。」

私がしていることって、おかれた指の上を見て「だめこれできない」と嘆いて立ち止まっているだけ。
さっさと別の方向を探せばよいのだ。

そして、同じように嘆いている子供には「他にも無限の選択肢がある」って教えてあげるのは、大人の役目だね。



2006年11月11日(土) 大人になったら

連日子供のイジメ関連のニュースを目にする。
幸運にも私はイジメられたことはないけど、昔からイジメってあったんだよね。
一番ショックを受けたのは、友達のバイト先の知り合いで、中学時代、毎日(儀式のように)クラスメイト達に服を脱がされて暴力を受けていたという話。
暴力を受けていたということ以上に、「服を着てしまえば外から見えない場所」を狙って殴ったり蹴ったりしていたという事実に愕然とした。
中学といえば、私は学校で毎日アリちゃんと大小さまざまないたずらをしていた頃だ。
(「懐メロの窓」という架空のラジオ番組を録音して、クラスの人に無理やり聞かせたりもしていた・・・・知らない人にも電話してどんどん広めよう、とか話してた。子供であることを差し引いても、十分バカです。)
同年代でそんなことをしている世界があったというのがただただショックだった。

気がついたら大人と言われる年になってしまったけど、もし今子供として生きていたら、私もアウトサイダーに分類されるので、イジメられたりするんだろうか。
もしくは弱虫でイジメ側にまわってしまったりするんやろうか。
そう考えると、とても他人事だとは思えない。

イジメられている子供と向き合ったら、自分は何を言えるかなと考える。
「逃げきることは、絶対できる!!」かな・・・。
立ち向かう方法なんてわかんないけど、いたずらを考えた発想で「逃げる方法」は考えられるかもしれない。

そして「逃げて、立ち向かって、生き延びて、大人になっていいことなんてあるんですか?」
と、聞かれたらなんて答えられるんだろう。
そこで口ごもってしまうということは、生き方や生活を見直すべきかも知れない。

少なくとも言えるのは、自分は人間嫌いだけど、それでも節目節目で驚くような出会いがあったし、仏様みたいな人から助けられることもある。
悪いことばっか考えている私でさえそうなのよ。
家族がいるという幸運にも、大人になってからようやく気づく。猫も可愛い。

それに!
読んでほしい本も聴いてほしい曲もたくさんある。
最後の選択をする前に「レ・ミゼラブル」(ユゴー)と「大地」(パール・バック)だけでも読んでほしい。
できれば、「変身」(カフカ)と「罪と罰」(ドストエフスキー)も追加してほしい。
それで、余力があれば、「金閣寺」(三島)と「ライ麦畑でつかまえて」(サリンジャー)をよろしく。
そういうしているうちに、すきなひととかできたら「ノルウェイの森」(春樹)と「雁」(森鴎外)もぜひとも・・・。

もしかしたら、気が変わるかもしれないから。てのもあるけど、単純にすごい面白いから。
人生応援歌みたいな小説じゃないけど、私みたいな人もあるかもしれない。
人生90年生きてもこの世にある小説を全部読みつくすことは不可能。
面白い小説だけでも生きる価値はないかなあ。

ちと弱いけど、いつも読んでるブログに影響されて、私も考えてみました



2006年11月05日(日) ダライラマ講演会 レポート

行ってきました、宮島大本山大聖院でのダライラマ法王による弥山開創1200年祭講演会
ほんとーに行って良かった。
(そしてせっかくなら休みをとって数日滞在できればなおよかった)
チベット人でさえ「一生に一度会えれば」と願う猊下のお姿を、こんなに簡単に、そしてこんなに近くで拝見できるなんて、つくづく自分の恵まれた環境を思い知りました。
道々、チベット人のグループや、とても痩せた西洋人の尼さんが、大聖院へ向かっているのを見て、この人たちがここにいるということは簡単なことではないのだろう、と思いを巡らせたりしました。

秋の宮島は想像以上の美しさで、この時に来れたこともほんとに幸せ。

さて、会場となった観音堂は、座敷が施主席で、一般参拝席としてそのまわりにパイプ椅子がぐるーっと並べられていました。ここからでも十分近いんだけど、がんばって施主席をとったら良かった。
講演会の内容は「ダライ・ラマ法王に心のよりどころとは何か、そして弥山に関係する仏教とはどのようなものなのか」ということで、主に午前中は「仏教の歴史や学派について」午後は「空を理解する知恵をはぐくむ」「空と縁起について」等々説明されていました。

不勉強で知識の著しく欠ける私には難しい話も多く、途中で居眠りもしてしまったが、特に午後からの「空を理解する知恵」という話は非常に面白く、久々に、ない知恵を絞って考えた。
「空と無は同一でないことを理解する」
「自我はないのだ、という気づきを構築し、確信を自分の中でなじませていく」
「形あるものが存在しているからこそ、その本質が空であることを理解することができる」
等々、大事だと思うことはでっかくメモ書きしたけど、考えれば考えるほどなぞが深まり、頭がキーンとなって脳がひりひりするような感覚。いま読んでる猊下の本のキーワードとリンクすることも多く、「おおーあれは出てきたぞ」とヒットすることもあって興味深かった。

笑えたのが、お客さんは老若男女さまざまな人があったけど、うちと同じく奥さんに連れてこられたとおぼしきおじさんが2−3人ずーっと居眠りしてた。でも天気も良かったし、居眠りも気持ちよいです。

最後の一時間は質疑応答。
すべて施主席からで、一般席まではまわってこなかったけど、聞きたいと思ったことを聞いてくれたお坊さんがあったので、満足。
子供が「どうして手を合わせるの?」という質問に、法王が「こぶしをにぎっていたら人を殴ってしまうでしょう」と言ったのが面白かった。相手に対するリスペクトの意味だそうですが。仏教で手を合わせるときは、中の親指をあわせて空間を作り、決してべたっと手をくっつけてしまわないことも知らなかった私・・・。

「密教において、欲望について祈るのは、利他の考えと矛盾しないか?」(という趣旨だったよう?誤解しているかも)という質問には、翌日の講演で詳しく説明ってことだったので、残念。

そして一番聞きたかったのは
「今日本では虐待やいじめで子供がどんどん殺されている。仏教の教えの入り口にもたつ前に命を断ってしまう彼らに何ができるか」というお坊さんの質問。
残念だったのは、通訳がうまく機能しなかったのか、ぴったりとした答えではなかった点。
多分、日本の今の異常なまでの事態は把握されてなかったんじゃないかな?と思った。

途中混乱はあったけど、チベット語の通訳の方も大変すばらしかったと思います。感謝〜。

一日講演を聞いて思ったのは、猊下がおっしゃったように、仏教は宗教というより「心の科学」だなーということ。そして「哲学」。宗教は真理にいたるための手助け、だから、何教でなくてはいけない、ということはない、という考え方に共感しました。

本当はプレスしか写真を許可されてなかったけど、ダライラマ法王はわざわざ一般席にもよく見えるように二度もみなの前に出てきてくださったよー。
主催者も「仕方ない」って感じで写真を認めてくれました。

添付は、スクリーンに映った法王のお姿
お昼ごはんの古代米がはいったおにぎり
宮島の鹿








2006年11月03日(金) Opus Day と ダライラマ

今更ですが、アメリカで買って放置していたThe Da Vinci Codeを漸く読了。
いやーすんごい面白かった。辞書がんばってひいたよ!
翻訳は翻訳なりに面白いですが、やっぱり原書を読むのって甲斐があるなーと思う。
エピローグは疑似体験したかのような、リアルさがありました。
Opus Deiってそれほど酷い描かれ方をしているわけではないね。
Langdonは確かにトム・ハンクス以外ありえない。
Sophieはアメリの彼女のイメージとは違うかな・・・ナタリーポートマンがぴったりだと思う。(単に好きなだけか)

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明日ダライラマに会いに(すごーく遠い席だろうけど)、今晩から広島。
このHPって、見るたびに作り手の熱意が伝わってきて感心する。
このデザインもけっこう好き。

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ダライラマのスピーチ mixiコミュより翻訳文コピペです。

1.大きな愛や仕事には大きなリスクがつきものだということを考慮にいれなさい。

2.あなたが勝利を失っても、そこから学んだことを失わないようにしなさい。

3.あなた自身を敬う気持ち、他の者を敬う気持ちを持ち、あなたの行動に責任を持ちなさい。

4.あなたが欲しいものを得られないということは時としてすばらしい幸運のめぐり合わせであることを忘れないように。

5.適切にルールを破る方法を見つけるためにルールを学びなさい。

6.小さないさかいが尊い友情関係を傷つけることを放っておかないように。

7.あなたが間違いを犯したことに気づいたときには、それを正すための手を即座に打ちなさい。

8.毎日いくらかの時間は一人で過ごしなさい。

9.変わることに寛容であっても自分自身の価値観を失わないように。

10.沈黙は時として最高の解答だということを忘れないように。

11.良き真実の生を生きなさい、そうすればあなたが年を経て振り返ったときに、あなたは再びそれを楽しむことが出来るでしょう。

12.家庭での愛にあふれた雰囲気はあなたの暮らしの基盤となるものです。

13.好きな人と口論になったときに、現在の状況だけについて問いなさい、過去のことは持ち出さないように。

14.あなたの知識を分け与えなさい、それが不死に達する道です。

15.地球を優しく扱いなさい。

16.1年に1度は以前にあなたが行ったことのない所に行きなさい。

17.最高の人間関係とはお互いを愛する気持ちのほうが、お互いを必要とする気持ちよりも勝るものであるものだということを忘れないように。

18.あなたが成功を得るために諦めなくてはならなかった物によってあなたの成功を判断しなさい。

19.愛と料理には奔放に当たりなさい。

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2006年11月02日(木) 子供を守れない国

仕事中にふっと休憩してヤフーニュースを見ると、毎日子供が自殺したというニュースが上がっていて、どっと気分が落ち込む。

飢えていないこの国で、自ら死を選ぶ子供がこんなにいるのって、異常じゃないのかな。

自分達の子供すら守れない国に何ができるんだろう・・・と暗澹たる気持ちになる。

虐待にしろ自殺にしろ、やっぱり子供を守ると言うのが、最重要課題だと思うよー。


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