INDEX｜これまで。｜それから。
| 2010年09月06日(月) | 感傷的な鑑賞。 |
エンピツには膨大な量の過去ログが詰まっている。
何年経っても、変わらずにここにある、というのはユーザーとしても、一読者としても、安心感がある。
その昔、頻繁に更新していたころ、お気に入りの日記が更新されるのを今か今かと待ちわび、自身の更新はその合間に行う、というのが日課だった。
人の影響を受けやすいから、できるだけ、自分が更新する前には読まない、と言う掟を作っても、我慢できずに読んでしまって、その結果、あまりにも、自身の言葉の選択や文章の運びが類似してしまい、破棄したものも数知れず。
あたしがこねくり回して作り上げた作品の全てがオマージュ、と言っても過言ではないくらい、影響されたその文章は、もう、わずかしか残されていない。
改めてパソコンからページを開くと、もう決して、再会することのないその人の、想い出に胸が締め付けられて窒息しそうになる。
なぜそこに貴方はいなくて、貴方ではない誰かが、貴方の場所に座っているの？
狂おしい想いに囚われて、許せない想いを昇華するためにあたしができるのは、貴方を超えることなのかもしれない。
あたしのマイは非通知です。
