もんすん日記

2003年11月30日(日) 人ひとヒト

雨の中、会社のお姉さまが自宅で開いてくれた食事会に参加。
ワイン2本とお菓子を持参。
私を含め参加者5人のうち3人が39歳なんだけど、皆一様に私より若く見える。
何を食べているんだろう?と不思議だったんだけど、一人暮らしの2人を含め、自炊で普段は素食みたい。
私も赤いきつねと緑のたぬきなんかを主食にするのやめて、ごはんと味噌汁にしよう。

私と同い年のNさん(美肌)が先日友達の結婚式に参加したときに、彼女の近くに座っていた女性が披露宴で号泣してビデオを撮っていたので、新婦の大親友かと思って声をかけたそう。
すると彼女は、新郎のことがずっと好きで何度も告白したもののふられ続け、新婦は彼に紹介した彼女の友人だったらしい。
ふ、複雑・・・。

最近韓国に興味があり、日本文化交流サイト(妖しい?)で、可愛い韓国男子のメル友を作った。
が、日本語翻訳機に頼っているようで、何を書いているのかわからん。
(私がハングルできたらいいんだけど)

韓国はまだ肥満内里でヌンソシックはないですね.. 翻訳がよくできて行くか分かりたいですね..??
私がお姉さんだと呼びましょうか?? ではなければ友人になりましょうか..??今日はこれ位だけスルケングケです..
ヘングボックハンハでなってください..


誤訳が非常に韓国っぽくはあるんだけど。
年上だと「お姉さん」と呼ぶのが普通なんだろうか。
来年は韓国に行きたい。



2003年11月29日(土) 女王のために

どちらかといえば子分肌。
そして王様(女王様)タイプの人間に弱い。
会うたびに「次は絶対文句言ってやる」と思うのだけど、「当然あたしのために(俺のために)予定空けてるでしょ?」と言わんばかりの態度に気おされて、結局のこのこ出かけていってしまう。
今日も昼間の予定を繰り上げさえして、雨の中出かけていってしまうわけだ。
ここ最近金曜夜から週末にかけて外出ばかりしている。
本当は筋金入りのヒキコモリなんだけど、ここのところ人に会いたく、しっぽ振ってでかけている。

雨の中、歩道橋でウンコ踏んだひとをみた。
ちょっと、目をあわせられなかった。

昨日は関空へボスをお迎えに。
関空で働くSっきーと会おうと思って早くでかけたが、フライトが早く到着して、結局もたもたして到着ゲートに着いたらジャストの時間で、ちょうどボスと別の取締役が出てきたとこだった。ビジネスは好調らしく、笑顔で出てきたボスは七福神のようだった。
上海では日本円にして一戸4000千万だかのマンションがぼこぼこ建設されているらしい。
中国人の平均月収を考えると一部ごっついお金をもっている人達がいるわけだ。

天気の良い日にハーバーハイウェイを走るのは気持ちよく、スピッツの「青い車」を1時間ずっと歌っていた。

取締役の嫁、オーストリア人とようやく連絡が取れて、頼まれていた求人が先方で先に決まったことを確認できた。
熱いボールをすぐに投げずに、都合の悪いことは連絡を止めてしまう彼女はほんと困る!
謝っていたけど、ちょっと腹立たしかった。
友達に頼み込んでいたし、方々に依頼していたのに、迷惑をかけた上こちらの顔が潰れるっちゅーんねん。



2003年11月27日(木) 魚眼レンズ

風呂上りに口ずさんだ曲がglobeだった自分がこわいです。

前レスを罵倒しながら最後に「愛してる」をつけるスレ

いつもA氏あてに電話をかけてくるスイス支社のP氏。
アニメに出てくるようなでかいダミ声で「ハッロオー」「彼はいるかーい?」と言っているのが、自分が電話を取ってなくても聞こえる。
最近は電話を取り次ぐ前にちょっと喋るようになった。
天気を報告しあったあと、「寒くても日本はホットスプリーングがあるのでいいじゃん!」とご機嫌。
彼と会ったことのあるMさんに聞くと、声だけでなく顔もアニメ顔で、魚眼レンズみたいなメガネをかけているのだそう。



2003年11月26日(水) ミスターフー

今日会社で学んだ一番重要なことは、ボスの息子がマッサージ効果のある健康器具をむきむきの身体に装着し、

毎週末アメリカの「TVショッピング」に出演していた

ということだ。
なんでも、マッサージ器の開発者である中国人ミスターフー(かホーか忘れた)にえらく気に入られたとか。
これにはかなり受けた。
ボスには今度アメリカに帰ったら、忘れずビデオを持ってきてくれるようにお願いした。

会社帰り、いつものように駅の猫にちょろちょろとご飯をあげていると、目の前に突然イケメンが立ちはだかった。
なんか怒られるのかと思い、すいません、と叫んで走って逃げたが、後で原付で通ったら、イケメンも猫に餌をやっていた。
なんだ。
昔から

イケメンと好青年は動物好きと決まっている

あ、それから

オタクも忘れちゃいけない

オタク万歳、イケメン万歳。

疲れ気味。



2003年11月25日(火) 雨の日猫行方不明

ひとつの環境から脱するのが苦手なひともいれば、私のように何かをやめたり新しい環境を選ぶことを前進だと信じてきたようなひともいる。

学生時代からつけている日記を読み返すと、えらいきれいごとを書いているが。

思えば、
理数系が苦手だと気付けばいとも簡単に獣医の夢を捨て、
ピアノが下手だと言われればピアノは向いていないのだとやめ、
ベースが下手だと指摘されればいくら努力しても手も小さいし、とやめ、
ドイツ語は舌と感性がドイツ語向きじゃないのだと努力を放棄、
営業職には繊細すぎるし、
事務職は性に合わないし、
完璧に自分を理解してくれる人でないといやだし、
動物のことやっているといずれ借金まみれになりそうだし、

と。

持続力がなさすぎる人生

せっかく30歳という区切りがあるのだから、今習得したいとおもっていることは、せめて30歳までは下手なままでも努力を続けたい。
そのつぎは35歳。40歳。45歳。50歳。55歳。60歳。70歳。80歳。

そろそろ「逃げる人生」をなんとかしよう。

今日は難波にて、久々のSっきーとTやんとお食事。
話は尽きず、あっという間に夜。
私のお誕生日をひっかけてくれたので、サンタアンジェロの店員さんが歌を歌ってくれた。
こういうとき、店員さんの表情も気になれば、自分もおかしな顔で笑ってしまって困る。
デザートのティラミスにメッセージ入りチョコレートがついていて嬉しかった。




2003年11月23日(日) 今年も無事に

年をとりました。
こじんまりしたいい誕生日だった。
アウトレットで通勤用の靴とジャケットを買って貰った。

与えられる人になりたいと願いつつも、実際はひとに与えられることが圧倒的に多いことは、誕生日にいただくメールからも明らかなように思う。
今年も覚えていてくれていた人たちに、ちょっと申し訳ないくらいありがたいと思う。

としを取ると、確かに得することは減るし、肌も荒れやすくなるけれど、肩のちからが抜けて楽になる。
嫌いなものが減って、すきなものが増えた。
好きな人が増えた。
誰に会ってもたいてい面白いと思うようになった。
楽するんじゃなくて、もうちょっと一生懸命やりたい。
いい目をみるんじゃなくて、自分にしかわからぬわずかな一歩でも、前にすすみたい。

この時期になるといつも暖かい国に暮らして、長生きしたいなと思う。

中村航「ぐるぐるまわるすべり台」を読んでいる。
ちくわを食べて太ったひとの話最高。



2003年11月20日(木) 非常口のポーズ

4時半ごろ、ボスが私の席にやってきて非常口の絵のポーズを取るので、どうしちゃったんだろう?と焦ると、「もう家に帰るよ」という意味だった。
いつもは「首を切るポーズ」なので、わからなかったよ。
4時半に仕事を終わるとは、さすが朝型。

昼休み、同じ派遣会社から来ている女性に、エレベータで話しかけられた。
派遣会社の営業の人が、「flamingoさんにはなしかけてあげて」と言っていたらしい。
友達のいない子に対するはからいのようだが、話し掛けてくれたことは嬉しく、笑顔で少しお話した。
自分の座席に戻って笑顔チェックすると、昼間食べたやきそばのでっかい青海苔が前歯にばっちりくっついていた。
あー歯磨きしてから会いたかったわ!

会社帰りに、コンビニでうまい棒めんたい味コーンスープ味を5本ずつ買って、家でむさぼり食っている。
味が濃くて最高。

上司の奥さんに電話したら、メイドさんが出た。
メキシコの人らしいが、ドイツ語も日本語も勉強中らしく、色々お話したがる。
「・・・で・・・なのよ!で、奥さんには帰ったら電話するように言っとくわね。
で、あなたの名前なんだっけ?」と都合4回も名前を聞かれた。
20歳くらいの若い人らしく、可愛い。
奥さんがかけてくるときには、また名前を間違えるんだろうけど。



2003年11月18日(火) 社交ダンス

完璧おじさんデーだった。

帰りの電車で、どこまでも冴えないおじさんが「社交ダンスの集い」というパンフレットを読んでいた。
SHALL WE DANCE の光景が頭の中でどこまでも広がるのでした。
踊れ、踊れおじさん!

今日は下の階のおじさまたちに用があって、行ったり来たりしていた。
Fさんは会議中でお話できなかったので、別のおじさまAさんにことづけて戻ると、ボスの部屋の電話がなった。
この時間は中国から?と思ったら、ボスが大声でわたしを呼ぶ。
「君に用だってよ〜」
と言うので、「あ、すいません」とボスの部屋で電話を取ったら
「いいよ〜。僕は君のセクレタリーだから」とにんまり。
AさんがFさんにボスの内線番号を間違って教えたらしい。
あとでFさんは相当焦っていはった。

こんどは経理のおじさまGさんとエレベータで一緒になった。
Gさんの押した階のボタンが、何故か点灯しない。
私がもう一度押すとちゃんと点灯した。
「このエレベーターは人を選ぶからね〜。気をつけなくっちゃね〜」
と、うふっうふっと笑っていはった。

夕方はスイス人のおじさま(というにはチョト若いけど)の携帯に日本語で電話があり、なにやら困っている様子。
変わると、若い偉そうな女が
「XX社なんですけどお〜、出会い系サイトの使用料3万5千円が未払いなんでえ〜振込みお願いしますう〜」
とのたまう。
これって、これって、今噂の?
とにかく日本語のサイトを使用するはずが無い、と言って切った。
番号だけで、本人の名前やプロファイルは知らない様子。

6時ごろ、別のおじさま方の写真をスキャンする必要があったので、総務のおじさまM氏に電話する。
総務に全社員の写真があると聞いたからなんだけど、M氏、
「えーーー、僕のとこに写真があるって誰が言ったの???」
というので、え?間違い?と思ったら、あることはあるらしい。
「あるんだけど、社員番号順にならんでないから、探すの大変なんだよね〜」と憮然として文句をいいまくる。
他の方法を考えて再度連絡する、と言って切ったが、先輩に聞くと、書類や写真を整理していないのはどう考えてもM氏が悪いのであって、これは彼の仕事である。
M氏は何を頼んでも、開口一番不満の声を漏らすので「え?間違えた?」といつも思うのだ。
困った人だ。

ボスは先輩がロンドンの地図を見ていたら
「あ、それバクダットの地図?」と言って笑っていた。



2003年11月17日(月) 慌しい毎日

朝起きたら、ちびたが全身引っ付き虫だらけで帰ってきていた。
家中の窓を閉めていても、最近は自分で戸を開けることを覚えてしまったので、鍵かけ忘れたら、夜中に勝手に外出し、遊びまわっている。
これだからオスは!
朝からごしごし洗って、暖房つけた部屋に放りこむ。

ボスが帰ってきたので慌しい毎日。
と言っても、また来月ラスベガスへ飛んでくれるので、もう少しの辛抱。
ラスベガスのホテルを調べていると、値段に比べて、ホテルの値段が格段に安いのに気付いた。
カジノでもうけているから、宿泊や食事が安いらしく、2ドルで十分ディナーが食べられるらしい。
いいなあ、ベガス。

今日は昼から会議に入って議事録を取る。
暖房を高めに設定してしもたのと、刺激的な話題もないので、途中から眠くてたまらなくなった。
刺激的な話題・・・あるんだけど。
フランス本社が紙面を賑わせていて「日本での対応は?」なんていう電話も入るが、こちらは対岸の火事といったかんじ。

ぼけっとしているが、時々ボスから「今のミニッツに書いとけよ!」と急にふられるので、びくっとして目を覚ます。
あとはリストラや派遣社員の話題になったら、冗談を飛ばしてくる。
「年末の社内行事は派遣社員はいれてやんな〜い」
と言ってにまっと笑ったかと思えば、「うそうそ、みんな参加だよ〜」とまたにまっと笑う。

宴会なんてどっちでもいいっちゅーねん。

ところで、金髪外人男ってもてるらしいです。
社内の全然かっこよくない上に、性格で悪くて嫌われているらしいJ氏なども、結婚相手は取り巻きの一人、と聞いて驚いた。
あんなんでも日本に来たらちやほやされるわけー?
性格悪い金髪外人撲滅。



2003年11月16日(日) はじめてのJAF

GRAPEVINEって切なくていい。
年齢で例えるなら22歳の恋って感じです。

何事もギリギリにならないとエンジンがかからないタイプ。
昨日もオフィスに寄ってから関空へ出発しようとしたら、会社のガレージから車を出す方法がわからなくて焦った。
で、先輩に電話したりしてもたついていたら、けっこう時間が過ぎてしまった。
おまけに初めて使うナビに従って行ってみたら、湾岸線に乗りそこね、しばらく2号線でうろうろしていたため、ここでも時間を食うことに。
あー私の馬鹿馬鹿馬鹿
焦って湾岸線を最高140kmでとばして、空港の駐車場に入ったのが5時半。
ボスは5時着のフライト予定だったので、出口に出てくるのがおそらく5時半ごろ。
また怒られる〜と思って泣きながら空港まで走ったが、なんとフライトは3時間以上も遅れていた。
助かったといえば助かったが、3時間半なんて

ショック!!ショック!!ショック!!

結局お茶したりして時間を潰すことに。
8時半過ぎ、ようやく到着したボスに「まさか時間どおりに来てないよね?」と聞かれたが、着たっちゅーねん。
フライト会社のサイト見てたけど、3時間半も遅れるなんて表記なかったっちゅーねん!
ボスは電話しようと思ったが「君を朝起こすのもかわいそうだし〜」ということで連絡いれなかったらしい。
ボス、そういうときのために「留守電」ってものがあるのよ。
お疲れのボスに代わって帰りも運転したので、なんだがぐったりしてしまった。

つか、私仕事中心の生活したくないから「派遣でお気楽秘書」のはずだったのに、なんでこんな振り回されているの?
んもーーーー。

今日は今日で、駅までおじゃるを迎えに行こうと、自分の車を出そうとすると、「ゆーきやこんこん」という音楽とともにやってくる石油屋さんの車がうちの車を置いている空き地の穴にはまっていた
別の石油屋さんが応援にかけつけ、穴から抜け出そうとするも、深い穴だったのでなかなか抜け出せない。
私の車をちょっと動かしてくださいと言われたので、エンジンをかけるも、なんとバッテリーがあがってしまっていた。
仕方なくはじめてJAFを呼ぶ。
JAFのお兄さんはかっこよかった。
まず、穴にはまった石油屋さんを難なく引っ張り上げてから、私のバッテリーを点検。
なんとかがなんとかで、バッテリーをどうしても変えねばならぬと言われ、7千円のバッテリーを購入。

近所の人と相談してこの穴は深くてたいそう危険ということで、ご近所のWさんちに偶然詰まれていた瓦礫を皆でばけつリレーで埋めることに。
この交流を機会にWさんちは猫にひもをつけて飼い、室内ではフェレットが飼われていることが判明した。
もう少し話していたら、2Fで近所じゅうに聞こえる音でゆずみたいな曲を聴いていた息子さんの話も聞けたかも。



2003年11月15日(土) カラオケ再燃

ボスの飛行機が雪でキャンセルになったため、お迎えは明日となった。
ボスが当然のように「土曜になるけど迎えに来てくれるだろう?」と書いていたので、少し驚いた。
先輩の秘書さんが「それはあんまりだ!いやだって言ったほうがいいよ!」と怒ってくれる。
結局今回だけは行くことにする。
そもそも空港まで運転すること自体、派遣の契約内容と違ってるんだけどね。

東京から、中途半端な関西弁を喋るスイス人と、海辺の町で悪いことをすると船から海に放り投げられて育ったお姉さまが来ていたので、そちらの飲み会にも行きたかったが、久々にHじさんと歓談したく、三宮で待ち合わせする。
二人でまたカラオケ。
今日の選曲も恥ずかしい曲連打。
Hじさんは、TOTO、オジーオズボーン、トムキャット、EW&FIRE、ゴダイゴ。
サンタナはいやらしいから歌わないと言う。
確かになんかいやらしい。
私も負けじとa-ha、blur、ベイシティローラーズ、オブラディオブラダ。
一緒にウィンクを歌った。
ジャイケルマクソン「スリラー」を選曲するも、二人ともさびしか歌えない。
目標はスリラーをマスターすること。

Hじさんがキレイになっていたので、問うと、随分痩せたという。
ああ、やっぱり痩せるとキレイになるのね。
まだ少ない給料から、マイクロダイエットを注文した私は間違っていないのね?
と思ったが、彼女は、そしてカラオケの前に寄った餃子屋のお兄さんも、毎日水を2リットル飲んで痩せたという。
餃子屋を出るとき、お兄さんが背中越しに
「毎日水2リットルやでー」と駄目押ししてくれた。

夜中に駅のにゃんこを20分ほど探したが、今日は一族でルスだった。
悪い人にいたずらされていないか心配。



2003年11月13日(木) ハナ

昼休み、コーヒー用のクリームがなくなっていたので、コンビニに出かける。
レジに並んでいると、顔を覗き込んでくる人がいたので、不審に思って顔を上げれば、ワイン会社時代に同じ営業所で同期だったはなちゃんだった。
彼は5歳ほど歳上だが、同期ということで、私が売上の良いときは私が彼に対して不遜な態度を取り、彼の売上が良いときは彼が私に説教をたれるという、上下関係が売上に左右される関係だった。
当時「お前は失礼な奴」と説教されたことを忘れはしない。
今思い出したら消え入りたくなるほど、当時は恥知らずなことをしていたのも事実だけど。
私は私で、早く結婚したいという彼に「結婚なんてしたら人生終わり!」と総攻撃をしかけていた。

でもまあ彼には何かと相談にも乗ってもらい、お世話になった。
いつの間にか音信普通になり、会ったのは実に4年ぶりだ。

聞けば、なんとうちの隣の会社で働いているという。
世間は狭いもんだ。
車通勤であることが発覚したので、これから帰り時間があえば乗せて帰ってくれるという。
助かる〜。

明日は東京支社の豪快なお姉さまが出張に来るので、楽しみ。
酔ってトイレに入って、パンツ下ろしたまま寝ていた等、酒関係の逸話が多いひと。

そして関空まで運転せねばならない。
ボスには「ついでに野菜と果物も買っておいて」と言われた。
メイドさんとは言わないが、やっぱ芸能人のつきびとのようだ。
先輩の友達の秘書さんは、ボスの奥さんが行きたいツアーのために6時から並んだこともあるという。



2003年11月12日(水) おはよう週間

睡眠が6時間を切るとだめだな。
薬飲む前は一日2時間睡眠とかでよく生きていたもんだ。
今日は一日ガムをかみかみ目を覚まそうと頑張ったが、小さな失敗をいくつもした。
落ち込むが、やったもんはしょうがないね。
うっかり者なのは一朝一夕で直るもんじゃないし。
ただ、二回同じ失敗することだけは自分で許さないことにしている。

寒くなると駅の猫が寒そうでかわいそう。
ここに住んでいる猫一族はみんな鼻器菅炎持ちなので、寒くなるとみんなして鼻くそを鼻にこびりつけてすりよってくる。
汚くて可愛い。
最近はほかにえさをやっているおばさんやタクシーのおじさんとも顔見知りになった。
金持ちになって、猫らに猫ハウスを建ててやりたい。

朝無言で歩いていると、知らない人みんなに大声で「おはよう」を言いたい衝動にかられる。
私が政治家になった暁には、年に4回「おはよう週間」をもうけます。
この期間は知らない人にも目をそらさずに「おはよう」と声をかけあいましょう。

メールはもらうの大好き。書くの面倒。もらえるから書いている。
何故かこの人からメールをもらうと格別うきうきする、という人がいるのだけど、なんでか?と考えてみたら、こちらの話を上手にふくらませてくれるからだと気付いた。
聞き上手。
その人に書くメールはいくらでもいくらでも話題が出てくる。
上手に聞かれるからだ。
私もそうなりたいと思っている。




2003年11月11日(火) 付き人

今朝は留守中のボスの家に寄り、受付で預かってもらっていた郵便物を受け取り(レセプションでホールドしてもらっていたメールを・・と書こうとしてやめた。正しい日本語を使おう)家の中を点検。
相変わらず豪華なうちだわ。
どうせ空港まで迎えに行くことになりそうだから、ボスの車を運転して会社まで行った。
車だと楽。すごい楽。
本来車通勤は禁止らしいが、会社の近くの駐車場が1万2千円ほどと聞いて、借りたくなった。
渋滞で通勤時間が1.5倍かかっても、こんな体が楽なら考えてもいい。

しかし留守宅をチェックしたり、お迎えに行ったり、秘書というより芸能人のつきびとみたい。

今日は比較的仕事が早く終わったので、仕事中のおじゃるまるを呼び出してカラオケに行く。
妹とかおじゃるとかと行くときは、他の人の前で歌えない恥ずかしい曲を歌う。
ホール&オーツとか、ポリス、レッチリ、レニークラビッツ、オアシス、ユーミン(サビしかわからなかったり)を、不完全熱唱!
オフコースの「さよなら」CCB「ロマンティックがとまらない」ゴダイゴ「ガンダーラ」ははずせません。
一番気持ちよかったのは、ミッシェルガン「キャンディハウス」と小島麻由美「真夏の海」。
妹はおっさんによく「恋に落ちて」を頼まれるらしいけど、不倫の歌だからだな。

山拓が落ちて民主のイケメン新人(いやな感じ)が当選したのが激しく気に入らない。
山拓が愛人にエロ小説を朗読させているというセンスが、私はけっこう好きなんだけど、やっぱ世間には受け入れられないかな。
それにしても、愛人は財力があるなら作ってもよいと思うが、ちゃんと女を選ぶべきだね。
顔を出さずにリスクを負わずにべらべらべらべら、卑怯。モニカのが数倍ましだ。



2003年11月10日(月) アップリケ

スーツのスカート、アイロンを失敗して生地が少し痛んでしまったので(傷が数個ついてしまった)、直らないもんかと「服のリフォーム」店に持っていってみた。
ちょうど帰ろうとしていた店のおばちゃんに相談すると「これは無理よ〜」と即答。
「ほら、あれ買ったらいいヤン、ユザワヤとかで売ってる、あの、アップリケ!!クマとか牛とか可愛いのあるやんかあ」
とおっしゃるが、おばちゃん、これ私が持っている中ではかろうじて一番フェミニンなスーツなんですけど・・・。
最後はめんどくさくなったらしく
「若いんだから、模様だと思って着たらいいやん、ネ?」と説得されてしまった。

日本語の勉強も頑張っている会社のスイス人役員のBさんが、すごくいい人。
こないだドイツ語で話し掛けられたことを理解できず、ちょと傷ついて、最近もう英語でいいやっと英語で話していた。が、Bさんはおそらく私がわかるレベルのことはドイツ語で、複雑なことは英語で、簡単なメールはドイツ語で、とドイツ語の練習もしたい私を気遣って(多分)コミュニケーションを取ってくれるようになった。
こういう気遣いが身にしみる今日この頃。

家に帰ったら送っていただいた本が届いていたので、早速カレー食べながら読書。
ながら読みは幸せ。
群像の絲山 秋子さん「袋小路の男」が最高に気に入ったので、愉快な気分。
下の世話したい、と思うくらい主人公に入ってしまった。
ああ、本読むのは楽しい。

会社の人が定期をICOCAにしてたので、うらやましくってたまらん。
券売機を見てみたけど、定期はどうやって変えるんだろ?
デポジットとかいるのね。
早くICOCAにしたい。

アメリカ版マイクロダイエットを注文。
たぶんすぐ挫折。するのはわかってるんだけど。



2003年11月09日(日) 清き一票

選挙にはおかんと行ってきた。
おかんは行かないつもりだったようだが、誘うとお出かけ気分でウキウキついてきた。
投票所でもチョト変なはしゃぎ方をしていた。
昨日まで公明党に入れてくれ、という電話がしばしば入った。
昔ご近所だったNさん一家はわざわざ前日に遠方からうちを訪ねてくる。
公明党の人は努力家だな。
てか学会のひとか。

aikoってブスブスと言われているし、私も初めてみたときはなんて変わった顔した子だと思ったけど、いつのまにか彼女の顔には惹かれるようになった。
そこいらへんの美人とは違って、何て味わい深くて見飽きない顔なんだろう。

対照的に、一見そこいらへんの美人に見えるが、香り立つような色気があって一線を画しているのが麻生久美子
この人の顔も、メディアに出ていると飽きず見惚れて眺めてしまう。

女は肌と髪と歯さえ美しくしておけば何とかなると言ってる人がいたけど、私も特に肌はそう思う。
スタイル抜群で肌がぼろぼろなくらいなら、若干デブでも肌がつるつるなほうがいい。
勿論スタイル抜群で肌がつるぴかなら最高なんだけど。
こないだたまたまテレビで観月ありさを見たら、なんだか肌が荒れているのに気づいて、そればかり気になってしまった。

増えるホームレスと捨て猫
せつない。



2003年11月08日(土) 他人の生活

私は人と連絡を取りつづけることが得意でない。
年賀状ですら面倒だと思うし、飲み会よりも体調や一人の時間を優先させるようになってしまった。
単に時間のやりくりが下手でエネルギー不足なだけで、会いたい人、話したい人、手紙を書かなければとずっと思っている人はたくさんいる。
日常の雑事にかまけているうちに、そんな人たちと、段々疎遠になっていくことは寂しいことだ。
絶好のコンディションで会いたいと思っているうちに、月日は流れていく。

数年ぶりに、アメリカに住む友人Bから電話をもらった。
驚いて、何度も名前を聞き返してしまった。
最後に連絡をとったのは、彼に二人目の子供が産まれて、写真を送ってもらったときだっけ?
彼の上の娘さんが、私は大好きなのだ。
友人Bは声のトーンが低く、酔っているようだった。
やあひさしぶり。
私の近況を聞く声も、ヤク中患者のように震えている。

なんかあるな、と思ったら。
彼の必死の努力にもかかわらず、奥さんと家庭内別居状態。
そしてたった四ヶ月のうちに三人もの友人がなくなったらしい。
かなり参っている様子だった。
小声でぼそぼそと喋るので、実はほとんど声が聞き取れなかったが、かろうじて今しんどい状況にいるということがわかった。

私はといえば、12時前に飲もうと思っていた眠剤を口に入れてしまったので、ふらふらしていた。
おかげではあ、とか、ふう、とか息のような返事しかしていなかったと思う。
が、これだけは言わなくては、と思い、
「これからはとにかくいつでもどこでも、誰かが必要なときは電話してくれ」とはっきり言った。

数年疎遠でいようが、私はこの人に恩があることを決して忘れてはいない。
損得勘定抜きで、まるごと人として受け入れてくれた相手に、私はどんなお返しができるだろう。

飲み歩いて馬鹿騒ぎできるのも友。
それが出来ないなら、せめて苦しいときに少しでも助けてあげたい。
B君、苦しいときに電話する相手として選んでくれたことを、とても光栄に思うよ。



2003年11月07日(金) わき毛

今日こそAちゃんを食事に誘い出そうと、昼間勇んでメールを打つも、ボスに頼まれているプレゼン資料がだらだらと時間がかかり、結局随分残業になったため断念。

食事を断念して、下のフロアの人たちが何かのお祝いでビールを飲んでいたので少しお邪魔して、おすそわけしてもらった。
私が働いている階はマネジメントなので、しーんとしているが、営業部はにぎやかでわきあいあいとしている。
陽気なおじさんが多くて楽しかった。

何故か「女性」と言うときに、「腋毛をそるようなジェスチャー」をするおじさんがいて、かなりつぼにはまった。
「XXさんはむっつりすけべだから」とお互いに小学生のようなやりとりをしているおじさんもいた。
業界的におじさんの花園というかんじ。
おそらく、今まで働いてきた会社で一番平均年齢が高く、男性率も高い。
おじさんは、動くおもちゃみたいでかわいい。

仕事が終わってから、おじゃるがつかまったので、尼崎で居酒屋に行く。
チーズを揚げたつまみが食べたくてしょうがなかったが、夜中に高カロリーということでかろうじてあきらめる。
おじゃるが仕事で会った社長は、
車の運転をしながら育毛剤をじぶんでふりかける豪快な人だったよう。

ふと久しぶりに読もうと、春樹たんの「風の歌を聴け」を買った。
ほんとうに憎らしいね、村上春樹は。
巧い。会話にひきこまれる。
誰にでも書けそうに見せておいて決して誰にも真似できない、最初から村上春樹は村上春樹だったのだな。



2003年11月04日(火) ダライラマ

数日間新聞も読まずに、テレビも全然見ていなかったら、すっかり世間から取り残されており、会社の人にあれもこれも知らないの?とびっくりされた。
尊敬するダライラマの来日も今朝の新聞ではじめて知った。
TVのコメンテータのおばさんが、「チベットへ登山客が入ると、現地で中国人がチベット人に対する、昔の人種隔離政策のようなことが行なわれれていることに、皆一様に驚く」と語っていた。
マルコムXはあらわれないか。

会社の人が「北の国から」がまた再放送するというので、早速ネットで検索をかけてみた。
したら「北朝鮮旅行のレポートです」なんてものがかかって驚いた。
そっちの北の国じゃないのよね。

秘書兼広報の先輩、上司奥さんのメイドさん(外国人)が銀行口座を作りたいということで手伝いをさせられていた。
ただでさえ忙しい人なのに気の毒。
印鑑がないので・・と信用金庫に電話すると「適当なものでいいです」と言われたそう。
「極端な話、田中さんが小林さんの印鑑を使っても口座は作れます」と案内されたそうで、仰天していはった。
結局100均で適当なはんこを買ってしのいだらしい。
じゃあ一体なんで印鑑がいるの?という話になるんだけど・・・・



2003年11月03日(月) 王将

★週末は新聞すら読まずに遊び呆けているうちに終わった。
連休三日間のうち、二回も王将に行った。
天津飯さえ食べれれば幸せ。
天津飯とやきそばよりうまいもんはないね。

★三宮は何故こんなずぶぬれのトラの人が多いのか?と不思議がっていた世間知らずの私たちであるが、帰りにタクシーのおじちゃんに聞いて初めてパレードが今日であったことを思い出した。

★妹は家族から見ても、こんなに気が強くなりつづけていいのか?と思うほど、近年気が強くなってきている。
しょっちゅう会っていると慣れるが、今日は久しぶりだったので、驚いてしまった。
姉として、そんなに自分の意見や価値観を押し付けてどうするよ?と思うが、これも私の意見の押し付けか?と思い直してケンカするのはやめにする。

★洋服や化粧やバッグや靴に神経を使って、良いものを買うことに執着している人は、なかなか努力家だなあと思うが、それが女性として一番大切なことと主張されるとげんなりする。

男にもてるため?

それなら、ろくすっぽ化粧もせず流行おくれの服を着て、全然TVも見てないのに、何故か男からもてまくっている人に会ったことがある。
髪の巻き具合にこころを砕いている女性たちからは感じたことの無い、不思議な色気があって、なんだかぞっとした。
彼女を悪く言うことは簡単だ。
美しくない。お洒落じゃない。センスがよくない。さらには性格もよくなかったリする。

でもなんだか否定できない、ものすごい人をひきつける魅力がある。

足の先から頭の先まで完璧にお洒落した女の子たちの群れを見ると、彼女と柳美里とブコウスキーを思い出す。

★ただ、ひたすら自分が気持ちよくあるために、良いものをもとめる人はうらやましいな、と思う。
こういう贅沢はできるようになりたい。

★自分は?というと、最近はただもうひたすら面倒くさい。


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もんすん [MAIL]

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