メロ


2005年11月12日(土) どとうのわるくち

あなたはわがままだからご亭主がかわいそうだ。僕の妻はすごく明るくていつも僕に尽くしてくれる。とかなんとか、知人に言われたわけで。そりゃごちそうさんですが、なんかカッチーンときたなあ。

そりゃあさあ、夫の扶養家族かそうでないかで、妻の気持ちのありようってのはずいぶんちがうんでねーの?と思った。相手にしてもらわなくては回らないことの数が違うわけだし。今のわたしは、自分でできることがたくさんあるから、その範囲で好き勝手やってるわけで、それをわがままって言われるのはなんだかなーと思った。

もー、昔から「尽くす」って言葉がきらい。きもちわるい。他人に何かをしてあげるときはサラっとやりましょうよと思っちゃう。ほんで、その見返りとしてしばし使われる「守ってあげたくなる」とかいうやつもオエって感じ。いったい何から?災害?みたいな。他人に何かをしてあげるときはサラっと(以下同文)みたいな。極論を言えば、君が好きだからこのお菓子あげるーみたいなノリでやっていきたいの、どんな大変なことも簡単なことも。で、うちはそんなかんじでうまくやってるんだから、わたしに説教したり夫に同情したりしても無駄だよバーカバーカ、というはなしでした。書いたらすっきりした。読んじゃった人、ごめんね。

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あ、アップしてからきづいた。夫からは「きみを守る」的な発言も「尽くして」的な発言も出た事がない。「自分でできることは自分でしよう。できないことは助け合おう」という人だから。だからわれわれは夫婦なのだなあ。

人と暮らすのはほんとにむずかしいと思うけど、そのぶん超たのしいことも多いので、なるべくならうまいこと継続させていきたい、とおもう。とりあえず今日はそんな気分。


2005年11月06日(日) かえるところ

母親の「だめになったら帰ってくればいいじゃない。うまくいかないものはしょうがないもの」という一言にものすごい勇気づけられた。うまくいってないなんて一言も言ってないし、離婚や別居の可能性を匂わせたこともないのに唐突に言われた。何か感じ取ってるのかな。さすが母。

離婚も別居もぜんぜん考えてないけど、帰るところがあると思うと気楽になれるなあ。たまさか離婚やら別居となっても子供がいないかぎりは実家には戻らずに一人で暮らすと思うけど、実家に帰るのは肉体とは限らないのでずいぶん救われる。

しかし。仲良しだしうまくいってないわけではないんだけど。思ってたのと違う、てかんじなのかな。だれだって、不幸になろうと思って結婚するわけじゃない。わたしだってそうだった。ここが墓場だなんて思わないし、悪くはない結婚生活だと思う。不満なんて結婚しててもしてなくても限りなく出てくるものだし、結婚が目に見える境界線だから人はそこに大きな理由を求めて不満を吐き出すときの梃にするんだろうと思う。ただそれだけのことなんだろう。

結婚っていうより人と暮らすのは難しいね、っていうだけのはなしだな。うちの場合、保険年金税金生活費がすべて各自負担なのでよけいにそういう感じがする。籍は入ってるけど同棲みたいな感じなのかな。養っていただいていないので(アイロニー)、よけいにわがままな不満が出てくるのかもね。

モヤモヤもだいぶおさまってきたので、だめ押しでエストネーションに行ってこようかな。カードがゴールドになったとたん、気が大きくなって買いまくっているわけだけど、カードがアップグレードしただけで収入がアップグレードしたわけではないということを誰か、誰かわたしに厳しく教えてあげてほしい。このままでは破産するよーーー。


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