ひとりカーニバル
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2002年12月31日(火) デラックス福袋

ホームセンターへ出かけた。家族と一緒だったが、わたしがそこでしたことと言えば、トイレ行って、入り口の自販機でココアをすすっていた。

そこの入り口で目にした、元旦にむけて用意された福袋。ぶんぼうぐ福袋、おかし福袋、デラックス福袋の三種類あった。

ぶんぼうぐ福袋、おかし福袋は入っているものの範囲が決まっているが、“ホームセンター”における“デラックス福袋”とは。

大きさも値段も一番でかいが、何が入っているのかよくわからない。電気製品、衣料品から各種部品までそろう“ホームセンター”で集められた福袋の中身。

水道の蛇口、のびる手袋、ハムスターのエサ。そんなものが入っているというのか。


覗いてみたいが、欲しいかと言われればそうでもない。


2002年12月20日(金) パンダ麺

坦々麺を食べていたら、肉そぼろみたいなのが気管に入ってむせた。ゴフォッ。

見た目赤黒い、スパイシーな坦々麺。本来使うべき器官以外で、これを堪能することは危険だ。赤黒い一部を、それこそ口から鼻から噴出する様をさらしてしまうことになりかねない。

わたしは平静を装った。


恐るべき坦々麺。パンダみたいな名前しやがって。


2002年12月17日(火) 中で広がる、リーフが広がる。

紅茶“リプトン”のティーバッグが今、立体ピラミッド型になっている。

ただの変わりモノかといえば、そうではない。箱の説明書きには「おいしさを引き出す」ピラミッド型ティーバッグ、とある。従来の四角い袋型のものに比べ、茶葉がより広い空間を動くので、紅茶本来の香りや味わいをいっそう引き出すそうだ。

でも、これは一言で言えばピラミッドパワーだと思う。

箱の前面には、流れるような文字配置で『ピラミッド型ティーバッグで、リーフがひろがる』などとしゃれた風を装って載せてあるが、言いたいことは“ピラミッドパワーはすごいぞ”ということ。


あと、コップから引き上げて、受け皿に置くときの座りもたいへんよい。




2002年12月15日(日) 小さなパンドラ

コンビニの駐車場に車を止めていたときのことだ。わたしはお腹がすいていて、コンビニで買ったおやつを車の中で食べていた。モシャ、モシャー。

おやつを食べながら、ふと目に入る、近くのコインランドリーの看板。大きくばばんと書かれた「コインランドリー」の文字。うん、デカくてわかりやすい。そしてその下にチョロリと書かれた、店名と思われる文字。

”パンドラの箱”

パ、パンドラ。あらゆる災い・不幸が封じ込められたという、あの箱。

コインランドリー、パンドラの箱。洗濯、乾燥と終わって、ぱかっとふたを開けてみたらば……!


見知らぬパンツが入っているとか、そういうことか。


絣 |MAIL

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