ある大学院生の日記

2006年03月31日(金) 修了

長らくご愛顧をいただいてきたこのenpitu日記サイトでございましたが、うすうす感づいている方もいらっしゃるように、僕自身がこの3月に学位を取得し、4月からは某教育研究機関に就職する関係上、「大学院生の日記」というタイトルと齟齬が発生することとなっております。気がつけば9万hitを越え、学会や職場で「あの伏字はいったいなんであったのか」と詰問を受けるほどにご愛顧をうけてまいったところではありますが、(休学期間を含め)7年間にわたる大学院生生活が終わってしまった以上は、ここでの更新もいかにすべきか、といったところでございます。

思い起こせば、浅野の農学部キャンパスの総合研究棟にいたころから……(回想シーン3分)。

さて、タイトルの部分が、見ている日記の部分に応じて「大学院生の日記」と「講師の日記」に切り替わってくれるようなオシャレな仕組みにでもなっていればよいのですが、それを考える千恵も……じゃない(Tくん、見てる?)、知恵も時間も元気もない今日この頃でございますので、いましばらくはこのサイトはこのままということにいたします。なお、OCNのほうでこっそりブログを開設したりしておりましたので、職場内ニート改めSPDイガグリキングくんとともにうじうじとやっていきます。たぶんやっていくとおもいます。やっていくんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。といったところで。じゃあまた。



2006年03月23日(木) 学位伝達式のコスプレ

指導教官は知らなかったようですが、無事に学位が取れました。よかったよかった。

本学では数年前からアカデミックガウンの着用が可能になったため、半数とまではいかないまでもかなりの人がガウンを着ていて、それはそれでなかなかよろしいのではないかと思います。学位や研究科によってちょっとずつちがうみたいですが。

お世話になった先生方にお礼参りにいったのですが、なんというか各先生なかなか反応がちがってておもしろかったです。なんともうしあげたらよいやら。



2006年03月20日(月) 感動すればいいってもんじゃないが

またもや職場の飲み会でしたが、なんといったらいいのか、変装のための衣装がいろいろ置いてあるような部屋で、ちゃんと着替えるための小部屋も付属していて、酒を楽しみつつ宴が盛り上がればそれらの衣装の試着もまた一興というような場所で……、要するにコスプレ付きパーティルームだったわけですが、なんと申し上げてよいのか分かりませんが、いやそこまで無理に着替えんでもええんちゃうの?という妙な盛り上がりを見せました。あれが「ハレ」の文化なんでしょうかそれともただのストレス発散なんでしょうかあるいは非日常が顕現させる新たな自分というやつなんでしょうか。「場を冷めさせないためなら何でもやる」という現代若者気質の発露かもしれませんが、やってたのが必ずしも「若者」でないあたりに若干の不安を抱かないではない今日この頃でございますよ。みんなえらくなってからあの写真を流出させたらさぞかしおもしろかろうと思うんですけどね。

それはさておき、退職記念にDVDなんぞいただいてしまいまして、映像のほうは「をいをいなんだこりゃ」といった感じで、酔っ払い写真を拡大して貼り付けまくりという趣きなのですが、かぶせた音楽がえらかった。さすが小田和正。あやうく感動するところでした、っていや感激して然るべきところだったんですけど。CK大へ移られたN先生の退職のときにはアルバムだったんですが(それもどうなのか。)、そうですかDVDですか。技術進歩ってすごいですなあ。って、退職のときにやるようなイベントか?という疑問はやや拭えず。

しかしほんとに嬉しかったです。ありがたいことでございますなあ。



2006年03月19日(日) Audibleとpodcasting

たしか野口悠紀雄先生のサイトで知ったはずなのですが、audio booksを売っているaudible.comというサイトがあります。朗読テープをオンラインで売っているようなものなのですが、ここではBBC NewshourやCNNの録音も売っております(New York Timesというのも売ってたんですが、あれは新聞を朗読してるってコトなのか?)。ファイル形式が特殊なのでうかつに転売できないしくみになっていて、こりゃまたなかなかうまいことやったなあ、と感心しておりました。リスニングの訓練にもいいのかもしれません。当然有料です。

と思っていたら、いつのまにやら世の中にはpodcastingが大流行になっていて、声のブログがどうのこうの、という話になっておりました。ポッドキャスティングっていったいなんじゃらほい、と思っていたのですが、要するに、定期的に巡回して更新があれば拾ってきて(つないであればiPodに)保存してくれるという一連の流れのことで、いやいやそんな新語を発明するほどのことか、と思わないではないですがまあそれはおいといて(ブログだってそういうタイプの新語だと思いますが)。

ネットでラジオが聞ける時代ですから、当然のことながら「NHKの語学番組がポッドキャスティング対応になれば、忙しくて時間が合わない人が通勤途中に聞けたりしてこりゃまた便利になるなあ」と期待が大きく高まるところではあるのですが、天下のNHKはそういう方向に事業を拡張する様子はないようで。井川遥以来のアイドル語学番組路線も……とおもっていたら、最近はペナルティ笑い飯柳家花緑師匠が出ている……とおもったらやっぱり来年度からはタレントが多いですな。そうか、太田在がスペイン語ですか、むむむ。

なんの話でしたっけ、ええっと、NHKはポッドキャスティングに対応してなくてこりゃまた残念なのですが、こと英語についてなら、VoAがポッドキャスティングの試行版をはじめているのでありました。BBCもやってたりしておりました。しかしそうなると、audible.comでお金払ってまで聞く人はいなくなっちゃうのであろうなあ、どうするのかなあ、と思います。他では手に入らないようなaudio bookを売っていくんだとは思いますが、影響はあるんじゃないでしょうか。差異こそ利益の源泉、というのは岩井先生のおことばでしたが、技術進歩っつうのはすごいですなあ。やっぱり理系だね(←なんでそうなる)。

そういえば、NHKの語学といえば、釈由美子はなんだか着々と英語がうまくなっていってるようで、なんだか微妙な心境です。継続は力なり、でありましたかな。次は河辺千恵子の英語が上達していくんでしょうか。NHKオソルベシ。



2006年03月18日(土) クルマ

とある知り合いが、海外に赴任するのでクルマを引き取っちゃくれまいか、というので、のこのこ現物を見に行きました。あんまり大きくないわりに(ないから?)乗り心地がなかなかよくて、かなり惹かれているのですが、えーっと、来年度からの生活形態を考えると、クルマ使うのか?という疑念を抑えがたく、とはいえ、自分のクルマをほしいという欲望もまた抑えがたく。なやましい。



2006年03月17日(金) 交付金の決まり方

日本の中央政府には財務省という行政機関があって、その部門のなかに財務総合政策研究所なるところがあって、ここが散発的にディスカッションペーパーを出しております。国立大学の、学会では名前を寡聞にして知らないような先生方がときどき論文めいたものを書かれていて、なんじゃらほいと思ったり思わなかったりですが、ええまあそれはそれとして。

しかししかし、足立伸「地方交付税法の運用の実態について−地方交付税をめぐる誤解とその背景−(PDF)」というのはなかなかに興味深い論文です。なにが興味深いといって、この論文は「地方交付税交付金の総額が基準財政需要と基準財政収入の差の積上げで決まっているのは誤解だ」ということを主張していて、「普通交付税相当額に、地方自治体の財源不足額の総計が一致するように、単位費用や補正計数が調整されるように算定されている(p.24)」と述べているからです。たしかに、単位費用や補正係数のアヤシイ動き方や、とくに事業費補正に見られる補正係数の決まり方を見ると、なるほどねえ、と思うところです。しかし、となると、日本の大半の地方財政の教科書は書き直されなければならないのではないですかなあ。それとも、たいがいのひとはうすうす感づいていたのに黙ってた、ということなんでしょうか。そりゃまたいったいなぜなんでしょう?



2006年03月15日(水) い、いつのまに……

満員電車を考慮したインフルエンザの感染分析、というのがある、というのは聞いていましたが、これでしたか。こういう会合もあるようで。たいへんなことになってますねえ。



2006年03月11日(土) WinnyとPSEとサービス残業

ちょっと気になるニュースが2つほど。ひとつは「経産省部長ブログ「炎上」 PSE法巡り書き込み殺到」というもので、経済産業省の現役部長が、役職と氏名を明示して開設したインターネットのブログが「炎上」して、3週間ほどで閉鎖に追い込まれたという話。もうひとつは「ウィニー開発者:「流出は想定外で残念」講演会で主張」というもので、Winny開発者が最近のWinny関連の情報流出にたいして技術的な支援をしたいができない、と言ってるという話。いずれもネットの危険性に関連する話で、「実名出してblog作るんだったら炎上する危険性があることくらい知っとけ」とか、「winny入れたPCで仕事すんなよ」などというとりあえずの反応はまあ置いといてですよ。ま、「ブログ更新が平日の勤務時間内だった」ので「国家公務員法の職務専念義務違反で注意を受けた」というくだりについては、「ブログならまずくてメーリングリストならいいのか」という疑問が起きないわけじゃないですが、それもそれとして。

Winny関連の企業の情報流出でも経産省部長のブログ開設にしても、なんとなく共通しているんじゃないかとおもうのは、仕事と私用の区別があんまりついておらんのじゃないか、ということです。公私の区別がしっかりしとらんのはよくない、と学級委員のように主張するのはまあ自由ですけども、しかし実際のところ、企業や官庁というのは、ひょっとすると私的領域をいくらか仕事に提供する人が存在することによって成り立ってきたのではないのかなあと、ちらっと考えております。経産省の部長さんのやったことは結局はかっちょ悪いことになっちゃったわけですが、彼女のblog開設の動機は極めてまっとうなものでありながら、その手段として所属する団体の正式なルートを用いていません。また、PCからの情報流出には、家に仕事を持ち帰っている、あるいは自分のPCの一部を仕事に回している職員・社員の存在があります。現在のような情報化社会でなければ、持って帰った仕事を他人に隠すことは比較的容易だったでしょうし、逆に自分だけで世間へ向けた広報活動を行うことは技術的に不可能であったでしょう。「とりあえず自分にできるからやっちゃう」という態度が、現在の情報通信技術の(よかれあしかれ)進歩と整合的でなかった、というあたりが、この両方の事案に共通しているのではないか、とまあこう思うわけです。

公私の区別がしっかりしてないことは、たとえば会社の備品を持って帰ってきちゃうとか、そういう弊害を生んできたわけでもありますが、しかし逆に、上で述べたような自発的な貢献がなければ、社会が成り立たない部分も多くあったのではないかなあ、と思ったりします。つまり逆に言えば、「私用PCを持ち込んじゃダメよ」といった公私の厳密な分離が、なんらかの意味で生産性を一時的に下げるかもしれないなあ、という話です。もちろん、自発的な貢献が寄与しうる部分が小さくなれば、それが存在していたことが認識され、対処が行われるはずなので、弊害がなくなる分、長い目で見れば公私の区別をつけておくことはよいことなんでしょうけども。

日本でもしサービス残業が多かったとすれば、それもまたこういう話のひとつの側面ではないかと、思ったり思わなかったり。一部の官僚や社員がやたらと働くのは「だって自分でやったほうが早いんだもん。仕事分割するといろいろめんどうだし」というのの反映じゃないかなあと。もっとも、サービス残業の「対価」はまた別の形で支払われているかもしれないですけど。

サービス残業と言えば、高橋陽子の「ホワイトカラー『サービス残業』の経済学的背景―労働時間・報酬に関する暗黙の契約」(『日本労働研究雑誌』 2005年2/3月号(No.536))というのは、平成17年度労働関係論文優秀賞・第1回SSJデータアーカイブ優秀賞・学習院大学学長表彰をとっただけあってなかなかおもしろい論文で、「サービス残業はじっさいはそんなに「サービス」じゃない」という実証分析をしております(たぶん)。サービス残業って異時点間のはなしじゃないかしらん、とおもわないでもないんですがええまあそれはそれとして。っていうか、サービス残業なんかあると、静学的な余暇-消費モデルで所得税の影響なんか考えてちゃダメじゃんともおもうんですが、ええまあそれもおいときましょう。



2006年03月09日(木) やっぱ行政だね。

研究のための資金をどこから取ってくるのかというのは研究者にとって気になるテーマのひとつのようではありますが、予算規模が格段に違うのはやはり行政関係でありまして、政府部門が「これを調べねば」と思えばとたんにどどーんとお金が出るものでありますなあ、と思いました。そうですか、あのプロジェクトの予算ってそんなにあったんですか〜。どこへ消えちゃったんでしょうかね(をいをい)。



2006年03月08日(水) 北海道4日目

3月も中旬にかかろうかというのに北海道は雪が舞い、というか、ほとんど吹雪でどうなっちゃうかとおもったのですが、H大学でのヒアリングも多忙なS助教授とM教授を確保できたおかげで無事終了しそうでした。某氏がちょっと大活躍してしまったので困ってしまいましたが。「江戸の敵を長崎で討とうと思ったら返り討ち」って、ちょっとそれはうまいこと言い過ぎじゃありませんこと?

H大学のなかにもご多分に漏れず、外部のレストランが運営するちょっとお洒落なレストランがあって、教職員が接待などに用いるという当初の目的はどこへやら、まわりの一般人が多数出入りしちゃっているそうですよ。どこでも事情はいっしょなのでありますなあ。



2006年03月07日(火) 北海道3日目

ヒアリングして、接待して、寝ました。たしかにちょっと暖かくなりそうでしたがまだまだ寒かったです。雪がたくさん残ってたし。北海道っていうのは韓国人や台湾人や香港人に人気なんですねえ。「Love Letter」のおかげだそうですよ。ふーん。



2006年03月06日(月) 北海道2日目

いちおう、なんの用事もなく北海道に来たわけではなくて、地方公共団体に話を聞こうということなんですが、なんせいまは市議会や道議会がまっさかりのシーズンでありまして、そうそう引き受けていただける、あるいは時間を十分に取っていただけるわけでもなくて、そりゃもう、会っていただいただけでありがたいと思わねば。と思っているのは随行していったひとたちばかりで、主役たちがどう思っているかはまた別問題。ってゆうかね、資料送ってんだから、ちゃんと配布して読んどけ、と、まあそういう話。

夜は夜とて、H大学の(←「動物のお医者さん」風)のS助教授と、O大学のF教授と飲みに行きました。別行動を取ったはずのO氏とススキノでばったり、というハプニングがあったものの、塩ジンギスカンと焼酎を堪能しました。「ルリカケス」というのは、知らなかったんですが、黒糖焼酎じゃなくてラム酒なんですね。麹を使ってないからなんだそうで。こんど試してみなくては。



2006年03月05日(日) 北海道1日目

というわけで、いろいろあって札幌出張です。昔からのつながりを(僕にしては)がんばってつかってお願いした用向きなどあるので、随行とご挨拶ということで。新千歳空港に降りてびっくりしたんですが、真っ白ですなあ。だいじょうぶかしらん。



2006年03月04日(土) 文部科学大臣は……

いつのまにやらトリノオリンピックも終わって、唯一のメダル、それも金をとった荒川静香選手にはもう話題が殺到、という状況になっているようです。「ブロードキャスター」を見るともなく見ていたら、常設スケートリンクがなくなりつつあってたいへんだ、第2第3の荒川はもう出ないかもしれない、という話をしておりました。個人的には、日本なんざ温帯から亜熱帯に立地している国ですし、そんなに冬季五輪で大活躍というのもどうなのかしら、と思わないではないですが、ええまあそれでもやりたい人たちがいて、一国の代表としてすばらしい競技を披露してくれるとあればそりゃまたいいことじゃないですかあっはっは、という、どっちかというとたぶんそんなに熱心じゃないほうの部類に入るんじゃないかと思いますが。さて、その「スケートリンクが閉鎖されてたいへん」と荒川選手が注目を浴びているのを重々知った上で発言しているのに対し、行政に文句をつけるのが大好きな(と思われる)マスコミとしては「こりゃ行政の支援が不可欠ではないでしょうか」てなことを言うわけです。言うのは構わないんですが、それって「そのために税金払え」と言われてもいい、ってことだ、ということまでちゃんと言わんとあかんのじゃないでしょうか。たぶん、そこらへんを察知した北川教授は「公と民の役割分担が…」という一般論を展開しておられましたが、いやそこはもうひとつ踏み込んでもらわないと。ま、ただ、ちょっとややこしいのは、どうも二宮清純の話が正しいとすれば、「JOC内部での金の使い方が効率的でない。役員多すぎ」といった話もあるらしく、こうなると「現在の予算規模でもちっとまともなことはでけんのか」という話も絡んできます。ええとつまり、アウトプットを固定した元での予算の最小化問題と、予算の最小化を組み込んだ上でのアウトプットの最適化問題、が混乱しちゃうわけですな。

スポーツ選手育成なんて、五輪がある4年だか2年だか一度だけ騒いでもどうなる問題ではないとは思うのですが、それにしても、「こけたときはやったと思いましたね」とか言ってた文部科学大臣の評価は下がりましたなあ。ここでこそ「今後一層、予算を増やしましょう(例)」とどどーんと打ち上げるチャンスだったのに。ま、そういう大臣しか選べないような有権者の問題といってしまえばそれまでなんですけどねー。あっはっは。



2006年03月03日(金) よくわからないひとたち

えー、世の中にはよくわからない人たちというものがあるものでございまして……、と、歌丸師匠を思い浮かべながら書き出してみたものの、このサイトは実名が容易にばれやすい環境にある関係上、あんまりなことは書けないなあ、と思い直してみたりしています。なんでこういうことになったかといえば、とつぜんふらっと連絡が来て「こうこうこういう論文があるそうですがご参考まで」と書いてあったわけですね。そりゃまあそういわれればタイトルと要旨くらいは読もうかしらと思うんですが、「こうこうこういう論文が」という紹介の部分を読んだところでちょっと待てと。あーたにはほかに読むべき論文とか、知っておくべき論理とか、人への頼み方とか、もーっともーっと他にやるべき学ぶべきことがあるんジャマイカ、と思ったわけなんですが、そういうことを進言する元気も出ない人も中にはいるよなあ、と自戒を込めつつ思ったりするわけですな。はい。

わたくしも感情が表情に出ることでは人後に落ちませんが、いやしかし、飲み会じゃなくて職場の打ち合わせなんだからそんなに離れたところでむすっとした顔で上司を睨まんでもよいだろうと、そういうことでもあるのかなあ、とまあ、感想のようなものですけれども(Mさん風)。

話は元に戻って「だから経済学は科学じゃないんですよ」とか「ぼくはここで研究がしたいんですから」とか、あのね、年と立場を考えてモノを申せ、と。おそらくはかの数理経済学・一般均衡理論華やかなりしころから、あるいは「理論なき計測と計測なき理論」の話のころから、そういう話はずーっとずーっと積み重ねられてきていて、それでも生き残ってきた学問体系をとりあえずは学んでみましょう、と、そこから話は始まるんじゃないかとおもうんですけど、どうなんでしょうか。いや実はよくしらないのでウカツなことはいえないんですけどね。だって経済学ってartじゃなかったっけ?でもって、ここは研究機関として認定されてもいなければ認知もされていないんじゃなかったかと思うんですけど?



2006年03月02日(木) また熱が出た

このシーズンはいつになく風邪を引いたり熱を出したりしているなあと思っていたら、また熱が出て寝込んでしまいました。オボロゲな記憶によれば、ぼくは小学校くらいまではえらくヒヨワな子供だったのですが、中学校以来すっかり元気になってしまい、身体能力こそ低かったものの、しょっちゅう寝込んだりするようなことはなかったはずです。それがこのシーズンにはすでに2回ばかり寝込んでおり、いずれも38度台の熱を出してうんうん唸るというありさま。どうしたこっちゃとおもっていたら、また朝から体が熱っぽくて、体温を測ってみたら7度9分。あーらびっくり、で寝込みました。ちょっと頭がくらくらするものの、熱の具合からみてインフルエンザではあるまい、と判断して「ちょっと横になろうかなー」を2回くらい繰り返してみたらもう夕方でした。なんてこったい。普段の激務の影響が出たわけではない(激務ではないから)のに、さすがに風邪といえども侮れないということでしょうか。

しかししかし、今月締め切りの論文というかレポートというか、があって、これがまたまったく進んでいないのになあ、というのが心配です。不向きなタイプのレポートなのでやりたくないという深層心理が体調に顕現したんでしょうか。まさか。(←こっそり予防線を張っている、わけではない)


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