---□□草原で独り言□□---

2008年08月22日(金) 叫ぶしかないの

それでも
叫ぶしかないの

だって

痛いけど
苦しいけど

叫ぶいがいに
するほかないのだもの

叫ぶの 私の心に
どうか私を見失わないで

まるで子守唄のように
あなた語るの
この心で

私の心をそのままに
嫉妬とか
そういうものに負けないで

私の心をそのままに
どんな黒いフィルターもなく

そのままに

寂しさとか
虚しさとか
怖さとか
あなたも持っているんでしょう

攻撃したりしないよ

私は私に叫んで
私はあなたにささやくよ



2008年08月21日(木) セロハンテープ

びりびり びりりり

薄いわらばんしのような
なにかが引き裂かれる

びりびり びりびりり

びりびり びりりりり

はらはらと舞う断片
地におちたいびつなかけら

ぽろぽろ
涙を落としながら見つめて
それらを必死にかきよせた

両手に抱いて
あたりを見まわす

はやく はやくくっつけないと
とんでいってしまう
こわれてしまう

そこにあった
セロハンテープ

血のあふれる傷口に
包帯をぐるぐるとまくように
あわてて

けれど ゆっくりゆっくり
すこしづつはっていく

そのセロハンテープは
やさしい記憶を思い出すたびに
つかうことができるから

思い出して 思い出して
やっとくっついた

つぎはぎだらけだ
セロハンテープだらけだ

だけど
ハート形だ

かんたんに引き裂かれて
くっつけて
またやぶかれて
くっつけて

まるでわらばんしでも扱うように
びりびり びりびり

くっつけて

びりびり びりびりり

またくっつけて



2008年08月18日(月) 私が わたしであるということ

それは
愛する人のために
すべての時間を費やすこと。

それは
愛する人の腕の中で
毎日眠りたいと思うこと。

それは
愛する人とつねに
一緒にいたいと祈ること。


それも人の在り方かも知れない

けれど

それでは

私は わたしではないんだ



私が わたしであるということは
なにより歌を歌いたいと願うこと
そのために
その願いを一番にして行動すること

私を愛してくれている家族が
私の願いを応援している

私を愛してくれている家族が
自らの願いをそれに置き換えて
私を信じて
その先にある私の幸せを信じて
私の背を押してくれている

わたしは 続けなくてはいけない
なによりも努力を

わたしは 信じなくてはいけない
歌を一生勉強する先の未来を

わたしは 忘れてはいけない
わたしの誇りは
歌に対する曇りのない姿勢だと

わたしはその誇りなくしては
生きていけないのだと

誰か愛する人に甘えたいと願っても
私はその誇りを失っては
わたしではないのだと

私が わたしであるということは
つねに歌から離れられないことなのだと

私がほこりをもつことが
わたしでいられる条件なのだと



2008年08月14日(木) 小娘の精一杯

まだわからない
社会のことなんて

まだうまくいかない
人付合いなんて

まだ自信がない
自分の能力に

まだ全然かせげない
お金というもの

まだみえない
一生という人生

そして
まだ
なにも 守れない


だけどひとつだけ
たったひとつだけ
23年生きた小娘がみつけた
真実がある

いちばんだいじなことは
大切な人に
寂しい思いをさせないこと

大切な人が
寂しくて悲しくて
なんだかこわくならないように
なんだか泣きたくならないように

いつも安心して眠れますように
暖かい布団のなかで
あたりまえのように
明日のなかでわらえますように



2008年08月12日(火) 悪口

悲しくて寂しくて
悔しくなって

自分の情けなさに
腹立たしくなって

ライバルがあまりに
憎くなって
いや ちがう
あの気持ちはそうじゃない
あれは 羨望か
それとも 嫉妬か

相手をおとしいれようと考えた

遠回しに
たくさんの悪口を考えた
まわりくどく
おとしいれられないか考えた

考えついた言葉は
まるで正論のようで
間違いではなかった

けれど
私はこわくなった
考えている途中
私の視界にはひとつしかない
まわりがまったく見えなかった

それに…
その悪口たちはすべて
私にもあてはまるものだった


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S.Soraka [MAIL]