和田拓治郎の「夜景レストラン」

2007年12月24日(月) いれかわりとたちかわり、心変わりを水割りで




クリスマスは、母の誕生日。
和田です。

この年の最後は、なぜかいろんな人間がいろんな問題を持ってくる。

そして、相談したいと称し飲もうとする。
当然、わたし的には後回しになり、深夜12時頃からでも出て来るという切羽詰まった人間だけ、話を聞くことが出来る。

内容は、裏切りや修羅場、目標探しに一般論、お決まりの広島アート事情について等、八割がた事後報告の残念な結果。

ただただ悔しさ混じりに思いをぶちまけて行く人間や、これから全てを変えるためにコツコツやるんだと決心する人間、みんな悩んでるし何か抱えている。

わたしには、






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だから、みんな話しに来る。

好きなことしかやらないし、やれないんだよ実際。


そういえば先日、「アイ・アム・レジェンド」を観た。

しかし、一人の博士が人類のため立派に戦う姿を描いた近未来の深刻な内容と、映画館内の暗さ、さらに満席の圧迫感で気持ち悪くなり途中退席しかける。

この苦しさは、博士論文を書いていた頃の症状を思い出す。
ストレスなんか無いのに、悩みごとなんかあったっけ。

新年会は、良い報告ばかリで飲みたいですね。
まだ早いか。

※画像は、コインロッカーだと思ってたら冷蔵ロッカーだった図。
(ダウンジャケットなのに極冷え)



2007年12月18日(火) あそこのお店



最近よく寄るようになった教えたいけど教えたくないお店に、ENZO(http://blog.pasta-enzo.net/)がある。

男はみな子供の頃、もれなく秘密基地を作ってきた。
この店は、その時の心を何気なく守りつつ、さらに大人の決まり事もクリアした一級パスタ店(車)だ。

ほんとうは地御前のバイパス沿いにあったときから気にはなっていた。
しかし、如何せん外観が車だけに、当然へその曲がった頑固マスターが、一見の客に威張り散らしているイメージが浮かぶ。
そして、つい「また通りかかったら行くことにしよう」となるのである。
そうやって先延ばしにしていると、いつの間にか店は無くなっていた。

何年か経って、偶然友人と待ち合わせた店がここだった時、なぜか少し入り辛かった。

なぜなら、最初は一人で行きたかったから。

出てくる料理は、全てウマい。
散々しゃべった挙げ句「ワシ、






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の決まりマスターセリフ。
窓から見える、川の景色と少しの夜景。

この脱線しまくり必至のカウンターが、わたしたちのデザインの打ち合わせには最適。
なぜって、真面目にばかり考えても、使う人がいつも真面目とは限らないでしょってこと。
笑いながら思いついた商品は、やはりいつも笑っているような人が買ってくれるでしょうよ。

もう、こじゃれたカフェには飽きた玄人サン達にオススメ。
駅前のベスト電器裏に、パスタ屋ENZO号。

頑固マスターには、イタリアやパスタの豆知識は通用しない。
裏技として、「無水鍋」(http://www.musui.co.jp/index.htm)を覚えてカウンターへ向かえば、素人さんでも少しは話してもらえるでしょう。


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