ひとりカーニバル
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2002年06月06日(木) シャチ!

シャチハタを作ってもらっている。

あいにく店においてある既成のシャチハタに「溝口」の名がなかったため、別注となったのだ。別注だと、値段が高くなる。その変わりボディカラーやインキ色、そして書体も選べるそうだ。それはいいのだけど、広告の

「ポンポン押せる シヤチハタ」

とはどういうことか。ヤが小さいヤではなく大きな「ヤ」として、なくてもいい存在感を放っている。ホチキスとかビニル袋といった言葉を聞いたときの、受け入れられなさ。あれといっしょだ。

そのくせ、ハンバグーやギョザーは好んで使っている。本当のハンバーグやギョーザという言い方を忘れそうな勢いだ。

もしもわたしが洋食屋さんを開いたとしたら、メニューにはハンバグーと書きたい。


友人にこの話をしようとして、「シャチハタがね…」と話し始めたら、「ジャム?」と聞き返された。

それはアオハタだ。


2002年06月02日(日) ひとつ屋根の下

健康診断に行ってきた。

まず最初に尿をとり、提出する。そして体重、身長、視力、聴力とひと通り終わった後、次は血圧測定だった。すぐ隣のイスには、玉置浩二似のおじさん。一足先に終わったおじさんが、女性係員さんに指示を受けている。

「では次に…。あ、尿検査の結果が出てると思うので、ちょっと確認してきますね」

足早に去る係員。そして戻ってきたかと思うと、彼女は言った。

「ちょっとタンパクが出てますね」
「ブッ(吹)」

絶妙のタイミングで吹き出す玉置浩二似のおじさん。タンパクが出てるとどうなのかは知らないが、わたしに聞こえる距離で、そんなこと言っていいのかい?そこに愛はあるのかい?

帰ったらもう、ワインレッドの心を聞くしかない。


絣 |MAIL

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