ふつうっぽい日記
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2008年11月15日(土) ある現状(ケース)

「ゴムを飛ばして遊んではいけません」

「ゴムはダメ。」(A君の手から取り上げようとする)
A君は涙目になって、抵抗した。
泣きながら「ちゃんと片づけるから」
その言葉を信じて手を放した。
一瞬簡単に片づけたが、すぐに取り出して遊ぼうとした。
「約束です」と言うと、再び「ちゃんと片づけるから」と言って取り出しにくい場所に片づけた。

挨拶が済んでから退場する場面で、挨拶をせずに出て行ったので連れ戻されたA君。
監視されるA君。
その時も泣きながら抵抗。その抵抗力はすごかった。一見、暴力。受けた方も理解しようとする気持ちを超えて傷ついた感。

後から思った。
連れ戻されてそのまま「待った」なら、A君は文句を言いながらでもその場に抵抗せずにいることができたのだ。
「分かった」ことが伝わらず、悔し涙を流したのだ。言葉にする力をなくして、暴力という結果にして。

もしまた、A君に関わる時があれば注意を促した後、「待つ」。
これを実践してみたい。


KAZU |MAIL