メロ


2008年12月30日(火) つまらないことを思い悩む典型

飲んでばっかり。毎日すごい数の人に会い、酒を飲み、タクシーで帰るので、体力とお金がどんどん目減りしていくヨー。怖いなあ年末。

自分の顔が大嫌い。ここ数日は特にひどくて鏡を見るたびに泣きたいくらいいやで、まるで思春期。年取ったら容姿については諦めがつく日が来るんだろうって25くらいから漠然と思っていたけど、自分の顔の造作への絶望に、老化の恐怖が加わるだけで諦めなんて程遠い。
もっときれいに生まれていたら、わたしの劣等感とうしろむきな思考の9割は解消されてた気がする。もっとおっとり暮らせてたような気がする。

あるいは。顔以外にとくにコンプレックスがないから、顔についてことさらに思い悩むのだろうか。それならば呑気で良いと言えなくもない。嫌だけど。

みんなどう思いながら生きてるんだろう。自分の顔がいやすぎて外に出るのもいやになることってないのかな。この歳になったら、みんなそれなりにコンプレックスとの折り合いを付けてるのかな。すごい美人の人は、なんのコンプレックスもなく自分の顔を気に入っているのかな。などと不思議に思う。

頭蓋骨の表面に張り付いているたかだか皮一枚のことで、30すぎてもウジウジウジウジしてるのってわたしだけなんだろうか。けっこう真剣に疑問におもう今日この頃。

来世は顔のない生物に生まれたいなあ。


2008年12月22日(月) 雑草

本日夕方締め切りの仕事を昨日ちょっと頑張って終わらせて納品したら、今日になってすてきなお誘いが。うれしー。きのうの私すてき。

今年の後半になって、とある大きな会社、ほんとにほんとの大企業と仕事をする機会に恵まれた。

先月、打ち合わせのために六本木ヒルズに入っている先方のオフィスに呼ばれた。そういう場所に打ち合わせに行くことなんて、自分には絶対にないことだって思ってた。おおげさに聞こえるかもしれないけど本当に。

どこかに就職していたら、こんな感覚はなかったと思う。大企業に勤めれば、いくらでも大企業とのやりとりがあるし。自力で、ここに呼ばれるに至った、自力で、ここから声がかかるようになった、と思ったら帰りのエレベーターで涙ぐんでしまった。

20代の多くを新宿の雑居ビルでエロ写真の加工をしながら、ちんぴらの上司と怒鳴りあいのケンカみたいな打ち合わせ(ホントに「なんだコラやんのかこのガキ!」とか言うのよ。おもしろいよ。)をして過ごしてた私にとっては、自分でも信じられないくらい遠くに来たような感じがする出来事だった。

お金を借りないと会社は絶対に大きくならない、現状のあなたを見ていてこの先会社を成長させられるとは思わない、と年始に人に言われた。へっ、ってかんじだ。

たくましいなあ私。


2008年12月18日(木) わすれるべからずシリーズ

人が誰かに、自身の経験したひどい体験を語るとき、どんなに”包み隠さず”という前提があっても、「語れるところまで」しか語ることができない、ということを忘れてはいけない。

ひどい経験の根本にある、その人を傷つけたことやものや思いは、語ることのできない部分にこそあるのかもしれないのだから。語ることができない、ということが、物理的に不可能なレベル、と言ってしまえるくらい絶対的な困難さであるかもしれないのだから。

語られた経験を、ともに追体験して共感してはいけない。その人が傷ついたという事実のみを見なくてはいけない。聞き手は、傷ついた事実を知ることで充分としなくてはいけない。それを忘れてはいけない。忘れたらちゃんとやさしくなれない。

なにもこんなことを考えながら髪の毛を乾かすこともないんだけども。


2008年12月14日(日) すなおな日記

あしたはベリーの発表会であります。ドキワク。
本日は泥縄的にメンバーと最終的な衣装の装飾を買いに走りーの、最後の練習&ミーティングしーの。くたびれたー。

今回のテーマは、「和」と「陰陽」でして、赤黒ベースの和柄を使った衣装です。オーダーで作ってもらいました。和柄のブラトップに、ハーレムパンツというあくびちゃんみたいな、ぶわっとしたパンツ。パンツの脇に大きくスリットが入っていて脚がチラ見えする仕様です。たのしいたのしい。普段できないかっこうができるだけでもすごいたのしいです。

みんなでキャッキャいいながら、毛糸を束ねておそろいの髪飾りやピアスを作ったりして、文化祭とかもれなくばっくれてたわたしにとっては遅れてきた青春といったかんじで大変たのしいです。

ベリーダンスに出会えてほんとに良かった。
明日はそのお祝いのつもりで踊りたいと思います。


2008年12月11日(木) 聴いたり踊ったり

昨晩というか今朝はMADO LOUNGE で agraph のライブ。明け方4時の朦朧としたかんじと、森タワーの最上階からの夜景に、agraph の内に入っていくような音がよく似合ってた。夫の仕事関係の人が多かったのでじっとしてたけど、そういう場じゃなかったらけっこう本気でベリーを踊ってたかもしれない。アンビエントっぽいサウンドでベリーを踊るのは、とても気持ちいいです。
デビュー前に音源をもらってすごい気に入ってしまって、いい!いい!と騒ぎまくっていたのでご本人に紹介してもらえた。うれしい。

本日はあさってのベリーの発表会にむけて、横浜の大きな専門店までこまごましたアクセサリーなどを調達に。横浜って”渋谷の先のほう”っていう印象だったんだけど、芝浦からだと近いのね。今年のWIREは車で参加だったので全然気付かなかった。

別件でダイソーに行きたくて、とあるアーティストに「横浜のダイソーってどこにあるかわかる?」と電話をして、検索してもらって教えてもらって、たどりついたダイソーで、たった今その店の場所を教えてくれたアーティストの曲が有線で流れていてものすごいびっくりした。シンクロニシティすぎる。けっこう前のリリース曲なのに。おもしろいことがあるもんだ。

面影ラッキーホールの新譜の収録曲が相変わらずすごい。全部すごいタイトルと歌詞だけど「あの男は量が多かった」というのが個人的に好きだなあ。吉本隆明も大絶賛の面影ラッキーホール。なんで吉本隆明が大絶賛なのかわからない。大好きだけど。


2008年12月10日(水) かきなぐり

怒ってるので書きなぐっちゃいますよと。

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東金市の用事殺害事件の報道に腹が立って仕方がない。

悲しすぎる事件だと思う。遺族の悲しみは絶対に癒えないし、私の想像を超えた苦しみがあると思う。

容疑者が遺族からだけでなく、社会的に憎まれることも、当然だと思う。憎まれるべきだ、ではなくて、憎まれてしまうだろう、ということね。
しかしだからといって障害を持つ容疑者の、一般的に成熟してるとは言いがたい発言や行動をつぶさに報道する必要があるんだろうか。制裁というニュアンスを借りて、障害を持つ人の人権を蹂躙して一体どういう気の晴れ方がするというんだろうか。

ぼんやりした発言を報道するなら「じゃあ殺意ってなんだ?ってことになっちゃうよね・・・」っていうところまで報道しろよと思う。

あんなん知的障害者に対する差別を助長するだけだ。障害を持つ人、その家族、彼らが社会参加できるようにと頑張っている人たちにとって、あんなにきつい報道の仕方はないと思う。

TBSや毎日の女性スタッフが、容疑者とメール交換をしたりカラオケに連れ出していた件なんてあまりにも常軌を逸している。障害の度合いとか、実際の殺意の有無なんて、もちろん報道からはわかり得ないけど、メール交換だのカラオケが、障害につけこんだ卑劣な取材だってことはわかる。

ジャーナリズムを勉強した人間がテレビを作っているわけではないと、こういうときにほんとに思う。報道を見ているだけで吐き気がする。

2ちゃんねるとかではしゃいでるバカにも腹が立つ。乱暴な言い方をすると、「自分よりバカなやつを見つけて大はしゃぎ」してるようにしか見えない。よかったね、そんな気分になれるのって、100年に一度あるかないかだよ。はしゃぐだけはしゃいでさっさと死ねよと思う。

山本譲司の著書に「累犯障害者」という本があって、社会的には隠蔽されている、障害を持つ人の犯罪を取り上げたものでとても興味深い本です。そのてのテーマの書籍って少ないだけに、ちょっとはメディアで触れてくれるかなって思ったらさっぱりだった。この事件こそ山本譲司氏にコメントを求めるべきだと思うんだけどな。よい本なので興味ある方、読んでみてください。


2008年12月05日(金) いろいろととりとめのない日記

無重力スパ、というものが無性に気になる。時間ができたら絶対行こう。

マンダリンオリエンタル東京のスパにもとっても行ってみたい。でもシグネチャーメニューが7万円。おそろしいー。でもオリエンタルってほんとうに好きなホテルなのでいつかは東京のにも宿泊してみたいなあ。

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バンコクのオリエンタルは、オリエンタルそのものが持つ歴史とか、コロニアル文化の遺産といったものを持ったホテルという入れ物に、タイ人のもつゆるぎない優雅さ(というものがあるんです)がたっぷりと満たされた場所だと思います。

わたしは疲れると、海よりも山よりも、ミルクティー色のチャオプラヤ河沿いのあのホテルに行きたくなります。甘やかされてる、と感じさせてくれるホテルって本当に貴重です。

バトラー付きのリゾートホテルのほうが、あれ食べたいどこ行きたい何したい、って言い放題で甘やかされているとも言えるんだけど、それでも「(大枚をはたいて)バトラーサービスを受けている」という感じがします。私生活に執事がいる人でもない限り、どうしたってそういう感覚にはなっちゃうだろうし、それはそれで「攻めの滞在」とも言うべき楽しみだと思います。

オリエンタルでは、特に何かを要求するわけでもなく、ただ食事したり河を眺めたりスパに行って過ごしているだけなのに、なぜか滞在中ずっとやさしく甘やかされているような気分になります。大切にされている、と感じることは何よりも疲れを癒すのだと、最近になって気付きました。

あー恋しきかなオリエンタル。
早くバンコクにのんびりとした空気が戻りますように。

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ボディバターが好きでたくさん持ってるんだけど、どれもこれも香りががっつりついてるので、香水とケンカしがち。組み合わせ考えたりして使ってはいたものの、やはり無臭のものを買うべきかと思って、マカデミアナッツバターを買ってみた。ノンケミカルのボディケアはひさしぶりなのでちょっと楽しみ。

最近ちょいちょい利用しているオーガニック系の薬局で買ったので、袋にバターがヌーンと入った状態で到着。容器がないのでLUSHでボディバター専用の缶を購入。アルミにエンボスでLUSHのロゴが入っててかっこいい。

ついでにオーガニックのカルダモンシードを購入。これはカルダモンコーヒーをいれる用。パウダーのカルダモンは、アイスカフェオレに入れたり、チャイをいれるのに使ってるけど、シードは初めてなので楽しみ。

カルダモン・アニス・クローブが三大好きスパイス。レモングラス・ミント・バジルが三大好きハーブ。我ながらとことんアジアな嗜好だなあ。


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