ゆくらゆくら
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2011年03月09日(水) 崩れる

行きたい場所と
好ましい行き方と
型にそってやってきた人が地図失くしたらもう立ち止まるしかない
もしかしたら、
行きたい場所だと言うと賞賛されるから行きたかったのかもしれない
難しい道を選ぶと感心されるから努力しなくちゃって思っていたのかもしれない
そんなこと
型にそってやってきた人が地図失くしてから気づいても遅い

こういうことあまり言われたことないでしょう
知っている言葉、肌がざわつく言葉、でも、この胸の中で終わらせられる言葉
わたしがわたしにしか言ってこなかった言葉、
わたしがわたし以外に言われたら切り捨ててきた言葉、
わたしが言われても耐えられる人にしか言わせなかった言葉、
回避できたのは賢かったからだ
賢い子どもには誰も大事なことを言わないんだ、日本

雨降ったから濡れたんじゃなくて
濡れたくなったから雨降る場所に行ったんじゃないのか
わざと傘を忘れて
地肌に白いシャツを着て、傷つけられたなんて寒がっていたんじゃないのか
あなたは
あなたたちは
そういう人を軽蔑したり
そういう子どもを教育したり
わたしは
教育されようとしているのだから救われている方なんだろう、けれど

足がないように思う
ここまで来てしまったことが
前言撤回をする勇気を持とうという言葉が励ましって自分何なんだ

共同体がある、未来に投資する人たちがいる、
言葉はなんて空っぽなんだろう
わたしの空っぽはどこまで続くんだろう
あなたはどこまで見抜いているんだろう(全部だ)
……あと9時間、あと9時間だけきちんと、精一杯、月並み、ごめんなさい、
いつから
人を愛せる人になったと思い上がってただ頑丈な柵を作り続けているだけの人間になっている


2011年03月08日(火)

今日も水面ははためいて笑っていただろう
大気は何も遮らなくて向かいの工事がしっかり聞こえて
リズム合わせてくれても入らないかも知れないけれど
回転にはついていけなくて、夜中までずっと消費するばかりでした

びくびくしている人の気持ちにもいろいろあって
追いかけてくるものが見えず空気爆弾のような不安を抱いている場合と
追いかけてくるものがとんでもなく敵いそうにないから発狂寸前の場合と
後者の場合には、追いかけてくるもの生み出しちゃったのが自分自身で
人生ってもうなんなんだろう。自分はなんてばかなんだろう。と後悔して
すごく人間らしい、ロシア文学みたいな気持ちがある
そういう世間を知っていることが黒を軽減するかというとそうでもなくて
結局どんなに頭で言い聞かせても、対面したときの表情だとかやりとりだとか緊張感、混乱には勝てない
体が勝てないんだ
体を鍛えているひとは心も鍛えているので、わたしの場合は逆なんだ
だから明日がこわい

明日はあたたかいのだろうか
どこからあたたかいと感じるのだろうか、
島では風が吹き荒れて、いつもかき混ぜられてばらばらになりそうで
だって何もないから
わたしたちしかいないから
鳩尾にしっかり重り据えていないとここから崩れて全部なあなあになる

だから欲しい? 重りが欲しいのだろうか
どうしてそれが重りになるのだろうか、厳しいコミュニティに所属することが
果たして外部からの力は内部に理想的に働きかけられるのか
この島のこの小さな学校のわたしたちを見ていてもそう言える?

大風呂敷広げたのは誰だと、喝を入れてみる
やりたいことならどうなったってがんばれることを知っている
今が人生のたった一部分だってことも知っている
あっという間だろう、でも苦しい出来事ってその時には本当に苦しいんです
そんなこと誰だって知っているんだ、それで
痛くなかったら得るものないって豪語したのは誰だと喝を入れているんです


あしりくうち

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