たまに××したり。
INDEXこれまで。それから。


2005年03月18日(金) 歪んだ期待。

文字にするとおどろおどろしいタイトルだけど。

さて、昨日、周囲に先駆けて入社式が行なわれた某ハトグループ。
いいですねえ、初々しいと言うか、希望に満ち溢れていて。きっと彼らの胸は、新しい環境、新しい人間関係と、初めてのことばかりの連続で、期待と不安で一杯なのでしょう。
まあ、いまどきの子達は、高校時代からバイトにいそしんでいることが多いから、それなりに、働くと言うことに対しての免疫はできていると思うけれど、責任の重さが違ってくるし、いろいろ大変だとは思います。
いろいろな現実にむきあって、傷付いたり、凹んだり、挫折を味わったり、意味のない敗北感にさいなまれたり、と言うこともあるかもしれません。
元気一杯に声をあげて挨拶をしていたはずの彼らが、いつの間にか売り場の中で埋もれていくのを見ると、やっぱりそんなもんか、と思ったりもします。

いつまで続くのかなあ・・・というほうが、実はみんなの胸のうちにあるのだけど、それを口に出して、

「こんな会社に就職するなんて」

と言うのは、なんか違う気もします。
そりゃ、働いてれば、いろいろ不平不満はあるけどさ、不満のある現状を嘆くばかりじゃダメなんじゃないかなあ、と思います。
そんなにいやなら辞めちゃえばいい。
辞めたら生活が成り立たない、と言う(言い訳をする)のならば、現状に甘んじるしかないのだし、甘んじている自分の価値観を人にまで押し付けない方がいいと思います。

まあ何はともあれ、新しい風が入ってきて、空気の入れ替えができるといいなあ、と言うのがみんなの気持ちなのじゃないかな。

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2005年03月16日(水) つれづれ。

トラジハイジであるとかレミオロメンであるとか、最近よくわからないカタカナのグループが増えてオバサン困っちゃうよ。

マスコミで騒いでるホリエさんの話は、あたしの生活に直接関わんないからどうでもいいのだけど、ひとつ思うのはほんと、物事はやり方次第だな、と言うこと。
せっかくの良いビジョンもある意味あれでは台無しだな、と思うし、対するフジテレビ側もなんか、対応がうまくないように思います。
ホリエさんの言動を見てると、若いなあ、と思ってしまうあたり、あたしも着実に年をとっているのだろうな、と思います。

さて、一応独身である(バツあり)友達から、しきりに一人じゃ寂しいから合コンでもするか、と言うメールをもらいましたが、あたし達ぐらいの年齢でする合コンて言うのはどうよ?って思わず苦笑いした。
合コンて言う響きが良くないんだよ、きっと。
ギャル系で

「きゃ〜!やだぁ〜!」

みたいなイメージがあるもん。

まあ、がんばってください。オバサンには縁のない世界だから。



感傷に浸りきってる自分を棚にあげて言うのもなんだが、いつまでも過去に縛られるのは良くないと思う。
それだけ楽しかったのかもしれないし、それだけ充実していたのかもしれない。
でも、あくまでもそれは過去だから。
同じ状況を今にもって来たとしても、あの頃と同じ時間は取り戻せない。
だって、あの頃の自分と、今の自分は、確実に変化しているはずだから。
だから、ちょっとイライラする。
昔を懐かしんでいつまでもそこから進まないのを見ると。
ああ、それは全部自分に返ってくる言葉だ。
ああ、そうか、そのためのあなた達であって、そのためのあたし、なのだな。


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2005年03月15日(火) 届かない手紙。

何で私はここにいるのだろう。
このごろよくそう思う。
向き合うべきものは、もうとっくになくしてしまった。それは自らが招いたもの。
早春の梅の頃の、一足早い花見であるとか、時折襲う激しい頭痛に、手を伸ばす鎮痛剤であるとか、何気なく耳にした懐かしい曲のフレーズであるとか、ほんの些細なことで一気に溢れ出す記憶を持て余してしまう。

人生なんて、いつもあとになってから思うのだ。
あの時ああしておけば、今とは違う自分がいたのじゃないか、と。

だけどそれは自己否定というよりも、関わってきた全てのものを否定することになる。
それはあまりにも傲慢な気がする。

今年もまた、桜の季節が近付いてくる。日々膨らんでゆくつぼみと、日々届けられる桜の開花の便りに、少し苦い想いと、ささやかな幸せをかみしめる。

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2005年03月14日(月) そういうモノでできている。

春になり、薄着になり、ふと、鏡をしげしげと見ると、そこには中年太りの若作りに失敗したオバサンがいた。
いやん。

いや、現実を直視するのが怖くて、片目をつぶっていたから気がつかなかったふりをしていただけで、実はもう、何ヶ月も前からじわじわと太り続けていたのだが、これだけ暖かい日が続き、着るものが薄くなるにつれ、着グルミ状態になった己のボディラインをしげしげと見ると、さすがにヤバイ、と焦ったあたしの目に、体組成計、なるものが飛び込んできた。
体脂肪だけでなく、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量が量れる、と言う優れもので、11,800円のものが、5,980円。担当の人に聞くと、この商品がこの価格で売られるなんてありえないから、お買い得だから絶対買った方がいい、と言われ、先日ポイント10倍でたまったポイント2,000円分を商品券に換え、社員割引券を使って一割引にしてもらい、3,680円でゲットした。

早速家に持って帰り、身長、年齢、性別を登録、恐る恐る乗り、量ってみると。

ありえなーい!!!

26%が脂肪でできているらしい。
ヤバイヤバイヤバイ。

それだけならまだしも、基礎代謝量に至っては1,160kcalという低さで、どう考えても、大食漢のあたしは余りあるカロリーを摂取していると思われ。
ヤバイヤバイヤバイ。

レッツダイエット。

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2005年03月11日(金) つらい季節がやってまいりました。

今年はすごいと聞いていたが、マジ、とんでもないですね。
そう、花粉です。
その昔、花粉症と言う言葉もまだなく、今ほど症状に悩まされる人もいなかった頃に、すでに鼻水をたらし、くしゃみを連発していた花粉症リーダーとでも言うべきあたし。時代の先端いっちゃってますよ。
とか、自慢する所ではないです。
洗濯物干したり、取り込んだ洗濯物をたたんだり、と言った時に鼻がむずむずしたりはしたものの、本格的な症状には至らなかったのに、今週入ってからの花粉の威力と言ったら、ナウシカの腐海を思い起こすくらいの勢いで飛んでいますな。
街中、マスクにサングラスと言う、どの人も怪しい者です状態で、何の症状も表れていない人の方が少ないんじゃないか、と言う感じですが。

我が家ではまず、娘がくしゃみ連発鼻たらし、目を真っ赤に腫らして、とんでもないことになってしまったので、病院に連れて行き、点眼薬、点鼻薬、飲み薬の3点セットを処方してもらってきた。
あたしは、ちょっとくらいなら鼻かんでうがいして乗り切ろうと思っていたのだが、目は痒いわ、鼻はたれるわ、そして、何より、ノドがいがらっぽく、喘息っぽいセキが出始めるわ、で、ギブアップし、病院に行くことにした。
以前喘息の治療で通っていたアレルギー科の病院に行き、勝手に通院を止めたことを起こられるかと内心びくびくしながら診察を受けると、まあ、当然と言えば当然なのですが、過去のことには全く触れずに診察をしてくれました。
ちょっと気まずい空気が流れていたような気もしなくもないですが。

「これから2ヶ月くらいがんばってくださいね」

え"〜〜〜〜〜ッ!!
2ヶ月間花粉と戦うと今度は台風がやってきて、そのあとはブタクサの花粉にやられ、、、。終わることのない戦いがまた始まるのでしょうか。

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2005年03月07日(月) かいつまんで。

仕事中、久しぶりにちょっと怖い思いをした。
その直後にぬぼっと現れたユタカ君を見て、思わず悲鳴をあげそうになった。

組合の飲み会(参加費500円飲み放題)は正直心底心惹かれたが、K嬢のマシンガントークやら、酔っ払ったえらい人たちの相手をするのも気が進まず、不参加。

花粉シーズン真っ盛りで、朝起きると鼻と目が痒いっす。
くしゃみではなく、喘息発作につながる自分の体質を恨みつつ、健康食品おたくのおばばが買った黒酢のカプセルを日々飲んでいる。

朝からお雛様をしまい、少々バテ気味のまま、8時間勤務に出動します!

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2005年03月02日(水) お受験は奥が深い。

娘もこの春6年生。同級生のうち、知り得る限りほとんどが、中学受験をするらしい。
同じバレエ教室に通う子達も、みんな塾通いのためにレッスンを1年お休みする、とかで、稽古場は閑散としている。

我が家は受験など全く考えていないが、一応、2人とも通信添削を受けている。あくまでも本人達の希望であって、続きそうにないし、月々の受講料もバカにならないので、やめて欲しいとあたしは思っているくらいだ。
だらだらと勉強してるんだかしてないんだか、毎月の添削課題の提出期限のころになると慌てて問題を解き始める、と言うパターンに、いい加減うんざりなのだが。

そんな様子を見てか、おばばが余計なことを娘に吹き込む。

「何か目標があった方がいいし、隣の駅前にある中学受験してみたら?」

単純な娘はまんざらでもない様子である。

「あんたねえ、受験なんてそう簡単なもんじゃないんだよ?受験する子はみんな4年生くらいから塾に通って、そのために勉強してきてるんだからね?」

そんなあたしの言葉にも現状を全く把握していない娘と、受験なんて興味がなかった自分自身のために、本屋へ行き、中学受験ガイドやら過去問を眺め、勢いで、その学校の過去問まで買ってしまった。
自身の進学の際にも、全く受験に興味がなかったため、偏差値?なにそれ?な状況で大人になってしまったあたしは、各学校の合格難易度、であるとか、そう言ったものには全く疎く、そう言った類のものは就職試験の時に買ったくらいだったので、家に帰るとワクワクとして、問題を解いてみることにした。

小学校6年生レベルの問題でしょう?こんなもん、ちょちょいのちょ・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

なんだこれ?問題文の意味も分からないし。(T◇T)

方程式、なんていう便利なものは使わずに数値を求める、と言うのは意外と難しかったり。
深く考えすぎて実は単純な問題だったり。
1問解くごとに凹みまくりだ。(本当は解けてない)

この際、算数は置いておくとして、国語はどうよ?あたしは国語だけは得意なんだから。
と、問題を見ると(算数で怖気づいたため、今回は解く気力すでにナシ)、なあんだ、やっぱ国語はたいしたことないや、問題文が結構読み応えがあるけど、よく読めば答えられなくないじゃん、と最後の問題を見てあたしはフリーズした。

「次の写真に題名をつけ、写真について考えたことや想像したことなどを条件に合わせて書きなさい。」

体育館の床にバスケットボールが転がっている、と言うただそれだけの写真を見て、文章を考える、と言うだけでも大変だと言うのに、さらに字数(160字以上220字以内)であるとか、段落数(3段落)、各段落の文章数(2文以上)などと言う条件までついているとは。
気絶しそうになりました。

帰宅した娘に早速問題を見せ、いくつか解かせてみたが、ちんぷんかんぷんで、ベソをかく始末。

「どうするの?受験するの?」

と言うあたしの問いに、娘は

「やっぱやめようかな・・・(^^;)」

たはは。。。
まあ、願書出すまではまだ時間があるので、じっくり考えてくれていいと思う。
その学校の教育自体はそれなりに魅力あるものだし。(これも賛否両論分かれるところである学校なのだけどね)

それにしても各学校の特色、であるとか、さらっと見て感じたのだけど、中学で受験させて、その先大学まで続いていく、と言う、いわゆる将来へのレールを敷く、と言うのが受験の目的であるのならば、学校選びと言うのはものすごく重いものだ。ヘタしたらそれで子供の将来が決まってしまうんだから。
さらにいえば、それは子供の可能性を狭めてしまうことにもつながりかねない、と言うことにもなる。
いわゆる「いい学校」と言うのが必ずしもその子にとっての最適な環境とは言えないのじゃないか。
だから、個人的には中学受験にはあまり意味を見出せない、と言うのがあたしの考えだ。
幼稚園選びから始まって、子供の進路を決めるのは本当に難しいですね。




ちなみに我が子たちが利用している通信添削は最近テレビCMが盛んに流れている某Z会なのだが、「東大合格2人に1人」と言うキャッチフレーズを見て、お互いに

「じゃあ、あーちゃんだ」

「イヤ、ゆうでしょう」

と譲り合っている。


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2005年03月01日(火) 親孝行。

あたしは父が嫌いだ。
どうしても許すことができない。
仕事で腰を痛めて、そのことでの苛立ちからか、酒に溺れ、そのためにまた、身体を壊し、と言った悪循環で、我が子に話しても信じてもらえないような貧しい暮らしを余儀なくされた幼少時代の記憶は、消そうにも消せず、酔っ払って怒鳴る父と、それを非難しこそすれ、そこからあたしの存在を理由に逃げることもなく、延々と愚痴をこぼし続けた母の姿ばかりが思い出され、ホームドラマみたいな家族なんて、絵空事にしか思えなかった。

それでも、今になって思えば、休まずに仕事に行き、疲れ果てて帰宅する、その心情は分からなくもない。
怒鳴り散らしていたのも、うまく自分の気持ちを伝えられない不器用さだったのかもしれない。外面が良かったから、家に帰るとその反動で不機嫌になったのかもしれない。
多分、かわいそうな人だったのだ。

ふとカレンダーを見ると、うっかりしていた。父の誕生日だった。
その昔の田舎のことで、戸籍の記載が間違っていた、とかで、実際生まれた年と1年違うとのことで、本当は去年の誕生日が77歳だったような気もするが、戸籍にのっとって今年を77歳と言うことにしてもらおう。
母の誕生日の時はジャンパーを贈ったが、父には何を贈ったらよいだろう。
そういえば、あたしが高校生の時に初めて棒針を使って編んだ鹿の子編みのベストを愛用してくれているが、あまりよい糸は使ってないし、ベストなら何枚あっても家でも外でも着られるし、3シーズンは着られる、と思い、カシミアのベストを贈ることにした。
出勤前に急いで買い、配送の手続きをした。
翌日、母から届いた、と電話があった。

「お父さんもありがとうって」

自分でかけてくりゃあいいのに、とも思ったが、それはそれで居心地悪いことになりそうだ、と思ったあたしの耳に、

「ありがとう!」

聞き慣れた、ぶっきらぼうな怒鳴り声が聞こえてきた。


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うらら |あばら家足跡恋文

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