こないだの日記を読んでしまったかた、ごめんなさい。取り乱しました。

PMSがしどいので薬を処方してもらってますが、基本的には健康です。その後、しばらくゴロゴロウダウダ過ごして寝転がったままネットで買い物などしまくっていたら正月のダメージからは回復しました。

寝ている夫を叩き起して、のび太のように泣きながら（涙を左右に散らしつつ）正月の過ごし方と義家族への不満を言いたい放題に述べ、とりあえずわたしの考えているところは伝わった模様です。そして夫が謝ってるのを聞いてるうちに寝てしまうと言う野生動物のようなふるまい。こっから時間をかけて、年末年始の過ごし方についてネゴシエートしていこうとおもいます。

で、この件についてわたしは全然悪くないけど、不満の表明の仕方はいつもながら最悪だなと思った。夫も大変だ、が、お互い様ということでひとつ。痛み分けだよ人生は。

みっともないにもほどがあるので削除じゃ！

年明けからは大阪でしんどいばかりでしたが、年内はいろいろとたのしかった。

高校の忘年会行ったら、同級生が夫と仕事で繋がってることが発覚して音楽談義に花が咲いた。高校時代は全然話さなかったんだけど、当時お互い孤独感を抱えながら80年代の東京のニューウェーブミュージックに傾倒していたことが発覚したりして。基本的に同年代に理解されない趣味なだけに、同じ趣味の人が隣のクラスにいたことが驚きで、あの頃話してたら絶対恋に落ちてたね、なんて言い合った。メロさん超メジャーキャラだったし怖かったから俺は遠巻きに見てたんだよ、なんて言われてしまった。まじめな進学校はギャルには生き辛い環境だったので当時のわたしはふてくされてたんだけど、つっぱってないでみんなと仲良くしておけばよかったなぁ。

大晦日にとあるカウントダウンパーティーに行ったらその子に会って、高校の同級生と夫が挨拶してるのは不思議な感じだった。若い頃に憧れた、今や日本一のテクノDJが回してるすぐうしろのVIPルームで、そこに同じようなルーツの同級生といるっていうのは感慨深かった。ぼ、ぼ、ぼくら大人になりましたね、と言う感じがした。わたしは単なる役得でそこにいるだけなんだけどね。なんか、中野の片隅にある地味な高校でイヤホンを耳につっこんで居眠りしていた高校時代、これはさすがに想像し得なかった、と思うとしみじみしてしまった。

人生は面白いことがたくさん起きて、ただ過ぎた日々を振り返るだけでニンマリしてしまうようなことがたくさんあるよ。何者になるかとか何を成し遂げるか、ということだけが未来の希望ではないよ。と迷える十代に教えてあげたい気分。

あけましておめでとうございます。

今年の大阪はPMS期と重なって本気で死にたくなった、途中で。悪い人はいないんだけどとにかく水が合わない。どうでもいいことを絶えずしゃべり続ける、という文化がもうとにかく受容できない。過剰に善良な感じもつらい。

わたしは無口な核家族で育ったので、大人数でワイワイというかんじにも不慣れだし、子供が何人も走り回っている状況もきつい。慣れなきゃいけないんだろうけど。まあとにかくきつい。自分の実家の美意識みたいなもの。いつでも静かに過ごす、不要なおしゃべりは恥、ものごとの中心はあくまで大人、というスタイルがわたしには染み付いているのだなと思った。

やはり我が家はいい。ほんとうにいい。ここ二日ほど心からの幸せをかみしめています。やっとわたしのお正月がきた、というかんじがする。

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