Opportunity knocks
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2010年01月09日(土) あしたは

明日からまた京都でスクーリング。近現代文学演習1。
先月の23日からの続き。

今回の講義、なんと受講者がわたしを含めてたった二人。
講義内容は近代から現代までの俳句技法とその鑑賞、俳句史を学ぶというもの。
さらになんと、明日は先生と院生の前で句の鑑賞を発表しなければならない。
今から緊張でわくわくしていたり。

教授である坪内稔典先生は以前日記にも書いた「子規のココア、漱石のカステラ」という本を書かれた方。正岡子規の研究者としても著名で、とても瑞々しい感性を持っている方である。先生というより今やわたしのアイドル的存在になっている。

以下は、教授かつ俳人でもある先生が詠まれた甘納豆の句。

   一月の甘納豆はやせてます

   二月には甘納豆と坂下る

   三月の甘納豆のうふふふふ

   四月には死んだまねする甘納豆

   五月来て困ってしまう甘納豆

   甘納豆六月ごろにはごろついて

   腰を病む甘納豆も七月も

   八月の嘘と親しむ甘納豆

   ほろほろと生きる九月の甘納豆

   十月の男女はみんな甘納豆

   河馬を呼ぶ十一月の甘納豆

   十二月をどうするどうする甘納豆  


明日はまだもうひとつ楽しみがある。
もう、遠足をひかえた小学生のように、今日は眠れそうにない感じ。



2010年01月01日(金) 新年

今年も穏やかな新年を迎えることができました。

いつも読みにきてくださる皆様、いつも超スローな更新ですみません。

今年はもう少し書いていこうと思っています。

ときどきは見捨てずに読みにきてくださるとうれしいです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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