大学教員の日記

2004年10月31日(日)  いい本を読んだ

 締め切りに迫られている仕事は今日は学級事務仕事のみ。(といっても月末恒例のこの仕事は時間がかかる・・・)
 ということで午前中は11月11日のわくわく授業放送の連絡を親戚等に。こういう時でなければ手紙も書けない。
 学級事務仕事をしつつ、途中であきて本屋へ。2冊購入。一気に読む。
 「40代でしなければならない50のこと」(中谷彰宏・ダイヤモンド社)。本の背表紙を見て「40代」という言葉が入っているとつい目がいく。大好きな中谷さんの本なので即購入。
・10代でしていたことをやり直そう
・「謝れなくなること」を老化という
・「上がり」だと錯覚しないようにしよう
・コーチの年になっても、コーチについて学ぼう
 このような嬉しい言葉が並ぶ。40代だけではなく何十代でも価値がある言葉だ。
 もう一冊は「コメント力」(齋藤孝・筑摩書房)。教師という仕事はコメント力を必要とされる場面が多い。その点で参考になる。(ああ、「コメント力」という本を読んだのに、このコメント力不足!)のちほどblogに紹介しよう。

 昼にラジオNHK第一で10月1日の放送教育東北大会のシンポジウムが放送される。自分のプレゼンやコメントを聴いて思うことあれこれをblogに掲載。目の前の重要実践の糸口がなかなか見えず。



2004年10月30日(土)  ノート本

 午前中に子ども会廃品回収。スポ少の野球やサッカーと重なっていたためか高学年の子どもたちの参加は少なめ。2時間ほど。

 ノート本の44本目の原稿を書く。午後は原稿のチェックと印刷。軽く見直したが、「具体的に書かないといけないなあ」「ずばり読者の心に入るように表現せねば」という思いがあり。この点は打ち合わせ後に取り組もう。 郵便局で送付後、散髪。マッサージが気持ちよくうとうと。夜には学級事務。blogにはひまわり社HPの原稿紹介。冬休みの家族旅行の相談。



2004年10月29日(金)  すべき授業

 朝ノート本一本。今週は夜の会議や飲み会が全くなかった珍しい週なのに、なかなか朝起きられず。

 前日に明日は中越地震に関わっての授業をしようと思っていたら、偶然だが子どもたちからも次々と貴重な情報が。まさに「今日すべき授業」となった。この授業についてはblogにアップ。子どもたちの思い、発言に胸がいっぱいになった。日々子どもたちも「人のために役立つ活動」をしている。今朝の環境保護活動(リサイクル)もそうだ。担当の委員会の子どもたちだけではなく、今日は数人がボランティア。その心が嬉しい。そしてその心が今日の授業につながったのだ。

今日は放課後、時間に余裕があり子どもたちと雑談。毎日このような時間があれば本当にいい。現実では今度はいつかわからないが。

16時より常盤小で地区社研総会。本校で2月に研究授業をすることが決定。今年も社会科の研究授業がたくさんできる。同時に一つの提案をする。うまくいく確率の方が少ないが、自分の願いの一つが叶うチャンスである。さっそく帰校後連絡。



2004年10月28日(木)  刺激を受けながら

 朝ノート本1本。あとの2本も明日中にはできるであろう。

 朝は冷え込みとうとう氷点下。でも放射冷却現象なので日中は青空。体育でサッカーをする子どもたちの汗が光っていた。3校時は社会科部会の研究授業。3年生。リズムがあるいい授業だった。スーパーマーケットで得た子どもたちの情報量の多さが光る。4校時に事務所の保体主事が2組の体育を指導。来月22日の公開授業を本校会場で行うための事前指導。現場にいた頃は雑誌に原稿を次々と執筆する体育実践家。場の設定がすばらしかった。社会では昨日に続き日清・日露戦争について。子どもたちの価値観から自然発生的に討論となった。今日も戦争についての二つの見方を学ぶ。
 
 金井先生@熊本のblogに授業本を紹介していただいた。金井先生はプレゼンプロジェクトで一緒だった。若くして著名。blogからも同じ6年生担任ということで学ばせていただいている。ということで今日はいい刺激の多い一日だった。私のblogには昨日の続きを掲載

 中越地震のニュースを毎日見ている。昨日の2歳児の救助には胸を打たれた。頑張った子ども。そして本当に命懸けで救助にあたった特別レスキュー隊。困難の中での温かいボランティアにも感動した。自然の災害の前では人間の無力さを感じるが、同時に困難な中での人間すばらしさも感じる。どちらも事実だ。子どもたちに伝えたいことである。



2004年10月27日(水)  学級通信100号!

 朝ノート本1本。ゴールが44本に変更になったのであと3本。もっとペースを上げたいところだが、けっこう時間がかかる。しかも第一稿なので修正も大いに必要。

 今日は冷え込む。最高気温は10度にも満たない。我が家のヒーターは2週間ほど前から入っているが、今日は職員室のヒーターも入った。各教科の学習をどんどんと進める。日清・日露戦争のクリップ教材は実に効果的。今までの再現と違いリアルな映像なので、今度は映像の読み取りとなる。死者が合わせて10万人以上という数字も戦争の映像の様子から納得していた。学級会では「THE 思い出の会」。文化祭の打ち上げの会なのだが、準備物・活動の時の詳しい内容で落ちている部分がいくつもあり、チェック。時間切れで明日の朝話し合うことに。

 学級通信が100号達成。新採用の年は学級通信はゼロ。学年通信で済ませていた。2年目、「学級経営の武器として」夢中で発行してから、19年続けている。「発行すること」が日常になっているので、「つらいなあ」と思う時は年に数回ほど。記念号ということで、今回は若い頃のエッセー

IT 日常化プロジェクトの成果がMLに流れる。つくづく有り難いプロジェクトに入らせていただいたと実感。



2004年10月26日(火)  通信をどんどん発行

 朝ノート本の残る原稿のメドを立てる。今日は休み時間に会議が入っているので、学級通信と学年通信を朝のうちに仕上げる。

 今日は約束していた席替え。卒業まであと5カ月でいろいろな友達と話をしてほしいということで、1カ月に一度のペースで席替えをしている。かつて席替えにこだわり、深く話し合った年度もあったが、今の6−1は常にくじ引きだ。割りばしで作ったくじを今日も引いて子どもたちはギャーギャー。
 単元終了ということで社会科で内容の復習ミニテスト。考える力を育てることをテーマにしているが、知識も同じくらい身につけさせたいと思っている。覚えることをしっかりと覚えたうえでの思考活動でなければ深まらない。このことについては今日のblogに

 火曜日の6校時はクラブ。サッカークラブ担当。スポ少に入っている子たちを中心にレベルの高いゲーム。
 家内が研修より帰ってくる。2泊だったが今回は勤務日だったのであっという間だった。明日の学級通信を作成。100号の記念号ということでエッセー。ホームページに掲載しているものをリメイク。



2004年10月25日(月)  快調に

 朝、昨日に続いてわくわく授業HP原稿を執筆、送付。出勤前に胃ガン検診があるので6:20に保健センターへ。早めに始めてくれたので7時過ぎ>には自宅に戻る。

 さて今日も晴天。1時間目の理科では地層を土で作る実験。校庭にいることが気持ちよかった。桜の木はすてきな赤茶色。3時間目は音楽。中学校の文化祭で子どもたちが堂々と指揮する姿を見て学級でもさせてみたくなり、グループごとに自主練習。いい顔で指揮をしていた。4時間目、万葉仮名、平仮名、片仮名を学習。教科書の内容をそのまま行うだ>けで子どもたちは興味を持った。「日本の文化」という観点で、何かしらの教材化ができないものかと思う。5時間目の道徳。「道徳が他の教科と違うのは全員が発言する可能性があるということ」という点を強調してからスタート。活発に発言をした。

 新しいパソコンはやはり快調。エッジの接続状態も良好。快適なことはスムースに物事が運ぶということ。もっと早く購入すべきだった。

 帰宅後生活習慣本の原稿チェック。blogにはわくわく授業にまつわるコラムを。教育工学会の大会論文集を読み改めて理論の勉強が必要だと痛感。



2004年10月24日(日)  気持ちのよい青空

 昨日から中越地震の報道が続いている。大学4年生の時に日本海中部大地震を経験しているだけに他人事とは思われない。
 今日も中学校は文化祭。家内は学校から直接研修@東京。東北新幹線は大丈夫のようだ。娘の勉強を見ながら新パソコンにデータ移行。ゆっくりしようと思っていたが、やはり不便が生じるだろうと思い午前中でほとんど終える。

 それにしても今日は気持ちのいい秋晴れ。お昼は隣町まで出かけて外でとる。木々も色づき始めている。
 午後からわくわく授業HP用原稿に取り組む。blogには金曜日の話し合いのことをアップ。夜からはノート本に着手。これから数日間はこの仕事に集中。2005年の全国大会に参加された皆さんのblogを巡る。インパクトの強い言葉が入ってくる。



2004年10月23日(土)  水沢中文化祭

 今週は中学校の文化祭。午前中に1年生の合唱コンクールがあるということでさっそく行く。娘もこの合唱の朝練習のため7:10ごろには家を出ていた。どの学級もそれまでの熱心な取り組みぶりがわかる合唱だった。帰ってきてから「C組が最優秀賞だった!」と言う娘を見て、いい経験をしたなと思った。今の中1の一年前を思うとずいぶん頼もしくなったと思う。今担任している子たちの一年後を同様に想像した。

 午後になり予定通りパソコン購入。夜まで基本的な部分の設定。やはり新しいパソコンはいい。データについては少しずつ移行していく。

 今日は過去2回連続参加していた2005年の会のファイナル。今年は家の都合で断念。日本教育工学会の講演論文集が届く。目を通す。知っている先生方の部分に目がいく。



2004年10月22日(金)  あれこれ

 遅めに起きる。今までの分の疲れが出たわけではない。大きな行事後ということで少し気分も違う。重要な授業がこれからいくつかあるので気持ちを切り替えなければ。ネットワーク誌1月号原稿を修正送付。全国大会で書いたレポートがほぼ清書のようなものであった。

 今日もパソコンが不調。学級通信は発行できなくなるし、理科のクリップ教材も子どもたちを待たせてしまった。ちょっとしたことでも授業中にスムーズに教材提示ができないと、授業はリズムを失う。トラブル回避も腕のうち。社会の帝国憲法の学習で子どもたちの見方・考え方で一つ、いい学習ができた。このことについてはblogにアップ

 卒業アルバムの写真撮影。今日は以前撮影できなかった職員と委員会。子どもたちはOKでも、先生方がいろいろな都合で出ていてヒヤヒヤ。ほとんど撮影を終える。カメラマンさんと一緒に回ると各委員会の雰囲気がわかっておもしろかった。ベルマーク委員会は必死に子どもたちが数えていた。我が校はかなり前から取り組んでいる。人数の多さを生かした事業だ。

 7時から文化祭の食堂・販売の学年PTAご苦労さん会。明るく、賑やかな会であった。2次会もあれこれ話して1時帰宅。



2004年10月21日(木)  通常のリズムに

 今年最大の台風は岩手には関係なく通り過ぎた。小学MMに原稿掲載。すぐにblogにもアップ。今回と次回はわくわく授業のPRを兼ねる。ノート本のスケジュール調整。どうしても目の前の仕事や原稿が優先になる。本当は単行本が一番重要なのだが。これから挽回。11月の県教研への出席確認。今回も支部レポート代表。

 文化祭後の授業、エンジン全開。国語「海の命」終了。子どもたちの解釈を深めるのに苦心。発問の重要さを感じる。算数の比は理解度が高い。社会は自由民権運動と帝国憲法を小刻みな作業で。体育の跳び箱上達。通常のリズムに戻り心地よい。
 今日の放課後は研究会ではなく校内メンタルヘルス講演会。近くのお医者さんが講師。うつ病の傾向やその対策等を聞いたり、自橿術なる体操のビデオを見たりする。仕事でのストレスをあまり感じない方なので実感が少なかった。もっとも立場が変わればストレスが出るのかもしれないが。

 夕方いったん家に戻る。7時から学年PTA会議。食堂の反省。明日は学年PTA全体でご苦労さん会。これで本当に終了。9時帰宅。PC、今日も不調で近日中に購入を決意する。



2004年10月20日(水)  台風接近

 朝、ひまわり社HP原稿に取り組む。教師力アップセミナーの野口先生のセミナー記録を読む。このような形の記録は斬新。セミナーの熱気が伝わってくる。

 さて休み明けということで小さなマイナス点が少し。ずっと制作活動に取り組んだためもあり、授業のリズムも今一歩。ここが自分の力不足。明日からは変わってくるであろう。
 今日からは放課後も余裕がある。学力定着度調査の学年の集計。いろいろと手直しがあり、予想外に時間がかかる。

 夜ひまわり社原稿に再度取り組み送付。娘の話をヒントに明日から本の紹介をする予定(blog参照)。それにしてもPCのアダプターのトラブルで今日は大弱り。さらに明日の台風23号が心配。最接近は明け方とか。NHKもずっと情報をニュースで流している。



2004年10月19日(火)  代休2日目

 代休2日目。あれこれしようと思っていたものの、体を休めたり、娘と一緒にいたりで終わる。自分の事務仕事を少し進め、午後からは娘と眼科へ。少しだけ視力がアップしていた。ふだんであれば、休日は友達と遊ぶのであるが、代休ということで友達は児童館や親戚の家に行っていたようだ。その点、親子完全に休みが一緒(小学校チームと中学校チームに分かれるけど)の我が家はこのような日は預け先の心配がなくて恵まれている。

 家内が夜研修会ということでガストの配達サービスを依頼。配達してくれた子が岩谷堂小学校時代に1・2年生を担任した子だった。今年が成人式で小学校時代とは全く違った顔つきになっていた。忘れられない音読でのエピソードがあり、その話をすると全部覚えていた。高卒後オーストラリアに馬の勉強をしに行き、また行くために資金を貯めているとか。このような話を聞くと、こちらも元気になる。

 夜、ようやく小学MMの原稿に取り組む。今回はPRも兼ねて「わくわく授業」の取材授業。授業前までのことを書いて送付。某資格のための練習問題(昇任試験の練習問題ではありません。念のため)に取り組むが機器の面は全くお手上げ。これは相当な勉強が必要だ。今日のblogは佐藤学級物語「文化祭余話」



2004年10月18日(月)  代休

 家族と一緒に起床。お酒が残っている状態&睡眠不足。頭は働かず。
 午前中、ようやく11月号の雑誌を読む。代休の日だからこそできることをあれこれ。学校に行き、昨日の販売用パンケース引渡し。午後から郵便局、銀行等で遅れ気味だった学年会計及び海外研の会計処理仕事。文書発送も。事務局仕事は11月になったら図工研がメインとなる。

 夕方、見分森公園へ二女と。秋色の景色がきれいだ。
 blogに読んだ本のことをアップ。



2004年10月17日(日)  文化祭

 朝、ゆっくりと読書。
 今日は文化祭。気持ちのよい青空。いい日だ。
 各教室展示見学から始まりクラブ発表会。どのクラブも練習成果がばっちり。6年生の子どもたちもいい経験ができた。ダンスクラブの新しい演技は初めて見たが、「かっこいい」とみんな思ったに違いない。

 その後6年生にとってメインイベントの食堂・販売。短時間で机をセッティング。すぐにスタート。
 1組はフライドポテト・おにぎり・から揚げ・パン等の担当。子どもたちは最初から全力投球。「フライドポテト、いかがですか〜」「ありがとうございます!またお越しください!」と元気のよい声が響いた。長い行列の皆様の期待にがんばる子どもたちの姿を見て、自分も一緒に販売。やってみると自分も元気になる。売れなくなってくると、3人一緒に声を出したり、出張販売?をしていた。一人一人の違った面も見ることができた。これも学年PTAの皆様が企画したからこそである。

 夜は反省会。一次会は学校の文化祭反省会。二次会は学年の先生方と学年PTAの反省会に合流。一つのイベントをやり遂げたということで、たいへんな盛り上がりだった。6年生の大きな行事も一通り終えたという安心感で自分もかなり飲んだ。
 帰りの自宅前でふと空を見るときれいな星空。しばし見つめる。



2004年10月16日(土)  準備終了

 朝、定着度調査打ち込み。一気に終えようと思ったものの、パソコントラブルで途中で終了。学校で文化祭飾りつけ終了後に終える。

 さて今日は文化祭の教室装飾の日。1時間目の学年集会以外はすべて飾りつけのために費やす。ただ単に作品を展示するだけではなく、教室装飾のものを作ったり、6年生として他学年の手伝いや食堂の準備もあるので、そちらにも目を配りながら行う。自分は装飾は苦手な分野なので、同学年の先生にも手伝ってもらった。食堂関係は保護者役員の皆様も前日準備で午後から活動。本当に有難い。

 16:00ごろにはおおよその準備が終了。チェック、お手伝い等をしてからは職員室でホッと一息。無事明日を迎えることができる。6年生の子たちには食堂・販売という大役が明日はある。どのような姿を見せるか楽しみである。 
 帰宅後、注文していた本が届く。さっそく読み始める。



2004年10月15日(金)  文化祭準備

 朝、学力定着調査の正答打ち込み。昨日の疲れでふだんより遅く起きたため予定通りといかず。その他海外研の文書発送仕事。

 さて今日はあさっての文化祭の準備。作品ができたからといって終わりではない。食堂・販売もあるので細かなあれこれの仕事がある。巻物に習字を貼る作業は時間がかかったが、記念に残る仕上がりになった。消しゴムのはこもヒット。その他学級掲示物、食堂の机運び等。とにかく一生懸命やっていた。
 6校時終了で今日は居残りもなく下校。海外研の発送手続き。思いのほか時間がかかったが、5時過ぎに教育事務所・教育委員会に行き、文書を届けてくる。海外研は3学期にもう一度発送手続きでおおよその仕事は終了だ。
さて、6時過ぎから学年の掲示物作成。今日は9時まで。がんばったから明日は子どもたちと一緒に一気に仕上げられそう。

 帰宅後、昨日メールが届いた交流本についてblogに



2004年10月14日(木)  息つく間もなく・・・

 朝、実践原稿で昨日のやり残した分。何とか仕上げて発送。それにしてもこれは時間がかかった。12ページだから当然なのだが、もっと考えて取り組むべきだったと反省。
 朝ぎりぎりまで取り組んだので学校でも息つく間もなく動く。文化祭の作品は子どもたちががんばって全て完成。放課後取り組んでいた子どもたちからは、「先生、文化祭が成功したら記念のお楽しみ会をしましょう」との声。「2学期最後の大きな行事だから、明日みんなに提案して」と応援。6年生は作品作りだけではなく、食堂・販売という大きな活動がある。その割当で四苦八苦。子どもたちも忙しく委員会の当番や学級の案内係りもある。何とか1時間かけて当番活動を決定。その他にも、学年通信作成印刷、食堂メニューを全校PTA児童数分印刷、掲示物作成とフル回転だった。
 夜は最後の学年PTA会議。今日は家内もPTA会議で、家の用事等でPTA会議前にいったん帰宅したこともあり走ってばかり。会議は8:30で終わり。職員室におりたら学年の先生方が全員残っていて掲示物を進めてくださっていた。感謝。

 帰宅してから、依頼された掲示物の写真を書き込み。大人数の学校はこのような時は資料確保がしやすい。メリットである。blogには昨日のアメリカ研修の続き。



2004年10月13日(水)  作品作りのピーク

 朝いつも通りには起きられず。遅い帰宅の後は早めに就寝するのが賢明。実践原稿を途中まで。

 今日は作品づくりのピーク。絵は全員仕上がる。総合はあと1〜2時間。今回は文化祭での掲示なので学年合同で模造紙にまとめている。同時に卒業アルバムの学年全体写真・授業写真・クラブ写真。学年全体写真は予定の日に全員が揃ってよかった。人数が多い学校だとこれが難しい。

 放課後、JR四国CWの新田社長&鈴木さんが来校。宇都宮に営業所ができて北日本を管轄しているとのこと。それにしても全国各地を歩いているという表現がぴったりだ。

 昨日届いたビデオをさっそく子どもたちと視聴。子どもたちは写っている姿やお互いのセリフに興味津々。爆笑ビデオ風になった。ただ感想を聞くと、編集のうまさ・音声やテロップの効果に言及をしていた。このようなことを考えることができる点はテレビ番組にしてもらっている学級のメリットだ。勤務後、水沢テレビさんに昨日のビデオのお礼。本当に感謝。

 夜実践原稿の残り。何とか一通り書く。11月6日のNHKスペシャル「学校を変えるのは誰だ」のアンケートを送る。blogにも掲載。



2004年10月12日(火)  水沢テレビ番組

 朝、実践原稿2ページ。あと4ページ。明日までには何とかできそう。
 学校ではすっかり文化祭作品作りモード。絵は6割の子どもが完成。今度は総合に全力。これはあさってまでには仕上がる予定。習字はあと2時間。
 今日の学級通信には本の紹介。連休中に読んだ「あたりまえだけど、とても大切なこと」。時にはこのような学級通信もいいであろう。この中からの学びをさっそく今日は紹介。「お返しの質問」についてはさっそく実行をしている子もいた。

 さて、今日水沢テレビから「週刊チャンネルM」の番組収録テープが届く。9月末の取材の実践例を15分にまとめてある。見ながら改めて編集の腕のすばらしさを感じた。子どもたちには明日さっそく見せよう。
 このように自分の実践や主張を映像に残しておくということは、やはり価値がある。何かの折にも活用できそうだ。このことについてはblogに。

 夜学年PTA会議。文化祭での食堂経営も最終コーナーに入った。夜のPTA会議もこれで最後。お母さん方にとってはハードであったであろう。(当日がもっと大変なのだが)。9:30帰宅。



2004年10月11日(月)  原稿

 blogに佐藤学級の「ルール」について書く。それからは実践原稿に取り組む。午前中2枚、午後2枚、夜2枚。合計6枚。これで半分。

 体育の日だからこその記事「子どもの運動能力低下」に目が行く。確かに20年近く前の子どもたちの体力と比較をしてもその違いは実感できる。学校でも運動する時間が減っているから当然なのだが。特に鉄棒の能力低下は目に見える。逆上がり率70パーセントという結果もうなずける。体育の指導法も初任の頃とは変わっている。その影響もあるのだろう。

 5時から子ども会野球大会のお楽しみ会@焼肉店。5月のポートボール大会のお楽しみ会も兼ねる。野球大会は惜しくも準優勝とか。11月には昨年優勝のドッジボール大会もある。元気な子ども会だ。



2004年10月10日(日)  仙台へ

 連休二日目。朝他学校の研究物コメント。午前中に大学院について検索。自分の環境で勉強できるところはやはり限られている。地元ケーブルテレビで放送大学のテレビは視聴できる。いずれ大事なのは、自分に教育関係の学問の基礎体力をつけることだから加入をして視聴していこうと考えている。blogに昨日の本についてアップをする。

 午後から家族で仙台へ。J2のベガルタ仙台のゲーム終了と重なり渋滞。プロ野球が仙台に来たらぜひ見たいけど。藤崎で子供服。ジュニアブランドには多くの子どもたちと親。時代の流れなんだろうけど。6階で藤田嗣治展をしていたのでちょっとのぞく。故郷秋田の平野政吉美術館の壮大な画「秋田の行事」を思い出す。(エピソードはこちら)。その他あちこち。帰宅は8時。

 夜から実践原稿に取り組み始める。 



2004年10月09日(土)  3連休と台風

 昨夜から台風の影響で雨が降り続く。今日は学級の子どもたちもあれこれ行事があったが全て中止であろう。テレビでも22号の影響をひらすら伝える。我が家でも盛岡で開かれる式の予定をこの雨でキャンセル。その分あれこれ。

 朝、昨夜のNHK人間講座(再々放送)の録画視聴。星野前阪神監督のメッセージ。組織をどう蘇らせるかという視点で見ると学び点が多々あり。特に「固い決意を常に伝えることの大切さ」「自分がしていることの価値を意識することの大切さ」を痛感。その後平藤氏に会う。月1回の情報交換は貴重。blogに「スーパー教師」のシステムで思ったことを。

 久々に本屋。ここ2週間ほど行っていなかった。全米最優秀教師の「あたりまえだけど、とても大切なこと」(草思社)他数冊を購入。すぐに読み始める。明日のblogに書くつもり。
 3時からNP会。台風がそれて雨もあがっていた。今回は場所を移して会長代理のお宅に。しゃれたお宅だった。話が尽きず10時過ぎの帰宅。
 帰宅後も読書。



2004年10月08日(金)  文化祭モード

 朝、書きかけのblogに追加。昨日は疲れ果てて続きを書くことができなかった。実践原稿の骨子を決める。なかなか執筆に取り掛かれない。

 学力テスト2日目。国語と算数は昨日と違い苦戦。学級の課題も改めて感じた。その他の学習は文化祭に向けての取り組み。絵はあと2〜3時間で完成予定。総合では「世界の国々を知ろう」の調べ学習。インターネットと百科事典の使い分けがようやく効果的にできるようになってきた。こちらは来週から表現活動に入る。
 放課後後期の児童委員会。事前に、「自分が学校のためにできることを考えて、活動に取り組みなさい」と一声。進んで役職を希望した子も前期よりは多かったようだ。
 来週はまさに文化祭一色の一週間となる。

 帰ってからはblogにアンケートから考えるをアップ



2004年10月07日(木)  学力定着度調査

 朝、実践原稿の単元構想。文献・HPをあれこれ。

 今日は学力定着度調査の日。県下一斉。5年生は他県3県と合同調査。簡単に言えば県が作成した学力テストの日である。昨年度から実施されている。問題の質、やり方が昨年は問題となったが、今年度は改善されていた。今日は社会と理科。2教科とも基礎的な問題。NHK高学年プロジェクトで力を入れていることもあり、子どもたちの理解度は高かった。明日の国語・算数がどうなるか。
 月曜日に研究会があったので、木曜日の午後だがフリーの日。絵が遅れ気味の子どもたちを残しながら雑談。子どもたちと話すのは本当に楽しい。貴重な情報も入ってくる。だから雑談しやすくしておくことが大事だ。写真のように音楽集会の絵を描く子たちも。感謝。

 勤務時間終了後いったん退庁。家で夕食。7時から学年PTA。今日の作業はポスター作り&話し合い。次回は12日。9時10分帰宅。
 胆江版画展の中止に関わっての思いをblogに



2004年10月06日(水)  ようこそ!先輩

 いつもより遅寝だと朝起きても頭が重い。ゆっくりと実践事例原稿の構想。「ITを活用した教科指導調査で社会や理科で高い評価」という記事があった。この中にあるようにいつか「ITを活用した例」「活用しない例」での比較研究は必要と考えている。「効果がある」と実感はしていてもそれらは自分の思いであり実証的ではないからだ。

 文化祭の作品作りで絵はようやく6割程度仕上がる。取り組みが早かったもののやはりぎりぎりになりそうだ。総合の調べ学習も見通しが立つ。それにしても本校図書室に北方教育の作品集があるのに驚いた。大学時代に学んだことの一つだ。水沢も縁がある。

 そんな中、今日は中学2年生が来校。中学校の総合の一つとして「訪問学習」があり、母校を選んだ子どもたちだ。本人たちの希望により1年生の教室に入ったが、6年生にも「中学校生活の話をする」ということで20分間だけの交流タイム。中学生からは中学校生活の様子を話し、あとは質問タイム。ここでも「質問をメインにする授業」は効果的と感じた。同時に質問力を向上させなくてはと感じた。今日発行の学級通信をblogに

 放課後ワックス塗り。数名の子どもたちに手伝ってもらう。雑談・感謝の時間にもなる。その後は珍しく余裕があったので、机の上に高くなっていた書類を整理。11月の市教研でまた提案授業をすることに。気軽に提案していこう。夜、実践原稿の文献探し。



2004年10月05日(火)  雨・・・

 朝、授業準備&事務仕事。学級通信。前日皆川さんから送付された重要文書に目を通す。論文を書くためには自分に不足しているものを自覚して補わなければいけないと感じる。

 今日も雨。卒業アルバムのクラブ写真の日だが、外でするクラブはできずに終わる。それにしても人数の多い学校はクラブメンバー(教師も)揃っての写真は大変だ。4割のクラブは次回回し。
 雨ということで昼休みのんびり将棋をする子たちが何人。半分以上の子が委員会・クラブ活動・話し合い等で不在だったが、残りの子どもたちがゆったりと過ごす様子を見て、こういう時間も大切と感じる。
 1・2時間目のあき時間に海外研の仕事、図工研の仕事をあれこれ。海外研はあと一回の発送でしばしの仕事休み。事務局の仕事は11月20日からの胆沢児童画展が控えている。

 6時過ぎいったん帰宅。早めに夕食後、6学年PTAの話し合い。文化祭の食堂まであと10日あまり。9:30帰宅。
 今日のblogのためにHPを探してながらメルマガを二つ登録。blogには「初等教育資料」のことを



2004年10月04日(月)  社会科全体研

 朝、授業の準備。学校で授業の準備を終えればいいのだが出張中はもちろん出張後もあれこれあり、できず。なかなか出張に行きたがらない人もいるだろうなあ。

 今日は本当にバタバタ。朝のうちに復命、プリント印刷。3時間目に全体研。社会科部会ということで部長の役目は事前に終えている。記録をパソコンでとる。給食時間に編集。写真を貼り付けると記録がずれて苦戦。子どもたちが食べ終わる頃にようやく「いただきます」(今日の3食の合計時間は20分ぐらい?ああ)。昼休みにようやく印刷。学年PTA文書の修正印刷、学級通信を追加して印刷等、とにかく限られた時間でこなす。

 4年生の授業自体は好感の持てるものであった。提案型のような学習構成の授業はテーマにぴったりである。助言も明快・適切。いい研究会であった。「授業の批評」「〇〇の授業の原則」といった分野のインプットが自分には不足している。アウトプットが多くなればなるほど必要なのはインプットだ。

 研究会後、胆沢図工研の文書発送事務。印刷まで。結局で家で宛名書き、袋詰め等。家本先生から生活習慣本の原稿の修正要請あり。今回の朱書きはいつもより多い(それでも最終決定は執筆者に委ねられている)。丁寧に見ていただけることに感謝。「編集の仕事」とはこのようなものなのだろう。



2004年10月03日(日)  イチロー&ロードレース大会

 昨日のんびりし過ぎたので今日は仕事に取り組む。午前中は放送教育大会関係の文書作成、他にも学級・胆沢図工研関係の文書。生活習慣本の原稿を修正。いつの間にかすべきことがたまっていた。学級事務も。ゆっくりではあるが前進。
 今日もイチローの特集に注目。「小さなことの積み重ねが大事」という言葉に共感。これも授業に通じる。高校で夜誰もいない校庭で練習をしていたこともあったとのこと。「努力は人に見せるものではない」という美学だ。同時に努力が楽しくてしょうがないのだろう。きっと今もそうなのだと思う。

 午後からはロードレース大会。本校は初出場。学級の子が4人出る。あくまでも希望性だが、実際には働きかけをして「する」と言った子どもたちだ。学校集合の際に見送って12:30に会場へ。雨の中、子どもたちはがんばっていた。それにしても今年の陸上の大会は全て雨・雨・雨。6年生チームは4位になった。急造チームだったがそのがんばりぶりに拍手。ゴールでは感動した。

 午後は事務仕事。明日の校内全体研のために、発展的学習と評価について少し文献研究。夜からようやく送れていた実践事例集の原稿に取り掛かる。
ここ数日インプットをしていなかったので久々に「仕事の哲学」を読み直す。「成果をあげることは習慣である」という言葉がイチローとだぶって見えた。就寝前にblogにしたいことをアップ



2004年10月02日(土)  すごいなあ

 今週は密度が濃い日々だったので今日は朝はゆっくりとする。昨日の御礼メール。
 昨日は中日が優勝。落合監督は同郷出身(秋田県南秋田郡)だけに嬉しい。(ちなみに元巨人の石井浩郎も同郷で高校の後輩)。テレビの特集を見るといかに選手を信頼し、勇気づけていたかがわかる。決して選手を悪く言うことはなかったとのこと。学級経営にも通じるなあ。
 野球でいえばイチローは新記録。世界に通じる日本人の一人であろう。まさに「日本の誇り」だ。夕方のニュースに注目して感じたことをblogに。

 午後からは市福祉大会へ。担任している子の作文が賞に入ったということで学校側で正式参加。100人以上の表彰者がステージにずらり並んで壮観であった。
 今日は近所の方から「テレビに出ていましたね」。改めてマスコミの威力は大きいと実感。

 今日の仕事は原稿の推敲。学級の事務仕事をいくつか。



2004年10月01日(金)  放送教育東北大会&共同討議者

 朝、プレゼン作り。結局昨夜は原稿に時間がかかってしまい、プレゼン作りはあまり進まず。朝食もそこそこに励んで8時には終わる。盛岡に宿泊していなければできなかった。軽く練習をしてプレゼンを修正。

 9:30から太田東小で放送教育東北大会の授業公開。2年生の音楽。番組を意欲づけのために活用していた。100円ショップの椅子が太鼓になったのにはびっくり。思わぬ活用法だった。
 授業が終わってすぐにNHKの箕輪さんとマリオスへ。シンポジウム打ち合わせのため。鈴木克明先生、稲垣先生、金先生と一緒になりお昼。場所を移して20階のレストランで打ち合わせ。すでに「メディアリテラシー論」で熱い議論。聞いていてその熱さが伝わってくる。

 13:30開会。14:00から2時間のシンポジウム。自分の実践について15分で話す。聞き手を意識してプレゼンをしたつもりだが、聞き手があまりうなずいていなかったのはやはり力不足。終わった時には汗をかいていた。4人シンポジストがいたので、あとはわりと気軽に発言させてもらう。他の先生方はよどみなく発言が出てくる。自分は論、経験の両方が不足ということを痛感。思ったことはblogに
 このシンポジウムはニュースに流れたようで教え子から「テレビ、見ました!」というメールが届いていた。
 その後シンポジストで一献しようという話が出て教研共同討議者を引き受けたことを後悔。いろいろな話を伺える機会だったが仕方なし。

 すぐに和賀支部教研会場の黒沢尻北小へ。18:30から分科会。参加者は7名。情報教育の話の反応がすばらしかった。少人数でニーズに密着して話すといいんだとこちらも新しい発見。岩小時代の同僚の先生とも久しぶりにお会いして楽しく共同討議者の任を果たす。引き受けたことを後悔するどころか、こちらが元気をいただいた。和賀支部の皆様に感謝!


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