もんすん日記

2002年07月30日(火) 台湾と陳さんと85歳

部屋で転んだ拍子に、ヘッドフォンのコードがまわっている扇風機の羽根にからまって、はずすのに30分くらいかかった・・・・。

7/26〜29までHじさんと3泊4日の台湾旅行へ行ってきた。台湾は思った以上に楽しいところで、住みたいくらい好きになった。人々も香港より商売っけがなく、のんびりしていて愛想がいい。
呑気なうちらは間違って老人用の椅子に座ってかき氷を食べたり、ガイドブックにのっている店に行ったら閉まっていたり、ご隠居のおじいさんを誘って観光に行ったり(ガイドしてもらった)「何歳ですか」と哈日族の女の子に聞かれたりした。ショウロンポウは信じられないほど美味く、タイの椰子の実ジュースは薬のように甘かった。写真もUプしました。

日程をまとめてみる。

7/26 関空から台北空港へ
自由プランだが送りむかえと強制免税店観光はついている。ここで金を落とすことが重要だ。(エージェントにとって)わかってはいたが、お茶をちょこっとだけ買ってまさにお茶を濁す。ガイドの張さんは自分の給与からマージン率までばらしてしまう、根っからの正直者だ。金府大飯店へ到着後、地下鉄にて龍山寺に移動、寺の前で白玉、あずき、杏仁豆腐がたっぷり入ったかき氷を食べる。寺の前でみんながちっこい椅子に座っているので真似したら、じろじろ見られる。よく見るとその椅子は「老人様」。Hじさんと頭をかきながら龍山寺を拝観。みようみまねでお参りする。歩きまわって夜は大衆食堂でタンツー麺と水餃子。辛くてウマイ。お給仕の男の子がキュート。

7/27 陳さんと観光
太極拳を見に、朝から中正記念堂へ。わたしが寝坊したため、期待していたはつらつごお老人は少ない。品川で高松宮殿下にゴルフを教え、北極や北朝鮮、アラスカにも旅行歴のある陳翁を誘って、金山へ。バスで一時間くらい山道をぐるぐる。死にそうに気持ちいい。陳さんはさっぱりした面白いおじいさんで、色んな人に話しかけ、コンビニに入ったかと思うと、いきなり新しいポロシャツに着替えたりしていた。クレオパトラの岩がある海辺で水遊び。暑さでくちをぼおっと開けた観光客がたくさんいた。タピオカ茶はタピオカがたくさんはいっていて、ウマイ。陳さんはさっぱりしているので、お別れのときも「じゃ」と言うだけで振り向きもしない。とてもいいひとだった。長生きしてもらいたい。
夜は台湾のおされ居酒屋へ。しかし、居酒屋店長はコンビの小さいほうみたいだった。ビールを飲んで夢見ごこち。Hじさんに人生相談したうえ、ぱんちゃんへの愛を暑苦しく語る。恥ずかしい。
台湾の男の子は肌がきれいで、かっこいい。かなりこのみ。

7/28 占いと林田桶店
町遊びすると決めていたので、ガイドブックを見てお茶屋さんや桶屋さんへ。ウーロン茶梅がうまい。朝ご飯にピーナツバターを具のようにぬりたくって食パン2枚重ね特製品をたべたのに、すぐにジェラートダブル、そのあと、ショーロンポーで有名な「鼎泰豊」へ。うまい!噂にたがわずウマイ!
その後台湾のおされ地区天母にゆくが、ショッピングエリアは日本のものでいっぱい。台湾のおされ小物はあまり見つからなかった。残念。ひらいけんの曲がよくかかっていた。その後、地下鉄とバスを乗り継ぎ、占いで有名な行天宮の地下へ。いるいる、占い師さんがいっぱい〜。Hじさんとわたしは別々の師に見てもらう。四柱推命は生まれた時間が必要なんだけど、聞いてくるのを忘れたので生年月日だけで見てもらったのが残念。わたしが見てもらった先生は計算の結果やアドバイスを紙に書いてくれ、新説!「晩婚すれば、夫は重役になり、あなたは得している」「一生借金の保証人にはなるな」「寿命は85歳で子供は男二人」などのアドバイスをもらった。しかしHじさんなどは社長夫人になるのだという。いいなあ。わたしはあんまりお金がたまらないので、一生働いたほうがいいらしい。えへへ。
その後、町をうろうろして、ハムタロウのハンケチを買い、ホテルにかえってバタンキュー。

7/29 帰国
関空についてから、宇宙レストランにて二時間ほど、Hじさんと反省会。今回の旅で一番こころに残ったのは、「林田桶店」の店主とその息子の力ない笑顔だった、という意見の一致を見た。「桶おおきいですね」と間抜けなことを言ってしまったわたしである。なんとなくヨメに行きたい。

今度は観光地でないところも行ってみたい。台湾に一年くらい住んでみたくもある。ああ旅は愉快だ。





2002年07月25日(木) 南風と台風

ほぼ毎朝「JRの改札に地下鉄の定期を」、「地下鉄の改札にJRの定期を」入れてしまう。うしろの人に「すいません」を言うのが日課になっていて、「すいません」がますます口癖に。やな口癖よな。

とうちゃんは極度のケチで、小銭にはうるさい。今朝どうしても外に牛乳をとりに行ってくれなくて「腐ったらお金がもったいないよ」と言うと、飛ぶように取りに行った。やっぱ家族でさえもお金。

うちの市も住基ネットから離脱しないかな?なんとなく。

明日からやすみをとってHじさんと台湾なんですが、万一台風で飛行機が飛ばなかったりして日がずれたら入国できないかも。パスポートの残が6ヶ月いるんだけど、まさにぴったり6ヶ月でぎりぎりなのだ。「余裕でしょ」と思って事前にチェックしなかったら余裕どころじゃなかった。しかも気づいたときには更新もぎりぎり間に合わないというタイミングの悪さ・・・。でも入国拒否されたらそれはそれでカッコイイねとHじさんが言ってくれたので、よしとするか。でも多分大丈夫な予感。
しかし最初は8月始めに一人で中国いこうか迷っていたので、そうなっていたら入国できなかった(中国も6ヶ月だっけな?)わけで、ほんとにアフォだ。

強制送還といえば昨日母と口あけて「ハンミちゃん一家〜韓国に亡命までの地獄の何千日」(とかいう雰囲気のタイトル)を見ていた。彼らを支援していた韓国人の男性の存在を初めて知った。マスコミを手配したのも外科医の格好をした彼だったとは。私財なげうって亡命の手助けをしているらしい。強制送還になるくらいなら・・・と国連へかけこんだ家族がねこいらずをかばんにしのばせていたのがいたたまれない。「今日はねずみがとれてラッキーだ。ヘビを食べなくてすむから」という子供の話を聞いて、ずんと沈んでしまった。恐ろしい国だよなあ、なんとかならんか北朝鮮だけは。しかし日本総領事館よ・・・
日本人よ・・・(もちろん自分含む)かな。

久々にYさんとランチにいこうと言ってるが、歩いて5〜10分のとこなのに「おばばだからしんどく歩けない」「車(アルファ☆ロメオ)出すから車でいこう」とおっさる。



2002年07月24日(水) うだる

暑さのため不眠症が酷くなって、もう全然眠れないよ。
メラトニン持続タイプ2錠(普段の倍)、安眠サブリミナルCD〜波の音〜、養命酒2杯でやっと眠っている。そして朝起きるときだる〜い。

ボーっとしていたため、きのう原付で駐車場を出るとき、自転車のこどもと軽くぶつかってしまった。心臓止まるかと思ったよ。左を見なかったわたしが悪い。後輪にコンと軽くぶつかっただけで子供には全く当たっていないんだけど、それにしても子供は「すいません」とか言いながらさっさと行ってしまう。
「だ、だ、だ、大丈夫ですか〜?大丈夫ですか〜?」
と、引け目のため、ちっちゃい子に敬語で呼びかけてしまったけど、健やかに軽やかに自転車で去ってしまった。

何ともなくてよかった。万が一スピードを出しててよそさまの子供を傷つけることがあったら、と考えるとますます眠れないよ。車に乗りたくないのはそのせいなんだけど、原付ごときでも人を傷つけるかもしれない、と改めて知った日だった。気をつけよう。



2002年07月23日(火) 今日のちび夫



おもちゃデジカメche-ez cubeを購入。
わかっていたことだけど、あんまりちゃんとした写真はとれません。
でもいつでも持ち歩いて写メイル代わりに使うのだ。



2002年07月22日(月) コミュニケーションブレイクダンサー

洗い物がたまっていたので、とうちゃんに「わたしやるよ」と言うと「俺のほうがうまいからいいわ」と断られた。

仕事で進路を決めかねていたのもあり、昔から神戸にある胡散臭い占いセンターみたいなところに、ついつい入ってしまった。
やはり占いというものは、3割信じて残りの7割ネタとして楽しむべきだと改めて悟る。当たらない〜とかいうんじゃなくて、突拍子もないこと言われるのでまじで面白いのよ。
今日いただいた摩訶不思議なおことばは、
「あなたは前世でヨーロッパ人だったんだけど、とにかくスキなことをよく勉強した人で前世時代の蓄えがあるので、今世ではあまり勉強せず活動したらよい」とのことでした。マジですか?と聞きそうになった。そっか、勉強しないでいいんだ。あとイタリアに行くよう勧められた。
彼女によると9月にフランス行きの航空機が落ちるらしい(テロ)。フランスに行くお友達には言っといてあげたら?と言われた。
「どんな風に見えるんですか?」とか「当局に連絡しないんですか?」と思わず言ってもた。これは当たらないことを祈る。しかし面白かった。

その後O女史に会う。彼女はスゴイ人なんだけど、何時間か喋ると神懸ってくるので大変だ。2人続けて前世がどう、とかいう話を聞くと、どうしてもお腹いっぱいになってしまう。人の話を聞くのはもともとスキなんだけど、(相手が全く同じ考えだとみなして)自分のことばかり話してコミュニケーションが取れない人は疲れてしまう。O女史は今日はそんな状態だった。わたしが疲れていることをさしひいても。他人だから見えることをいつも伝えたいと思うんだけど、コミュニケーションのし方が違うから、いつも躊躇してしまう。

夜おじゃる、Hじさんとお話してやっと人間界にもどってきたかんじ。



2002年07月21日(日) 植物的

うちの近所のワンルームマンションが広告に出てたけど、なんと、共役費込みで2万8千円(8畳ロフトつき)だった。安い!安すぎる!確かに不便とはいえ、ちょっとした田舎であることを再確認。

以前からそうだったけど、土日は一人で思いつくままぶらぶら過ごすことが多い。
予定を決めるのが苦手で、人と会いたくなると突然電話して今からどう?と誘ったりもする。ただ、予定をビシっときめるタイプの人には「来月2週目の土曜はどう?」って返されて、少し萎えたりして。まあそれが普通なのかもナ。一ヶ月先の週末の予定がびっしり詰めているのは、単にすげえなあと思う。

O女史に「英語で電話があったけど、わかんないから電話して!」と言われる。電話するとアメリカ人の女のコだったんだけど、とくに用事はなく、パネル展に感激して電話してきたらしい。
「あなたたちは素晴らしいワ。動物達のためにこれからも頑張ってほしいって言いたかったの」って。頑張ってない、しかも最近テンションが低いわたしが電話してしまったため、話が盛り上がらずに申し訳なかったな。久しぶりに英語を喋ったので全然言葉も出てこなかっくって、アフォみたいに照れ笑いしてしもた。勉強しなきゃあ。

今スキな顔は元ちとせさんとつじあやのさんです。つじあやのさんはクローバーみたく、元さんはアロエみたい。顔も声も植物的で非常に好みです。ミュージシャンでたまらなくスキな顔は昔から小野リサと大貫妙子。あんな笑顔ができる人はそうそういない。100%ヘテロセクシャルには違いないが、TVや街で見るのは女のほうがずっとすき。



2002年07月19日(金) 東京

倫理感占いオモロイ。わたしの笑いのレベルは雨上がりのショボイ方なみだって。

東京は自分にとって、「たまに行く刺激的な場所」という位置付けでずっとあってほしい。例えば沖縄とかに住んで、シーズン2回洋服を買いに行く。しこたま買いこんで「楽しかったけど、住むとこじゃないっちゃ〜」とか空港でジュースのみながら言いたい。(沖縄人じゃないくせに)まあ、兵庫でもいいわけなんだけど。
東京の何が気に入らないかと言って、あんな小さい土地に人口が集中してるのがとにかくよくない。そういえば、人類はその昔皆同じ言葉を話していたが、ひとつのところに固まってしまうので、神様が「言語」に種類を与えて言語ごとに別々の土地に住むようにさせた、という話が聖書物語にあったな。
それから大嫌いな石原慎太郎が知事よ?水も汚いし人も冷たい。かもしれない。

「時間がない」んじゃなくて「立ち止まってばっかりいる」ていうのが正解。

「ネットアイドル」で検索するとオモチロイ。いろんなアイドルがいて止まらん。すげえのもいるよ。



2002年07月18日(木) WAR IS OVER! IF YOU WANT IT - JOHN&YOKO

koriwaさんとNO MAN'S LANDを観に行った。

この作品には何時間でも惜しみなく拍手を送り続けたい。ゆっくり映画を、という気分は吹き飛ばされて、気がつけば緊張してはらはらとスクリーンを見守っていた。ラストがあんまりだ。
パンフレットを読んでいると興奮がよみがえってきたので、即効で日記をしたためることにした。歯がゆい苦しい切ないといったものいいは言葉にした途端そらぞらしくなる。(切ない胸がつぶれるなどと言いながらわたし酔ってる?と気づくとああ史上最悪のクソだよ!)でもそういった言葉が指すものに似た感情で、胸がいっぱいだ。この映画に出会ったあとで私は何をどう選択していけるだろう?選択できるという贅沢を放棄してはいないだろうか?
そして何故不必要な場所に戦争や殺戮はあるのだろうか?一体誰がもってくんのか?
「傍観することは加勢することと同じ」まさに。
あいつ終わってる頭悪い役にたたねえとか言われてもいいから、当事者として死にたい。

しかしこの映画に対する小沢健二のコメントをみて、小沢健二は正直アホだと思った。著名人のコメントの中でも群を抜いてアホである。それとも、わたしにオザケンのユーモアが理解できないだけ?もしかしたらオザケンはアホだからすごいのか。逆にムーグ氏のコメントはよいな、と思った。しかしビームスとかハーパースバザールとか、この映画はもしや「おされ映画」に位置付けされてるの?

パンフレットにボスニア紛争についてまとめてあったので、電車で読んだ。勉強不足を実感。

関係ないが、今でも「ベッカムヘア」にしてる奴をみるとむしょうに腹が立つ。ああ狭量。



2002年07月17日(水) やっぱりお金

ちょっと奥さん、養命酒って効くみたいよお。
寝起きはいつもどうり悪かったものの、ぐっすり眠れて体調もすこぶるよい。
仕事やるきもちょっと生まれてきた。

しかしこれだけではないな。今朝、どうせ入らないと思っていた退職金を、恐らくもらえるだろうと社長から聞いて、かなり機嫌がいい。と、いっても2年の計算になるからごくわずかなんだけどね。でも、もらえないと思っていたものがもらえるというのはかなり嬉しい。いいかげんな社長のことだから、何度も念押ししとかねば。
やっぱ世の中金です、しかもわたしに未来への投資計画なんてないからね。
目先の金、金、金ですわ。今ほしいものが買えたらいいの。側面的に精神的に支援してくれたぱんちゃんに「猫タワー」をかってやりたい。

イタリアからM氏がB氏と共に来日。この人にわたしはメールで文句を言った事があって、一度電話で話したからもうなんとも思っていないんだけど、M氏はしっかり覚えていた。
握手のときに、がっしり手を握ってまっすぐ目を見て
「僕は君にイタリアへくるなといったわけじゃないんだからね、それだけは信じてね」と。「日本人はサル」と言いまくっている裏表のある人で有名だが、こんな小娘が言った一言を覚えてくれていたのは嬉しかった。



2002年07月16日(火) へたれカミングアウト

へタレの代表選手みたいなわたしは、とにかく遊園地とかアウトドアスポーツとか、宙に浮いたり不必要にまわってみたり急転直下する乗り物や器具が怖くて大嫌い。ジェットコースターなんて喜んで乗っている浮かれた人は信じられないね。
わたしなんて数少ない経験はあるけど、毎回乗りこむときに死ぬ覚悟で乗って、無事地上に戻ると手を合わせているよ。
先月から親会社のおねえさま方が「ラフティング」なるスポーツに誘ってくれて、今週の土曜日をワクワクして待っていた。何せ「それなあに?」って聞くと「川くだり」だっておっしゃるんだもの。もう、桃にのってどんブらこって感じだと思っていたのだ。でも実際はこういうかんじのけっこう獰猛なスポーツであると今日初めて知った。そのうえスポーツ派のおねえさま方が選んだのは日本で一番の激流かつ難所徳島の小歩危というところ。
ヘタレのわたしは「急流すべり」でさえも心臓バクバクであることをカミングアウトして、今回はお断りしたのでした。あーせめてもうちょっとゆるやかな川だったらナア。

どうも毎日疲れぎみ。とうとうこれに手を出しました。たしかОさんが効くって・・・・。

春樹タンのアンダーグラウンド、面白い。普通のひとの話を聞いているほうが、小説の何倍も面白い。わたしは疑似体験のために小説を読むのだということに気づいた。



2002年07月15日(月) キャンプの思ひで

僕の短所をジョークにしても 眉をひそめないで

そうさ僕らはエイリアンズ 街灯にそって歩けば ごらん新世界のようさ
(エイリアンズ by キリンジ)

こないだJJかCANCANに載っていたHITOMIさん(アーティスト26歳)の休日の過ごし方)。原文ないので、記憶に頼って書きます。

AM10:00〜スポーツクラブで汗を流す(スタイルを維持するためにはやっぱり)
PM 1:00〜ショッピング(女の子だもん、ショッピングはいつでもOKよ)
PM 3:00〜ほっとできるカワイイカフェでお茶しながら、お気に入りの絵本を読むの!(癒しの空間だね!)
こうやって休みの日は一日「女の子」することで、また明日からは「アーティストHITOMI」に戻れるんだ!

・・・・・とのことです。

この記事をジムの体重計に乗っているときになんとなく思い出した。

しかしスポーツクラブのお風呂の更衣室は、キャンプのそれみたく、ちょっと饐えた匂いがする。キャンプみたいにドラム缶風呂にまた入りたいな。ドラって書いたところで思い出したのは村上龍。(運動したら頭の回転が速くなってきたみたい。)
でもキャンプはそれほどスキではない。キャンプリーダーのお姉さんに作ってもらったお好み焼きが生焼けで、悪いと思って言い出せず、生焼けのまま食べたのがちょっと切ない思い出だ。お兄さんが焚き火を囲んででかい声で歌う歌が、少し気持悪かった。お兄さんの背中越しに萌える炎は弾けてきれいだった。



2002年07月14日(日) 世の中はお金

毎週言ってる気がするけど、今日も14時間くらい寝てしまった。昼歯医者へ行った後、掃除をして運動しにいくつもりだったが、ちょっとだけと言いつつ夜8時まで寝てしまった。散らかしてゴミダメのような部屋で夜8時に起きるのは、なんとも空しい。

仕事が10月で終わりになるかもしれない。引継ぎする部署が9月に東京へ移る関係で、引継ぎを早めることになるよう。年末の決算は引き継ぎきれないので、一応私がしなくちゃいけないんだけど、引継ぎをした後2ヶ月も役割がないのも苦痛なので「じゃ、10月で辞めたいです」と意思表明しといた。言ってからちゃんと「解雇」扱いになるかしらん?と不安になったけど。
いっそ早く辞めたい辞めたいと思っていたけど、いざ10、11月から収入がなくなると考えると不安だな。でもこれも本決まりじゃなくって、どうも親会社に振りまわされっぱなし。会社にはそれなりに愛着があって、引継ぎも決算もキチンとしてから終えたい、と思っていたけど、もうどうでもいいや。

・・・なんてスッカリしめっぽくなってしまったが、ガンバロー。広い世界をみますよ。楽しいこともきっとこれからいっぱいあるのだよ。




2002年07月11日(木) Y氏の恋愛話

寝不足で尖っててイライラしている。イタリア社のOさんが来阪していて、おとといは二人で、昨日は取引先のY氏もまじえて食事に行った。
このY氏、30代既婚者だが、「3歩歩けば女と出会う」というかんじのかなりの恋愛体質で、おかげで昨日は4時間みっちり恋愛の話題。あーしんどい。わたしも頑張って(無理やりテンションあげて)ネタを探して話したけど、恋愛暴露話みたいなのは実はすぐに飽きてくる。それに過去のこととはいえ、相手をネタにしてしまったことを後悔したり。どっちかといえば気の合う友達としんみり話したいな。

それにしても大人げなく、わたしはこのY氏にムカムカしている。他人事なのに何が気に入らないかといえば
「主婦の奥さんがいるけど、耐えず別の女性と浮気をしていて、奥さんは知っていて見て見ぬフリ。でも奥さんは絶対的存在で、女性の優劣はつけているので、家庭内でもめごとはなし。子供に対しては勿論満点パパ。浮気する女性に対しては深入りはしないが、常に彼女がいないと不満」という彼の考え方か。
それを説明するY氏の顔が晴れ晴れとして妙に明るいので、ますますムカツク。スポーツかよ!こんなある意味古風な結婚生活というのも久しぶりに聞いた。いや、「不倫ハンターイ浮気ハンターイ」って他人のことまで口出ししたいんじゃなくて、こんな結婚て絶対いやだなあ、と個人的に思うだけです。

とりあえず、Y氏には、昔ナツカシH社の頃、ちっこい部長が言っていた台詞をもらって、
「いつかYさんはほんとの恋をしますよ」と言っといた。(←もちろんいばりくさって)あーヤダヤダわたしも。

しかもJRの終電があるので、一人でさっさと「じゃ」とか言ってタクシーまで走って帰ってから「あ?まずかった?」と気づいたが、O嬢がそのあとY氏にホテルまでついてこられて大変だったそう。あの男はそんな話をしたその日に!!要注意人物じゃ。



2002年07月07日(日) うぶ毛の成長記録/てらこや

前から気になっていた地元の喫茶店「てらこや」に一人ででかけた。あーもう大正解。古いものの匂い、アラゴミから拾ってきたようなソファーに座ったご主人のおじさん、魚の水槽、大きな犬、何故かすもうとりの写真。入った途端筋肉が弛緩して、美味しく「チベットミルクティー」をいただいた。
相撲取りの写真を指差して「あれご主人ですか?」という小ギャグをかまそうと待ち構えていたけど、おじさんさっさと犬の散歩にいってもうた。また来よう。
住むならやはり少し田舎ですね。喫茶店が空いていて一人でも気がねせずに入れる、あまり人のこない喫茶店でもやっていける。先日東京勤務できるか打診されたけど、やっぱり東京にはすみたくねーよ。

夏は髪だけでなく、体毛が伸びるのも早い。

もし、(仮)フジイフミヤとかが鼻ほじりながら適当なくだらん曲をつくって、その曲を有難がって涙して聴く中高生がいたら、その中高生は特に不幸ではない。鼻ほじって適当に曲をつくってしまった(仮)フジイフミヤの方がむしろ不幸である。(※フジイフミヤさんには特に感慨なし)

「時間がないという言い訳を徹底的に止めよう」キャンペーン実施中
自分でも呆れるからね。そう言っている相手が「一日27時間持っている」人でもない限り、「私は時間の使い方がヘタクソです」と言っているにすぎない。
本当に一日をフルに動き回って、「残念だけど時間がないんです」と申し訳なさそうにしてる人に、こっちが申し訳ないので。
結局のところ、優先順位をいかに把握できるかなのだな。

The smithsの "There is a light that never goes out"は何度も言いますが名曲です。

ホウ酸団子の効果で、ゴキブリが激減。久々に(と、言っても2,3日ぶり)見ると珍しく、猫と眺むる。



2002年07月04日(木) パンツ/占い師

夕方社長の"超面白い、かつ、こずるい雰囲気も持つお友達"(多分40代)が遊びにきていて、いつものように5分くらい間をおいて「コーヒーでいいですかあ?」と聞きに会議室を覗いたら!なんとそのHさんはいきなり人の会社で着替えていた。パンツ(トランクス)をばっちり見てしまったよ。 爆笑!!なんで突然よその会社の会議室でズボン下ろしてるの?普段から笑える人だけど、今日はかなり爆笑した。
大体社長とHさんは、毎日3回も4回も連絡をとっていて、つきあっているみたいでおかしい。

W杯の韓国騒動で一番滑稽だったのは、普段、
「差別はダメ。日本人も韓国人もお互いに理解しあって仲良くしなきゃ」とか言って、それ系の本TV映画で感動してたのに、サッカーのあと急に"韓国大嫌い"にシフトしてた人。「タブーを乗り越えて語らねばいかん」、とは思うけど、こういう人って安易だなーと思ってしまう。理解できないもん嫌いなもんは、理解できない嫌いでいい。でも「理解しなきゃ」と言ってた「国民性」だよ?

なんでこんなことする男と同居するんだろう。こういう記事を見るとほんとにカッカしてしまう。自分の子供くらい守れーー

昨日地元の駅近くに珍しく占い師が座っていたので、なんとなく気が向いて見てもらった。占いなんて何年かぶり。仕事の相談をするが、主に健康面や性質の話になった。以外に当たっていた。彼の話によると、私は本来「素直で明るい性質」らしいが、女系家族のためかなり頑固者であり、血の循環も悪いらしい。とにかく「女系家族」を繰り返し、「あんたのとこは父方も母方もとにかく女が強く癖があるから、女らしい性格からはほど遠く、そのため優柔不断な男ばかりが寄ってくる」らしい。そうなのーーー??でもちらっと手を見ただけで「妹さんがいて彼女の方が活発でしょ?」とあてられると、たいしたもんだ、と思う。




2002年07月02日(火) 花束とゴキブリ

取引先の部長が親会社に戻ることになった。こんな頼りない私とも仲良くしてくれた人達なので、何かしたい〜と思い、花とお菓子を持って訪問することを思いつく。花屋にも電話し、スタンバイOK。夕方はいると言っていたので5分おきくらいに電話するが、打ち合わせで帰社せず、7時まで待って寂しく帰った。
演出を考えれば考えるほど、こけたとき寂しいね。。。。。。

ここのところ毎日ゴキブリに遭遇するんだけど、毎日ってヤバくない?母親に「何か対策してるのか」と尋ねると、ホウ酸団子もホイホイも殺虫剤さえも買ってないという。「動物がいる家はゴキブリたくさん出て当たり前。今日も家の前で何匹も運動会してたよ」と素知らぬ顔で言うので、ようやく自分でホウ酸団子等買ってきた。さて撒こうとした瞬間、早速居間ででっかいのに遭遇!ぱんちゃんが転がして遊んでいる。
そういえば昨日Kっちと久々に喋ってゴキブリの話をしたら、
(↓以下食事中の方はごめんなさい)
「寝ている間に口に入って、朝起きたら口が卵だらけだったらどうする?」だの
「耳がガサガサするなーと思って触ったら、ゴキブリの触覚だったらどうする?」
だの嬉しそうに喋っていたな。

しかし何故ゴキブリってこうもみんなに拒否反応おこさせるのだろうね?図らずも、ゴキブリさんを殺すときに頭で流れるのは
「おけらだーって、かえるだーって、あめんぼだーーってーーー♪」というあの曲なのデス。なんで、ゴッキーは嫌われて殺される運命なのかな。
わたしも昆虫などは全然嫌いでないのに、やはりゴキブリと蛆虫はだめだ。でも考えてみれば、自分や友達が来世でゴキブリや蛆虫に生まれ変わらないという保証はあるのだろうか。マザーテレサが今生ではちょっと間ゴキブリになって生まれ変わるということはないんだろうか?輪廻の思考からはかけ離れているが、けっこうシャッフルされている気がする。
と、アフォなことを考えている間に、また一匹逃げてしまった。


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